だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!

ザ・ノース・フェイス「ベロシティ フォワード」は高コスパでフルマラソンにも対応!

本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第44回は、「Velocity Forward (ベロシティ フォワード)」をピックアップした。このプロダクトは、フルマラソンなどの長距離走向けに開発した、軽量なロードランニングシューズ。そのカラーリングのよさから、ランニングシーンだけでなく、日常生活でも活躍してくれる1足に仕上がっている。

「ベロシティ フォワード(Velocity Forward)」(品番:NF52302)の「サンドトープ×サンドトープ」。公式サイト価格は17,930円(税込)

「ベロシティ フォワード(Velocity Forward)」(品番:NF52302)の「サンドトープ×サンドトープ」。公式サイト価格は17,930円(税込)

フルマラソンにも対応する高機能オンロードランニング用モデル

ザ・ノース・フェイスの「ベロシティ フォワード」は、アスファルトやコンクリートといった舗装路を走るオンロードランニング向けシューズで、フルマラソンにも対応する高機能モデルだ。

アッパーは、高通気性のメッシュ素材を配し、TPU素材でつま先を補強。ミッドソールは、クッション性を高めた20mm厚の「エクストラフォームテクノロジー」をかかと部分に搭載し、クッション性と反発力を両立させているほか、セミロッカー構造ボトムにより、効率的な推進力も実現している。アウトソールは、ビブラム社の「XS-TREKラバー」を採用。特に耐久性が必要な部分にのみ配するなど、軽量性と摩耗耐久性のバランスを考慮した設計だ。

豊富なカラーバリエーションがラインアップされるが、今回選んだ「サンドトープ」というベージュ系のカラーリングは、さまざまなファッションコーディネートや、あらゆるタイプのボトムと相性がいいので、ライフスタールシーンでも活躍してくれるのがうれしい。

アッパーは通気性の高いメッシュ素材を採用。また、TPU素材でつま先を補強している

アッパーは通気性の高いメッシュ素材を採用。また、TPU素材でつま先を補強している

アウトソールは、ビブラム社「XS-TREKラバー」を採用。耐久性が必要な部分にのみ配し、軽量性と摩耗耐久性のバランスを考慮している

アウトソールは、ビブラム社「XS-TREKラバー」を採用。耐久性が必要な部分にのみ配し、軽量性と摩耗耐久性のバランスを考慮している

ミッドソールには、クッション性の高い「エクストラフォームテクノロジー」をかかと部分に内蔵。ミッドソールは硬めだが、十分な衝撃吸収性を確保している

ミッドソールには、クッション性の高い「エクストラフォームテクノロジー」をかかと部分に内蔵。ミッドソールは硬めだが、十分な衝撃吸収性を確保している

転がるようなスムーズな足取りを実現!

「ベロシティ フォワード」を実際に履いて走ってみた!

「ベロシティ フォワード」を実際に履いて走ってみた!

最初手に取ったときに感じたのが、ミッドソールが硬めのセッティングだということ。最近のランニングシューズはミッドソールの素材がやわらかく、フワフワした履き心地のタイプが多いのでこれは珍しい。

走り始めると、このミッドソールの硬度とセミロッカー形状のボトムが連動して、転がるようなスムーズな足取りを実現してくれることがわかる。ミッドソールがやわらかければ、ここまでの転がる感覚はないだろう。ミッドソールが硬いというと、クッション性を心配するかもしれないが、衝撃吸収性にすぐれたエクストラフォームがミッドソールに内蔵されており、その点は問題なさそうだ。

2021年7月に本連載で上級モデルに当たる「ウルトラ フォワード」を紹介しているが、今回の「ベロシティ フォワード」を履いて走ってみて思ったのは、ウルトラマラソンのように超長距離を走らない限りは、こちらのシューズで十分だということ。価格と機能性を考慮すると、かなりコストパフォーマンスの高いランニングシューズだと思う。ゆっくりペースで楽しく走りたいランナーには最適な1足である。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間50分50秒。

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