長袖Tシャツは、春や秋は1枚でスタイリングがサマになり、冬はインナーとして重宝する、メンズのおしゃれに欠かせない存在です。そんなロンTの中から即戦力になる30枚を一挙紹介します。
出典:楽天市場
長袖のTシャツ、すなわちロンTは、1枚着るだけで着こなしがサマになる“使える”アイテム。数年前まではインナーやスケーター的なストリートウェアのイメージが強かったアイテムですが、今ではオーバーサイズのロンTをサラッと着こなす感度の高い大人が急増し、定番トップスの地位を確立しました。また、幅広く着回せるのも特徴で、春や秋には単体使いのトップスとして活躍し、冬場にはニットやシャツ代わりのインナーとして真価を発揮。何より近年はダウンジャケットなどのヘビーなアウターが人気のため、インナーとしてライトなロンTがちょうどよい塩梅なのです。
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それでは、ロンTの理想的なスタイリングを見てみましょう。トップスとして単体使いが主になる春や秋の場合は、上の写真のようにサラッとナチュラルに着こなすのが鉄則。ゴリゴリのストリートスタイルではなく、シンプルなロンTでクリーンなアメカジライクにまとめるのが大人っぽく着こなす秘訣です。コーデ全体の色数も3色程度に抑えると、よりさりげなさがアップします。さらに、ゆったりとしたオーバーサイズ気味のモノを選んだり、主張し過ぎないシンプルデザインのモノを選んだりすれば、今っぽいこなれ感を演出できます。
トップスとして単体使いするロンTだけに、セレクトには気を抜けません。1歩間違えれば子どもっぽく見えたり、ぼんやりとした着こなしになったりする場合も。30〜40代の男性に欲しいのは、大人っぽく見えて、かつ1枚で着こなしがサマになるロンT。そんな1枚を見つけるためのポイントをまとめてみました。
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体のラインが出るようなぴったりサイズのロンTだと、「いわゆる長袖Tシャツを普通に着ただけ」な印象に陥りがち。ロンT選びにおいても、ここ数シーズンのキーワードであるビッグシルエットやオーバーサイズを踏襲しましょう。サイズは体のラインが出ないように、ジャストサイズよりも1ないし2サイズ上を選ぶのが理想的。とはいえ、あまりにダボダボだとストリート感が強くなりすぎて子どもっぽく見える可能性があるので、さじ加減は重要です。また、素材に適度なコシがあるロンTだと、着こなしが薄味になりにくく、かつだらしない印象にもなりにくいというメリットがあります。
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今っぽく、かつ大人っぽくロンTを着こなしたいなら、シンプルなデザインがおすすめです。スケーター系のプリントロンTの中には、フロントや背部、袖などにロゴなどがたくさんプリントされたモノも見かけますが、大人が着る場合は胸元や背中にワンポイント程度がベター。シンプルである分、幅広く着回せますし、子どもっぽく映る心配もありません。ちなみに、無地のようなシンプルなロンTなら、胸ポケット付きロンTもおすすめ。この“胸ポケ”がポイントになり、スタイリングにてこなれた雰囲気を演出できます。
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ネックや袖に見られるリブは、ロンTの重要なディテールです。ほとんどの場合、ネックはリブ仕様ですが、なかには袖リブが省略されたモノも。これはこれでデザイン的な効果を発揮するのですが、オーバーサイズのロンTの場合だと、シルエット全体のバランスが若干薄れてしまう可能性も。また、袖リブを手首の上あたりで留めて腕をチラ見せする、という小技も難しくなります。その意味でも、袖リブありのロンTを選んだほうが間違いはありません。また、ときどき裾にもリブがあるロンTを見かけますが、ウエストにニュアンスを作れるほか、シルエットにもメリハリを生み出せるのでおすすめです。
ロンTの選び方がわかったら、注目ブランドがリリースするイチ押しのロンTをチェックしましょう。前述したサイズ感やプリントの大きさ、リブの有無などのほか、着心地や見た目の印象に影響するボディの素材チェックも忘れずに。
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MADE IN USA にこだわるブランドの中でも、タフなクオリティーが自慢のグッドウェア。本モデルはヘビーウェイトのUSAコットンを使用し、クラシカルなアメリカンスタイルを彷彿とさせるボックスシルエットに仕立てています。繰り返し洗濯しても型崩れしにくいうえに、太めのネックリブはダブルステッチにするなど、タフに着られる工夫が施されているのも魅力。また、両サイドの縫い目がないチューブ編みを採用しており、すっきりとした見た目と着心地が楽しめます。
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100年以上の歴史を持つアメリカ老舗ブランドから、おなじみのパックTの元祖を紹介。この「ビーフィー」シリーズは、コットン100%の肉厚な生地で仕立てられており、、丈夫で長持ちするのが特徴です。また、脇に縫い目のない丸胴ボディなので、肌なじみもよく、実に快適な着用感が得られます。
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いくらハイコスパなロンTであっても、譲れないのがブランドの信頼感。ならば、スウェット界の王者、チャンピオンが作るロンTなら文句はないでしょう。ボディは1枚でもサマ見えする、ほどよい厚みのあるコットン100%で、シルエットもゆったりめ。普段より1〜2サイズほど上のサイズを選べば、旬が香るビッグシルエットのロンTとして着られます。左の袖には、ブランドの証しであるトリコロールのロゴ刺しゅうが施されています。
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ラガーシャツブランドとして知られるバーバリアンですが、実はこんなシンプルなクルーネックカットソーも人気アイテムのひとつ。ラガーシャツと言えばタフで肉厚な印象ですが、こちらは8オンスのライトウェイトコットンを採用し、とにかく軽やかな着心地にフォーカスしているのが特徴です。また、この素材とのバランスを取るためにリブのネックを細めにしたさりげないスタイルに仕上げています。さらに、脇下の補強パッチを省くことで、着心地の軽さをより高めているのがお見事!
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洗いざらしのようなラフな雰囲気が魅力のこのロンTは、アメリカンアパレルの創業者が手掛けるロサンゼルス アパレルからリリースされたもの。オーソドックスなスタイルながら、どこか今どき感が漂うのは、身幅が広くゆったりめにカットされていたり、ネックラインがやや高めに設定されていたりと、デザインに古さを感じさせない工夫が施されているからです。ガーメントダイ(後染め)と天然の酵素でウォッシュをかけたという、肌なじみよくやわらかな風合いとトーンも魅力です。
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世界トップシェアを誇るTシャツメーカー、ギルダン。数多くのアパレルブランドにボディを提供してきただけに、そのクオリティーは折り紙付きです。ドライな質感とほどよい厚さのUSAコットンは着心地も良好。カラーバリエーションも豊富なので、色違いで手に入れて日々のコーデを楽しむのもアリでしょう。
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アメリカのTシャツでよく見られるようなボックス型のシルエットが特徴のこちら。肩幅や着丈にゆとりを持たせているため、着ていて窮屈さはなく楽ちんです。厚すぎず薄すぎない絶妙な生地はよれることが少なく、丈夫なうえに肌当たりも上々。シンプルでコーデに取り入れやすいので、何枚でも欲しい一枚です。
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ワークウェアブランドであるカーハートならではのヘビーウェイト生地を採用したタフな一枚。ナチュラルにドロップしたショルダーや、ほどよくルーズなシルエットは今っぽさも十分です。一見してシンプルながら、胸ポケットにはおなじみのタグを配置し、“らしさ”も表現。合わせやすさもあり、きっと重宝するはず!
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アメリカを代表するカットソーブランド、ヘルスニットの定番素材「スーパーヘビーワッフル」を使用した、とにかく肉厚で保温性にすぐれたサーマルT。しっかりと目の詰まったタフな素材は、伸縮性が高く、ノーストレスの快適な着心地が楽しめます。首元にはシンプルながらガゼットをあしらい、ビンテージのスウェットトップスのような雰囲気も。春や秋に1枚で着るのはもちろん、冬にはインナーとしても重宝します。
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Tシャツの生地感と色合いに好評があるコンフォートカラーズ。こちらのTシャツは、顔料を使い、縫製してから染めるガーメントダイの手法を採用しています。さらに、50回ものウォッシュ加工を施すことにより、鮮やかな色合いとビンテージのような独特の風合いが楽しめる一枚に仕上げています。リングスパンコットンと6.1オンスのソフトな質感は、1度着たらもうヤミツキ!
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1枚で着てもよし、レイヤードしてもよし、な使えるロンTをお探しなら、バックパックの歴史に大きな足跡を残す、アメリカ・カリフォルニア生まれのケルティをどうぞ。売れ筋のロングスリーブTは、胸にブランドロゴがあしらわれたベーシックなデザイン。ネックや袖リブ、ステッチなどは丈夫な作りですが、生地は気持ち薄手のコットンボディゆえに、シャツなどとレイヤードがしやすいです。
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表面には10.5オンスのUSAコットンを使ってヘビーデューティーな表情に仕上げつつ、裏面にはポリエステルのテック系素材を使うことで適度な保温性を確保しています。ショルダーがドロップしたビッグシルエットやアクセントになる大型の胸ポケットなど、一枚で着てもキマるデザイン性の高さも魅力的です。
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1897年にアメリカ・シアトルで創業したアウトドア界の最高峰ブランド、フィルソン。その名物のひとつがサーマルロンTです。ペルーコットンを使った12オンスのサーマルニットは頑丈そのもので、洗濯を繰り返してもヘタれにくくなっています。冬場のインナーとしても人気ですが、存在感があるので春のトップスとしても重宝します。
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とにかくタフなロンTが欲しい。ならば、今なおMADE IN USAを貫くアメリカブランド、キャンバーが作る「305」で決まり! 8オンスのがっしりとしたコットンボディは丈夫で型崩れに強く、また洗濯するほどに目が詰まり、味のある風合いが増していきます。ネックと袖のリブも頑丈そのもの。
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着心地の楽チンさを重視するなら、ジャージー素材のロンTという手もあります。ポリエステル85%×ポリウレタン15%のトリコットジャージーは、動きをさまたげない抜群のストレッチ性が自慢。また、体にまとわりつかないサラリとしたタッチも魅力的です。すっきりとしたシルエットなのでジャケットの下にも着用できます。
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プロサーファーとジャーナリストという異色のタッグが立ち上げた西海岸ブランドは、潮の香りが漂うカジュアルウェアが人気を集めています。ほどよく厚みのあるコットン100%の素材ロンTはシックなロゴのデザインが大人っぽい雰囲気。裾に取り付けられたイエローのバンジーコードはデザインのアクセントとしての役割も果たしています。
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遊び心あるシルエットを得意とするアンティカから、人気のバスク生地TシャツのロンTを紹介。裾のサイドにスリットが入っているため運動性が高く、たっぷりと身幅を取ったシルエットから生み出される自然な落ち感も相まって、ストレスフリーな着心地が実感できます。
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シップスからお目見えのベーシックなVネックTシャツは素材に技あり! 和歌山県の工場で編まれたインド綿のカットソー素材は、糸の段階で余分な繊維を取り除く工程を増やすことで、毛羽が少なく、かつツヤのあるしなやかな質感に仕上げられています。さらに、医療現場で使われる白衣やシーツに用いられる抗菌・防臭加工もうれしいポイント。身幅に適度なゆとりを持たせたシルエットも、今の気分にしっくりときます。
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ザ・ノース・フェイスの「エアリーリラックスT」は、ポリエステル100%ながら、その名のとおり、膨らみのあるコットンのような風合いを表現した一着。高収縮糸を使用することで伸び感を実現しているうえ、コットンと比べてより軽量でドライタッチです。また、吸汗速乾・防シワ・抗ピリング・UVプロテクト(UPF50+、紫外線カット率95%以上)と、多機能な点も見逃せません。シンプルなデザインですが、ポケットに施されたブランドネームタグがほどよいアクセントを演出。
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サイズの調整や色合わせなど意外と難しいロンTのレイヤード。ならば、こんなロンTはいかがでしょう? ナチュラルなテイストが得意なイッカのワッフルロンTは、ネックと裾部分に配されたフライス生地によって、まるでレイヤードをしているように見えるユニークなロンT。「ABヤーン」という特殊な染め方の糸で編まれたワッフル素材は、メランジカラーが魅力です。
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ここ数シーズン、ストリートの影響からか、袖にロゴやメッセージなどがデザインされたロンTが人気を博しています。ただ、あまりに大胆なデザインだと子どもっぽく見えがち……。その点、アメリカ・ニューヨーク生まれのマンハッタンポーテージなら、そんな心配はありません。右腕にはブランドロゴ、左袖にはブランドの本拠地を示すワードがあしらわれていますが、主張はあくまで控えめ。ボディはさらりとしたドライタッチが快適なコットン100%です。
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1981年にアメリカ・サンフランシスコで創刊されたスケートボード専門誌「スラッシャー マガジン」が、ストリートボード界のビッグネームであるマーク・ゴンザレス氏と強力タッグを結成。同氏による手描き風のロゴ&イラストが、リラックスしたストリートテイストを演出する一枚がこちらです。バックの両肩には、同じタッチのスラッシャーのロゴもデザインされています。ボディの素材はしっかりとしたコットンを採用。
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毎シーズン、とりどりのグラフィックでファンを楽しませる日本ブランドからピックアップ。オーバーサイズが今の気分にハマるこちらのロンTは、2000年初期の夜のストリートをテーマにしたネオングラフィックがあしらわれたものです。微光沢と滑らかなタッチが特徴のレーヨン×ナイロン×ポリウレタンのミックス素材を採用しています。
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日本のストリートをテーマにしたカジュアルウェアが人気を博すウィゴー。人気のアソートTシャツは、ヘッドフォンを着けたクマがフロントにデザインされたモノをはじめ、インパクトあるグラフィックTシャツが豊富に揃います。ボディは厚みのあるコットンで、ゆったりとしたシルエットも今の気分にマッチします。
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19世紀なかばにアメリカ・ロードアイランド州で誕生したブランドは、全米でヘインズと並ぶ2大肌着ブランドに数えられます。こちらは8.5オンスのコットンフライスを使った一枚。細かい溝がサラリとした肌触りを生み出します。首は丈夫なバインダー仕様で、裾にはおなじみのフルーツのロゴがデザインされています。
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同じロンTでも、ちょっと男らしい骨太感を出すなら、凸凹の質感が特徴のワッフル素材が正解。こちらは、胸のロゴワッペンがアクセントのオーバーオールからスタートした、アメリカのワークカジュアルブランド、ディッキーズのワッフルロンTです。さらりと心地よい肌触りを生かしてインナーとして着るのもおすすめですが、デニムやワークパンツと合わせてタフなスタイリングにまとめてもかっこよくキマります。
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スイスのアウトドアブランドで見つけたのは、普段のトップス使いからハイキングのレイヤードまで、さまざまなシーンに使えそうなロンT。ボディは抗菌防臭機能のあるウール素材で、シルエットはすっきりとしたレギュラーフィットです。胸元にデザインされたマムートのロゴがアクセントになっています。
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素材には、テンションの強いライクラ糸を使ったリブ編みの生地を採用。これは耐久性の高さとタイトなフィット感が持ち味で、デイリーに着るにはもってこい。さらに、抗菌防臭加工も施しているため、汗などのニオイを気にせず快適に着られます。首の後ろにはアヴィレックスを象徴する、かすれプリントのロゴが小さく入っており、後ろ姿からさりげなくミリタリーテイストをアピール!
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月桂樹モチーフのロゴを見れば、ほとんどの人がピンと来る、と言っても過言ではないほど世界中で人気のフレッドペリー。こちらは同ブランドの象徴と言えるティップラインをネックにあしらったデザインが特徴です。レギュラーフィットで上品な面持ちなので、きれいめな着こなしにもハマります。
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カジュアルすぎるロンTはちょっと……。そんな大人の男性には、フランス生まれのラコステのロンTはいかが? スムースな風合いのコットンボディを使った一枚は、ほどよくゆったりめのシルエットで、おなじみの胸のワニマークも身頃と同じカラーでデザインされています。スラックスなどきれいめのパンツにもマッチしそうです。