だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!
軽量性にすぐれた「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」を採用

ザ・ノース・フェイス「クライムライトジャケット」が高コスパなワケは、着続けてわかった

2019年4月より、プロダクトレビューコラム「だから『ザ・ノース・フェイス』は選ばれる!」がスタート! 筆者が実際にプロダクトを購入して徹底テストを行うことで、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスがユーザーから選ばれる理由を検証する。

第1回となる今回は、3層構造の「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」を採用し、Lサイズで270gという軽量性を誇る防水レインジャケット「クライムライトジャケット」をピックアップした。

ザ・ノース・フェイス「クライムライトジャケット(Climb Light Jacket)」(商品型番:NP11503)

ザ・ノース・フェイス「クライムライトジャケット(Climb Light Jacket)」(商品型番:NP11503)

同ブランドが誇る
軽量防水レインジャケット

ザ・ノース・フェイスのアウターと言えば、「マウンテンジャケット」や「マウンテンライトジャケット」が有名。大胆に肩の部分のカラーリングを切り返したデザインはとても印象的で、その存在を知っている人も多いだろう。

今回紹介する「クライムライトジャケット」は、ザ・ノース・フェイスの防水シェルの中では軽量の部類に入るプロダクト。すぐれた防水透湿性で知られる「ゴアテックス」の中でも軽量性にすぐれた「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」を採用することで、そのモデル名通りに、Lサイズで270gという超ライトウェイトを実現している。ちなみに、同社の「マウンテンライトジャケット」はLサイズで705gだ。

アウトドアシーンはもちろん、そのスタイリッシュなデザインにより街でも人気となっている1着をレビューするに当たり、東京・青梅市の青梅丘陵ハイキングコースと都心で4日間集中的に着用。同プロダクトの機能性をチェックしてみた。

日本人にフィットするカッティングで
アウトドアシーンでの動きやすさは◎

「クライムライトジャケット」は、日本で企画されており、日本人サイズで製造されている。

筆者はMサイズを購入。実際に着用してみると、どちらかと言うとコンパクトな作りで、最初は「あれ、ちょっと小さいかな?」と思ったが、ゆとりの必要な部分はある程度ゆったりさせ、フィット感の必要な部分は絞るという、メリハリのきいたカッティングは、着慣れると快適。変なダブつきがないから、山道を歩くときは本当に動きやすい。

腕の浮かしやすさは、最近では最も着心地がよいと思っていたパタゴニアの「クラウド・リッジ・ジャケット」と同レベルか、少し上。欧米人と比較して、腕が短く、胸の厚みが少ない日本人の体形を考慮したサイジングや、しなやかで裏地の滑りがよい「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」を採用したことが、この動きやすさを生んでいることを理解した。

従来のハードシェルは、ゴワゴワした着心地が避けられなかったが、「クライムライトジャケット」は、ソフトシェルと比べてもそん色ないレベルの着心地のよさを確保している。この快適な着心地は、アウトドアシーンはもちろん、カジュアルシーンでも大きなアドバンテージとなり、長時間着用していても快適な着心地をキープしてくれた。

一般的なアウタージャケットと比べると、着丈は若干短めなので、カジュアルシーンをメインに着たいユーザーや、インナーにフリースなどを着こむことを考えているなら、通常着ているジャケットよりもワンサイズ大きめも試着したほうがいいかもしれない。

「クライムライトジャケット」は日本で企画され、日本人サイズで製造されているのでフィット感が高い

「クライムライトジャケット」は日本で企画され、日本人サイズで製造されているのでフィット感が高い

筆者は日本人としては腕が長めだが、このモデルでは袖が短いということはなかった

筆者は日本人としては腕が長めだが、このモデルでは袖が短いということはなかった

ちなみに、ブランドが発表しているサイズごとの寸法(実寸)は以下の通り。

「クライムライトジャケット」の展開サイズの各寸法リスト。公式サイトより引用

「クライムライトジャケット」の展開サイズの各寸法リスト。公式サイトより引用

「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」のおかげで
激しく動いても衣類内部の快適性を失わない!

青梅丘陵を訪れた日は、最高気温が15℃ほどまで上昇したために、ハイキングコースをしばらく歩くと汗ばんできた。しかし、「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」のすぐれた透湿性能のおかげで快適。衣類内部の水蒸気を外側に排出してくれていることがしっかりと理解できた。

道中は基本歩きで、途中下りなどは走ったものの、それでも蒸れるような感覚はほとんど感じなかった。トレイルランニングの大会などで長距離を走り続ける場合は、抜群の透湿性を追求した「ゴアテックス シェイク ドライ」を用いたプロダクト(ザ・ノース・フェイスでは「ハイパーエアーGTXフーディ」)を着用したほうがいいと思うが、それ以外のアウトドアアクティビティなら、この「クライムライトジャケット」で十分対応してくれるだろう。

青梅丘陵を歩いた日は雨に降られなかったが、その前日は何度もにわか雨が降る天候。そんなときには、「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」の防水性能が発揮された。小雨のような弱めの雨ではそれほど実感しないかもしれないが、本降りの時間が長く続くようだと、この素材の防水性能の高さを理解することができるはず。

最近は撥水加工や防水仕様をうたうプロダクトも増えたが、廉価なモノは短時間なら問題ないものの、残念ながら長時間衣類内部をドライに保つことは不可能だ。筆者の経験上、街で使うだけでなく、アウトドアでも使う可能性があるなら、「クライムライトジャケット」のように機能性を高く保持したモデルを購入したほうが、あとあと買い直す必要もなくてお得だと思う。

生地素材には、すぐれた防水透湿性能を誇り、軽量性も兼ね備える「20D ゴアテックス マイクロ グリッド バッカー」を採用

ヘルメットを被ったままでも使用できるフードは、立体構造で視界も広い

ヘルメットを被ったままでも使用できるフードは、立体構造で視界も広い

左右2個のサイドポケットには、フラップとファスナー、そして面ファスナーが付き、悪天候時も内容物の濡れを防ぐ。ひとつ気になったのが、ハイキングコースで手袋を使用したままモノの出し入れをした際に、面ファスナーのオス面で手袋の指先が毛羽立ってしまったこと。最近は引っかかりを極力防止するタイプも存在するのだが……

【まとめ】トータルバランスを考慮すると
32,400円というプライスはお買い得!

今回4日間連続で着てみて思ったのは、ハードシェルに分類されるプロダクトにもかかわらず、本当に着心地がよいということ。

ひと昔前のハードシェルは、ソフトシェルと比較すると防水・防風性は高いものの、快適性では大きく水をあけられていたが、今回テストした「クライムライトジャケット」は、ソフトシェルと比べてもそん色のない着心地のよさ。防水透湿性や防風性ではなく、快適性を理由にこのモデルを購入するユーザーもいるかもしれないほどだ。

税込32,400円という価格は、お小遣い制のサラリーマンにとっては決して安くはないが、その機能性や汎用性を考えると決して高くない。キャンプ、バーベキュー、フィッシングといったアウトドアアクティビティや、野球、サッカーなどのスポーツ観戦など、あらゆるシーンで活躍してくれるだろう。そのことを考慮すれば、逆にコストパフォーマンスは高いと言える。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
メンズファッションのその他のカテゴリー
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る