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振り心地や弾道の調整が思いのままに! 「オノフ ドライバー KURO」を試打

オグさんです。今回は、グローブライド「オノフ ドライバーKURO 」の試打レポートをお届けいたします。

グローブライド「オノフ ドライバー KURO」

グローブライド「オノフ ドライバー KURO」

釣り具「ダイワ」のカーボン技術を投入

「オノフ」は、世界的な釣り具ブランド「ダイワ」を展開しているグローブライドのゴルフ総合ブランド。釣り竿によって培ったカーボン技術をふんだんに使った高性能なクラブと、ブランド全体で構成する独特の世界観により、老若男女問わず人気のあるメーカーです。

オノフが展開するシリーズは、主に2つ。エンジョイゴルファーが楽しくプレーするための機能が詰まった「AKA(あか)」と、今回ドライバーをご紹介する、アスリートゴルファーが求めるやさしさが詰まった「KURO(くろ)」です。

「オノフ ドライバー KURO」は、飛距離性能はもちろん、チャレンジングな調整機能を搭載した意欲作です。

さっそく見ていきましょう!

黒を基調に鮮やかなイエローが目を引く、シンプルですがインパクトのあるデザインです

黒を基調に鮮やかなイエローが目を引く、シンプルですがインパクトのあるデザインです

やや三角形に近い、トゥ側とヘッド後方に角を持たせた形状。クラウン上のスリットは「パワートレンチ」と呼ばれるもので、クラウンをたわませてボール初速を高めるためのテクノロジーです。ヘッド体積は460cc

やや三角形に近い、トゥ側とヘッド後方に角を持たせた形状。クラウン上のスリットは「パワートレンチ」と呼ばれるもので、クラウンをたわませてボール初速を高めるためのテクノロジーです。ヘッド体積は460cc

独自の肉厚設計を搭載したフェースは、反発性能とミスに強いエリアの拡大を両立。クラウンに搭載されている溝「パワートレンチ」はソールにも2つ搭載されており、ヘッド全体でたわみをコントロールしています

独自の肉厚設計を搭載したフェースは、反発性能とミスに強いエリアの拡大を両立。クラウンに搭載されている溝「パワートレンチ」はソールにも2つ搭載されており、ヘッド全体でたわみをコントロールしています

軽量化しながら、手元側の重量を高めた専用設計のシャフトを用意。釣り竿のノウハウを生かした、しなやかでありながらシャキッとした振り味が特徴です

軽量化しながら、手元側の重量を高めた専用設計のシャフトを用意。釣り竿のノウハウを生かした、しなやかでありながらシャキッとした振り味が特徴です

ヘッドは動くが球は曲がらず

「オノフ ドライバー KURO」をボールにセットしてみたところ、やや三角形っぽさがありますが据わりがよく、構えやすい印象。形状に好みはあると思いますが、弾道をイメージしやすいですね。マットな塗装も好みです。

このクラブには、「クロスバランステクノロジー」と呼ばれる技術が搭載されています。ヘッドには、3つの脱着式ウェイトが搭載されているのですが、同じものがグリップエンドにも搭載されており、これらを別売のものと交換することで、バランスや振り味を自分好みに調整できるように作られています。

まずは、スタンダードの状態で試打してみました。ヘッドスピード40m/s程度で打つと、ライナー性の低スピン弾道が自然と出ました。お借りしたスペックは9.5°のフレックスS。ロフトなりの高さで前に飛ぶ印象です。ヘッドの性能を生かすには、正直もうちょっとだけヘッドスピードが欲しいところです。10.5°なら、40m/s程度でも性能を十分生かせるでしょう。

振り味としては、ヘッドの操作性が適度にあり、ヘッドローテーションの大きい自分にとってはとても振りやすく感じました。弾道は、その操作性に反して直進性の高い印象。思ったより曲がらないので、安心して振っていける分、球筋を操作しようとするとかなり大げさにスイングを変えないとボールが曲がってくれませんでした。

曲がりの少ない弾道を求めるゴルファーには、振りやすくミスに強いと感じるでしょう。

ヘッドがスムーズに動いてくれるので、振り切りやすかったですね。それでいて曲がらないのですから、現代のニーズにマッチしたクラブと言えます

ヘッドがスムーズに動いてくれるので、振り切りやすかったですね。それでいて曲がらないのですから、現代のニーズにマッチしたクラブと言えます

ヘッドがスムーズに動いてくれるので、振り切りやすかったですね。それでいて曲がらないのですから、現代のニーズにマッチしたクラブと言えます

ヘッドがスムーズに動いてくれるので、振り切りやすかったですね。それでいて曲がらないのですから、現代のニーズにマッチしたクラブと言えます

ウェイトによる調整幅が大きい!

ヘッドスピードを43m/s程度まで高めると、弾道はやや高くなり、効率はさらによくなります。直進性の高さやヘッドの操作性は変わらず、非常に振りやすいクラブだと感じました。つかまり性能は、ほぼニュートラル。ネックに搭載された弾道調整機能やウェイトを交換することでつかまり具合を調整できますので、ゴルファーの好みに合わせてチューニングしやすいと言えます。

次に、そのウェイトを交換して打ってみました。標準仕様では、ヒール寄りに6g、ソール後方に2g、トゥ寄りに4gの設定。これらを入れ替えることで、スイング中のヘッドの操作性が変化し、つかまり具合が変わります。色々試しましたが、個人的によかったのは、標準仕様でした(笑)。私が嫌いな左のミスを抑えようと、トゥ寄りに重めのウェイトを装着したところ、つかまりは抑えられますが、ヘッドの振り抜きがちょっともたつく感じになり、結局スタンダードの状態がいちばん気持ちよく振れました。

次に、グリップに装着されているウェイトを交換してみました。標準では7gのウェイトが付いているのですが、ヘッドの4gと交換して打ってみると、明らかにヘッドの重みが感じられ、かなり振り味が変化しましたね。スイングテンポの違いなどにもアジャストできそう。弾道調整機能を備えたスリーブも搭載しているので、このドライバー1本あれば、自分に合わせてかなり細かいところまで調整できそうです。

標準で装着されているウェイトを入れ替えるだけで十分な調整幅があるのですが、別売のウェイトは1〜12gまで、実に9種類も用意されています

標準で装着されているウェイトを入れ替えるだけで十分な調整幅があるのですが、別売のウェイトは1〜12gまで、実に9種類も用意されています

グリップエンドのウェイトは軽めにすれば、ゆったりとしたスイングテンポの人に、重めを装着すればクイックなスイングテンポの人にマッチしそう。この幅広い調整機能は、ほかのドライバーにない大きな魅力ですね

グリップエンドのウェイトは軽めにすれば、ゆったりとしたスイングテンポの人に、重めを装着すればクイックなスイングテンポの人にマッチしそう。この幅広い調整機能は、ほかのドライバーにない大きな魅力ですね

スタンダードなウェイト位置で打った場合のデータです。軽めのつかまりで気持ちよく振り切れました。スピンが少なく、打ち出し角もよいですね

スタンダードなウェイト位置で打った場合のデータです。軽めのつかまりで気持ちよく振り切れました。スピンが少なく、打ち出し角もよいですね

ウェイト調整により、トゥ側を重くしてつかまりを抑えたセッティングでのデータです。つかまり切らず、そのまま少しプッシュアウト気味の弾道ですが、距離は出ていますね。スピンも少なくよい弾道です

ウェイト調整により、トゥ側を重くしてつかまりを抑えたセッティングでのデータです。つかまり切らず、そのまま少しプッシュアウト気味の弾道ですが、距離は出ていますね。スピンも少なくよい弾道です

大型ヘッドが苦手なアスリートに

「オノフ ドライバー KURO」は、ニュートラルなつかまりで直進性が高く、クセのないアスリート向けドライバーに仕上がっています。そこに幅広い調整機能を搭載することで、ユーザー個々に合わせた細かい調整ができる魅力たっぷりのドライバーですね。同メーカーの「オノフ ドライバー AKA」も同様の調整機能を持っているんですが、「AKA」は、どちらかと言えば、ミスを軽減するために調整し、「KURO」はより理想の弾道を追求するために調整する、という違いを感じました。調整方法は同じですが、開発コンセプトの違いによる部分なのかもしれません。

他社のライバルは、キャロウェイの「ローグST MAX ドライバー」、ブリヂストンの「B1ドライバー」、ミズノの「ST-X220 ドライバー」あたりでしょうか。ヘッドの性能はもちろん、振りやすさという点でかなり好印象なので、大型ヘッドが苦手なアスリートには、ぜひ試してもらいたいモデルです。

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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