レビュー
これならいつでも視界ハッキリ&盗まれない!

ビニール傘なのに“折りたたみ”!? 不可能を可能にした老舗メーカーの技術がすごい!

今年ももうすぐ梅雨の季節がやって来ますね。雨の日に欠かせないアイテムといえばもちろん傘ですが、みなさんはどんな傘を使っていますか? 私はビニール傘派。背が低いこともあって、視界良好なビニール傘は助かるんですよね。ちなみに、日本は世界で一番ビニール傘の消費量が多いそうですよ。

ただ、ビニール傘はどうしても壊れやすかったり、盗まれやすかったりしますよね……。そして長傘タイプしかないため、急な雨の備えとして持ち歩くことも難しいです。しかし今回、そんな悩みを解消する画期的なビニール傘を見つけました!

ビニール傘なのに、折りたたみ!?

それがこちらの、ホワイトローズから販売されている「アメマチ58」。
なんとビニール製の折りたたみ傘なのです! 折りたたみ型のビニール傘は初めて見ました。

私が購入したものはネイビー。傘の縁にカラーリングが施されています。ほかにブラック、レッドがあり、ストライプ柄の外袋が付いています

メーカーのホワイトローズは、なんと徳川幕府の時代から雨具を作っていた会社で、ビニール傘のパイオニアでもあり、近年では宮内庁御用達のビニール傘も手がけているんだとか。公式サイトを見てみると、普通のビニール傘とは違う、並々ならぬこだわりを詰め込まれた高級感あるビニール傘が並んでいました。

そんなメーカーが作った、どこも成し得なかった折りたたみのビニール傘がこの「アメマチ58」なのです。お値段は1万円超えと、傘としては高いというのが正直なところですが……(笑)

筆者所有の折りたたみ傘(中央・右)と比較。「アメマチ58」(左)のたたんだときの全長は約37cm、重さは約275gです

私が所有している2本の折りたたみ傘の重さは、それぞれ310g、190gだったので、この「アメマチ58」はその中間くらい。ビニールというともっと重くなりそうなイメージがありましたが、そんなことはないようです。ただ、サイズはやや大きめですね。

実現の秘密は、素材と折りたたみ線

これまで折りたたみのビニール傘が作られてこなかったのは、ビニールという素材が折りたたみに適していないから。べたつきやすく、折りたたみにくいため、製品化するのが難しかったんですね。しかし本製品は、そんな難点を見事に解決しています。

触ってみると、一般的なビニール傘とはかなり違うことがわかります!

触ってみると、一般的なビニール傘とはかなり違うことがわかります!

まずは素材。「オレフィン系多層フィルム」という素材を使用しており、ビニール傘の難点であった、べたつきを解消してくれるそう。また、気温が低くても硬くなりにくい素材のため、スムーズに開閉できるようになっています。

もうひとつの工夫が、折りたたみ線。

3本のラインが見えるでしょうか?

3本のラインが見えるでしょうか?

ビニール傘の素材は折りたたみ線が消えやすく、長傘ならまだしも、折りたたみ傘のように小さくたたむのは困難。そこで、特許技術の「エンボスライン空型押」という技術を使って、くっきりと折りたたみ線を残すことに成功したそうです。確かに、線に沿って簡単にたたむことができました。

丈夫な作りで壊れにくい!

そうして完成したこの「アメマチ58」ですが、ほかにも、メーカーならではの工夫が盛り込まれています。まずは親骨。随所に「グラスファイバー素材」を使用しており、向かい風でも柳のようにしなやかに受け流してくれて、折れにくい傘に仕上げているのだとか!

ぐぐっとしなります

ぐぐっとしなります

もうひとつ、壊れにくいポイントがあります。少し驚きなのですが、傘に「穴」が開いているのです!

ちょうど指1本分ぐらいの穴が数か所開いています

ちょうど指1本分ぐらいの穴が数か所開いています

風が強い日は、よく傘が逆さにそり返って“おちょこ”状態になってしまいますよね。でも本製品は、この穴が開いていることで内側からの風が吹き抜けていき、ひっくり返りにくくなる仕組み。もちろん、雨は入ってこないように「逆支弁」構造になっています。こちらも特許取得済み。

そして、もし壊れてしまっても、修理を受け付けてくれているので長く愛用できます。
ビニール傘とは思えないこだわりっぷりですね。

実際に使用してみました

雨の日に実際に使用……したかったのですが、この原稿を書いている日近くの天気予報がずっと晴れマークでして、なかなか雨にならず(涙)。泣く泣くお風呂場のシャワーで試してみることに。

傘の開き方は、クラシックな手開き式。骨を1本ずつポキポキして開きます

傘の開き方は、クラシックな手開き式。骨を1本ずつポキポキして開きます

やっぱり気になるのは、逆止弁構造とはいえ、穴から本当に雨が入ってこないのかどうか!
そこで、強めにシャワーの水を当ててみました。

中から水が滴ることはありませんでした!

中から水が滴ることはありませんでした!

シャワーは通常の雨よりもかなり激しいですが、それでも水が入ることはなかったので、よほどのことがない限り問題ないでしょう。

完全防水の傘袋で、持ち歩き中もぬれない!

折りたたみ傘を使ったあとは、傘袋に入れて持ち歩きますよね。普通の折りたたみ傘だと、袋に入れても水が染みてきてしまいますが、「アメマチ58」はそこにもこだわりが。

四角いバッグのような形

四角いバッグのような形

こちらの傘袋は、完全防水内袋を装着していて、水が漏れないようになっています。そのため、使ったあとも安心してバッグや紙袋に入れることができるのです。

長・短の2段階に調節可能な2way仕様(どういうシーンで長くして使用するのかは思い浮かびませんが……)

長・短の2段階に調節可能な2way仕様(どういうシーンで長くして使用するのかは思い浮かびませんが……)

ぬれた傘が入った状態で、この傘袋を1日カバンに入れて過ごしてみました

ぬれた傘が入った状態で、この傘袋を1日カバンに入れて過ごしてみました

1日入れておいてもカバンがぬれることはなく、傘袋に水が染みてくることもありませんでした!

数時間後、傘袋内に水がたまっていることが確認できましたが、まったく染みてきていません

数時間後、傘袋内に水がたまっていることが確認できましたが、まったく染みてきていません

また、普通は、ぬれたビニール傘をたたんだ状態で放置すると、ビニール同士が貼り付いたりべたついたりしてしまいますが、素材のおかげか、それもまったくありませんでした♪

高いけど、ビニール傘派なら納得!

大きさがイメージできるように、引きで撮ってみました。開くと100cm弱はあるのではないかと思います

「アメマチ58」は、ややお値段は張ってしまいますが、その分、細かいところまで気を配られたこだわりの傘でした! ビニール傘を折りたたみとして持ち歩けるのは、ビニール傘派としてはとてもうれしいです。これなら、ビニール傘を傘立てに差しておいて盗まれる……ということもなくなりそうですし、丈夫で長く愛用できるので、思ったほどコスパも悪くないのではないでしょうか(今まで何本のビニール傘を買ってきたことか……)。
今年の梅雨は、「アメマチ58」で乗り切ります!

ペパーミント

ペパーミント

都内を中心に活動するミュージシャンです。歌ったり作ったりしています。よろしくお願いいたします! http://www.peppermint-web.net/

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