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人気女子プロも、新製品も! 「ゴルフフェア2018」に行ってきた

こんにちは、オグさんです。今回は「ジャパンゴルフフェア2018(以下JGF)」の初日の様子をレポートします。JGFとは、年に一度催されるアジア最大のゴルフの祭典。今年は3月23〜25日まで神奈川県のパシフィコ横浜にて開催されました。

ピンでアイアンの調整を体験

まずやって来たのはピンのブース。

最新クラブのG400シリーズが大人気ということもあって、常に人があふれていました

最新クラブのG400シリーズが大人気ということもあって、常に人が溢れていました

ピンはクラブフィッティングを昔からずっと提唱しており、現在は「革新的製品開発力」「カスタムフィット」「最高品質国内組み立て」を3本の柱としているメーカーです。体型の異なる人が、長さや角度が同じクラブを使っていいはずがないというのが創業者の考え方。つまり、クラブを使う人に合わせることを基本としています。さらに、すぐれたものをその人に合った形で正確に作るという、ユーザーにとってはとてもありがたい思考です。今年のJGFのブースではこの考え方に基づいた体験展示をされていたのでのぞいてきました。

これは手首から地面までの距離を測っているところ

これは手首から地面までの距離を測っているところ

身長と手首と地面までの距離を測り、暫定的にクラブの長さを決めます。このあと、その長さのクラブで実際に打ってスイングの特徴も加味し、最終的な長さや角度を求めるのがピン流のフィッティング

身長や手の長さが違えばクラブの長さも異なる、それがピンの考え方。使う人それぞれに合わせてクラブを調整するのが「カスタムフィット」で、今回その作業の一部「アイアンのライ角ロフト角調整」を体験させていただきました。

最初に機械の説明を受けました。ピンでは、目的の角度に正確に合わせるために専用の機械とソフトウェアを使っています

ピンのアイアンの特徴でもあるネックのえぐれ。実はこれ、ライ角やロフト角を調整するためのもの。ここが曲がることによってほかの部分の外装にシワやひび割れが起きないようにする工夫なんです

そのえぐれから曲がるようにネックを固定します

そのえぐれから曲がるようにネックを固定します

曲げたい方向に向けてハンマーでたたいたり(これが意外と難しい!)

曲げたい方向に向けてハンマーでたたいたり(これが意外と難しい!)

ベンディングバーと呼ばれる棒で挟んで曲げたりして調整します

ベンディングバーと呼ばれる棒で挟んで曲げたりして調整します

最初に精密な機械で計測し、規定値との誤差を視覚的に知らせるシステム。画面上の赤い丸が規定値、緑が今の値で、その誤差を埋める(緑を赤に重ねる)ように、適宜たたいて曲げていくわけです

この作業を、ピンの担当の方は1本35秒でこなすとか。私は説明を受けながら1本15分ぐらいかかりました。すげー。このようにしてピンのクラブは1人ひとりに合わせて出荷されるんです。そして、それをすべて国内で行っています。それぞれの仕様に合わせて熟練した人間の手で調整していく。まさに最高品質組み立ての一環を体験させていただきました!

キャロウェイでは人気女子プロが姉妹でトーク

続いてはキャロウェイブース。人気女子プロの藤田光里選手と、その妹でプロを目指す美里さんのトークショーが行われていました。

左が姉の光里プロ(ツアー1勝)、右がプロを目指しつつテレビなどでも活躍中の美里さん。北海道出身の美人姉妹です

トークショーの内容は、発売直後で人気の高いローグシリーズの感想や、セッティングをどうしているかなどで盛り上がりました。ちなみに光里プロがローグアイアンの7番で打った飛距離は178ヤードでした!

姉妹揃ってファンが多い!! 熱気に包まれたトークショーでした

姉妹そろってファンが多い!! 熱気に包まれたトークショーでした

そのキャロウェイブースでは「パークゴルフ」のグッズを発見!パークゴルフとは、ゴルフを縮小したようなスポーツで、専用のクラブとボールを使ってプレーします。今回そのパークゴルフのクラブをキャロウェイが開発したということでちょっと触らせてもらいました。私はパークゴルフをやったことあるんですが、これ楽しいんですよ。ちゃんと戦略性もあるし、ゴルフやっている方は(やっていない方も!)プレーしたら絶対楽しいと思うはずです。

これは短い距離なのでパッティングに近い動きですが、実際のコースにはもっと長いホールもあるので、ゴルフで50ヤードぐらい打つスイングをすることもあります

パークゴルフではゴルフボールより大きい専用ボールを使うのですが、それだけカップも大きくなっています。普通のゴルフでもこれくらいカップが大きかったらそれはそれで楽しそうですね(笑)

これがキャロウェイのパークゴルフ専用クラブ。クラシカルでウッディなデザインからキャロウェイのこだわりを感じます。打感は割としっかりしており、打っていて気持ちいいです

ブリヂストンで宮里藍さんへのメッセージを寄せ書き

女子プロつながりで、ブリヂストンのブースにある宮里藍さんコーナーで、寄せ書きをしてきました。藍さんは競技生活から引退されましたが、今の日本女子プロゴルフ界の立役者の1人。日本人初の世界ランク1位のゴルファーであり、その人柄が世界中のゴルファーに愛された方です。藍さんを見てゴルフを始めたゴルファーはたくさんいるはず! お疲れ様でした〜と書かせていただきました。

初日の午後にして、すでに書くスペースがないぐらいびっしり埋まっていました。引退しても藍さんの人気は衰えてないですね

2つの新製品を発表したガーミン

次にやって来たのはガーミンのブース。2つの新製品がこの日発表されました。

1つ目はGPS付きレーザー距離計の「Approach Z80」。以前ここのコラムでも取り上げたレーザー式距離計とGPS式距離計が1つになったモデルです。ファインダーをのぞくと、望遠された景色の左側にGPS式同様の「ホール俯瞰図」が映し出されるというもの。しかもレーザー式で測った距離がホール俯瞰図にも円として表示されるので、自分が今どの辺を見ていてその周りに何があるのかが確認できる、今までにないアイテムです。初めて回るコースでこれがあったらすごい便利でしょうね〜!

Z80の使い方はレーザー式距離計とほぼ同じ。ホール俯瞰図は、ホールを移動すればGPSにより自動で切り替わってくれます

ファインダーをのぞくとこんな感じ。測った距離がホール俯瞰図に反映されるのは、曲がったときのことを考えるととっても便利です(笑)

もう1つは、クラブのグリップエンドに付けて使うクラブトラッキングセンサー「Approach CT10」。これをバッグの中に入っているクラブすべてに付けてラウンドすれば、そのホールでの使用クラブはもちろん、飛距離、フェアウェイキープ率、パーオン率、パット数などのスタッツが取れるだけでなく、得意なクラブ、苦手なクラブの「スコアに対する貢献度的なもの(いわゆるストロークス・ゲインド)」まで算出してくれちゃう、ある意味恐ろしいアイテムです(笑)。練習場ではいい球を打つのにコースではいまいちだな〜って方、これを使ったら原因がわかりますよ、きっと。

グリップエンドにつけるセンサー。グリップエンドの穴にねじこんでセットするだけ。お手軽に装着できます

グリップエンドに付けるセンサー。グリップエンドの穴にねじこんでセットするだけ。お手軽に装着できます

その日のラウンドの内容が丸裸になるので、細かい反省会ができそうです…。ガーミンのゴルフウォッチシリーズと連動することで各クラブの飛距離を自動計測します

日本シャフトの世界最軽量スチールシャフト

お次は日本シャフトのブースへ。日本シャフトは軽量スチールというジャンルを切り開いたメーカーです。

ここに展示してあったのはアイアン用軽量スチールシャフト「ゼロス6」。これは、自社が持つアイアン用スチールシャフトの世界最軽量記録を自ら更新したモデル。ポテトチップス1袋よりも軽いんです!

打ってみるととてもしなやかにしなる振り抜きがよいシャフト。ヘッドスピードそれほどがなくてもボールが上がりやすいので、少々打点を外しても安定した飛距離が出やすいです

スイングするととてもしなりを感じるのですが、ぐにゃぐにゃではなく適度なしっかり感はあります。この軽さでいわゆる”粘り感”があるのがこのシャフトのすごいところ

フォーティーンの気になる参考出品

フォーティーンのブースには新作ドライバーが展示されていました。「CT518」というモデルですが、参考出品モデルのようで詳しいスペックは明かされていませんでした。実物を見るかぎりは、おそらくルール上限に近い長さを持つ長尺モデル。構えてみるとハードなイメージはなく、むしろやさしさがにじみ出ている感じ。これは詳細を楽しみに待ちたいですね〜。

フォーティーンの新作ドライバー(予定?)。同社はやさしい長尺を作るのがとても上手なのです

フォーティーンの新作ドライバー(予定?)。同社はやさしい長尺を作るのがとても上手なのです

個人的に、市販が楽しみなモデルですっ!

個人的に、市販が楽しみなモデルですっ!

ヨネックスのパターが1本欲しい!

最後に、ヨネックスのおもしろいパターをご紹介して終わります。これはヨネックスのトライプリンシプルシリーズのパターです。同シリーズは、物理の法則と人間工学に基づいて設計されているパター。最新のモデルが発売されたのですが、前から気になっているのは1つ前の「TP-BR1」というモデル。なぜ気になっているかというと、36インチというやや長めの設定に68度というパターにしてはフラットなライ角設定により、普通のショットと同じようにアドレスでき、パッティングをショットのように打てるパターだから。パターに悩んだときのために1本欲しいなってずっと思っているんです…。

気になっている「TP-BR1」。同シリーズは大きく四角いヘッドが特徴なのですが、このモデルは小ぶりでシャープな形状をしています

EZONEの新作「TP-F1B」。フェースに縦のミーリングを入れて転がりを安定させたり、人間が美しいと感じる自然界の曲線美・フィボナッチ曲線を組み合わせたサイトラインにより目標に構えやすくしたりと、工夫がいっぱい。物理学と人間工学が詰め込まれた1本です!

おわりに

朝から閉館間際まで会場を見て回ったのですが、じっくり見るには少し時間が足りませんでした。それぐらい充実したブースがたくさんありましたね。ギアメーカーはもちろんですが、ゴルフに関わるありとあらゆる会社がブースを出しています。そしてそれぞれが趣向を凝らして商品の魅力を伝えるべく、さまざまなイベントや展示方法を見せてくれます。今年は行けなかったな〜って方はぜひ来年以降行ってみてください。プレーするだけではない、ゴルフの違う魅力にたくさん触れることができますよ。

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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