価格.comのゴルフカテゴリーにおける2023年11月の人気ランキング、各カテゴリーの1位は下記のとおりとなった。
●ドライバー:テーラーメイド
●フェアウェイウッド(以下、FW):キャロウェイ
●アイアン:ダンロップ
●ユーティリティー(以下、UT):テーラーメイド
●ウェッジ:キャロウェイ
●パター:オデッセイ
●ボール:本間ゴルフ
2024年モデルの発売情報を受けて、各カテゴリーで2023年モデルや過年度モデルの価格が下がり、それらがランキングの上位に来るケースが多くなっている。
※本記事の価格やそのほかの情報は、2023年11月末時点のもので、現在とは異なる場合があります。
価格.comにおける、2023年11月のドライバー月間人気売れ筋ランキング
11月の売れ筋ランキングベスト10のうち、キャロウェイ4製品、テーラーメイド3製品、ダンロップ3製品がランクインした。このうち、2023年モデルは6製品。新商品発売の情報を受けて値下がりした2023年モデル「STEALTH2 HD」がランキング1位を獲得した。
1位には、先月2位で2023年2月発売のテーラーメイド「STEALTH2 HD・純正シャフトTENSEI RED TM50・S・10.5度」が入っている。平均価格48,125円、最安値44,000円で、10月末より大きく価格が下がった。「STEALTH2 HD」は「FARGIVENESS(どこまでも遠くへどこまでもやさしく)」をキーワードにしているカーボンウッド。ヘッドに使用しているカーボン容量をアップさせることで、ヘッドの軽量化を図り、タングステンウェイト30gが搭載された「イナーシャジェネレーター」をヒール寄りに配置。高弾道でつかまりやすく寛容性が進化した。同モデルは、「STEALTH2」シリーズ3つの中で最も安定性が高く、ヘッドスピードが遅いプレーヤーでも大きく飛ばせるモデルだ。
4位には「STEALTH2 ・純正シャフトTENSEI RED TM50・S・10.5度」、9位には「STEALTH2・純正シャフトTENSEI RED TM50・S・9度」が入った。平均価格48,467円、最安値44,000円。価格が下がった「STEALTH2」はベスト10に3製品も入るほど人気が高まっている。
2位はキャロウェイが2023年2月に発売した「PARADYM・純正シャフトVENTUS TR 5 for Callaway・S・10.5度」である。平均価格46,637円、最安値38,800円で、最安値が先月より3,000円以上下がったのも人気の要因か。ヘッド中間部分に、業界初のカーボン素材のみで構成した「360°カーボンシャーシ」を導入。大きな余剰重量を生み出したことにより、ターゲットゴルファーに合わせて、相反する性能を妥協することなく追求している。シリーズにドライバーは4モデルあり、本製品「PARADYM」は最もスタンダードで幅広いプレーヤーに対応する。やや洋ナシ型にも近い、構えやすい形状をしており、「ペリメーターウェイト」や「アジャスタブルホーゼル」で自分好みの仕様に調整できる。
5位には「PARADYM X・純正シャフトVENTUS TR 5 for Callaway・SR・10.5度」、6位にはこのモデルのフレックス違い「PARADYM X・純正シャフトVENTUS TR 5 for Callaway・S・10.5度」、8位にも「PARADYM・純正シャフトVENTUS TR 5 for Callaway・S・9度」が入っている。
3位は先月1位の「ゼクシオ12ネイビー・純正シャフトMP1200 ネイビーR・10.5度」。ダンロップが2021年12月に発売したモデルで、平均価格48,316円、最安値39,800円である。2024年の12月に新モデル「ゼクシオ13」が発売されるとの前情報で9月中旬から1万円近く価格が下がっている。ヘッドのクラウン部に設けた凸部「ActivWing」がダウンスイング時の空力をコントロールすることでヘッドのブレを抑え、最適なインパクトを実現。「REBOUND FRAME」構造との相乗効果でボールスピードがアップする構造を持つ。
7位には同モデルのフレックス違い「ゼクシオ12ネイビー・純正シャフトMP1200 ネイビーSR・10.5度」が入っている。また、ダンロップでは10位に2021年12月発売の「ゼクシオ エックス2022年モデル・純正シャフトMiyazaki AX-2・SR・10.5度」が入っている。平均価格49,066円、最安値39,800円。
2024年モデルの発売情報を受け、価格の下がった前モデルがランキングの上位を占めた。べスト10に入ったドライバーのロフトは10.5度が8製品、9度が2製品で、10.5度が引き続き人気だ。フレックスは「S」が6製品、「SR」が3製品、「R」が1製品である。
12月も、価格が下がった2022〜2023年モデルが上位を占めることが予想される。
価格.comにおける、2023年11月のフェアウェイウッド月間人気売れ筋ランキング
11月のFWで人気だったのは、キャロウェイ6製品、テーラーメイド2製品、ヤマハ2製品、ダンロップ1製品で、このジャンルではキャロウェイの強さが目立つ。女子プロが使用したことで人気のヤマハが2製品(スペック違い)入ったのもトピックだ。うち、2023年モデルは7製品。
1位は2か月連続で、キャロウェイの「ROGUE ST MAX#5・純正シャフトSpeeder NX 50・S・18度・148cc」。平均価格25,391円、最安値21,600円である。新商品情報により、9月から価格がさらに下がった。同モデルはは「FLASH フェースSS22」を採用しており、フェースカップの素材には高強度の素材C300マレージング鋼素材を使うことでボール初速を上げる設計を採用。シャローフェースで球が上げやすいFWだ。
4位タイにも同モデルのシャフト違いの「ROGUE ST MAX #5・純正シャフトVENTUS 5 for Callaway・S・18度・148cc」、6位タイにも同モデルのシャフト、フレックス違い「ROGUE ST MAX #5・純正シャフトVENTUS 5 for Callaway・R18度・148cc」、9位にも番手違い「ROGUE ST MAX#3・純正シャフトSpeeder NX 50・S・16度・181cc」、10位タイにも「ROGUE ST MAX#3・純正シャフト・VENTUS 5 for Callaway・S・16度・181cc」が入る人気ぶりを見せた。
3位には同社の2023年1月発売モデル「PARADYM #3HL・純正シャフトVENTUS TR 5 for Callaway・S・16.5度・170cc」が入っている。平均価格36,405円、最安値30,481円。10月下旬より、5,000円程度価格が下がっている。
2位は、ヤマハの2021年10月発売モデル「リミックス VD FW #5・純正シャフトDiamana YR f・S・18度」である。平均価格、最安値ともに31,800円で、前月より1,000円価格が下がっているほか、原英莉花選手や藤田さいき選手などの女子プロが使用したことで人気を得たモデルだ。同モデルは、フェースに高い反発性能を持ったβチタン(ZAT158チタン偏肉フェース)を採用し、ボール初速が大幅にアップ。クラウンに軽量カーボン、ボディは6-4チタン精密鋳造、ソールに高比重合金を配したことで超低重心化を達成し、高打ち出し・高初速・低スピンを実現している。8位にも同モデルのフレックス違い「リミックス VD FW #5・純正シャフトDiamana YR f・R・18度」が入った。
FWのベスト10の番手内訳は、3番が4製品、5番が7製品で、使い勝手のよい5番が人気である。
価格.comにおける、2023年11月のアイアンセット月間人気売れ筋ランキング
11月アイアンセットのベスト10には、ダンロップ4製品、テーラーメイド4製品、タイトリスト、ブリヂストン各1製品が入った。ダンロップは、新商品の発売を受けて、前モデルの価格が下がって順位を押し上げたかっこうだ。ランクインしたものの中で2023年モデルは4製品で、鍛造アイアンは5製品。
1位は先月3位だったダンロップの2021年12月発売モデル「ゼクシオ エックス アイアン 2022年モデル 5本セット・NS PRO 950GH neo DST・S」。平均価格76,982円、最安値67,600円で、新商品発売を受けて平均価格が先月より5,000円以上下がっている。同様に、先月1位だった2021年12月発売の「ゼクシオ 12 アイアン ネイビー 5本セット・MP1200 ネイビー・R」も4位にランクイン。平均価格91,813円、最安値79,600円で、平均価格が先月より2,000円下がり人気である。
2位は2022年11月発売モデル「スリクソン ZX5 MkII アイアン 6本セット・NS PRO MODUS3 TOUR105 DST・S」である。平均価格114,678円、最安値86,764円。6位も「スリクソン ZX5 MkII アイアン 6本セット・NS PRO 950GH neo DST・S」である。「ZX5 MkII アイアン」は、フェース周辺部に配した溝「スピードグルーブ」と最適なフェース肉厚設計の「MAINFRAME MkU」によりすぐれたボールスピードに加え、外観、スピン、操作性、寛容性などバランスの取れたアイアン。ソール形状、バンス角の最適な設計によりインパクト時の抜けのよさがさらに向上した新「TOUR V.T. SOLE」を採用し、ロフトは7番で31度。「スリクソンMkII アイアン」シリーズはハーフキャビティの「ZX7」、ポケットキャビティの「ZX5」、中空アイアンの「ZX4」があり、その中では「ZX5」の人気が高い。
3位はテーラーメイドが2023年9月に発売した「P790 アイアン 2023年モデル 5本セット・NS PRO MODUS3 TOUR 105・S」である。平均価格135,151円、最安値は105,60円。アスリートゴルファーが求めるコントロール性能や飛距離性能、寛容性に加え、見た目の美しさも追求しており、番手別ヘッド設計「FLTD・CG デザイン」を採用している。重量や形状の異なるタングステンウェイトを各番手に配置することで、ロングアイアンでは「飛ばしやすさ」、ミドルアイアンでは「狙いやすさ」、ショートアイアンでは「止まりやすさ」を追求するなど、寛容性と安定性を向上させたアイアンだ。
同社製品では8位にも2021年2月発売モデル「SIM2 MAX アイアン 5本セット・TENSEI BLUE TM60・R」が入っている。平均価格55,445円、最安値54,890円で、価格は安定している。10位にも2022年2月発売モデル「STEALTH アイアン 5本セット・KBS MAX MT85 JP・S」が入っている。この2022年発売の「STEALTHアイアン」は2023年に新モデル投入がなく、平均価格85,342円、最安値74,800円で価格は安定している。特徴は、ミスヒットに強い中空構造を採用し、トゥ側の金属を削った余剰重量で低重心設計を実現していること。また、ヘッド剛性を高める「キャップバックデザイン」、ヘッド下部の打点によるエネルギーロスを防ぐ「貫通型スピードポケット」など、独自のテクノロジーを複数搭載している。7番のロフトは28度で、飛び系アイアンに分類される。
5位タイにはタイトリストが2023年8月に発売した「T200 アイアン 2023年モデル 6本セット・NS PRO 105T・S」がランクイン。平均価格129,111円、最安値109,830円である。ヘッド全体の剛性をアップさせ、進化した「マックスインパクトテクノロジー」を採用することで、フェースの広範囲で抜群の打感とスピードパフォーマンスを発揮。高密度タングステンや、抜けのよい新ソールが許容性と安定性を向上させ、グリーンで止める力を妥協することなく大きな飛びを提供する。7番のロフトは30.5度で、標準的である。
アイアンのベスト10のうち、鍛造アイアンは5製品、2023年モデルは4製品である。
価格.comにおける、2023年11月のユーティリティー月間人気売れ筋ランキング
11月のUTランキングベスト10には、テーラーメイド7製品、キャロウェイとダンロップの2製品がランクインした。
1位は先月5位だった、テーラーメイドの「M4・2021年モデル・Atmos Red・S・25度」。平均価格、最安値とも12,100円という低価格で人気である。9位にロフト違いの「M4・2021年モデル・Atmos Red・S・22度」、10位タイにもフレックス違いの「M4・2021年モデル・Atmos Red・R・25度」が入った。
同社は2位にも2023年2月発売モデル「STEALTH2・TENSEI RED TM60・S・22度」をランクインさせている。平均価格 27,282円、最安値 24,000円で、10月下旬より価格が下がる傾向にある。「STEALTH2」は「レスキュー」(テーラーメイドでのUTの呼称)専用設計の「アドバンスドICTフェース」を採用。より大きなスイートエリアを生み出すためのモデル別、ロフト別設計を行う。フェースのセンターフェースはもちろん、オフセンターヒットしてもボールスピードをアップし、さらに「ツイストフェース」搭載で安定性と高い再現性を可能にしている。新構造のカーボンクラウンや「貫通型スピードポケット」「Vスチールソール」を搭載し、飛距離性能を保ちながら大きな寛容性と、高い直進性を兼ね備えたモデルである。
3位は、ダンロップが2021年12月に発売した「ゼクシオ12 ネイビー・MP1200 ネイビー・R・18度」。平均価格28,229円、最安値24,000円で、新商品発売情報を受けて価格が下がり、人気である。6位も同モデルのロフト違い「ゼクシオ12 ネイビー・MP1200 ネイビー・R・23度」がランクインした。
5位はキャロウェイの2022年3月発売モデル「ROGUE ST MAX・VENTUS 5 for Callaway・S・23度」である。平均価格20,250円、最安値19,501円。フレーム状の形状をした「JAILBREAK ST」をヘッド内のトゥ・ヒールに設置して従来のものよりもフェースカップの端までしっかりたわませられることで、ボール初速が向上する設計のUTだ。10位タイも「ROGUE ST MAX FAST・Speeder NX 40 for Callaway・R・24度」である。
ランクインした製品のロフト内訳は、18度1製品、19度3製品、22度2製品、23度2製品、24度1製品、25度2製品となった。
価格.comにおける、2023年11月のウェッジ月間人気売れ筋ランキング
11月のウェッジランキングのベスト10の内訳は、クリーブランド3製品、キャロウェイ、テーラーメイド、フォーティーン2製品、タイトリスト1製品で、2023年モデルは2製品となった。
1位は先月2位の、キャロウェイ「JAWS FULL TOE ウェッジ・NS PRO 950GH neo・S・58度・10度」。2021年9月発売のモデルで、平均価格13,831円、最安値11,813円である。トゥ側を高くしたヘッド形状で、溝はヒールからトゥまでフェース全面に刻まれ、あらゆるアプローチショットに対応する設計だ。フェースを開いて打つ際には大きな威力を発揮する。3位も同社で、先月6位の2019年9月発売モデル「JAWS MD5 ウェッジ クロム・NS PRO 950GH neo・S・52度・10度」。平均価格、最安値ともに11,600円である。
2位は、先月まで5か月連続で1位だったクリーブランドの2023年3月発売モデル「RTX 6 ZIPCORE ウェッジ ツアーサテン・ダイナミックゴールド・S200・46度・10度」。平均価格 15,405円、最安値 13,540円で、価格は安定している。ロフト別に異なるフェースブラストとレーザーミーリングを搭載した「HydraZip」フェースで、ラフやウェット時など芝や砂、水分などがボールとフェースに入り込むような悪条件下でスピン性能が向上し、すぐれたスピンコントロール性能を発揮する。また、ネック部にインサートする軽比重のセラミックピンを大型化して余剰重量を創出。打点位置に近い重心位置を実現し、上下の慣性モーメントを増大させて飛距離と方向の安定性を向上させている。6位も同モデルのシャフト、ロフト違い「RTX 6 ZIPCORE ウェッジ ツアーサテン・NS PRO 950GH neo・S・50度・10度」。8位には2019年3月発売モデル「RTX 4 FORGED ウェッジ・ダイナミックゴールド・S200・58度・8度」が入っている。平均価格、最安値ともに15,000円である。
4位はテーラーメイドが2021年9月に発売した「ミルド グラインド 3 ウェッジ クローム・NS PRO MODUS3 TOUR 105・S・60度・10度」で、平均価格 13,812円、最安値 9,980円である。9位も同モデルのロフト違い「ミルド グラインド 3 ウェッジ クローム・NS PRO MODUS3 TOUR 105・S・58度・11度」。
5位はタイトリストの2022年3月発売の「ボーケイデザイン SM9 ウェッジ ツアークローム・ダイナミックゴールド・S200・52度・12度F」である。平均価格20,108円、最安値 18,510円と価格は安定している。「SM9」は弾道の高さをイメージどおりにコントロールし、精度の高いドロップ&ストップを極めるために、最先端のテクノロジーとクラフトマンシップから生み出されたウェッジだ。
ランクインしたウェッジのロフトは46度、50度が各1製品、52度各3製品、56度2製品、58度3製品である。うち、2023年モデルは2製品となった。
価格.comにおける、2023年11月のパター月間人気売れ筋ランキング
11月のパターランキングベスト10の内訳は、オデッセイ7製品、テーラーメイド3製品、スコッティ・キャメロン1製品である。うち、“三角ホーゼル”搭載モデルが6製品で、2023年モデルは5製品。
1位は先月2位のオデッセイの2023年4月発売モデル「TRI-BEAM #7 34インチ」。平均価格34,721円、最安値31,680円で、先月より1,000円程度値上がりしているが、価格は安定している。
2位は、先月1位の「TRI-BEAM DOUBLE WIDE 34インチ」。平均価格33,656円、最安値27,500円である。5位も、同ブランドの2023年9月発売モデル「TRI-BEAM #7CS 34インチ」である。平均価格32,595円、最安値26,302円。ベスト10に3製品入った「TRI-BEAM」の最大の特徴は新しい形状のホーゼルを採用していること。ちなみに、「BEAM」とは建物において上からの荷重を支えている梁(はり)のことで、トライアングル形状のホーゼルを同社は「ラケットホーゼル」と呼んでいる。従来モデルよりもヘッドの広い範囲に繋がって支えるスタイルにより、オフセンターヒット時のヘッドのブレに強く、6タイプをラインアップする。3位もオデッセイの2021年8月発売の「ホワイト ホット オージー #1WCS ストロークラボ シャフト 34インチ」である。先月に続いて今月も1〜3位をオデッセイが独占した。
4位は、テーラーメイドの2023年3月発売モデル「Spider GTX RED TRUSS TM2」34インチである。平均価格35,648円、最安値31,801円。「Spider」の原点とも言える高慣性モーメントで洗練されたヘッドシェイプを継承し、流線形のラインとシャープなアングルが構えたときに安心感を与えてくれる。また、ブラックTPUウレタンとシルバーアルミニウムの複合素材からなる「Pure Roll 2 インサート」を採用しており、45度の角度で下向きに入った溝がフェース全体でトップスピンを向上させ、効率的に順回転を生み出し、スムーズな転がりをもたらしてくれる。
9位もテーラーメイド製品で、2021年6月発売モデル「TP COLLECTION HYDRO BLAST BANDON TM1 34インチ」がランクイン。平均価格、最安値とも28,600円である。10位も同社製品で、9月まで7か月連続で1位を獲得した2022年6月発売モデル「TP COLLECTION HYDRO BLAST JUNO TB1.5 34インチ」。平均価格 26,785円、最安値24,970円で、先月より価格は上昇している。「トラスホーゼル」の採用により、ミスヒット時にフェースのねじれを抑え、ボールの直進性を向上。「TB1.5」は「TB1」と「TB2」の中間の重心角に設計され、「TB1」よりもフェースの開閉を抑えた設計で、安定したストロークができる。
7位はスコッティ・キャメロンの2023年3月発売の「スーパーセレクト ニューポート 2 34インチ」。平均価格61,656円、最安値53,569円で、価格は先月より3,000円程度下がっている。ブレードパターとミッドマレットパターのデザインを進化させ、新たなミーリング方法や改良されたネックデザイン、洗練されたシェイプ、進化したマルチマテリアル構造、そして最先端の重量配分を備えたパターだ。また、303ステンレススチールのソリッドなフェースやステンレススチールのソールウェイト、「トライソールデザイン」、ツアーからインスピレーションを受けた「NEW アイビーム」「プラミングネック」「デュアルミルドフェーステクノロジー」を採用する、シャープでメカニカルな形状を持つフラッグシップモデルである。
パターの“三角ホーゼル形状”を持つモデルは、テーラーメイド、オデッセイ合わせて、ベスト10に6製品入っている。長さの内訳は、33インチ2製品、34インチ8製品で、2023年モデルは5製品がランクインした。
価格.comにおける、2023年11月のゴルフボール月間人気売れ筋ランキング
11月のゴルフボールランキングベスト10の内訳は、ダンロップ、テーラーメイドが3製品、キャロウェイ2製品、本間ゴルフ、ブリヂストン各1製品となった。
1位は2か月連続で本間ゴルフが2021年1月に発売した「ホンマ D1 SPEEDMONSTER [ホワイト]」である。平均価格3,219円、最安値1,600円。新開発素材のコアとメタルミックスレイヤーが相乗効果を発揮し、初速アップと飛距離の向上を実現したディスタンス系3ピースボールだ。
2位はテーラーメイドの「TP5x ボール 2021年モデル」で、平均価格4,995円、最安値4,280円。テーラーメイド独自の5層構造で、ドライバーなどの初速性能を高めて飛距離アップを実現しながらも、各番手に必要な適正スピン量、とりわけグリーンサイドでのスピン量を確保したボールだ。
4位タイも「TP5 ボール 2021年モデル」で、平均価格4,919円、最安値4,280円である。テーラーメイド史上、最もソフトなツアーボールである「TP5」は、100ヤード以内のアプローチショットで強烈なバックスピン性能を誇る。「ソフトキャストウレタンカバー」の採用により、グリーン周りでのスピン性能を高め、ピンを狙うショットで精確なコントロール性能を発揮する。4位タイにも視認性にすぐれた「TP5x Pix ボール 2021年モデル」が入った。平均価格5,064円、最安値4,280円。
3位はダンロップが2022年3月に発売した「スリクソン TRI-STAR 2022年モデル [ホワイト]」。平均価格3,317円、最安値2,780円と価格は安定している。大きな飛距離性能とスピンコントロール性能を高い次元で両立させたディスタンス系3ピースボールだ。
同社では8位にも2021年9月発売モデル「ゼクシオ REBOUND DRIVE [プレミアムホワイト] 」がランクイン。平均価格4,824円、最安値3,800円である。ドライバーではやわらかいコアをたわませ、ボール初速を上げて飛距離を伸ばし、剛性を高めたミッド層で安定したスピン性能を発揮して安定感のあるショットを実現する。やわらかく反発力のあるカバーですぐれたスピン性能とソフトな打感を生み、アプローチショットをサポートするディスタンス系3ピースボールだ。
ゴルフボールのベスト10の内訳は、ディスタンス系とコントロール系が5製品ずつとなった。
12月の展望は、2024年モデルの発売や情報から、過年度モデルが各カテゴリーでどれだけランクインするかに注目したい。また、2024年モデルがベスト10に入るかどうかも注視したいポイントだ。