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こびりついたカレー皿を洗いました

汚れ落ちNo.1はどの洗剤? 食器用洗剤10種類をガチンコ比較!

こんにちは! ペパーミントです。私は料理が好きなのですが、食器洗いは苦手……。いつも適当に選んだ洗剤で洗っているのですが、なかなか油汚れが落ちないことがあり、イライラすることも……。

そこで今回は、ただでさえ面倒な食器洗いを少しでも楽にするべく、一番いい食器用洗剤を見つけようという企画をお届けします!

食器用洗剤10商品の成分や泡立ち具合、汚れ落ちを比較してみたいと思います

食器用洗剤10商品の成分や泡立ち具合、汚れ落ちを比較してみたいと思います


食器用洗剤の選び方

実は食器用洗剤は、すべて同じように見えて「液性」に違いがあります。液性は、大きく分けて「酸性」「中性」「アルカリ性」の3つ。ほとんどが「中性」ですが、弱酸性、弱アルカリ性のものもあります。それぞれどう違うのかを下記にまとめました。

【弱アルカリ性】
油汚れに強い! その分、肌の油分も奪いやすいため、手荒れなどが気になる方は注意。

【弱酸性】
肌へのやさしさはコレが一番です! しかしその分、洗浄力は控えめ。

【中性】
最も多いのがこの中性。汚れ落ちと肌への負担のバランスがとれています。

また、食器用洗剤に含まれる「界面活性剤」。これは水と油を混ざりやすくすることで汚れを取りやすくするもので、この含有率が高いほうが洗浄効果は高くなります。しかし手肌への負担も高くなるので注意が必要。……と言われてもなかなかピンとこないので、実際にいろいろな洗剤を一度に使い比べてみます!


10種類を同じ条件で使い比べ!

今回は定番の食器用洗剤10商品の、汚れ落ち、泡立ち、すすぎやすさ、肌へのやさしさ、コスパなどを比べていきます。

テスト条件は以下のとおり。
・すべて新品のスポンジを使用
・洗剤の量はすべて小さじ1(5ml)、含ませる水の量は大さじ1(15ml)
・スポンジは20回ギュギュッと握って泡立たせる

スポンジは毎回新品を使います

スポンジは毎回新品を使います

そして洗うのは、食器洗いが面倒な、カレーを食べた後のお皿です!

カレーを小皿に薄く塗り、3時間ほど放置して固まりだした面倒なお皿を使います

カレーを小皿に薄く塗り、3時間ほど放置して固まりだした面倒なお皿を使います

カレー皿はサッと水をくぐらせてから洗います。ではいってみましょう! まずは定番中の定番の4種類から。


【1】花王 キュキュット

▶︎液性:中性
▶成分:界面活性剤(37%、高級アルコール系(陰イオン)、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム)、安定化剤、除菌剤
▶︎内容量:240ml
▶︎香り:オレンジの香り
▶︎コスパ:5mlあたり2.85円 ※調査時最低価格:137円

サッと泡切れし、一度洗いで汚れ落ちを“キュキュッ”と実感できる食器用洗剤。まな板とスポンジの除菌もできます。オレンジオイル配合(香料)。ほかにもマスカットやグレープフルーツの香りのものや、除菌効果の強いタイプなどもあります。ペパーミントもよく使っていますが、特に選んで買っていたわけではなく、定番でよく安売りされていたからだと思います(笑)。

泡立ちの様子を撮影した動画はこちら。

カレー皿を洗った様子の動画はこちら。


泡はなかなか濃く、モチっとしたしっかり泡がたくさんできます! かなり泡立ちはGOOD。オレンジの香りはかなり洗剤っぽいオレンジの香りですが、清潔感があります。こびりついた頑固な汚れはなかなか一度でサッとは落とせませんでしたが、泡と汚れがなじみだせばどんどん汚れが浮いてくる感じがありました。界面活性剤の含有量は今回比較した10商品の中でダントツなので、あまり肌にやさしくはなさそうですが、全体バランスはかなりいい洗剤だと思います。


【2】LION チャーミーVクイック

▶︎液性:中性
▶成分:界面活性剤(23% アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド)、安定化剤
▶︎内容量:260ml
▶︎香り:レモンの香り
▶︎コスパ:5mlあたり2.5円 ※調査時最低価格:130円

汚れ落ちが素早く、また「高速すすぎ成分」により、すすぎも手早くできるとのこと。「天然由来速乾成分」配合で食器の乾きも早く、食器洗いが楽になる洗剤。スポンジ除菌もできます。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


ふわふわした濃厚な泡がたくさんでき、なかなかの汚れ落ちでした! すすぎが早くなる成分を配合しているとのことですが、あまり実感できず、やや時間がかかった印象です。泡がしっかりしているからかもしれませんが……。レモンピュアオイル配合で、すがすがしいクリーンな香りでとてもGOOD! こちらもバランスのとれた洗剤だなという印象でした。


【3】花王 ファミリーフレッシュ コンパクト

▶︎液性:中性
▶成分:界面活性剤(33%、高級アルコール系(陰イオン)、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミンオキシド、アルキルグリコシド)、安定化剤
▶︎内容量:270ml
▶︎香り:ライムの香り
▶︎コスパ:5mlあたり2.09円 ※調査時最低価格:113円

「とことん油汚れに強い食器用洗剤」とうたわれている商品。プラスチックやスポンジにしみこんだ油汚れも溶かして落とします。植物性原料で、手にもやさしい仕様。スポンジの除菌もできます。ライムの香り。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


昔からあるロングセラー商品ですよね。うちの実家でも使っていたかも。正直なところ、泡立ちはいまひとつな印象でした。泡自体もあまり濃い泡ではなく、弱めな印象。でもその割に汚れ落ちはしっかり! 油汚れに強いというのはそのとおりかもしれません♪ すすぎも早く、サッと流すことができました。香りは昔ながらの食器用洗剤という感じの香りです。肌へのやさしさはあまり実感できませんでした。


【4】LION ママレモン

▶︎液性:中性
▶成分:界面活性剤(28% 直鎖アルキルベンゼン系、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、安定化剤
▶︎内容量:800ml
▶︎香り:レモンの香り
▶︎コスパ:5mlあたり1.88円 ※調査時最低価格:302円

1966年から販売されているロングセラー商品。油汚れに強く、さわやかなレモンの香りが特徴です。800mlという大容量のため、大変コスパのいい商品。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


液自体もレモン色をしていて、トロッとした質感が特徴的な「ママレモン」。これも懐かしい商品で昭和の時代から活躍していますよね。泡立ちはそこまで多いわけではないですが、泡自体はもっちりしたしっかりめの泡でした。汚れ落ちはなかなかよかったのですが、すすぎはあまりサッとできず、ヌメっとした洗剤の残りがなかなか取れにくい印象でした。しかしコスパは超GOOD。小さじ1杯あたり2円を切っているので今回比較した中では一番! 洗剤は消耗品なのでありがたいですね。

続いては「除菌」をうたっている2種類を使ってみます。


【5】P&G 除菌ジョイ コンパクト

▶︎液性:弱アルカリ性 
▶成分:界面活性剤(33%、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミンオキシド)、安定化剤、粘度調整剤
▶︎内容量:190ml
▶︎香り:さわやか微香
▶︎コスパ:5mlあたり3.63円 ※調査時最低価格:138円

通常の「JOY」に除菌効果をさらに強めたタイプ。W除菌で、スポンジ、ふきん、まな板を99.9%除菌でき、菌のエサまでも徹底洗浄できるとのこと。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


濃厚でもっちりした泡立ちの「JOY(ジョイ)」。弱アルカリ性のためか、中性のものよりいろいろと強めです。洗剤特有のニオイが苦手な人には不向きかも。泡が濃く、汚れ落ちはその強い泡によってしっかり落ちますが、すすぎはスムーズではなかった印象。洗った後もスポンジに泡がしっかり残っていたので、洗ってる途中で洗剤を追加せずに洗えそうです! つまり泡持ちがいいということなので、容量は少ないもののコスパはいいのかもしれません。油に強い分、肌への負担は少し大きめかと。


【6】LION チャーミー マジカ 除菌+

▶︎液性:中性 
▶成分:界面活性剤(32% アルキルアミンオキシド、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルスルホン酸ナトリウム)、安定化剤 、pH調整剤
▶︎内容量:220ml
▶︎香り:フレッシュシトラスグリーンの香り
▶︎コスパ:5mlあたり3.16円 ※調査時最低価格:139円

「Magica(マジカ)」は、油汚れをナノレベルまで分解する“ナノ洗浄”が特徴。食器洗いのストレスの原因となるベタつきがなく、油汚れがサラサラ落ちて、手早く洗い上げられるそう。この除菌+タイプは、まな板、スポンジ、ふきんを99.9%しっかり除菌できます。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


やわらかくもっちりした泡がたくさんできました。泡立ち・汚れ落ち・すすぎのバランスがよく、確かにストレスなく洗い物ができる洗剤です♪ これで除菌機能も備わってるのはうれしい! シトラスのやさしい香りで、ザ・食器用洗剤というニオイがしないのも好印象。個人的にとても好みの洗剤でした。

続いては、やさしい仕様の4商品を使ってみます。


【7】SARAYA ヤシノミ洗剤

▶︎液性:中性
▶成分:界面活性剤(16%、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、脂肪酸アルカノールアミド)
▶︎内容量:500ml
▶︎香り:無香料
▶︎コスパ:5mlあたり2.81円 ※調査時最低価格:281円

手肌と地球にやさしいヤシの実由来の植物性洗浄成分を使っているのが特徴。香料や着色料などは使用していないため、中身は無色透明なんです。40年以上変わらぬコンセプト・製法・品質を貫いている自然派の食器用洗剤。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


泡立ちはあまりよくないというのが正直なところですが、きめ細かくやわらかい泡ができます。ポンプ式で使いやすいのがGOOD! 植物由来の洗浄成分なので、汚れ落ちはどうなんだろうと思っていましたが、こびりついたカレーもしっかりと落としてくれました。洗った後の排水は微生物に分解されやすく、肌だけでなく地球にもやさしい洗剤です。食器にニオイが付くのが嫌な方にもぴったり!


【8】旭化成 Frosch(フロッシュ)

▶︎液性:弱酸性
▶成分:界面活性剤(9%、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、安定化剤
▶︎内容量:300ml
▶︎香り:アロエの香り
▶︎コスパ:5mlあたり4.43円 ※調査時最低価格:266円

環境先進国ドイツ生まれの「Frosch(フロッシュ)」。手荒れの原因のひとつであるアルコールを取り除いたノンアルコール処方です。また、洗浄成分もヤシ油や菜種油などから作られたもので、自然の力で汚れを落とします。環境負荷を抑えるために、容器も100%再生PETを使用。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


泡立ちはそこまでよくないですが、泡はすごくやわらかくやさしい肌触り。アロエの香りがとにかくよく、まるでボディソープを使っているような感じまでします♪ 弱酸性で、やさしさはダントツ! 汚れ落ちも悪くはなく、すすいだときのスッキリ感はかなりよかったです。洗剤の液が少し糸を引くような感じがあり、それも特徴的でした。パッケージも生活感の出にくいかわいくておしゃれなのがうれしい!


【9】東邦 ウタマロキッチン

▶︎液性:中性 
▶成分:界面活性剤(14% アルキルベタイン、脂肪酸アルカノールアミド)、安定化剤
▶︎内容量:300ml
▶︎香り:グリーンハーブの香り
▶︎コスパ:5mlあたり5.39円 ※調査時最低価格:323円

しつこい油汚れをスッキリ落とすこと、手肌にやさしいことの2つを兼ね備えた食器洗い用洗剤。コンパクトで便利なポンプタイプ。主洗浄成分は、手肌と環境にやさしいアミノ酸系洗浄成分。スポンジ除菌も可能。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


泡立ちはいまひとつですが、もっちりとしていて弾力があります。ボディソープのようなやさしい香りが好印象。汚れを浮かせて取る、という感じではなく、泡となじませて溶かしていくような洗い心地で、汚れが残りにくい印象がありました。アミノ酸系洗浄成分のため、肌へのやさしさはかなり高めです。ただ、すすぎには結構時間がかかりました。


【10】シャボン玉本舗 シャボン玉台所用せっけん

▶︎液性:弱アルカリ性
▶成分:純石けん分(23% 脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム)
▶︎内容量:300ml
▶︎香り:無香料
▶︎コスパ:5mlあたり4.75円 ※調査時最低価格:285円

合成界面活性剤・香料・着色料・酸化防止剤不使用という無添加の「液体せっけん」です。肌が敏感な方でも使えるやさしい成分なのに、しっかり汚れも落とし、スポンジ除菌もできます。排水として流れた石けんは、短期間のうちに生分解されるので環境にもやさしい。

泡立ち動画はこちら。

洗い動画はこちら。


泡立ちは圧倒的にNo.1です! ふわふわで適度にもっちりした泡がしっかりできます。洗剤自体の質感は一番水っぽく、洗剤っぽい感じがありません(事実、洗剤ではなく石けんですが)。動画のとおり、少し洗い残しはできてしまったものの、洗浄力も十分ありましたよ。ただ、界面活性剤を使用していないので、カレーなどは先に汚れを拭き取ってから洗ったほうがいいかもしれません。洗剤で汚れを落とす、のではなく、石けんで洗う、という言い回しが正しい雰囲気かも! 台所用洗剤で手が荒れてしまうという人にはいいと思います。


汚れ落ち&肌へのやさしさTOP3は?

10製品を比べてみて実感した「汚れ落ちTOP3」「肌へのやさしさTOP3」を発表します。

★汚れ落ちTOP3

1位 P&G 除菌ジョイ コンパクト
2位 LION チャーミーVクイック
3位 LION チャーミー マジカ 除菌+

汚れ落ちNo.1はジョイ! 洗浄力がバツグンでした。とにかく洗い物を早く快適に済ませたい方にはいいと思います。除菌力も強いので、特にこの時期は安心ですね。

★肌へのやさしさTOP3

1位 旭化成 Frosch(フロッシュ)
2位 シャボン玉本舗 シャボン玉台所用せっけん
3位 SARAYA ヤシノミ洗剤

肌へのやさしさは「Frosch」。界面活性剤が少ないうえに、弱酸性でやわらかい泡立ちで、個人的にはやさしさNo.1な印象でした♪ 明るい気持ちで洗い物ができそうないい香りなのもうれしいです。2位の「シャボン玉台所用せっけん」も同じくらい肌にやさしかったですよ。

今回、食器用洗剤10種類を同条件で比べてみて、多少油汚れを落とすのに時間がかかったりすすぎがサッと済まなかったりというものもありましたが、洗浄力に関してはそこまで大差はない印象でした。しかし、泡立ちに関してはかなり違いがありました。しっかりした泡がたくさんできると、洗うときの楽しさやモチベーションも変わってきますよね。また、手肌への負担の違いも結構感じました。お肌が弱い方は、弱酸性のものを選んでみるとかなり変わってくると思いますよ!

面倒な食器洗いの時間が少しでも快適になるよう、あなたのお気に入りを探してみてください♪

ペパーミント

ペパーミント

都内を中心に活動するミュージシャンです。歌ったり作ったりしています。よろしくお願いいたします! http://www.peppermint-web.net/

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