1912年に創業されたL.L.Beanは、100年以上にわたって世界中で愛され続けています。同社のアウトドアアイテムにおける確かな品質とクラフトマンシップには、多くの人々がインスパイアされていますが、日本のデザインチームがそんなアーカイブにリスペクトを払って生み出したのが、新世代コレクション「ジャパン・エディション」です。
今回は、創業者、レオン・レオンウッド・ビーンが1924年に初めて紹介したハンティング用コートが原点の定番「フィールド・コート」をベースにした、ロング丈の「ビーンズ・ロング・フィールド・コート」を紹介します。
L.L.Bean「ビーンズ・ロング・フィールド・コート」(品番:TC065185)。L.L.Bean公式HPでの販売価格は26,400円(税込)
コートの素材には、しわ加工を施したマットな質感が特徴のナチュラルな「CEBONNER(セボナー) ナイロン・キャンバスが使用されています。この素材は軽量かつ耐久性があり、アウトドアアクティビティーに適した特性を持っているため、快適な着心地と機能性を兼ね備え、多くのアウトドア愛好者やファッショニスタから注目を集めています。
ボディ生地は東レが開発した素材「セボナー ナイロン・キャンバス」を使用。長い着丈ながらも軽量でソフト、そして着慣れたような風合いを提供してくれます。
クラシックなディテールも際立っています。襟元にはチンストラップを配置し、そのチンストラップや前、そして袖口には、スナップボタンを採用。風や寒さから身を守りながら、スタイリッシュで都会的な印象を与えます。襟と袖口のトリムには、綿100%のコーデュロイが使用されており、そのやわらかな風合いが着心地に温かみを添えています。
襟元に装着されたチンストラップは、スナップボタンで開閉可能
襟(写真)と袖口のトリムは、綿100%のコーデュロイを使用し、クラシックな雰囲気を加えています
アームの外側にはプリーツが設けられ、腕のスムースな動きをサポート
日本の感性とL.L.Beanの精神が融合した本モデルは、過去のアーカイブスに敬意を表しつつも、独自のアプローチで再構築された新しいスタイルに仕上がっています。その特徴的なデザインとすぐれた品質で、すでにアウトドアやファッションの愛好者たちの心をつかんでいるとか。
シンプルなデザインで、ストリート&キレイめを問わずさまざまなスタイルにフィット!
●取材協力/「L.L.Bean」