G-SHOCKカレンダー

「G-SHOCK」2021年秋冬新作17本! 初代「アナデジ」フルメタル化や「5600」初期カラー復刻に注目

カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の2021年10月発売モデルの情報を、9月15日に解禁した。撮り下ろしの写真とともに一挙紹介する。

「G-SHOCK」2021年9月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=17301
「G-SHOCK」2021年8月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=17194
「G-SHOCK」2021年7月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=17072

※価格はすべてメーカー希望小売価格(税込)

2021年10月発売モデルを一気見せ!

ベゼルパーツに積層カーボンを採用した新外装デザインの「MT-G」

「MTG-B2000YBD」は、159,500円

「MTG-B2000YBD」は、159,500円

まずは、メタルと樹脂の特徴を融合させた「MT-G」シリーズの新モデルとして、ベゼルパーツに積層のカーボン素材を採用した「MTG-B2000YBD」と「MTG-B2000XD」が、2021年10月9日に発売。

両モデルは、軽量かつ剛性の高いカーボン繊維強化樹脂のケースを組み合わせた「デュアルコアガード構造」により強度を高め、素材の質感を生かした「MTG-B2000」をベースに、新たにベゼルパーツにカーボン素材を採用し、美しい外装デザインと軽量化を実現している。

2020年11月発売の「MTG-B2000」で初採用された「デュアルコアガード構造」。ケースと裏ブタを継ぎ目なく一体化させた「カーボンモノコックケース」をメタルで囲む二重構造により、正面とサイドからメタルの美しい質感を楽しめるデザインを実現した

2020年11月発売の「MTG-B2000」で初採用された「デュアルコアガード構造」。ケースと裏ブタを継ぎ目なく一体化させた「カーボンモノコックケース」をメタルで囲む二重構造により、正面とサイドからメタルの美しい質感を楽しめるデザインを実現した

「MTG-B2000YBD」は、側面のベゼルフレームを、カーボンとグラスファイバーのシートを幾層にも重ねて立体成型することで、「MTG-B2000」に使用されているステンレスのベゼルフレームと比較して、約77%の軽量化を図った。なお、最上層のカーボンシートは、側面に回り込むように重ねられており、ラグ部分は筒状にカーボンシートを巻き付けることで耐久性を高めている。

ベゼルのデザインに合わせて多角形りゅうずを採用したほか、側面から見える積層のグラスファイバー層と文字盤のインジケーターには、ブランドカラーであるレッドをあしらい、デザインのアクセントに

ベゼルのデザインに合わせて多角形りゅうずを採用したほか、側面から見える積層のグラスファイバー層と文字盤のインジケーターには、ブランドカラーであるレッドをあしらい、デザインのアクセントに

「MTG-B2000XD」は、ベゼルのトップ部分に、高度なプレス加工と切削加工技術を駆使して複雑な形状に成型した積層のカーボン素材を採用。ベゼルパーツの側面から見える積層のグラスファイバー層には、新開発のカラーであるグリーンを使用し、スポーティーかつ上質感あるデザインに仕上げている。

「MTG-B2000XD」は、148,500円

「MTG-B2000XD」は、148,500円

両モデルともに、メタルにファインレジンパーツを組み合わせたレイヤーコンポジットバンドを採用。特殊な成形技術により、メタルのバンド裏面を空洞化させ、樹脂の比率を増やすことで軽量化を図り、メタルの質感はそのままに装着性を向上させている。

機能面では、標準電波の受信機能に加え、専用アプリと連携するモバイルリンク機能を搭載。ペアリングしたスマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正する。また、暗所での視認性を確保する高輝度LEDライトも備えており、利便性にも配慮している。

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バーチャルワールドからインスピレーションを得たフルメタルスクエア

「GMW-B5000TVA-1JR」(198,000円)

「GMW-B5000TVA-1JR」(198,000円)

初代G-SHOCK「DW-5000C」の遺伝子を受け継ぐ、フルメタルスクエア「GMW-B5000」から、バーチャルワールドからインスピレーションを得てデザインしたスペシャルモデルが登場。

ゲームやSF映画の世界観を落とし込み、ベゼルやバンドには、「GMW-B5000」のスペックやナンバーをレーザーで刻印している。

メタルパーツを精密機械加工で肉抜き。ベゼルのラグ部分は、肉抜きされた部分から、レッドのファインレジンが顔を出す

メタルパーツを精密機械加工で肉抜き。ベゼルのラグ部分は、肉抜きされた部分から、レッドのファインレジンが顔を出す

素材には、チタンを採用し、軽量化を実現。また、風防には傷つきにくく透明度の高いサファイアガラスを採用する。さらに、表面には耐摩耗性の高さを誇るDLC処理を施すなど、ハイスペックなバーチャルワールドのギアを、リアル世界で再現することを試みている。

フィルムソーラーセルや、斜めの角度からでも時刻表示が判読しやすい「STN-LCD(液晶)」を採用し、クリアな視認性を確保

フィルムソーラーセルや、斜めの角度からでも時刻表示が判読しやすい「STN-LCD(液晶)」を採用し、クリアな視認性を確保

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初代アナログ・デジタルコンビネーションモデルがフルメタル復刻!

「AWM-500-1AJF」(74,800円)

「AWM-500-1AJF」(74,800円)

G-SHOCK初のアナログ・デジタルモデルをフルメタル化した「AWM-500」シリーズの新作。本モデルは、1989年に発売されたG-SHOCK初代アナログ・デジタルコンビネーションモデル「AW-500-1E」のデザインをメタルで忠実に再現している。

1989年に発売された「AW-500-1E」

1989年に発売された「AW-500-1E」

新作「AWM-500-1AJF」は、15、30、45分の表示にアラビックのインデックスを採用。ベゼル、ケース、バンドには、ブラックIPコーティングを施し、当時のカラーリングも復刻している。

文字盤のデザインは、要素は同じだが、よりスッキリした印象に

文字盤のデザインは、要素は同じだが、よりスッキリした印象に

バンドは、「AW-500」の形状を再現するため、丸みを帯びたコマを持つブレスレットタイプのメタルバンドを採用。なお、裏ブタはスクリューバック仕様なほか、電波受信機能とタフソーラーを搭載し、高輝度なフルオートダブルLEDライトやワールドタイムなどの実用性も備える。

ロゴ刻印などをゴールドで統一したLIMITED EDITION「AWM-500GC-1AJR」(143,000円)もラインアップ

ロゴ刻印などをゴールドで統一したLIMITED EDITION「AWM-500GC-1AJR」(143,000円)もラインアップ

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「フォージドカーボン」を初採用した「MUDMASTER」

「MUDMASTER GWG-2000-1A1」

「MUDMASTER GWG-2000-1A1」

瓦礫や土砂が山積・散乱するようなハードな環境での使用を想定した「Master of G」シリーズ「MUDMASTER(マッドマスター)」からは、軽量かつ強靱な「フォージドカーボン」をG-SHOCKブランドで初めて採用した「MUDMASTER GWG-2000」が2021年10月15日に発売される。

「GWG-2000」は、ステンレスよりも軽量で高い引っ張り強度を持つ炭素繊維強化プラスチックの中でも、航空機やスポーツカーにも使用されている「フォージドカーボン」を、ベゼルとバンドをつなぐ「かん足」部分に使用し、フェイスをガードする構造を採用。

また、フォージドカーボンを採用した「かん足」は、細かく砕いたカーボン繊維を樹脂で固め、高熱・高圧で成形。見る角度によって細かいカーボン片がランダムに表面に現れるため、製品1点1点で表情が異なるブラックとグレーの模様が楽しめる。

ボタンすべて、新開発の「マッドレジストボタン」を採用。ステンレス製のボタンパイプに合わせて開発した、緩衝材の役割を担う気密性の高いシリコンブッシュをパイプ内部に使用することで、防塵・防泥性を高めている。

さらに、軽量で耐久性にすぐれたカーボンファイバー強化樹脂のケースを採用するなど、素材や構造を見直すことで、従来モデル「MUDMASTER GWG-1000」よりもケース厚で1.9mmの薄型化を実現している。

カラーは、先述の「グレー」のほか、ミリタリーテイストな「カーキ」(写真上/「MUDMASTER GWG-2000-1A3」)などをラインアップ。各99,000円

カラーは、先述の「グレー」のほか、ミリタリーテイストな「カーキ」(写真上/「MUDMASTER GWG-2000-1A3」)などをラインアップ。各99,000円

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グリーンIPを施した最薄「G-STEEL」

「GST-B400CD-1A3JF」(59,400円)

「GST-B400CD-1A3JF」(59,400円)

薄型モジュールと「カーボンコアガード構造」により、シリーズ最薄を誇る「G-STEEL GST-B400」から、グリーンIPを施したモデルが登場。

「G-STEEL GST-B400」シリーズは、「カーボンコアガード構造」によって耐衝撃性能をキープしたまま、部品の小型化とモジュールの薄型化により、「G-STEEL」シリーズで最薄(2021年9月現在)を実現。バックからベゼルトップまでで12.9mmと、従来の「GST-B100」モデルと比べて1mm以上薄いシリーズだ。また、厚みを抑えてはいるものの、Bluetooth機能やソーラーといった高機能も維持しつつ、消費電力も大幅に削減している。

本モデルでは、黒の文字盤に新色のグリーンIPを施したベゼルを合わせており、スポーティーに仕上がっている。

グリーンIPを施したベゼル

グリーンIPを施したベゼル

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「5600」シリーズの初期カラーがリバイバル

初期カラーのリバイバルモデル。左から「DW-5600RB-3JF」(12,100円)、「DW-5600RB-2JF」(12,100円)、「DW-5600REC-9JF」(13,200円/本モデルのみ11月発売)

初期カラーのリバイバルモデル。左から「DW-5600RB-3JF」(12,100円)、「DW-5600RB-2JF」(12,100円)、「DW-5600REC-9JF」(13,200円/本モデルのみ11月発売)

G-SHOCKのアイコンモデル「5600」シリーズの初期カラーを現在にリバイバルさせたモデル。「イエロー」のモデルは、1987年にG-SHOCKで初めてカラーモデルとして発売され、人気を博した「DW-5600C-9BV」を、「ブルー」と「カーキ」のモデルは、1991年に発売された「DW-5600B-2V」と「DW-5600B-3V」をベースに採用している。

本体のカラーリングはもちろん、文字盤のロゴ位置や各文字の配色、液晶の色など、細かい部分まで徹底的にこだわって、当時のデザインを再現。なかでも、「イエロー」モデルは、当時のモデルを再現するために、遊環に「ブラック」を採用しつつ、美錠にはブラックIP処理を施している。

「イエロー」モデルには、G-SHOCKのブランドカラーである「レッド」と「ブラック」の替えバンドと替えベゼルをセットにした「DWE-5600R-9JR」(25,300円)もラインアップ

「イエロー」モデルには、G-SHOCKのブランドカラーである「レッド」と「ブラック」の替えバンドと替えベゼルをセットにした「DWE-5600R-9JR」(25,300円)もラインアップ

「5600」シリーズからは、そのほかにも、6つの国と地域の時刻情報をのせた標準電波を高感度受信し、時刻を自動修正する「マルチバンド6」搭載モデルの新色も登場した。

左が「GW-M5610U-1CJF」(22,000円)で、右が「GW-M5610U-2JF」(22,000円)

左が「GW-M5610U-1CJF」(22,000円)で、右が「GW-M5610U-2JF」(22,000円)

「G-SHOCK」2021年9月発売モデルはこちら!
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近未来的な世界を表現した「Virtual Blue」シリーズ

左下が「AWG-M520VB-1AJF」(25,300円)、中央が「GA-2100VB-1AJF」(14,850円)、右下が「AWG-M100SVB-1AJF」(26,400円/本モデルのみ11月発売)

左下が「AWG-M520VB-1AJF」(25,300円)、中央が「GA-2100VB-1AJF」(14,850円)、右下が「AWG-M100SVB-1AJF」(26,400円/本モデルのみ11月発売)

バーチャルの世界を表現した「Virtual Blue」シリーズが、3モデルをベースに登場。カラーリングは、「ブラック」をベースに、「ブルー・ヴァイオレット」をアクセントカラーに使用して、バーチャルで近未来的な雰囲気を表現している。「AWG-M520VB」と「AWG-M100SVB」は、電波ソーラーを、「GA-2100VB」は定番の八角形ベゼルを採用し、それぞれブラックとブルーの配色でクールにまとめている。

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牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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