Daddy’s Sneaker

最速試履! 即完必至のニューバランス「1906R」最新コレクション

本企画「Daddy’s Sneaker」は、30〜40歳代のパパにとって本当に使えるスニーカーを模索する連載企画。ここで言う同世代の平均的なパパたちとは、以下のように定義づけています。

・平日はスーツ姿で出勤。休日は全身ファストブランドで無難な感じにまとめがち
・休日のお出かけは、家族や子どもを連れて公園や地元のショッピングモールへ
・自由に使える1か月分のお小遣いは3〜5万円

そんなパパたちがスニーカー選びで押さえておくべきは以下の3点です。

・生活圏内でも浮かないデザイン
・公園でも子どもと走り回れる機能性
・地方でも買えて、価格は20,000円まで

以上の条件から導き出されるのは、「トレンドを超越したスタンダード」。履けば思わずテンションが上がり、とはいえ浮くことはない。ひと言で表すなら、“地に足のついたスニーカー”。ここでは、そのおすすめモデルと、その履きこなし方を紹介します。

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第28回テーマ/“履きたいけど被りたくない”ので周りとはちょっと違うニューバランス

パパ世代に限らず老若男女から愛されているニューバランス。続々リリースされるラインアップのなかから、2010年にリリースされたハイパフォーマンス・ランニングシューズを、その機能性をアップデートすると同時に、手に届きやすい価格帯で復刻した注目モデルを紹介!

パパ世代に限らず老若男女から愛されているニューバランス。続々リリースされるラインアップのなかから、2010年にリリースされたハイパフォーマンス・ランニングシューズを、その機能性をアップデートすると同時に、手に届きやすい価格帯で復刻した注目モデルを紹介!

秋の行楽シーズンを終え、街に出てもコロナ禍前の日常が少しずつ戻ってきたように感じる11月。そろそろ本格的に冬の装いについて考えようかな……なんてときに気になるのが、毎度のごとく足元選び。これまで本連載で紹介するスニーカーに関しては、悪目立ちせず、自分の生活圏内とライフスタイルになじむモノを選ぶのが正解と唱えてきました。要は「トレンドを超越したスタンダード」。

ですが、それだけでは周囲と被ってしまうのも必然。たとえば「New Balance(ニューバランス)」。デザイン性と機能性を兼ね備えながら、子どもっぽくならず大人の着こなしにハマる。そりゃ、パパがみんな履いているのもうなずけるというもの。とはいえ、“なるべくならちょっと違うモデル”を履きたくなるのが人情。

そこで今回は、“周りとはちょっと違うニューバランス”をテーマに、注目モデル「1906R」の最新コレクションを最速レビューしたいと思います! シューズの特徴に触れながら、どんなスタイルに似合うのか?を考えつつ“なぜ買いなのか!?”を検証してみました。

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そもそも「M1906RS」ってどんなモデル?

ニューバランスには、さまざまなジャンルやシリーズが存在しています。今回紹介する「1906R」は、2010年にハイパフォーマンス・ランニングシューズとしてリリースされた「MR1906」がベースモデル。その名にブランド創業年を冠しているだけあって、当時の最新テクノロジーが搭載された同モデルは、「ニューバランスの最高峰ランニングシューズ」とも呼ばれました。またファンの間では、その機能性の高さから同ブランドの2000年代を象徴する名作として認知されています。

そんな名作モデルのDNAを受け継ぐのが、今回紹介する「1906R」というわけです。当時のシルエットはそのままに、カラーやディテールだけでなく機能性もしっかりとアップデート。さらに生産をアジアの工場で行うことで価格帯を抑えることに成功し、より手の届きやすいモデルとなって、この2022年にカムバックを果たしました。モデル名の末尾に加えられた「R」の文字は、再生を意味する「REGENERATE」の頭文字で、ただの復刻にあらずという証明だとも言えます。では、ここからは今回の主役「M1906RS」の実物の写真をご覧いただきつつ、シューズの魅力を掘り下げていきましょう。

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タフで無骨なコーデュラアッパーと軽快かつ快適なソールユニットの融合

ニューバランスの「M1906RS」(カーキ)。メーカー希望小売価格は16,500円(税込)

ニューバランスの「M1906RS」(カーキ)。メーカー希望小売価格は16,500円(税込)

すでに人気セレクトショップでも展開されるなど、スニーカー好きの間で注目を集めている「1906R」。カラバリも続々登場しているなか、すでにスニーカーニュースサイトなどで通称「コーデュラパック」として報じられていた最新コレクション「M1906RS」が、2022年11月中旬に発売予定でスタンバイ! その通称名が示唆するように、本モデルではアッパーのメッシュ部分にすぐれた強度と耐久性を持つ「CORDURA(コーデュラ)」ファブリックを採用。この伝家の宝刀的ワードが、とかく“タフ”という言葉に弱いパパ世代の物欲をガッツリつかんできます(笑)。では、ここからはシューズの細部にフォーカスしていきましょう。

【写真上】アッパーの前足部はパネル切り替えではなく細いパーツを張り巡らせることで、足指を曲げた際にも補強と屈曲性を違和感なく発揮します 【写真中央】シュータン部分には、「NB」の文字と「RUNNING」の文字がさりげなく型押しされています 【写真下】サイドのNロゴとシューレースループを一体化した「N LOCK(エヌロック)」が特徴的。ステッチがアクセントを添えます

【写真上】アッパーの前足部はパネル切り替えではなく細いパーツを張り巡らせることで、足指を曲げた際にも補強と屈曲性を違和感なく発揮します 【写真中央】シュータン部分には、「NB」の文字と「RUNNING」の文字がさりげなく型押しされています 【写真下】サイドのNロゴとシューレースループを一体化した「N LOCK(エヌロック)」が特徴的。ステッチがアクセントを添えます

アースカラーのアッパーは、耐久性を体現するかのような無骨な質感のコーデュラファブリックとシンセティックレザーを組み合わせることで、ハイパフォーマンス・ランニングシューズという出自を忘れてしまうほどにタフでアウトドアライクな表情を獲得。さらにステッチのアクセントが効いており、野山だけでなくタウンにもなじむファッション性を備えています。

ここで「1906R」というモデル自体の最大の見せ場となるのが、サイドのNロゴとシューレースループを連動させてサドル部のサポート性を高める「N LOCK」の存在です。他モデルにはないこの特徴的でテクニカルなディテールこそ、デザイン性と機能性を融合させたハイパフォーマンスモデルたるゆえんといったところでしょうか。

【写真上】ツーリングには、「860」や「2002R」といった近年の人気モデルと同タイプのソールユニットを採用 【写真中央】インソールは「OrthoLite(オーソライト)」。通気性がよく、内部の湿気を逃がしてくれるうえ軽量。またクッション性は持続します 【写真下】「Ndurance(エヌデュランス)」を搭載したアウトソールは、複雑に設計されたトレッドパターンも相まってグリップ力も期待大!

【写真上】ツーリングには、「860」や「2002R」といった近年の人気モデルと同タイプのソールユニットを採用 【写真中央】インソールは「OrthoLite(オーソライト)」。通気性がよく、内部の湿気を逃がしてくれるうえ軽量。またクッション性は持続します 【写真下】「Ndurance(エヌデュランス)」を搭載したアウトソールは、複雑に設計されたトレッドパターンも相まってグリップ力も期待大!

続いては、ランニングシューズの肝であるツーリングについて触れていきたいと思います。

本モデルでは、「860」や「2002R」といった近年の人気モデルと同タイプのソールユニットを採用。衝撃吸収素材「ABZORB(アブゾーブ)」と、フルレングスで搭載された弾性素材「N-ERGY(エナジー)」を組み合わせることで、着地時に足が受ける衝撃を吸収し、その力を反発弾性が推進力に変えます。ソール裏を見ると、中足部にはTPU素材の「STABILITY WEB(スタビリティウェブ)」が搭載されており、このパーツがアーチ部分を補強することで、走行・歩行時の安定性を向上させています。

アウトソールには、耐摩耗性にすぐれたラバーコンパウンドを改良した「Ndurance(エヌデュランス)」を使い、複雑に設計されたトレッドパターンも相まってグリップ力にも期待大。加えて、直接足に触れるインソールは「OrthoLite(オーソライト)」。通気性がよく、内部の湿気を逃がしてくれて軽量。かつクッション性が持続するので、快適な履き心地が毎日楽しめます。というワケで、そろそろ実際に着用したスタイルサンプルをご覧いただくとしましょうか。

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メンズカジュアルの王道である“アウトドアとミリタリー”、その両方になじむ万能性

着用するのは、ニューバランスの「M1906RS」(カーキ)

着用するのは、ニューバランスの「M1906RS」(カーキ)

ボトムスは、裾のボタンでシルエットを調節できるフラグスタッフのカーゴパンツ。トップスはエトスのロンTに、ヘリー・ハンセンのフーデッドナイロンジャケットをレイヤードして着用。上半身にイエローとペールオレンジという明るい彩りを持ってきた分、顔周りを黒のニットキャップで引き締めてみました。で、ここに「M1906RS」(カーキ)を合わせてみると……!?

ニューバランスの「M1906RS」(オリーブ)を着用

ニューバランスの「M1906RS」(オリーブ)を着用

シューズに合わせて、ボトムスは名作「M-47」をサンプリングしたカーゴパンツでミリタリーテイストを強調。下半身をラギッドにまとめたいっぽうで、上半身には鮮やかな色合いでアウトドアテイストを注入。色相の近い類似色同士なので収まりよくなじんでくれます。また、ボトムスとシューズを同系色にしたことで、足長効果を狙いつつ、統一感のある着こなしになったかと。いかがでしょうか?

ちなみに、ブランド公式のカラー名称は「カーキ」。元々が“土埃”を意味する言葉である点からもわかるように、海外ではベージュ系の色をさすのが一般的。本モデルはベースカラーこそカーキですが、全体的な印象で言えば、むしろオリーブ系に近いような。写真をご覧いただければ一目瞭然でしょうが、購入をお考えの際はご留意を。

また、気になるサイズ感についても言及しておきましょう。ラストは通常よりもやや細め。今回着用したのがUS9(27cm)でしたが、通常27cmを選ぶ筆者的にはフィット感上々。適度にボリュームがありながらトゥにかけてのラインがすっきりしているため、ジャストサイズを選んでも足が小さく見えることなく、バランスよく決まると感じました。

さて、今回は裾幅がワイドなボトムスを履きましたが、パパ世代の多くが細身のボトムスを履く機会のほうが多いだろう……ということで、試しに裾幅を調整して、細身のボトムスを着用した際のシューズの見え方もチェック!

ニューバランスの「M1906RS」(オリーブ)を着用

ニューバランスの「M1906RS」(オリーブ)を着用

試してみると、シュータンが隠れた際のフォルムも絶妙。シューズ単体で見るとミリタリー&アウトドアライクな印象を受けますが、そのどちらもアメカジに欠かすことのできない要素ゆえ、パパ世代の着用率の高いデニムパンツやチノパンツとの相性もよいはず。先ほども述べたように、ほどよいボリューム感なのでショーツの足元に合わせても正解です。あっ! あとカラバリで「ベージュ」も登場しますので、そちらも合わせてチェックをおすすめします。

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【まとめ】今旬ムードד耐久性”で、長年楽しめるタフなパパランシュー

というわけで、今回はニューバランス「M1906RS」をピックアップしました。

筆者が考えるに、本モデルを語る際の骨子は、アッパーの「コーデュラ」、ミッドソールの「エナジー」、アウトソールの「エヌデュランス」、インソールの「オーソライト」の4つ。そのすべてに共通するキーワードが、長期間の着用でも快適な履き心地をキープしてくれる“耐久性”です。ひんぱんに買い替えるのもお財布事情的に難しいし、何より“気に入ったモデルは長く履きたい”と考える人には、まさにピッタリ!

しかも、こういったトーナルカラー(濁色系の中間色同士の配色)は、さまざまなスタイルに溶け込んで、かつ落ち着いた印象も与えてくれるため、パパ世代の足元選びという本連載のコンセプトから逸脱することなく、“ほかとちょっと差が付けられる”という今回のテーマにも合致します。はい、正解が出ちゃいましたね。しかもコレ、業界関係者の注目度が高く、争奪戦もありえるというウワサも……。気になった人は、買い逃すことのないよう、公式サイトや公式SNSでしっかり情報をチェックして、11月中旬のリリースに備えておきましょう!

●撮影協力:ニューバランス

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TOMMY

TOMMY

メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する本厄41歳。

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