提供:Baseus
耳に挟むような形で装着するイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンが存在感を増している。イヤーカフ型イヤホンの特徴は、従来型のイヤホンのように耳の穴をふさがないため開放感があること。何かほかの作業をしながら音を聴く「ながら聴き」をしやすいだけでなく、オンライン会議などのためにイヤホンを着けっぱなしにしても違和感がないと支持を集めているのだ。
ここで紹介するのは、日本初上陸となる2011年創業のBaseus(ベースアス)の新製品。Baseusは、製品の多くを自社開発、自社設計、自社生産するという急成長中のブランド。音質だけでなく着け心地、そしてコストパフォーマンスにも妥協のない「BC1」を詳解しよう。
耳に挟むようにして使うBaseusのイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン「BC1」
「BC1」の着用例。耳が挟まれるため、非常に安定している
イヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンで重要なのは、快適性だろう。わざわざ従来と異なる形状にして快適性を求める製品なのだから、しっかり耳にフィットしつつ、圧迫感のないデザインが望ましいのは言うまでもない。
「BC1」では装着感を高めるため、「3カーブ」構造を採用した。音の出るスピーカー部分、耳の裏で支えになる部分、両者をつなぐブリッジ部分、すべてが丸みを帯びたカーブ構造になっており、やさしい耳当たりだ。また、ブリッジ部分はチタン製の形状記憶合金がTPU(熱可塑性ポリウレタン)で覆われており、非常にやわらかい。この柔軟性が、着けやすさだけでなくあらゆる耳へのフィット感を高めるという。
しかも片耳あたりの重さはわずか5.3g。長時間着けっぱなしにしても違和感のない軽量デザインもうれしい。
人間工学に基づいた「3カーブ」構造を採用。耳への“当たり”がなく、装着感にすぐれる
もちろん、耳が痛くならない快適なフィット感だけでなく、装着時の安定性にもすぐれている。柔軟性のあるクリップ型構造のため、耳にしっかりと固定された状態となり、簡単には外れない。装着時の開放感だけではなく、スポーツなどで大きく動いても耳から落ちない安定性もある、これがイヤーカフ型イヤホン「BC1」の大きな特徴と言える。
12mmのバイオセルロース振動板を内蔵。大きめのユニットでしっかり低音を出せる設計だ
イヤホンがイヤーカフの形をしているのは、開放感や装着感を高めるための工夫だ。一般的な製品ではこの形状では音質面で不利になりがち。しかし、「BC1」では音質に対する配慮も十分になされている。
「BC1」に搭載されているのは、バイオセルロース素材の12mm振動板(ユニット)。一般的なイヤホンとして考えても大型に分類されるユニットと言える。イヤーカフ型では特に低音の迫力が出しにくいものだが、この12mm大型ユニットとAIによる低音強化により、バランスのよいサウンドを再生できるというわけだ。
実際に音楽を再生してみても、しっかりと低音が出ているうえ、それが高音をじゃますることもないよいバランス。音が小さすぎて聴こえにくいということはまずありえない、しっかりとした再生クオリティが担保されている。なお、専用アプリからAIによる低音強化「バスブースト」のオン/オフを切り替えできるのだが、音楽を再生するならば常にオンで使いたい。
イヤーカフ型のイヤホンで問題になりがちな音漏れについても、低減対策が施されていることは特筆しておきたい。イヤホンの外側に音が漏れないように指向性(音の方向性)をコントロールしているという。実際に「ながら聴き」の音量で使う限りは、近くの人にも再生している音楽などが漏れることはなく、非常に快適だ。
専用のアプリから、音質の調整も可能。低音を強化する「バスブースト」のオン/オフだけでなく、好みに応じて音質を変える「EQモード」、ゲームなどで有用な「低遅延モード」にも対応する
ケースを併用することで最大38時間の再生が可能
ここで留意したいのが、イヤホンの連続再生時間だ。せっかく長時間着けっぱなしにできる快適性があるのだから、連続再生時間も長くないことには利便性を生かし切れない。
この点も「BC1」ならば安心だ。イヤホン単体では最大7.5時間の連続再生時間があり、ケースを併用すれば最大38時間もの長時間再生に対応しているのだから。もちろん、急速充電にも対応していて、15分の充電で2時間の再生が可能。もしイヤホン本体の充電が切れたとしても、すぐに使えるように素早く充電できるのだ。
安定した装着感とIP55の防水防じん性能のおかげで、どこに連れ出しても問題はなさそう。ランニングのお供にも好適だ
改めて、「BC1」の基本的な機能、スペックが充実していることも説明しておきたい。ずっと着けっぱなしにしておける、というのはIP55の防水防じん性能があることにも裏付けられている。具体的に言えば、どの方向から水がかかっても影響を受けないうえ、砂やホコリに対しても強いということ。汗や雨程度ではびくともしないため、スポーツを含めた日常利用ではどこへ連れて行っても問題ないだろう。
4マイク仕様で通話をサポート。リモートワークやオンライン会議にも活用できる
冒頭でも触れたように、イヤーカフ型のイヤホンはオンライン会議でも使いたいところ。「BC1」は4つものマイクを内蔵し、ユーザーの発する声をひろいつつ関係のない外部からの音声を除去する機能を持っている。さらにAIによる信号処理で音声をクリアにするほか、物理的にも風切り音を低減するメッシュを設けるなど入念なケアを怠らない。総合的に通話性能を高めているのだ。
PCとスマホなど、複数の親機と接続できるマルチポイント接続にも対応するので、スマホで音楽を聴きつつ、素早く切り替えてPCでオンライン会議……といった運用方法もスムーズに実現できる。
耳の裏側にあたる部分に、左右それぞれコントロール用の物理ボタンを装備。音楽の一時停止などが可能だ。ボタンを押したときのアクションはアプリで左右個別に設定できる
イヤホンの左右それぞれに物理ボタンが搭載されていることもポイントだ。イヤホンを着けたままでも簡単に操作できるうえ、しっかりボタンを押し込む感覚があるので、ミスタッチもしにくい。上下を挟み込むように操作すれば本体が動いてしまうこともなく、安定してボタンを押せることは地味ながらありがたいことだ。
そのほか、Bluetoothのバージョンは最新の「6.0」で、安定性が高く、低遅延での接続が可能だとされている。
「BC1」は、着け心地やその安定性、音質、操作の実用性など、イヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンに求められる機能性をしっかりと備えた製品だ。「ながら聴き」イヤホンを検討しているならば、手に取ってみるとよいだろう。しかも、価格は6,580円(税込)とリーズナブル。
今なら製品リリース記念として25%オフのクーポンが頒布されている(※)うえ、価格.com専用のクーポンコード「XWGSQ4ZX」を使えばさらに5%オフ。トータル30%オフの4,606円(税込)で購入できる。元々コストパフォーマンスにすぐれているが、今ならさらに購入しやすいBaseus「BC1」に注目していただきたい。(※25%オフのクーポン頒布は2025年7月14日まで)
また、上位モデルとして「MC1」というモデルもラインアップされている。音質も含めた基本性能で言えばこちらのほうが上。音楽を聴くという用途を重視するならば、こちらもチェック!
防水防じん性能がIP57 、最大再生時間40時間(ケース併用時)など機能性を高めた上位モデル「MC1」もラインアップされている