ニュース
Fitbitの最新スマートウオッチは新機能満載!

「Apple Watch」より“ヘルシー”で安い! Alexa搭載スマートウオッチ「Fitbit Versa 2」

フィットビット(Fitbit)は、スマートウオッチ「Fitbit Versa(フィットビット ヴァーサ)」の後継モデル「Fitbit Versa 2」を、2019年9月24日に発売する。

「Fitbit Versa 2」は、「Fitbit Ionic」「Fitbit Versa」「Fitbit Versa ライトエディション」に続き、スマートウオッチとしては4製品目。写真のカラー「エメラルド/カッパーローズ アルミニウム」は近日発売予定

2019年9月24日に発売されるレギュラーカラーは、「ブラック/カーボン アルミニウム」「ストーン/ミストグレー アルミニウム」「ペタル/カッパーローズ アルミニウム」の3色で展開

「Fitbit Versa 2」は、健康、睡眠、フィットネスの機能が充実しているスマートウオッチの新モデル。前モデルから進化した点のなかで注目なのは、クラウド音声サービス「Amazon Alexa」をビルトインし、音声操作に対応したことだ。

また、ディスプレイは精細かつ鮮やかな画像表現が可能な「アクティブマトリクス式有機EL」を採用し、サイズも大きくなり、さらに常時表示を実現した。連続稼働時間は、ディスプレイ常時表示状態で最大5日間を誇る。アプリは、デジタル音楽配信サービス「Spotify」に対応。なお、前モデルと同じく、GPS機能は非搭載だ。

価格は、通常モデルが26,990円(税込)で、ウーブンベルトが付属する「スペシャルエディション」が31,800円(税込)。差し替え可能なアクセサリーバンド(4,190〜5,690円)も同時発売される。先行予約は、Amazon.co.jp、ビックカメラ、腕時計本舗、NEELほか、一部家電量販店や時計専門店で開始中。

柄入りのウーブンベルトが付属する「スペシャルエディション」は2色で展開

柄入りのウーブンベルトが付属する「スペシャルエディション」は2色で展開

面ファスナー仕様の「レコバンド」は後日発売予定

面ファスナー仕様の「レコバンド」は後日発売予定

「Alexa」がテキスト回答をディスプレイに表示

ここからは、注目の新機能を詳しく見ていこう。まずは、「Amazon Alexa」について。

「Fitbit Versa 2」は、本体側面にマイクを搭載。唯一の物理ボタンであるホームボタンを長押しして「Alexa」を起動し、声で質問を投げかけることができる。

左が「Fitbit Versa」で右が「Fitbit Versa 2」。ディスプレイに向かって右側側面に、前者は操作ボタンが2つ搭載されていたが、後者ではマイクが搭載された

たとえば、上の動画でたずねたような「今日の天気」や、現在地から1番近くのスポーツジム、あるいはアボカドのカロリーを調べられる。

「Alexa」は音声コマンドに応じ、本体ディスプレイ上にテキストで回答を表示。また、何かを検索する以外にも、アラームやタイマーを設定したり、ニュースをチェックしたりするのはもちろん、自宅にあるAlexa対応のスマート家電やガジェットを操作することも可能だ。

なお、Androidスマホを「Fitbit Versa 2」と連携させている場合は、メールに対して音声による返信が可能。返信は、用意された言葉(テキスト)から選択して行う。

「睡眠」に関する新機能が盛りだくさん

Fitbitブランド最大の強みである、「睡眠」に関する機能も強化された。

Fitbitがこれまでのプロダクトで収集してきた、ユーザーの計測データ。105億にものぼる睡眠のデータを計測精度の向上に生かしている

従来通り、睡眠時間、睡眠ステージ(目覚めた状態、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠)の各時間を計測し、それらの数値と、ユーザーと同年齢&同性別の睡眠ステージのベンチマークを比較することが可能。これらに新機能として、睡眠の質を総合的に評価する「睡眠スコア」や、最適な時間(浅い睡眠かレム睡眠中)に起こしてくれる「スマートウェイク」、ディスプレイと通知機能をオフにする「スリープモード」が追加された。また、血液中の酸素レベルの変異から、睡眠中の呼吸の変異(無呼吸状態など)を指摘する「推定酸素偏差グラフ」も近日中に追加予定だという。

後述の「Fitbit Premium」の計測結果画面(英語版)。右の上部に表示されているのが「睡眠スコア」

後述の「Fitbit Premium」の計測結果画面(英語版)。右の上部に表示されているのが「睡眠スコア」

【まとめ】睡眠と運動の計測を中心にユーザーの健康意識を向上させる

睡眠改善インストラクターの小林麻利子さんいわく、18か国における睡眠に関する調査から、日本人は睡眠への意識が低く、知識も少ないことがわかったという。

18か国中、日本人の平均睡眠時間「6時間47分」は最も少なく、平均就寝時間「AM12時」は最も遅く、レム睡眠の平均時間「77分」は最も短かいという

また同社いわく、質のよい睡眠を7〜8時間とることは、起床時のパフォーマンスや心臓血管の健康度を上昇させ、肥満や糖尿病のリスクを低減させることにつながるという。そのことから、Fitbitは「睡眠」に関する機能を強化することで、ユーザーの健康をサポートすることが狙いだ。ちなみに、2020年には有料メンバーシップ「Fitbit Premium」もローンチ予定。そのなかでは、さまざまな計測データをもとに、ユーザーにパーソナライズされたコーチングを提供するという。

この「睡眠」に関する機能の強化は、他社のスマートウオッチとの差別化を図る意味でも有効だろう。現に「Apple Watch Series 5」は、本体には睡眠計測機能は非搭載で、本体の心拍計を参考にするようなサードパーティの“睡眠計測アプリ”に頼らざるを得ない状態だ。その精度は長年研究してきたFitbitのそれにはかなわないであろう。実際に、「Fitbit Versa 2」をいち早く体験した小林さんはその正確さに感動したという。

そのいっぽうで、「Fitbit Versa 2」は、日本にも浸透し始めた電子マネーのひとつ「Fitbit Pay」がいまだに非対応(日本でのみ)なうえ、専用アプリもまだまだ日本人向けのものが少ない印象だ。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
スマートフォン・携帯電話のその他のカテゴリー
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る