イベントレポート

日本最大級のiPhoneイベント「iPhoneケース展2015-横浜赤レンガ倉庫-」レポート

2015年10月24〜25日、横浜赤レンガ倉庫1号館において「iPhoneケース展2015」が開催され、3万人(主催者発表)が来場。このiPhoneケース展はiPhoneが日本で発売された翌年の2009年からスタートし、今回で12回目を迎えている。さまざまなアーティストの手によって創造されたユニークなiPhoneケース作品が並び、これらは見て楽しめるだけでなく販売もされているのが特徴。気に入った“この世に1点モノ”のiPhoneケースを手に入れることができるのだ。今回は、筆者が見てきたオリジナリティ溢れる作品から、特に来場者から「おもしろい!」「可愛い〜!」と声があがっていたユニークないくつかを紹介しよう。

市販のiPhoneケース「TUNEWEAR eggshell」をキャンバスに、各アーティストが自由な発想で彩色&デコレーションした独創的な作品がズラーッと並ぶ

さらに本イベントは、iPhoneのケースなどの周辺機器を販売しているメーカーが商品を販売するマーケットコーナーや、ガジェット関連品を集めたコーナー「ガジェット博覧会」、iPhoneで撮った写真の展示コーナー「iPhone写真展」、ダンボーのモバイルバッテリーを使って仕上げたアート作品の展覧会「ダンボー展」なども併設開催され、盛りだくさん。そちらも併せてお届け!

iPhoneケース展と同時にクリエイターによる「ダンボー展」も開催

iPhoneケース展と同時にクリエイターによる「ダンボー展」も開催

クリエイターによるiPhone ケースは、まさにアート!

数ある作品のなかから特に気になったものをピックアップ!

今回優秀作品賞を受賞したmofuwaさんの作品。狼や猫が描かれている絵の目の部分がiPhoneケースになっていて、ケースを外すと違う目の表情になる。ケースと絵画で一体感のある作品

ケースがドローン(マルチコプター)の形に。何とこれ、iPhone6を使って飛ばすことも可能らしい

ケースがドローン(マルチコプター)の形に。何とこれ、iPhone6を使って飛ばすことも可能らしい

爬虫類をモチーフに立体的に表現されたケース。特殊塗装や特殊造形の技術を使って仕上げてあるとのこと

爬虫類をモチーフに立体的に表現されたケース。特殊塗装や特殊造形の技術を使って仕上げてあるとのこと

ケースに青鬼が描かれ、それを赤鬼が持っているかのようなカワイイ作品

ケースに青鬼が描かれ、それを赤鬼が持っているかのようなカワイイ作品

デザイン系の専門学校生が作りあげた作品も

デザイン系の専門学校生が作りあげた作品も

本イベントで過去に受賞したケース作品も展示。どれも、iPhoneケースというよりもはや芸術品

本イベントで過去に受賞したケース作品も展示。どれも、iPhoneケースというよりもはや芸術品

メーカーも出展! 未発売のiPhoneケースやアクセサリーもお目見え

会場には、アーティストによって創造されたiPhoneケースの展示だけでなく、iPhoneケースやアクセサリーを販売するメーカー13社からの出展もあり、商品をその場で購入できるようになっているのも魅力。未発売の発売予定製品をいち早くチェックできるとあって多くの人で盛り上がっていた。

フォーカルポイントのブースでは、iPhoneケース展に使われているケースを始め、人気の「TUNEWEAR」シリーズや、ハンドメイドの本革製ケース「alto」シリーズ、頑丈で耐衝撃に優れた「OtterBox」シリーズなどが“会場価格”で販売されていた

iPhoneで屋内外の気温や湿度、CO2濃度などを計測できる「NETATMO ウェザーステーション」や、iPhoneが魚群探知機になる「Deeper ワイヤレススマート魚群探知機」なども展示

iPhone用楽器アクセサリー「iRig」シリーズが展示され、実際に試すことができる

iPhone用楽器アクセサリー「iRig」シリーズが展示され、実際に試すことができる

手造りの木製iPhoneケースで人気の松葉製作所からは、騨春慶塗の高橋工房とコラボした漆塗りのiPhoneケースが初お披露目。伝統工芸士が丁寧に漆を塗りあげ、木目を生かした味わいある製品。木製のApple Watch用スタンドは、長いコードを裏側で巻き付けられるなどの工夫が施されている

バリュートレードのケースが上下半分に分かれるケース「The Maestro Collection」や、どんなサイズのスマホでも入れられる汎用性のある手帳型ケースはカッコイイだけでなく実用的

ヒロコーポレーションは、11月上旬発売予定のクロコダイルやコードバン革を使った高級感のあるiPhoneケースなどを先行展示

アスキーストアのブースでは、iPhone関連アクセサリーが揃っていた。旭硝子の「Dragontrail」を使用した究極の画面保護ガラスを販売。その場でiPhoneに貼り付けてくれるサービスも

さまざまなガジェット類が取り揃えられていたバード電子。特に人気だったのは、ケース裏面に貼り付けられる、その名も「BIRD TOTTE(トッテ)」。この取っ手に指を引っかければスマホやタブレットをしっかりと持て、落とすのを防ぐことができるというスグレモノ

アンドデザインからは、11月末発売予定のiPhone 6/6s用ケース「MYNUS(マイナス)」を参考出品。超薄型で驚くほど軽い!

シマシマのブースでは、動物の縫いぐるみがiPhoneを両手両足で掴むようなデザインのケースを販売。ミッキーマウスやミニーマウスがiPhoneを掴んでいる姿は、とてもキュート!

ファクタスデザイン(http://factron.net)からは、「超々ジュラルミン」削り出しの高額ケースを展示。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」をモチーフに2μの厚鍍金を施した究極の逸品。18Kゴールドと18Kピンクゴールドの2種類があり、価格は26万円(税別)!

さらに、Apple Watch用カバーベルト「CV 5000」も。こちらはチタンの削り出し加工で、Apple Watch 42mm用で198,000円(税別)。いずれも驚きの輝きと価格!

次ページでは、併設の「ガジェット博覧会」の様子をレポート!

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