カシオ「G-SHOCK」の2019年10月発売モデルを一挙紹介!
「G-SHOCKカレンダー」は、タフネスウォッチの代名詞であるカシオ「G-SHOCK」の現行ラインアップの中から、先月発売された最新モデルをすべてピックアップし、ひと目で把握できるようにした発売カレンダー企画。カラーバリエーションも、ひと製品も取りこぼさずに紹介する。ほとんどのモデルが発売済みのため、気になるモデルは価格.comですぐにゲットすべし!
2019年10月発売製品の中で、注目は無人探査機「ROV」とコラボした「FROGMAN」の新作。実際に航法用デバイスとして使われたモデルがベースとなった本作の魅力をチェック!
※価格はすべて公式サイトの税込価格
「GWF-D1000ARR-1JR」(143,000円)
南極調査用の小型水中無人探査機「ROV」
「GWF-D1000ARR-1JR」は、2018年に行われた第59次南極地域観測隊の研究において、小型水中無人探査機「ROV」の航法用デバイスとして実際に取り付けられた「GWF-D1000」のコラボカラーモデル。ベースモデルは、潜水のプロフェッショナルが求めるスペックを備えたマスターオブG「FROGMAN」だ。
「GWF-D1000」の従来の2機種。左は生産終了した「GWF-D1000-1JF」で、右は現在も販売中の「GWF-D1000B-1JF」
2018年1月、東京海洋大学は、南極の特殊な環境でも安定的に動作する「ROV」を開発・運用し、国立極地研究所とともに南極湖沼の調査を行った。
今回の調査用に開発された「ROV」は、氷と湖底の狭い隙間にも侵入して観測するため、堅牢かつ小型・軽量であることが必須であり、「1gでも軽く」を開発目標に、極限環境で安定動作するデバイスの選定が行われた。
そこで、コンパクトながら、姿勢が安定しない水中でも正しい方位計測が可能で、高い耐衝撃性・防水性を誇る「FROGMAN」が、「ROV」の航法計器(深度計・方位計)として採用された。このことをきっかけに、今回のコラボモデル「GWF-D1000ARR-1JR」が実現したのだ。
「ROV」に実際に取り付けられた「FROGMAN」(GWF-D1000)。「ROV」を用いた南極大陸の湖沼調査を実施する東京海洋大学の後藤慎平助教授いわく「今回の南極湖沼調査は、極限の環境にも屈しない『FROGMAN』がなければ成功しなかった」とか
「GWF-D1000ARR-1JR」の機能は、ISO規格の200m潜水用防水に対応。また、圧力、磁気、温度を計測する「トリプルセンサー」をはじめ、10cm単位で最大80mまで可能な水深計側機能、腕の向きを気にせず計測できる「自動水平補正機能付方位計」などを搭載している。
カラーは、「ROV」の機体に使われているレッド、ブラック、オレンジ、ブルーの4色を採用。裏蓋やバックライト、バンドには、南極大陸のシルエットがデザインされている。
サファイアガラスやカーボンファイバーインサートバンドを採用するなど、極寒の水中を猛進する「ROV」の勇敢さが存分に感じられる仕上がり
パッケージも、南極大陸のシルエットがデザインされた特別仕様
「MRG-B1000D-1AJR」(286,000円)
G-SHOCKの最上級ライン「MR-G」のミッドサイズシリーズから、チタンの美しい輝きにより独特の存在感を放つ新モデルが登場。
鎧や刀などの武具に代表される金属工芸の美意識を全身で表現させるため、ケースやバンド、ベゼルに使用するチタン素材に深層硬化処理を施して、表層を純チタンの4〜5倍に硬化。そのあとに、ケースとバンドには特殊コーティング「チタンカーバイト処理」を、ベゼルにはナノレベルの薄膜を金属表面にコーティングして高硬度をもたらす「DLC処理」を施している。これにより、どちらも傷がつきにくくなるだけでなく、ケースとバンドのチタンには発色の高い銀色を、ベゼルのチタンには精かんな黒色をもたらしている。
さらに、文字板の随所にアクセントカラーとして鮮烈な赤を配色。これが甲ちゅうの赤糸縅(あかいとおどし)を思わせ、フルメタルのたたずまいから威風堂々とした強さが醸し出されている。
なお、Bluetooth通信や標準電波による時刻修正や、スマートフォンとの連携にも対応。
「MTG-B1000XB-1AJF」(左)と「MTG-B1000XBD-1AJF」右。各145,800円
メタルと樹脂を融合した耐衝撃ボディに、「スマートフォンリンク」機能や電波ソーラーを搭載した「MTG-B1000」から、カーボン素材をまとったニューモデルが登場。
ベゼルには、軽量かつ高剛性が特徴のカーボン素材に、高度なプレス加工や切削加工技術を駆使した「カーボン積層ベゼル」を採用。積層部に生み出されたアクセントカラーが特徴的だ。
外装を構成するメタルパーツの各エッジには、ミラーポリッシュとヘアライン加工を施しており、タフネスデザインと美しさを両立させている。
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G-SHOCKの新「MT-G」はこだわり尽くし! 従来品との大きな違いは側面にあった
「G-STEEL」から新モデルが3種類ラインアップ
軽量かつ高剛性なカーボンケースでモジュールを保護する耐衝撃構造「カーボンコアガード構造」を採用した「G-STEEL」から、新モデルが登場。
ベゼルにもカーボン素材を採用し、すぐれた耐衝撃性を確保しつつ、ガラスには傷に強くクリアな視認性を確保するサファイアガラスを用いて、強さと美しさを両立している。
また、肉厚のウレタンバンドには、表面にスポーティーなパターンを施しており、織り目模様のカーボンベゼルとの一体感を生み出している。
「GST-B200X-1A9JF」(91,300円)
「GST-B200X-1A2JF」(91,300円)
「GST-B200G-2AJF」(56,100円)のみ、メタルベゼルを使用。また、メタルパーツやボタン、ディスク針には、ローズゴールドをアクセントカラーとして配色しており、スポーティーかつ高級感のあるカラーリングに仕上がっている
ベースモデルは、人気の「DW-5600」を採用
色を付けた半透明樹脂をケースやベルトに採用した「Color Skeleton Series」が登場。ベースモデルは、元祖スクエアフェイスの「DW-5600」を採用している。中身が透けて見えるシースルー仕様とソリッドなデザイン性から、モードからストリート、カジュアルファッションシーンまで活躍する。
「DW-5600SB-2JF」(13,200円)
「DW-5600SB-3JF」(13,200円)
「DW-5600SB-4JF」(13,200円)