着る服の数が少なくなり、スタイリングがマンネリしがちな夏。だからこそ、手元には存在感のある腕時計が欠かせない。そんなときに頼れるのが、黒と金のコントラストがインパクトを放つ“黒金G-SHOCK”だ。ストリートにも、ドレスにも、モードにも――。G-SHOCKらしいタフさとゴールドの艶感を兼ね備えた腕時計は、夏のおしゃれの切り札となること請け合いだ。
ここ数年、ストリート回帰やY2Kリバイバルのトレンドに乗って、アクセ感覚で時計を楽しむムードが高まりつつある。そんな中、注目度が急上昇しているのが、黒×金のコンビカラーで彩られたG-SHOCKだ。着こなしの腕元に投入するだけで、タフなイメージやラグジュアリーテイストをプラスしてくれる。そして、その真骨頂が発揮される季節と言えば、断然夏。薄味になりがちなこの時期のスタイリングを即・格上げしてくれるパワーウォッチなのだ。
ゴールドカラーの魅力は高級感と大人っぽさ。黒と合わせることで持ち味がいっそう際立つ
今が旬の“黒金G-SHOCK”だけに、いざ探してみると、さまざまなバリエーションが存在する。どれを選べばいいかわからないという人のために、定番からニューモデルまで、この夏に着けたい3本をピックアップした。
人気のビッグケース「GA-700」をベースに、ステンレス素材で質感を高め、さらにゴールドカラーIP仕上げのメタルベゼルによってラグジュアリーな煌めきを放つ一本に。立体的なダイヤルデザインと大型フロントボタンは、存在感を高めるだけでなく、視認性と操作性の向上にも一役買っている。もちろん耐衝撃構造と20気圧防水を備え、アクティブなシーンにも対応可能だ。
ギアっぽいタフなフォルムに、ゴールドカラーがラグジュアリーなスパイスをきかせる
その圧倒的な存在感を存分に生かすべく、シンプルコーデの腕元に合わせる。特にブラック無地のテック系Tシャツの腕元に投入すれば、ゴールドカラーの色気がいっそう際立つ。90年代テイストのスケーターファッションやストリートスタイルとの相性も申し分ない。
存在感のあるデザイン&カラーリングがシンプルコーデの腕元に格好のアクセントに
【SPEC】
G-SHOCK「GM-700G-9AJF」
●ガラス:無機ガラス
●防水性:20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:樹脂、ステンレススチール
●バンド材質:樹脂バンド
●ケースサイズ:58.4(縦)×53.4(横)×18.6(厚さ)mm
●重量:111g
“カシオーク”の愛称で親しまれる「2100シリーズ」をメタル素材でアップグレード。ケースとベゼルにステンレススチールを使用し、イエローゴールドカラーのIP加工を施すことで高級感と耐久性を両立する。細部にはヘアライン仕上げや鏡面加工を使うことで、光の反射を効果的に演出。Bluetooth通信によるスマートフォン連携やソーラー充電など、スタイルと機能性を両立した一本だ。
ステンレススチールの質感とゴールドカラーのIP加工が相まって、高級感は格別
カシオークの端正な八角形フォルムはシャツと好相性。白や黒のシンプルなシャツで上品に合わせるのもよいが、こんな風に洗いざらしのシャンブレーシャツと合わせてこなれ感を演出するのも一興だ。ダークカラーのセットアップとの相性もよさそう。
派手な印象に映らないのは、全体の表情を精悍に引き締めるブラックダイヤルのおかげ
【SPEC】
G-SHOCK「GM-B2100GD-9AJF」
●ガラス:無機ガラス
●防水性: 20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:ステンレススチール
●バンド材質:メタルバンド
●ケースサイズ:49.8(縦)×44.4(横)×12.8(厚さ)mm
●重量:165g
耐衝撃性にすぐれた樹脂ケースとバイオベース樹脂バンドが採用された“黒金G-SHOCK”の最新作が、2025年8月8日発売のこちら。ブラックを基調に、針やインデックスといったゴールドメタリックパーツが艶やかに映える。液晶は金色蒸着によって高級感と視認性が高められている。見やすい大型の液晶ディスプレイや約10年の長寿命バッテリー、高輝度LEDライトといった実用性の高さも見逃せない。
“黒金G-SHOCK”のエントリーモデルに最適だ
“黒金G-SHOCK”の中でもとりわけブラックの占める割合が高く、ゴールドパーツはアクセントとしてあしらわれている。ゆえにスタイリングへの取り入れやすさは随一だ。正統派のフェイスデザインは、カモフラ柄のハットやデニムシャツを使ったラギッドな着こなしにもマッチする。
ブラックの割合が高いため、より武骨な印象が強くなる
【SPEC】
G-SHOCK「GA-010GB-1A9JF」
●ガラス:無機ガラス
●防水性:20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:樹脂
●バンド材質:樹脂
●ケースサイズ:55.1(縦)×51.9(横)×17.5(厚さ)mm
●重量:67g
いかがだっただろうか? グラマラスなフォルムがラグジュアリーな存在感を放つ「GM-700G-9AJF」をはじめ、スタイリッシュなラグスポ系の「GM-B2100GD-9AJF」、さらにコーデに取り入れやすい新作の「GA-010GB-1A9JF」まで、個性が際立つ3モデルを紹介した。色の配分や素材感によって与える印象が変化するものの、どれを選んでも、スタイリングに旬なスパイスをきかせてくれるだろう。夏コーデのマンネリにお悩みなら、頼るべきは“黒金G-SHOCK”だ。
夏のスタイリングに映える“黒金G-SHOCK”
写真/坂下丈洋(BYTHEWAY)
スタイリング/押条良太