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いつものリビングで、まずは2ch再生から始めよう

[PR]バイアンプ駆動でワンランク上の音! マランツ薄型AVアンプ「NR1711」が持つ2ch再生の実力

ひと昔前まで「AVアンプ」と言えば、主にプロジェクターと組み合わせてホームシアター環境に置くものだった。しかし最近は、リビングのテレビにAVアンプを接続して、音質のアップグレードを図るという人が増えているようだ。映像配信サービスや次世代ゲーム機が登場し、テレビで楽しむコンテンツのリッチ化が進んだことも大きく影響しているのだろう。

そんな中、「テレビと組み合わせやすいAVアンプ」として近年人気を博しているのが、マランツの薄型AVアンプ「NR」シリーズ。本体高さ10cm程度のスリムな筐体で、最近はやりの薄型のテレビラックに入りやすい。しかもただスリムなだけではなく、マランツがHi-Fi開発で培った高音質技術をしっかり継承した本格設計で、今やサイズの枠をこえて、AVアンプの中でも筆頭に来る人気シリーズとなっている。

今回は、そんなマランツ薄型AVアンプの最新モデル「NR1711」をフィーチャーし、AVアンプでありながら「2ch再生のポテンシャル」を中心にその魅力に迫りたい。というのも、テレビ向け=リビングで使用するということも影響してか、マランツ薄型AVアンプのユーザーは、サラウンドではなく2ch再生で楽しんでいる人の割合が多いのだという(ディーアンドエムホールディングスのユーザー調査より)。実際に音を聞いてみると、確かにNR1711なら2ch再生も大いにアリと感じられるクオリティなのだ。

スリム&高機能&高音質設計! 価格.comでも大人気の1台

まずは、NR1711の製品概要を簡単にご紹介しよう。本機は、高さ約10.5cmというスリムな筐体を実現しながら、7基のフルディスクリート・パワーアンプを内蔵し、定格出力50W/chを確保する。スペック的には、8K/60p信号のパススルー伝送や、「HDR10+」「eARC」など最新のHDMI仕様をしっかりサポート。2020年9月の発売以来、市場でも圧倒的シェアを誇り(GfK調べ)、ミドルレンジ製品ながら価格.comのAVアンプカテゴリーでも、売れ筋ランキング上位常連の人気製品となっている。

本体サイズは440(幅)×105(高さ)×378(奥行)mm(アンテナを寝かせた場合)。カラーはブラックとシルバーゴールドの2色をラインアップする

本体サイズは440(幅)×105(高さ)×378(奥行)mm(アンテナを寝かせた場合)。カラーはブラックとシルバーゴールドの2色をラインアップする

HDMIポートは入力6/出力1を装備し、そのうち入力1/出力1で最大8K/60p、4K/120pのパススルー伝送が可能。HDR規格は「HDR10+」「Dynamic HDR」「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」をフルサポートする。また、2.2chプリアウトを装備し、外部パワーアンプを追加したり、サブウーハーを2台接続するといった使い方もできる

HDMIポートは入力6/出力1を装備し、そのうち入力1/出力1で最大8K/60p、4K/120pのパススルー伝送が可能。HDR規格は「HDR10+」「Dynamic HDR」「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」をフルサポートする。また、2.2chプリアウトを装備し、外部パワーアンプを追加したり、サブウーハーを2台接続するといった使い方もできる

機能面を見ても、「Dolby Atoms」「DTS:X」などの3Dサラウンドや、「VRR」「QMS」「ALLM」といった次世代ゲーミングデバイスフォーマットにも対応するなど、最新の各種コンテンツを楽しめる全部入り仕様。Wi-Fiも内蔵し、ネットワーク経由で最大192kHz/24bitのWAV/FLAC/ALAC、5.6MHzの DSD再生が可能で、ハイレゾ再生もしっかり楽しめる。

8K、3Dサラウンド、次世代ゲーミング規格、ハイレゾなど、最新世代コンテンツの音声フォーマットに全方位対応。また、BS 4K/8K放送で使用される「MPEG-4 AAC」(ステレオ、5.1ch)のネイティブ再生にも対応している

8K、3Dサラウンド、次世代ゲーミング規格、ハイレゾなど、最新世代コンテンツの音声フォーマットに全方位対応。また、BS 4K/8K放送で使用される「MPEG-4 AAC」(ステレオ、5.1ch)のネイティブ再生にも対応している

バイアンプ駆動でワンランク上の音! NR1711が持つ2ch音楽再生のポテンシャル

近年、テレビ用=リビングにAVアンプを設置するユーザーが増えていることの背景として、「映像/音声ソースの多様化」も大きな要素と言える。スマホやゲーム機、音楽プレーヤーなど、近年のリビングには多彩な音声デバイスがあり、それらを一括してシームレスにつなげる存在としてAVアンプは魅力的だ。

つまりテレビラックにAVアンプを設置しておくと、テレビの音声をリッチ化できるのはもちろん、リビングにあるさまざまな音声機器をシームレスに接続できる「マルチコントロールセンター」になるのである。

ただ、現実的には、「AVアンプは魅力的だが、リビングにサラウンド(リア)スピーカーを置く場所がない」という人も多い。そこで、ゆくゆくは5.1chに拡張することを見据えて、まずはいつものリビングで「2ch再生から始める」という選択をする人が増えてきているようだ。冒頭でお伝えした通り、マランツ薄型AVアンプのユーザーで2ch再生している人が多いという調査結果にも、そういった事情が表れているように思う。

しかしここで大きく訴求したいのは、NR1711はそもそも2chの音楽再生をしっかり満喫できるAVアンプであるということ。5.1ch再生ができないからしかたなく……ではなく、2chの音楽再生メインでも十分に楽しめるポテンシャルを持っているのだ。

テレビと組み合わせてしっくりくる薄型サイズのAVアンプで、まずは2ch再生からスタート、という使い方も大いにアリだ

テレビと組み合わせてしっくりくる薄型サイズのAVアンプで、まずは2ch再生からスタート、という使い方も大いにアリだ

というのもマランツのAVアンプは、開発時にまず2ch再生でベースとなるサウンドを突き詰め、同社のHi-Fiアンプが目指すリアルなサウンドと共通の思想で設計されている。薄型モデルのNR1711であっても、その例に漏れない。

本機は、実用最大出力100Wのフルディスクリート・パワーアンプを搭載し、サラウンドバックを含む全7chを同一構成、同一クオリティとする高品位設計を採用している。ディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、同社のHi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを行えるのだ。

使用コンデンサーのグレートアップなどを行い、オーディオ信号ラインの低インピーダンス化を追求した内部設計。DSP部には高性能な32bitフローティングポイントQuad Core DSPを採用。DAC部には、上位モデルでも採用実績のある旭化成エレクトロニクス製32bit/8ch DAC「AK4458VN」を搭載する

使用コンデンサーのグレートアップなどを行い、オーディオ信号ラインの低インピーダンス化を追求した内部設計。DSP部には高性能な32bitフローティングポイントQuad Core DSPを採用。DAC部には、上位モデルでも採用実績のある旭化成エレクトロニクス製32bit/8ch DAC「AK4458VN」を搭載する

デジタル回路用とアナログ回路用に専用電源を配置した構成

デジタル回路用とアナログ回路用に専用電源を配置した構成

電源回路のキーパーツには、厳選された高音質パーツをふんだんに使用。パワーアンプ回路用のブロックコンデンサーには、NR1711のために専用開発された6,800μFのカスタムコンデンサーを2基搭載し、パワーアンプなどの周辺回路の細部に至るまで、徹底した音質チューニングを行っている

電源回路のキーパーツには、厳選された高音質パーツをふんだんに使用。パワーアンプ回路用のブロックコンデンサーには、NR1711のために専用開発された6,800μFのカスタムコンデンサーを2基搭載し、パワーアンプなどの周辺回路の細部に至るまで、徹底した音質チューニングを行っている

実際にNR1711で、2chの音楽再生を試してみると、ボーカルや楽器の粒立ちがよく、左右の音の広がりもスムーズ。B&Wのスピーカー「705S2」と組み合わせて、宇多田ヒカル「One Last Kiss」(96kHz/24bit WAV)と大滝詠一「君は天然色」(CD音源 44.1kHz/16bit)を再生してみたが、楽器の描き分けもしっかりしているし、S/Nや明瞭感もあってボーカルも聞きやすい。薄型AVアンプでも、ベースはしっかりマランツの音作りを継承しながら進化を遂げているのがわかる。リビングに置くAVアンプながら、十分に音楽再生を楽しめるクオリティを持っている。

しかし、ここでさらに注目したいのは、NR1711が「バイアンプ接続」に対応しているということだ。バイアンプ接続は、低域側と高域側のスピーカー端子が分かれているバイワイヤリング接続対応のスピーカーを、それぞれ独立したアンプで駆動する方式。AVアンプにおけるバイアンプモードの場合、元々フロント2chを担うアンプに加え、通常はサラウンド用に割り当てられているアンプも使うことで実現する。薄型モデルながらこういった機能をちゃんと備えているあたりに、ステレオ音質を高めようとするマランツの開発思想がうかがえる。

理屈で考えても、バイアンプモードで2ch再生の音質が向上するのはわかりやすいのだが、それを実際にNR1711で試したところ、思っていた以上にシングル接続時とはサウンドが大きく変化した。結論を言うと、高域から低域までの音のキレが増して、情報量も多く、音楽を楽しめるワンランク上の音になる。「君は天然色」は、出だしのチューニング〜カウント部分から空間が大きく広がり、「One Last Kiss」では、宇多田ヒカルのボーカルの押し出しが強くなって、全体の躍動感も高まった。

なお、マランツには、2ch再生専用に開発されたテレビ用アンプ「NR1200」という製品もある。NR1711のシングル接続時の音と比べると、やはり音楽再生用に開発されただけあって、NR1200のほうがよりサウンドステージが広く、左右のセパレーションも高くて、空間性や見通しのよさが感じられる。しかしNR1711をバイアンプ駆動してみたところ、その音場感や情報量がNR1200に肉薄していると言えるレベルにまで変化したことに驚いた。

またNR1711は、最新スペックのAVアンプとして、Dolby Atmosなどオブジェクトオーディオのデコードにも対応しており、HDMIポートもしっかりARC/eARCに対応している。つまり、テレビとHDMIケーブル1本で接続して、「Netflix」などのDolby Atmosコンテンツを鳴らすことが可能。もちろん2chセッティングでは一種のバーチャル再現に近い形にはなるが、こういった最新の立体音響対応コンテンツに対応する点も、NR1711ならではの魅力だろう

2chバイアンプ接続を維持したまま5.1chへ拡張できる! さらなる楽しみへ

そしてもちろん、リビングにAVアンプを設置する醍醐味と言えば、ゆくゆくは5.1chにアップグレードできる拡張性である。最近は、映像配信やゲームなど、5.1ch以上の音声で提供されているコンテンツがどんどん増えている。それらをバーチャルではなく、6基のスピーカーを置いて再生したときのリアルサラウンド体験は格別だ。

上述の通り、NR1711はDolby AtmosやDTS:Xなどの3Dサラウンドにも対応している。多チャンネルに拡張したときに、コンテンツを満喫できる機能性をしっかり押さえているから、さらなる楽しみを期待できる。

なお、バイアンプ接続機能も、サラウンドに拡張する上で大きな魅力となる。NR1711は7基のアンプを内蔵しているので、フロント2chだけバイアンプ接続を維持したまま、最大5.1chまで拡張できるのだ。

それに、何も2chから一気に5.1chにしなくたっていい。たとえば、まずはサブウーハーだけを追加して2.1chにしてもいいし、さらにセンタースピーカーを加えて3.1chにしてみるというのもアリだろう。それなりに音質にこだわるユーザーなら、バイアンプ接続したフロント2chのサウンドをベースに、少しずつ多チャンネル化を進めていくのも楽しいはずだ。

まとめ

というわけで、NR1711の2ch再生にスポットを当ててレビューしてきたが、いかがだっただろうか?

最後に改めてお伝えしたいのは、「最初から5.1ch以上の環境が作れなくても、AVアンプを買う意味はある」ということ。繰り返しになるが、そもそもリビングにAVアンプを置くと、テレビやスマホ、ゲームなどさまざまなデバイスを接続してリッチな音楽体験ができるようになるので、自然と音楽を聞く機会も増えてくる。その機能性を享受するために、まずはいつものリビングで2ch再生からスタートするのは大いにアリだ。

そしてその楽しみを存分に味わうには、今回のNR1711のように、ベースとなる2ch再生のクオリティが高いAVアンプを選ぶことが大事。NR1711は、機能性も高く、薄型AVアンプながらしっかりとマランツHi-Fiの思想を受け継ぐ音作りがされている。改めて、2ch再生の高いポテンシャルを持っているすぐれたAVアンプであることを実感した。

価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

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