南井正弘の「毎日走って、わかった!」
今1番ノってるOnの主要シューズがモデルチェンジ!

ロジャー・フェデラーの1番のお気に入り! Onの新「クラウドフロー」で走ってみた

今回は、Onの主要モデル「クラウドフロー」の最新作をチェック!

今回は、Onの主要モデル「クラウドフロー」の最新作をチェック!

スイス生まれのOnは、2010年の創業以来、ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現するテクノロジー「クラウドテック」を武器に、ランニングシューズ市場で快進撃を続けるブランド。そんな同社の「クラウドフロー」は、「ランナーズハイへの近道」をキャッチフレーズに、数多くのランナーから高い評価を得ることに成功した主要モデルのひとつだ。3年ぶりにモデルチェンジを行ったというので、早速チェックしてみた。

「クラウドフロー」の「ラスト/ライムライト」。公式サイト価格は16,830円(税込)

「クラウドフロー」の「ラスト/ライムライト」。公式サイト価格は16,830円(税込)

「ランナーズハイへの近道」がキャッチフレーズのモデルが進化

筆者は、2019年も世界中のレースを走ってきた。その中で確実に着用率を伸ばしていると思われるブランドがいくつか存在するが、Onはそのひとつ。Onは、スタイリッシュなデザインに、自然な着地感と力強い反発性を組み合わせることで、着実にシェアを拡大。今、最も成長率の高いランニングブランドとして知られている。

そんなOnは現在では豊富なラインアップを誇るが、なかでも特に評価の高い1足が「クラウドフロー」である。同モデルは2015年にデビューし、「Shortcut to Runner’s High」すなわち「ランナーズハイへの近道」をキャッチフレーズに世界中のランナーを魅了し、表彰台に上がる選手の足元で最も見られたOnのプロダクトとして知られたが、2019年秋にフルモデルチェンジ。パフォーマンス性能を大きく向上させたという。

Onの代名詞であるテクノロジー「クラウドテック」。ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現してくれる

Onの代名詞であるテクノロジー「クラウドテック」。ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現してくれる

低速から高速まで幅広いレンジで快適走行を実現

まず足を入れてみると、そのフィット感の高さが感じられた。最近愛用しているOnのプロダクトは「クラウドスイフト」と「クラウドストラトス」だが、それらよりも前足部はコンパクト。しかしながら決してキツイというわけではなく、ヒール部分のフィット感のよさもあいまって、ランナーの脚力を確実にシューズ、そして路面へと伝えてくれそうだ。

通気性とフィット性にすぐれたメッシュアッパーは、長時間のランでも快適性をキープしてくれる。前足部は若干コンパクトだが、筆者はサイズアップしなくても履けた

実際に走り始めてみると、従来の「クラウドフロー」よりもヒール部分の安定感、そして前足部の接地感を強く感じることができた。着地から蹴り出しまでの一連の動きもスムーズで、推進力も高い。これはミッドソール素材が高機能フォームの「ヘリオン」に変更されたことによると思われるが、低速(6分30秒/km程度)から高速(4分20秒/km)までの幅広いレンジで、これまで以上に快適な走行を実現してくれた。そのおかげで、走ることが本当に楽しくなることを実感。まさに「ランナーズハイへの近道」である。

ミッドソール素材が高機能フォーム「ヘリオン」へと変更されたことで、軽量性と反発性が向上。ワンランク上の走行感を提供する

アウトソールは、アスファルトやコンクリートといったオンロードで最高のグリップ性を発揮。いっぽう、土の路面はあまり得意ではない

【まとめ】定期的に走ることに慣れたランナーにぴったりの1足

もともとOnのランニングシューズは、ランナーのレベルやペースをあまり問わない汎用性の高さで知られていたが、この新型「クラウドフロー」は、その特性を今まで以上に感じることができた。あらゆるタイプのランナーにマッチする1足だが、個人的に特にオススメしたいのは、「走ることに慣れ、走ることが習慣になった」「レースを楽しく走りつつ、ベストも狙いたい!」というランナー。新「クラウドフロー」を履けば、ランニングライフがより一層楽しくなるだろう。

ちなみに、2019年11月23日夕方(日本時間)にテニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラーがOnにジョイン(製品開発チームに加入)するというニュースが、スポーツ業界に大きなインパクトを与えたが、彼の1番のお気に入りシューズが、今回筆者がトライした新型「クラウドフロー」の「ラスト/ライムライト」のカラーリング。そのすぐれた機能性と他ブランドにはない独自のカラーコンビネーションに好感が持てる1足は、ワールドワイドで早くも激しい争奪戦が繰り広げられている。

メンズのカラバリは、レビューした「ラスト/ライムライト」のほかに、「シトラス/シー」と「ブラック/アスファルト」がラインアップ

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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