南井正弘の「毎日走って、わかった!」
「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」が1月にリリース

「怪我ゼロ」を目指して開発したナイキの最新ランニングシューズを履いて走ってみた!

今回は、ナイキが「怪我ゼロ」を目指して開発した1足を試走レビュー!

今回は、ナイキが「怪我ゼロ」を目指して開発した1足を試走レビュー!

ナイキのランニングシューズと言うと、「厚さは速さだ!」のキャッチフレーズのもと、「ベルリンマラソン」をはじめとした世界中の有名ロードレースから、日本の「ニューイヤー駅伝」や「箱根駅伝」に至るまで、着用選手が優秀な成績を収めた「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の大ブレイクが記憶に新しい。

さまざまな大会を席巻した「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」

さまざまな大会を席巻した「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」

いっぽう、今回リリースされた「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」は、多くのランナーが悩まされてきたランニングにともなう足の故障に着目し、「怪我ゼロ」を目指して開発された1足だ。

アッパー、ミッド&アウトソールすべてが進化!

「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」の「ブラック/ダークグレー/ホワイト」(CD4371-002)をセレクト。公式サイト価格は17,600円(税込)

定期的に長距離を走っているランナーが集まると、必ず話題になるのが足の故障について。それだけランナーとケガには密接な関係があると言っても過言ではない。

2020年1月末にリリースされた、ナイキの最新ランニングシューズ「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」は、ナイキがこれまで培ってきた技術に新たなスペックをプラスすることによって、ランナーが快適に走り続けることを可能にした1足だ。

まず、アッパー部分は新開発した3層の「ナイキ フライニット」を採用し、シューズ内部の正しい位置に足を固定する高いフィット感と通気性を両立している。

アッパーには、最新の「ナイキ フライニット」である3層構造の「ナイキ フライニット ロフト」を採用。通気性と足へのフィット感を高レベルで追求している

ミッドソール部分は、フォームを従来品「ナイキ エピック リアクト 2」より24%増量することで、衝撃吸収性の向上に成功した。

ミッドソール部分は、耐久性と反発力の高い素材「ナイキ リアクト」を前モデルより24%増量

ミッドソール部分は、耐久性と反発力の高い素材「ナイキ リアクト」を前モデルより24%増量

ソールユニットは、面積を拡大させて、安定性をアップさせた。また、アウトソールのほぼ全面にラバーを張りめぐらせることで、耐摩耗性は「ナイキ エピック リアクト 2」よりも向上している。日々長距離を走るランナーにはうれしいスペックだ。

ソールユニットは、面積を拡大することで安定性を向上させた

ソールユニットは、面積を拡大することで安定性を向上させた

さらに、ソールユニット自体がロッキングチェアのように弧を描くことで、着地から蹴り出しまでの一連の動作がさらにスムーズになっているという。

「こんなに楽に走れるシューズは、久しぶりだなぁ……」

実際に足を入れてみると、アッパーが足にピッタリとフィットした。これは、シュータンとアッパーを一体化させたスペックと、新規採用の3層構造の「ナイキ フライニット ロフト」が大きく貢献している。前足部は、ある程度ゆとりがある形状なので、足が幅広で悩んでいるランナーもトライする価値はありそうだ。

立っている状態だと、筆者が以前履いていた「ナイキ エピック リアクト フライニット」(※)よりもミッドソールの厚みを感じた。

※2018年リリース。ソールに関しては2019年リリースの「ナイキ エピック リアクト 2」と共通

また、ヒールから中足部まで伸びた新採用のサポートパーツは、土踏まず部分に多少ながら干渉する感覚があるのは気になった……。

かかとから両サイドの中足部まで伸びたサポートパーツは、安定性の向上に大きく貢献

かかとから両サイドの中足部まで伸びたサポートパーツは、安定性の向上に大きく貢献

走り始めると、「ナイキ リアクト」を増量した効果は絶大で、クッション性の向上を感じたが、それ以上に体感したのは安定性の高さ。これはソールユニットの面積の拡大と先述のサポートパーツの採用が効いている。

そして、しばらく走るとあることに気づく。足をリラックスしてヒールから着地すると、横から見るとゆりかごのように弧を描いたソールユニットは、オートマチックに蹴り出しへと足を導いてくれたのだ。前半は気合いを入れて脚力を路面に伝えようと、強く踏み込むような走りをしていたので気づかなかったが、この走り方を理解してからは、「こんなに楽に走れるシューズは、久しぶりだなぁ……」と思えるほど。一般的なランニングシューズで走ったときよりも疲労を感じることなく、日課の6kmランを心地よく終えることができた。ちなみに、ランの途中からはサポートパーツの土踏まず部分への干渉も気にならなくなっていた。

筆者が選んだ「ブラック/メタリックシルバー/ダークグレー/ブラック」のカラーリングは、ランだけでなくオフシーンでも大活躍してくれそう

【まとめ】故障に悩む中級以上のランナーのトレーニング用にも最適

以上のように、「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」は、新機軸スペックをいくつも採用することで、日々のランを快適にしてくれるシューズであると理解できた。

その後も本モデルを履いて2度走ったが、無理なく走れるシューズだと改めて実感。そのことがナイキの標榜する「怪我ゼロ」へと繋がっていくのだろうと思った。ビギナーはもちろんのこと、故障に悩まされている中級以上のランナーの日々のトレーニング用シューズとしてもピッタリな1足と言えるだろう。

メンズのカラバリはほかに4色をラインアップ

メンズのカラバリは、今回試した「ブラック/ダークグレー/ホワイト」のほかに4色をラインアップ

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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