G-SHOCK「DW-5600TCB-1JR」。公式サイト価格は、14,040円(税込)
2019年1月、新年を飾るにふさわしい「G-SHOCK」の新作「DW-5600TCB-1JR」が登場。ブランドの原点とも言えるスクエアケースの名作「5600」を、日本の花である「桜」をテーマに仕上げている。
連載「『G-SHOCK』今月の衝撃!!!」の過去の記事はこちら!
文字板を桜カラーでデザイン
同機の最大の特徴は、その文字板だ。全体をピンクカラーの淡いグラデーションで仕上げることで、桜の花びらをイメージ。各種機能表示といったラインも同系色か白を選択することで、世界観を統一している。
通常「5600」シリーズの文字板は、ブランドカラーであるブラックをベースにレッドやブルーといった多彩な差し色を添えることで、独特のギミック感やタフさ、1980年代らしさを感じさせるものだった。しかし桜をイメージした「DW-5600TCB-1JR」は、いつになく柔和でやさしげな雰囲気があり、「G-SHOCK」の新しい側面を見せてくれる。
キレイめな服装にも合わせやすい
そのため、たとえばライトグレーやベージュのハイゲージニットなど、キレイめな着こなしにも合わせやすい。いつもの「5600」であれば、「ハズシのアクセント」としても時に主張が強すぎてしまう嫌いがあるが、「DW-5600TCB-1JR」なら大人なコーディネートともマッチするはずだ。
遊環には、桜の花びら形状の穴が開いている
もうひとつ、本機の特徴は遊環にもある。遊環の一部を、桜の花びら形状にくり抜いているのだ。遊環にこうした遊びを施しているモデルはあまり例がなく、それだけでも特別感が醸し出されている。
マットなブラックカラーを採用
ケース&バンドは、おなじみのブラックカラーの樹脂素材を採用。光の反射を抑えるマットな質感に仕上げており、鮮やかな文字板カラーを際立たせている。
ベゼルに刻まれたおなじみの「G-SHOCK」表示
なお、ベゼルに刻印されたおなじみの「PROTECTION」「G-SHOCK」の文字は、グレーカラーで色埋めされている。
特製ケースが付属
購入特典として、同じ桜カラーで彩られた特製ケースが付属するのもうれしいポイントだ。
同社の広報部によると、今回「桜」をテーマとしたのは「日本らしさを追求するため」とのこと。
「『G-SHOCK』はカルチャーと融合した日本のブランドです。日本の花である桜をテーマにすることで、日本のカルチャーを発信できたらと思っています」。
なお、今作は製造も国内で行っている。それによって、レギュラーモデルと品質面で違いが生じるものではないが、こだわりを感じさせる部分だ。
なお、「桜」をテーマとしたモデルは、ほかにも2モデルあり、合わせて「サクラストームシリーズ」と名付けられている。
定番3つ目モデルの「DW-6900TCB-4JR」。公式サイト価格は、14,040円(税込)
デジアナコンビモデルの「GA-100TCB-1AJR」。公式サイト価格は、18,360円(税込)
もう少しで、また桜の季節がやってくる
言うまでもなく、桜は日本を代表する花であり、そこに特別な思いを馳せる人は多いはず。「DW-5600TCB-1JR」は、桜らしさと「G-SHOCK」らしさをほどよく融合させており、郷愁とともに「日本製」ならではの頼もしさを感じさせるユニークなモデルだ。実際、海外からのウケもいいのではないだろうか。
2019年は、天皇陛下の御退位および皇太子殿下の御即位や、ラグビーワールドカップ日本大会の開催、2020年の東京オリンピック開催を控えてのプレイベントなど、「日本」を意識する機会が多いと予想される。桜カラーの「DW-5600TCB-1JR」は、そんな気分をさりげなく表現する小道具としても重宝しそうだ。
「DW-5600TCB-1JR」
【SPEC】
●ガラス素材:無機ガラス
●防水仕様:20気圧防水
●ケース・ベゼル・ベルト材質:樹脂
●電池寿命:約2年
●そのほかの性能や機能:耐衝撃構造(ショックレジスト)/ストップウオッチ/タイマー/マルチアラーム・時報/フルオートカレンダー/12/24時間制表示切替/ELバックライト/報音フラッシュ機能
●ケースサイズ:42.8(横)×48.9(縦)×13.4(厚さ)mm
●重量:53g