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デノンが映画&音楽ファンのために開発したサウンドバー「DHT-S216」を本音で音質評価[PR]


近年、リビングにおけるAV&オーディオの環境進化が目まぐるしい。テレビ本体に「Netflix」や「YouTube」のアプリが内蔵されるようになり、「Chromecast」や「Fire TV Stick」などのデバイスも登場したことから、テレビで映画&音楽をシームレスに鑑賞できる時代になった。

専用室やデスクトップ環境でそれらを満喫してきたホームシアター&オーディオファンの中にも、「リビングで手軽に映画や音楽を楽しみたい!」と思う人が増えているのではないか。そんなこだわり層にぜひ注目してほしい製品がコレ。あのデノンが、とことん音質にこだわって開発したというサウンドバー「DHT-S216」だ。

リビングシアター&オーディオが進化する今、デノンがサウンドバーに本気を出した

映画&音楽をエンジョイするため、簡単にテレビと接続できるオーディオ機器と言えば、サウンドバーだろう。リビングは生活の中心となる場所なので、オーディオ機器の配線がゴチャゴチャするとわずらわしいから、テレビの前にポンと設置できるサウンドバーのスマートさは魅力だ。しかし、アンプ&スピーカー再生を主流にしてきたようなこだわり層にとっては、機器のグレード的に選択肢外になりやすいのも正直なところだろう。

そこでデノンは、「AVアンプやHi-Fiコンポーネントを使用してきたコア層が満足できる音」を目指して、DHT-S216を開発。オーディオメーカーとして、本気でサウンドバーの音質を磨き上げた。同社のフラッグシップHi-Fi製品の音を作っているサウンドマネージャー・山内慎一(やまうちしんいち)氏が、直々にDHT-S216のチューニングを担当したという事実にも、その本気度が表れている。

こちらが「DHT-S216」。しかも、オーディオブランドが手がける本格派サウンドバーとしてはかなり価格帯を抑えた、実売想定価格2万円台前半を実現している

デノン製品の音決めを担当するサウンドマネージャー・山内慎一氏。同氏みずから、Hi-Fi製品と同じ試聴基準でDHT-S216の音を作りこんだ

1本のサウンドバーで「ピュア&ストレートなデノンサウンド」を実現するために

それでは、DHT-S216の特徴を見ていこう。本機は、テレビの前にもスッキリ置きやすい横幅890mm・高さ66mmのワンボディ型サウンドバー。内部に75mmサブウーハーを2基搭載し、1本で迫力のある音声を実現する2.1ch設計としている。デノンは本機を、「ブックシェルフスピーカーのステレオ環境を、ワンボディで再現するイメージ」とアピールする。

内部に25mmツイーター、45×90mm楕円形ミッドレンジ、75mmサブウーハーを2基ずつ搭載する3ウェイ・6スピーカー設計の2.1ch構成

背面にはARC対応のHDMI出力端子を装備しており、テレビとHDMIケーブル1本で接続することが可能。テレビの前にスマートに設置できる。そのほかBluetooth接続にも対応し、スマホに保存している音楽を手軽にワイヤレス再生して楽しむことも。なお、Wi-Fi機能は非対応となる。

サウンド機能としては「Movie」「Music」「Night」といった3種類の音声モードのほか、「DTS Virtual:X」に対応しバーチャル3Dサラウンド再生も行える。また、台詞などを聴き取りやすくする「ダイアログエンハンサー」も搭載。シンプルな仕様としつつ、サウンドバーとしての基本機能はひと通り押さえている印象だ。

入出力端子はHDMI入力/HDMI出力/光デジタル入力/3.5mmアナログAUX入力/サブウーハープリアウトを装備。HDMI端子は4K/HDCP 2.2に準拠し、ARC対応となる。音声フォーマットはドルビーデジタル/DTS/AAC/リニアPCMをサポート。Bluetooth接続時の対応コーデックはSBCのみ

しかし何よりも特徴的なのは、「Pureモード」という設定機能を搭載すること。これは、内部にあるDSPのバーチャル処理機能をバイパスする機能で、音声信号をデコード後にクラスDアンプにダイレクト伝送するものだ。つまり、デノンのHi-FiコンポーネントやAVアンプの音質思想である「ピュア&ストレート」のコンセプトを、サウンドバーで追求した設計なのである。サウンドマネージャーの山内氏が、実際にAVアンプやHi-Fiコンポーネントと同様の音質評価&サウンドチューニングを行って完成させたそうだ。

「Pureモード」の概念図。原音への脚色を行わず、ソースの音を可能な限りストレートに再生するよう配慮している

テレビからUHD-BD、スマホ再生まで!「DHT-S216」の音質を本音で評価

では、実際にDHT-S216のサウンドをチェックしてみよう。今回はデノンの試聴室にて、テレビソースとUltra HD Blu-ray、スマートフォンなどからコンテンツ再生してクオリティチェックを行った。

はじめに、本機の最も大きな特徴であり「基本の音」を出すという「Pure」モードに設定していろいろ試してみたのだが、結論から書くと、さすが「Pure」モードは音に鮮度がある。ソースの音をそのままストレートに再生する大きなメリットが感じられた。以下、くわしくレポートしていこう。

まずは、サウンドバーをテレビとHDMI接続して、テレビ本体からの音をソースにしてテスト。近年どんどん増えているスタイルだ。テレビ内蔵のYouTubeでOfficial髭男dism「イエスタデイ」のMVを再生してみてまず感じたのは、ボーカルがはっきりと明瞭なこと。音は高域に伸びがあり、ベースやバスドラムなどの低域もしっかりと出て音楽をグルーブよく聴かせてくれる。

安易に派手な音を鳴らしてパッと聴きの迫力を出すようなものとは違い、小音量時にも音が崩れず、「本質的な音のよさを持っている」とでも言えばよいだろうか。2万円台前半という価格帯が信じられないほど、ひとつのオーディオ機器として「ちゃんと音楽を楽しめる」のだ。

なおテレビソースの映像を見るときは、「人の声」がきちんとわかることが重要であるが、DHT-S216は「ダイアログエンハンサー」機能を搭載し、そのニーズにしっかり応えてくれる。テレビのニュース映像や「DAZN」で配信されているサッカー試合映像を見てみたのだが、小音量から大音量まで幅広く音量を変化させても、人のしゃべり声が周囲の環境音やBGMにマスキングされずちゃんと聴き取れた。

続いて、「ボヘミアン・ラブソティ」のUltra HD Blu-rayで映画再生時のクオリティをチェック。クライマックスのLIVE AIDの演奏シーンでは、ちゃんと低域も出ているが、音が分離していてボーカルの声がくもらないのがポイント。ベースとキックドラムに迫力がありつつ、明瞭な歌声が楽しめる。それに、観客の声援もちゃんと聴き取れる。

また、「ボヘミアン・ラブソティ」をソースにしたまま基本の音声モードも試してみた。「Movie」モードに設定すると、高域が明瞭に広がって低域の迫力が高くなり、音の広がりも増す。次に「Music」モードにすると、高域の明瞭度は「Movie」と同様だが、こちらは低域により躍動感が出る。好みに合わせていろいろ調整できそうだ。

そして「Movie」「Music」のそれぞれに「DTS Virtual:X」をかけ合わせると、予想以上に効果が高い。LIVE AIDの広大なスタジアムの中心にいるような臨場感が出てくる。音の前後の立体感が大幅に増して、インタラクティブ性の高い音になるのだ。

ちなみに、実は「Night」モードも効果が高かった。これは小音量時に帯域バランスを整えてくれる機能だが、上述の「ボヘミアン・ラプソディ」やサッカー試合映像を見ても、内容を理解するために大事なボーカルやセリフがかなり明瞭に聴こえるので「これなら楽しめる」と思えた。大きな音を出せない夜半の視聴に便利だ。

このように、「Pure」モードの音質のよさと、それをベースにしたさまざまな音声モードを選択して楽しめるのは大きな魅力だろう。しかも音声モードごとの音の差(高域の明瞭度、低域の迫力、音の広がり方、声の明瞭度)が明快で、誰もが再生ソースに合わせて好みのモードを見つけられると実感した。

また、Bluetooth接続でスマホからの音楽再生も試してみたが、本機は高域から低域までのレンジが広く、中域を中心とした表現力も価格以上にしっかりしている。そもそもスピーカーとしての再生能力が高いので、スマホをソースとしたリビングでの音楽再生用としては十分に役立つはずだ。

DHT-S216の操作は、付属リモコンか本体天面の操作ボタンで行う形になる。リモコンには「Movie」「Music」「Night」「Pure」「DTS」のボタンが個別に用意されていて、該当のボタンをワンプッシュするだけで音声モードを切り替えられる。なお、「Pure」モードだけは「DTS Virtual:X」のかけ合わせには対応しない

まとめ

ひとことで言うと、DHT-S216は音にチープさがない。分離がよくバランスの取れた音で、上下のレンジも価格以上に広いと言ってよい。単に薄型テレビの音声に迫力を出すというレベルとどまらない、オーディオ機器としての素性のよさを感じられる1台だ。

そして改めてすごいのは、このサウンドで実売価格2万円台前半を実現しているところ。そもそも2万円台というだけで気軽に購入できる方は多いと思うし、実際に導入してみると期待以上のサウンドが鳴らせる。加えてワンボディ型サウンドバーならではの設置性のよさも込みで考えると、かなりコスパが高い。

テレビを中心としてリビングシアター&オーディオが進化する今、AVアンプやHi-Fiコンポーネントを使っていたような生粋のホームシアター&オーディオファンにこそ、ぜひ注目していただきたいサウンドバーである。

価格.comマガジン編集部

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