ゴルフの楽しさ伝えます
大きめヘッドと分厚いソール

飛んで曲がらず振り抜きやすい! タイトリスト「T400」アイアン試打

オグさんです!
今回はタイトリストのアイアン「T400」を試打させていただきましたのでレポートしたいと思います。

タイトリスト・T400アイアン

タイトリスト・T400アイアン

ゴルファーのニーズに合わせたTシリーズ

本機T400は、タイトリストの「Tシリーズ」に属するモデルです。このTシリーズはゴルファーのニーズに合わせて、求められる結果に応じたやさしさを搭載するアイアンのシリーズで、
・縦の距離のバラつきを抑えた「T100」
・T100に飛距離性能を追加した「T100S」
・左右のバラつきを抑えた「T200」
・飛距離と安定性を両立した「T300」
そして今回試打したT400を入れた5モデル展開となります。

上記のラインアップを見ると、十分ゴルファーのニーズを網羅している気もしますが、T400はどんなモデルに仕上がっているのでしょうか。

さっそく見ていきたいと思います。

大きめのヘッドと厚いソール、いかにもやさしそうなオーラをまとうモデルなのですが、それでもカッコよく仕上げてくるのがタイトリストらしいところ!

左から#6、#7、#9。どの番手もフェースが横に長く、いかにも直進性の高そうな顔をしています。ブレードはほどほどに厚く、シャープさを適度に残しているのがいいですね

フェースは薄肉に設計されていて、5番から7番まではトゥとヒールに最大100gものタングステンウェイトを内蔵し、広い反発エリアの確保や、高い打ち出し角・ボール初速を狙っています

ヘッド構造はいわゆる中空構造。タングステンウェイトと薄肉フェースにより高い慣性モーメントを発揮。ソールに段を設けることで、ヌケとミスの寛容性を両立した、凝った形状をしています

今回お借りしたシャフトは2種類。98gのスチール「N.S.PRO 950NEO」と、55gのいわゆる純正カーボン「Titleist Tensei Blue50」。このほかにも40g台のカーボンまで用意されていて、幅広いゴルファーに対応するラインアップになっています

スコアにこだわる欲張りゴルファー向け!

大きめヘッドに分厚いソールから、いかにも“お助け機能満載のモデル”といったイメージを持っていたのですが、そこはタイトリスト、アスリートでも満足できるようなモデルに仕上げてきています。

まず顔ですが、確かに大きいのですが、適度なブレードの厚さにバランスのいい形状で、“直進性が高そうなちょっと面長なアイアン”といった雰囲気になっており、サイズが気になりません。さらに分厚いソールですが、段になっていることで意外とヌケがいい! さすがに真夏のラフなどでは大きめのサイズが気になるとは思いますが、フェアウェイなどでは厚めのソールはじゃまにならないでしょう。この辺はさすがタイトリスト!といったところ。

この2段になったソールが、通常のライでは接地面積を減らしてスパッと振り抜け、少々ダフったときは、ソール全体で受け止めてくれるので、ダフリのミスをかなり軽減してくれます。なかなかのすぐれものですね

打ってみての印象は、まず、余計な振動がなく、やわらかめの打感が好印象。こういった大きめのヘッドのモデルでは、トップを争う非常に心地よい打感です。そして見た目通りのミスの強さ! 個人的な感覚ではボール半分ぐらいズレてもほとんど弾道が変わらないイメージ。打点のミスに非常に強い仕上がりです。

球質は、直進性の高い高弾道。インテンショナルに曲げられなくもないですが、基本はストレートに打っていくほうが安定感は得られそうです。

個人的にいいなと思ったのは、飛距離を追求したモデルにもかかわらず、クラブ長を長くしていない点。そのため、ミート率も下がりにくく、より安定したショットが期待できます。それでいて飛距離が出るのがすごい!スコアにこだわるゴルファーのための、欲張りなアイアンといった仕上がりのモデルですね。

長さが一般的なアイアンと変わらないので、シャープに振り抜けてミート率も下がりにくい。それでいてしっかり飛距離を出してくれて、ミスにも強い。かなり欲張りな性能を持ったモデルに仕上がっています

#6・N.S.PRO 950 NEOの弾道です。正直私のUTとさほど変わらないですね(笑)。しっかり高さも出て軽いドローが打てています

N.S.PRO 950 NEOの7番の弾道。上記6番よりさらに高い弾道になり、飛距離も十分。スピンも増えてグリーンでもしっかり止まるでしょう。アイアンとしての性能をしっかりと持っています

T400はもはやユーティリティーに近い

Tシリーズは“モデル名の数字”が大きくなるほど、ミスに強く安定した結果の出しやすい仕様になっていますシリーズ中数字が一番大きいT400はその通り、非常に結果の出しやすいアイアンに仕上がっていました。

しっかりとしたアイアン形状なのですが、構造的にはもはやユーティリティーに近いクラブです。ここまで飛んで曲がらないと、操作性はどうしても希薄になりますが、そういった方にはT100やT100Sが用意されていますから問題にはならないでしょう。

操作性を求めるならT100やT100S、ミスへの強さを求めるならT300やT400から試し、自分のフィーリングに合ったモデルを探すといいと思います。

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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