Daddy’s Sneaker

今春はまずコレ! ニューバランスの名作「1300」カラーをまとった「57/40」

本企画「Daddy’s Sneaker」は、30〜40歳代のパパにとって本当に使えるスニーカーを模索する連載企画。ここで言う同世代の平均的なパパたちとは、以下のように定義付けています。

・平日はスーツ姿で出勤。休日は全身ファストブランドで無難な感じにまとめがち
・休日のお出かけは、家族や子供を連れて公園や地元のショッピングモールへ
・自由に使える1か月分のお小遣いは3〜5万円

そんなパパたちがスニーカー選びで押さえておくべきは以下の3点です。

・生活圏内でも浮かないデザイン
・公園でも子供と走り回れる機能性
・地方でも買えて、値段は20,000円まで

以上の条件から導き出されるのは、「トレンドを超越したスタンダード」。履けば思わずテンションが上がり、とはいえ浮くことはない。ひと言で表すなら、“地に足のついたスニーカー”。ここでは、そのおすすめモデルと、その履きこなし方を紹介します。

★★連載「Daddy’s Sneaker」のアーカイブはこちら!★★
https://kakakumag.com/backnumber/?contents=158

第21回テーマ/雰囲気はいつもどおり、だけど履くとちょっと違う1足

ファッション好きからスポーツファンまでを虜にするニューバランス。数多あるラインアップの中から、パパ世代の足元にもマッチする次世代マッシュアップモデルの新色を紹介!

ファッション好きからスポーツファンまでを虜にするニューバランス。数多あるラインアップの中から、パパ世代の足元にもマッチする次世代マッシュアップモデルの新色を紹介!

気付けば、もう春。

なんやかんや落ち着かない日々が続いていますが、新たな季節が訪れ、気持ち的にも新たな何かに挑戦したい、けれど失敗はしたくない……。そんな読者諸氏のアンビバレントを解決すべく、今回は“雰囲気はいつもどおりだけど、履くとちょっと違う1足”がテーマ。ピックアップするのは、New Balance(ニューバランス)の「M5740 LLG」です!

本モデルは、昨今のトレンドにも合致するキャッチーなシルエットと、ニューバランスを象徴するレガシーカラーの配色がポイント。ここでは、その特徴に触れながら、どんなスタイルに似合うのか?を考えつつ、“なぜ買いなのか!?”を検証してみました。

そもそも「57/40」って何?

1988年に登場し、舗装されていない地面でも高いグリップ性を発揮するラグアウトソールを装備することで、「オフロードランニング」という新ジャンルを開拓したモデル「576」。そのデザインや機能性を踏襲しつつも、製造背景をアジア圏に移すことでコストダウンに成功し、ファッションシーンでも大ヒットを記録したアイコニックモデルが「574」です。本モデルは、この「574」に、1990年代に登場したライトウェイト・クロストレーニングシューズのフレーバーを融合させたマッシュアップモデルと言えます。

以前、本連載の第14回で紹介した「237」とノリ的には近いものがあり、ブランドが誇るアーカイブの名作モデルを組み合わせ、現代的なディテールアップ&バランスで仕上げた手腕が光ります。では、ここからは「M5740 LLG」の実物の写真をご覧いただきつつ、シューズの細部を掘り下げていきましょう。

80年代×90年代+レガシーカラー=新しい名作の予感!

ニューバランスの「M5740 LLG」。カラーは「GRAY/BLUE」

ニューバランスの「M5740 LLG」。カラーは「GRAY/BLUE」

まずは、ルックスから見ていきましょう。

ピッグスキンヌバックやメッシュの素材使い、ヒールカウンターなどにニューバランスらしさが感じられますが、シューレースホール周りやサイドに、レイヤードパーツを重ね、反射材のアクセントを加えることでモダンなたたずまいに。また、大きく張り出した2層式ミッドソールも特徴的です。

下層は、名作「574」をベースとしたシンプルなデザイン、上層は「650」を彷彿とさせるウェービーなデザインでまとめ、伝統と革新が一体となった印象的なディテールに仕上がっています。これと「ビッグNロゴ」が並ぶことで、横顔の存在感もアップ。アイコニックな部分を誇張することで、現代的なキャッチーさを生み出しています。

そして、本モデルを語るうえでハズせないのが、カラーリングです。これまで、コーデュラ素材を使用した「プロテクション パック」のベージュワントーンや、「GORE-TEX(ゴアテックス)」をアッパーに採用したトリプルブラックカラーなど、汎用性が高い配色のモデルもリリースされてきましたが、今回は極め付け。なぜならモチーフが、“スニーカー界のロールスロイス”とも称され、同ブランドが誇る名作中の名作モデルとして知られる、あの「1300」だから! ミッドソールには、経年変化を表現した色をのせてヴィンテージテイストを演出している点も実に心憎いですよね。しかも、価格と人気の両面でなかなか入手することがかなわない名作のイメージをまとった1足でありながら、プライスは税込15,400円。まさに、パパ世代に打ってつけなのです。

さてここからは、シューズの細部にフォーカスしていきます。

ベースモデルの面影を残しながら、ディテールで新たな個性を

【写真上】ヌバックとメッシュの素材コンビネーションに、反射素材が文字どおり光る 【写真下】後ろ姿には、「574」の面影を残しながら、ウェービーなソールで新鮮な雰囲気

【写真上】ヌバックとメッシュの素材コンビネーションに、反射素材が文字どおり光る 【写真下】後ろ姿には、「574」の面影を残しながら、ウェービーなソールで新鮮な雰囲気

アッパー素材には、耐久性と品のよさを兼ね備えたピッグスキンヌバックとレザーに加え、通気性とスポーティーさを見る者に与えるメッシュをコンビネーション使い。天然皮革ならではの経年変化も楽しみです。また、アッパーに対して大きめに設計されたソールの安定感も特筆モノ。ヒールまで伸びるウェービーなミッドソールが、オフロードランニングシューズという出自を想起させるアクティブな空気感を漂わせています。

【写真上】アウトソールは、全面にラグパターンを配置。これにより、フラットな接地感が味わえる 【写真下】真上から見た図。小指のあたりで外に向かって広がっていく前足部のフォルムが特徴

【写真上】アウトソールは、全面にラグパターンを配置。これにより、フラットな接地感が味わえる 【写真下】真上から見た図。小指のあたりで外に向かって広がっていく前足部のフォルムが特徴

アウトソールもご覧あれ。本モデルでは、出自にまつわるラグパターンを採用。本来は、未舗装の道でも高いグリップ性を発揮するために使われるパターンですが、足裏全面に配置することで街履きにも適したフラットで快適な履き心地を実現しています。また本モデルは、前足部にボリュームを持たせた独特なフォルムが特徴ですが、ニューバランスの基本である「SL-1ラスト」を採用しているので、フィッティング自体は万人向きと言えるでしょう。ここらでそろそろ、実際に着用したスタイルサンプルをご覧いただきましょうか。

モダンなフォルムと配色で、ボトムス不問な抜群の汎用性を実現

着用するのは、ニューバランスの「M5740 LLG」

着用するのは、ニューバランスの「M5740 LLG」

ボトムスは、かの山下達郎氏も愛用しているというエドウィンのデニムパンツ「402」。トップスは、東京・桜新町にあるショップ「シエスタ」のTシャツ。その上に、古着で購入したポロ ラルフ ローレンのハンティングジャケットを重ねてみました。さらに、キャップは、ニューエラ×フラグスタフのコラボモデル。全体としては、ネイビーを基調としたアメカジスタイルですが、そのままでは面白くないので、チョイとストリートの香りをプラス。ここに、「M5740 LLG」の「グレー/ブルー」を合わせてみると……!?

ニューバランスの「M5740 LLG」を着用

ニューバランスの「M5740 LLG」を着用

いかがでしょうか。

今回は、シューズのフォルムがボリューミーである点を考慮し、アウターは大きめ&ボトムスは細身のものを選んだのですが、狙いどおりグッドバランス。くるぶし丈でテーパードしたスラックスに合わせ、キレイめに仕上げてもイイですし、子供と公園に遊びに行くといったシチュエーションなら、リラックス感のある太めのスウェットパンツと合わせるのもおすすめ。何にせよ、この安心感のあるカラーリングのおかげで、足元だけが悪目立ちすることなく、大人っぽく取り入れることが可能です。

ここで、サイズ選びに関してワンポイントアドバイス。今回着用したのは27.5cm。本モデルは、履き口がかなり狭めになっているため、着用時は毎回シューレースをしっかりと解く必要があります。とはいえ、足を通してしまえば、甲高&若干幅広で普段は27〜27.5cmを選ぶ筆者的にもジャストフィット。もし厚手のソックスを履きたいのであれば、ハーフサイズアップしてもよさそう。逆に、あまりサイズを上げすぎると、足元だけが大きく見えてしまうので、その点はご注意あれ。

【まとめ】“クラシカルでモダン”そんなニューなバランスが楽しめる!

というわけで、今回はニューバランス「M5740 LLG」をピックアップしました。

パパ世代の多くがニューバランスを選ぶ際に、履き心地のよさと安心感を求めているのではないでしょうか。それならば、今回紹介した「M5740 LLG」のように、パッと見はいつもどおりのようで、実は今っぽい1足にチャレンジしてみては? 履き心地はもちろん保証済み。それでいて、現代的でキャッチーなデザインは、スタイルの幅をグッと広げてくれます。ぜひ、ご自身のワードロープに合わせ、春コーデのニューバランスを見つけて出してください。

撮影協力:ニューバランス

TOMMY

TOMMY

メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛するアラフォー38歳。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン プレゼントマンデー
ページトップへ戻る