本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、近年セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第69回は「S/S FREE RUN BORDER CREW(ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー)」をピックアップした。
ザ・ノース・フェイス「ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー」(品番:NT12591)。定価7,480円(税込)
このプロダクトは、さらりとした清涼感と通気性を備えた、ほどよい厚みのランニングトップス。これ1枚でランニングをはじめとしたさまざまなアクティビティからライフスタイルシーンまでシームレスに対応してくれる。
ザ・ノース・フェイス「ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー」は、素材に高い吸汗速乾性を持ったブランド独自の「FLASHDRY(フラッシュドライ)」を採用。ハリ感のある軽量メッシュ生地は、さらりとした肌触りで、爽やかな着心地を提供してくれる。
独自素材「フラッシュドライ」を採用した生地は、さらりとした肌触りで爽やかな着心地
ボーダーライン部分が通気する編み地組織となっているため、衣服内のムレを循環し、銀イオンによるポリジン・ステイフレッシュ加工の抗菌防臭性も装備。UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能も有している。
銀イオンによるポリジン・ステイフレッシュ加工の抗菌防臭性も装備
ボックスシルエットでゆったりと着用でき、ランニングはもちろんのこと、さまざまなアクティブなシーンから普段着まで活躍する一枚である。
左胸と右肩にブランドロゴが入る
ザ・ノース・フェイスのボーダーTシャツは、このコラムで過去何度か紹介しているが、いずれも独特のマテリアル使いとカラーリングで、ヘビーローテーションで着用したくなるプロダクトであった。
今回ピックアップした「ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー」は、すぐれた吸汗速乾性能とカジュアルテイストを巧みにミックスした一枚。同名のTシャツは、2023年6月にも紹介しているが、今回ピックアップしたプロダクトとは質感がかなり異なる。今回のTシャツのほうがかなり薄手で軽量な素材を用いているのだ。
着用して日課の6kmを走ったが、汗を素早く吸収して、その汗を速やかに乾燥してくれる。見た目はメッシュではなくフラットな生地だが、細かい穴が配されており、十分な通気性をキープしているのも快適な着心地に貢献している。また、2年前のタイプよりも薄手になったので、洗濯してから乾くまでのスピードが速くなったのもうれしいところだ。
日課の6kmランで「ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー」の実力を検証
このプロダクトは、ランニングをはじめとしたさまざまなアクティビティからライフスタイルシーンまでシームレスに対応するザ・ノース・フェイスの「フリーラン」コレクションにラインアップされているだけに、街着としても活躍してくれるのもうれしいところ。
さまざまなコーディネートやスタイルにマッチするスタイリッシュなデザインを採用しており、今回手に入れた「ブラック」(実際はグレーに見える)以外に、「スマック」(ピンク系)と「マウンテンブルー」(薄いブルー)も展開されている。着心地もよく、いろいろなシーンで活躍してくれそうなので、ほかの2色も手に入れようかと思っているほど気に入った。
カラバリは全3色。左から「ブラック」「スマック」「マウンテンブルー」
ザ・ノース・フェイスの「ショートスリーブ フリーラン ボーダークルー」は、ランニングからライフスタイルシーンまでシームレスに対応する汎用性にすぐれた一枚である。以前の同名モデルも傑作だと思ったが、今回のプロダクトも完成度が高い。
こうしたマルチパーパスに使えるアイテムは、旅先でも走ることを諦めたくないランナーに最適。カジュアルシーンで1日着用したあと、翌朝のランニングの際にも着て走れるので、荷物の量が少なくて済む。2度着用して、本作の素晴らしさを体感できたので、前述したように別カラーも手に入れるつもりだ。