出典:楽天市場
大人世代の間で、今季も引き続き支持を集めているのが、スポーティーなテイストのアイテムです。なかでも、コーデのアクセントとして手軽に取り入れられて、かつスポーツ感を明快に打ち出してくれるキャップは外せない存在。その魅力や選び方のポイントをナビゲートしつつ、メンズにおすすめのブランド&アイテムを厳選して紹介します。
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ストリート系カジュアルでは古くから定番となっているキャップですが、最近はスポーツトレンドの後押しもあってその人気に拍車が掛かっています。メンズコーデのほどよいアクセントになりつつ、実用的な日除けアイテムとして役立ってくれるのも◎。また、いちいちヘアセットを気にしなくてよいという点も、キャップの大きな利点。さらに、比較的安価で入手できるのも魅力です。
メンズキャップは何かと魅力的なファッション小物ですが、考えなしに選ぶとイマイチしっくりこなかった、なんてことも……。そんな事態を防ぐために、選ぶ際は以下であげているポイントを意識するとよいでしょう。もちろん、無理にすべての要素をカバーする必要はないので、自身のスタイルを考慮しつつ取り入れてみてください。
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フィット感は被り心地を左右する重要ファクター。ブカブカだと落ち着かないですし、かといってあまりにキツいと頭痛の原因になることもあります。となれば、サイズ感を自在に変えられるアジャスター付きのモデルが合理的な選択と言えるでしょう。アジャスターが付属しないキャップを選ぶ場合は、購入時のサイズのセレクトミスにご注意を!
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デザインにもよりますが、ブリム(ツバ)の長いキャップはやんちゃで子どもっぽい印象を与えてしまいがち。大人コーデと調和させるのならば、すっきりと着用できるショートブリムのモデルを選ぶのが正解です。トレンド的な観点で見ても、昨今はクラシックな雰囲気の“ツバ短”が主流です。
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キャップの“顔”と言えるフロントデザインも気にしたいポイント。ロゴ入りだとよりアクティブな雰囲気で、反対にプレーンな無地だとシックな印象です。このあたりは好みで選んでOKですが、極端にアピールの強いデザインは大人っぽさを損ねるので避けたほうがベター。ロゴ入りであればワンポイントデザインにするなど、主張すぎないルックスのものをチョイスするのが◎です。
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ワンランク上のキャップスタイルを手に入れたいなら、素材選びにも気を配りたいところ。定番のコットンだけでなく、夏はリネン素材、秋冬はツイード素材などをチョイスして季節感を演出するのもいいでしょう。また、周囲との差別化を狙うなら、ちょっと変化球な素材を選んでみるのもひとつの手。たとえば写真のような人工皮革製のアイテムであれば、キャップらしいスポーティーなイメージとともに、スマートさも獲得できます。最近は素材のバリエーションがかなり豊富にお目見えしているので、自身にハマりそうなモデルをいろいろと探してみましょう。
ここからは、押さえておいて間違いのない人気キャップブランドと、各ブランドのおすすめモデルを一挙公開。「キャップを新調したい」という方をはじめ、多くの大人に推薦したいアイテムを紹介していきます。
1920年創業のニューエラは、高い機能性と品質でメジャーリーグベースボール選手用キャップの独占供給を行うヘッドウェアのトップブランド。昨今では、スポーツの分野だけでなく、アパレルブランドやセレクトショップとコラボした商品も数多く展開しています。
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深めのクラウンでおなじみの「59FIFTY」と並び、ニューエラの誇るマスターピースとして知られる「9TWENTY」。やや浅めに設定されたクラウンやフロントに芯のないやわらかな素材感が、クラシカルなムードを醸成しています。前パネルにはボディと同色のスクエア型ラバーパッチが鎮座。大人っぽさが香り立つ仕上がりです。
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定番の「59FIFTY」をベースとしつつ、クラウンを浅くアレンジし、バイザーをゆるくカーブさせたモデル。よりトレンド感のあるルックスへとアップデートされています。フロントパネルにお得意のチームロゴはなく、出で立ちはきわめてシンプル。サイドにはおなじみのフラッグロゴが配置され、さりげなく“らしさ”を主張します。
アメリカ・ボストン発祥の'47(フォーティーセブン)は、メジャーリーグベースボールの公認ライセンスブランドとして有名。そんな同ブランドが手掛ける上質な帽子やアパレルは、品質的にも高い評価を得ています。スポーツ観戦時だけでなく、街で取り入れるファッションアイテムとしても優秀!
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'47を代表する定番モデルのひとつが「クリーンナップ」。浅被りなシルエットとカーブを描くツバが特徴的で、オーセンティックなムードを放ちます。こちらのアイテムはウォッシュド加工が施されていて、ビンテージライクな風合いが堪能可能です。背面にはアジャスターストラップを備え、サイズ調整もお手のもの。定番だからこそ、カラーや種類もさまざまです。
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「キャプテン」も'47が誇る王道モデルで、カーブの掛かっていないフラットバイザーが特徴的。背面にはパチッと留めるスナックバックを装備し、サイズ調整にも対応します。ちなみに、このキャップの「B」が表しているのはMLBのチーム「ボストン・レッドソックス」。その本拠地であるフェンウェイパーク周辺のワゴン販売から'47はスタートしています。
アメリカ・ニューヨークで2005年にスタート。ブランド名を見聞きしても「?」という方がいるかもしれませんが、実は各ショップやブランドで販売されているキャップのベースが同ブランドのもの、ということは珍しくありません。ベーシックなデザインと汎用性の高いフォルムが評価され、同ブランドのアイテムが採用されているのです。なお、アジャスターのアクセントとして金具に「N」マークが付いているので、ぜひチェックしてみてください。
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ミニマルなロゴなしのベースボールキャップも、味たっぷりなウォッシュドデニム素材だと新鮮な面持ち。スポーティーなコーデにハマるのはもちろん、アメカジ系のスタイルとも抜群の相性を発揮してくれること間違いなしです。素材の特性上、愛用するほどに風合いが深まっていくので、その過程も大いに楽しみたいところです。
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素材展開が豊富なことで知られるニューハッタン。こちらのフラットバイザーモデルでは、表情のよいコットンコーデュロイが抜擢されています。余計な装飾性を削ぎ落としたミニマルなベースボールキャップだからこそ、素材の風合いが一段と引き立っています。定番色からアクセントカラーまで、多彩にスタンバイするカラバリも見逃せない美点。
メンズファッションにおいては言わずもがなの鉄板ブランド。ポロシャツやジーンズといったウェアから香水などの雑貨まで、多種多様なラインアップを誇ります。いずれも品質の高さはお墨付きですが、なかでもクラシックなムードのベースボールキャップが今新鮮です。時代観にも沿っていて、取り入れやすさも抜群なだけに“買い”の候補に入れておきましょう。
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フロントにポニーを、バックに「POLO」の刺繍を施したベースボールキャップ。シンプルなデザインながらしっかりとブランドのテイストをアピールできる逸品です。カットソーをメインとしたアメカジ系の服装はもちろん、ブレザーなどを使ったアメトラを感じさせるジャケットコーデとも好相性。ボディは洗いの入ったコットン製で、最初からこなれた風合いです。
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環境に配慮したベターコットンが使用された、地球にやさしいツイル生地。そんなサステナブルな背景もさることながら、アップリケを駆使したアメリカンテイストなデザインも大人心をくすぐります。汗止めとして機能する内側のスウェットバンドや高級感あるレザーアジャスターなど、ディテールへのこだわりぶりも印象的!
1988年にアメリカ・ワシントン州のシアトルで創業。実在した独立系のニグロリーグや、マイナーなパシフィックコーストリーグを中心にさまざまな復刻コレクションを展開し、注目度を高めていきました。ビンテージ感満点なベースボールキャップのほか、スポーツウェアも展開しています。
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1942年に設立された、ベネズエラのベースボールチームのキャップを復刻。素材には良質なウールを使い、アメリカ国内のファクトリーにて生産しています。背面に配置されたレザー製のアジャスターは、デザインアクセントと実用性を兼備するディテール。エイジングを楽しみやすいキャップなので、長く濃く付き合っていけるでしょう。
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ニグロリーグのチーム「ニューヨーク ブラックヤンキース」のキャップがモチーフ。堂々と鎮座するフェルト製の「NY」ロゴが、スポーティーなムードを盛り上げます。加えて、バイザー裏のグリーンサテンや、クラウン裏のパイピング補強など、細やかなディテールはさすがUS製といったところ。素材のウールは吸水速乾性に秀でているため、被り心地も上々!
2010年に東京でスタートし、瞬く間に話題のブランドに。デビューから2シーズン目に登場した「オマージュライン」のスニーカーを目にしたことがある方は多いでしょう。浅草の職人が製作するコレクションの数々は、思わず手に取りたくなる温かみに満ちています。
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ソフトな質感が持ち味のピッグスウェードを素材にピックアップ。カジュアルなコーディネートは言わずもがな、上品な装いのヌケとしても違和感なくなじみます。バックのアジャスターベルトはカウレザー製で、細部まで上質感たっぷりの出来栄え! ベースの形状はシンプルなジェットキャップなので、幅広い着こなしにマッチしてくれること請け合いです。
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上品な素材使いに長けているエンダースキーマ。このキャップに採用したのは、イギリスの名門生地メーカー、ムーン社の高品質なツイードです。ウール100%の生地はハウンドトゥース柄で、トラッドな風格は大人に好適。さらに、ツバ部分はピッグスウェードで切り替え、メリハリあるデザインを叶えました。耳当て付きのイヤーキャップですが、折り返せば耳を出して着用できます。さらに、ツバを立たせて被ることも可能。
アメリカのシアトルでスタートした、ヘッドウェアに定評のあるアウトドアブランド。アラスカで漁師をしていた創業者が、その過酷な自然環境に耐えられるサンバイザーを作りたいと思ったことから誕生しました。最大の魅力は、どのアイテムも実用性とモダンでユニークなデザインをあわせ持っていること。創業者の過酷な漁業経験に基づいて生まれたアイテムは、どれも長年にわたって愛用できるものばかりです。
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ブランド屈指のロングセラーとして知られる「オーガニックストラップキャップ」。その名のとおり、エコフレンドリーなオーガニックコットン素材を使って生産されています。そして何よりも目を引くのが、縁に付属する華やかなアジャスタブルウェビングテープ。単なるデザインポイントではなく、サイズ調整の際にも役に立ってくれるディテールです。
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アウトドアブランドらしい、ファンクショナルな一品。遮熱や接触冷感、そして吸水速乾、軽量、紫外線防止といった機能を備える「シェルテック」と呼ばれる素材が使われています。すぐれた快適性を擁するため、外遊びに、街使いに、とさまざまなシーンで活躍すること間違いナシ。ツバの縁をブラックで切り替えるなど、ささやかに遊び心を感じさせるデザインもGOODです。
1968年に産声をあげた、アメリカンアウトドアブランドの名門。展開するプロダクトは、どれも高い機能性と耐久性を持ち合わせたものばかりです。しかも、洗練されたデザイン性も兼備しており、スポーツやアウトドアシーンだけでなく、タウンユースでも大いに活躍してくれます。
出典:楽天市場
コットンを思わせるナチュラルな風合いながらも、実はエシカルなリサイクルポリエステル製。デザイン自体は至ってレトロなベースボールキャップですが、UVプロテクト機能を備えるなど機能面は現代的にアップデートされています。イージーに着用できるよう、バックには面ファスナーを配置。
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カリフォルニア州にある「ヨセミテ国立公園」からインスパイアされたアロハ柄のキャップ。主張がありそうなルックスですが、モノトーンベースなので意外にもすんなりと大人コーデにフィットしてくれます。そのうえ、ポリエステル製のメッシュ生地は速乾性・通気性・UVカットなど多彩な機能を搭載。アクティブな外遊びのパートナーにもぴったりです。
帽子デザインの第一人者に師事し、イッセイミヤケ、ヨウジヤマモト、コム デ ギャルソンなどの帽子製作を経て独立した木島隆幸氏によるブランド。奇をてらわず、スタイリングの中で生きるデザインの帽子を提案しています。基本的には、素材やフォルムのよさを引き出す無地がメイン。仕立てのよさから少々値は張りますが、それ以上の価値を感じ取れるはずです。
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キジマタカユキのキャップは、6パネルのスタンダードなフォルムが主流です。このキャップも定番的な形状ですが、ほんのりと艶感のある上質なコットンチノを使用していて、どことなく都会的な印象。背面にはオリジナルのスライドバックルが配置され、ちょっとしたアイキャッチに。バイザー芯にリサイクル素材を使うなど、サステナビリティーも意識しています。
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こちらも、正統派の6パネルキャップに素材で個性をプラス。パラフィン加工を施した高密度ウェザークロスを用いることで、独特なハリ感を描き出しています。また、ビンテージフィニッシュを施すことで、ユーズドのようなコクのある風合いを創出。こなれた大人にこそ似合う一品と言えそうです。ちなみに、手洗いに対応しているので衛生面も◎。
ヘッドウェアブランド・マニエラ出身のデザイナーである彦坂尚史氏が2017年に発足。「BEAUTILITY(=機能美)」を揺るぎないコンセプトに、ジェンダーレスなプロダクトを展開しています。製品はすべて日本国内の有力ファクトリーにて製造しており、クオリティーは折り紙付き!
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やわらかな印象をまとったニット素材のキャップ。軽量なポリエステルストレッチ糸で編み上げられており、1年を通じてコンフォータブルに着用できます。継ぎ目のないホールガーメント製法を採用しているため、ニットアイテムにありがちなチクチク感とも無縁。手洗いできて清潔に保てるので、汗っかきの人にもぴったりです。
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どこか懐かしい顔付きのストライプ柄ベースボールキャップは、フィット感に長けた8パネル構造なのもポイント。素材には強いハリコシのある、高密度コットンチノクロスを使っています。かなり丈夫な生地なので、ヘビロテしても問題なし。ちなみに、フロントに配された「H」のロゴには、贅沢にリアルレザーを用いています。
「すべての人に、最高の帽子を」というコンセプトで、オリジナリティーあふれる帽子を生み出し続けているカシラ。ファッションに発展した日本独自の帽子カルチャーをMADE IN JAPANのクオリティーで具現化し、世界に向けて発信しています。キャップ類はシンプル&スマートなデザインが多く、大人の着こなしにも最適です。
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ポップアートシーンを牽引した伝説的アーティスト、アンディ・ウォーホルとのジョイントワーク。同氏が80年代に出版した写真集「AMERICA」にフォーカスし、ブリム部分にロゴをあしらっています。加えて、ツバ先部分に配されたテープも小粋なデザインアクセントに。機能的な撥水ナイロンを使っていて、天候問わず着用できるのも強みです。
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浅被りシルエット×カーブブリムという、旬ド真ん中なシルエット。すっきりシャープな顔立ちなので、コーデを問わずマッチしてくれます。フロントパネルにはレタード刺しゅうがあしらわれ、スマートなアクセントとして作用。ご覧のとおりのポップなカラーリングなので、スタイルの挿し色としても活用できるでしょう。
100年以上の歴史を持つ老舗帽子メーカーの栗原が1999年に創設。世界各国の帽子を取り扱うセレクトショップであると同時に、帽子専門店のノウハウを生かしたハイクオリティーなオリジナル製品も支持を集めています。時代や性別をとらわれない帽子は、幅広い世代に人気。
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有機栽培綿を使用した風合いのよいツイル生地。毛羽感を抑えて織り上げているため、上品なムード感が漂います。肉感は中厚で、オールシーズン着用可。クラウンはやや深めの設定で、安定感ある被り心地です。フロントには織りネーム、サイドにはロゴ刺しゅうをデザイン。
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風通しがよく、見た目にも涼しげなペーパークロスを用いたこちらのアイテム。内側にメッシュ素材を組み合わせることで、いっそう涼やかな被り心地を実現しています。洗いをかけることにより、ほどよいクッタリ感を演出しているのもこだわり。背面には牛革製のリッチ感あるアジャスターをセットしています。
米国を代表する老舗ワークブランドであるカーハートのヨーロッパラインがカーハートWIP(ワーク イン プログレス)。原点であるワークを根底に置きつつ、欧州ラインらしい高感度なデザイン性も落とし込んでいます。帽子はブランド内でも特に人気の高いアイテムのひとつ。フロントに潔く配されたロゴマークが、装いをスタイリッシュな印象へと導きます。
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ガシッとした肉感を持ち味とする8.8オンスのコットンツイルを起用。さらに、仕上げにガーメントウォッシュ加工を施しているので、奥深い味があります。ライニングのない1枚仕立てですから、経年変化も楽しめます。フロントに加えて、アジャスターの金具部分にも十八番のロゴマークをセッティング。
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こちらも裏地のない1枚仕立て。ワークブランドらしいタフなコットンキャンバスを使っているので、耐久性は申し分ありません。前パネルにはブランドを象徴するスクリプトロゴが配され、シンプルながらスキなくキャラ立ちも叶えています。アジャスターにはロゴ入りの重厚な金具が付属し、バックスタイルでもアピールOK!