カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の2022年2月発売モデルの情報を本日解禁。撮り下ろしの写真とともに、2022年1〜2月に発売される全29本を一挙に紹介する。
●「G-SHOCK」2021年11〜12月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/fashion/?id=17692
●「G-SHOCK」2021年10月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=17437
※価格はすべてメーカー希望小売価格(税込)
2021年2月に発売される「MRG-B2000B-1A4JR」(330,000円)
G-SHOCK最上級ライン「MR-G」シリーズから、構造や機能、素材、仕上げなど、細部までこだわり、日本古来より受け継がれてきた強さや美意識を継承する「MRG-B2000」3モデルが登場。文字盤の外周部には、扇や屏風をイメージしたカットを施すことで、シンプルでありながら華やかなテクスチャーを実現している。
インデックスには、山形カシオのナノ加工技術ならではの、美しいエッジや曲面への挽き目加工を施し、日本刀の反りを表現
なかでも、「MRG-B2000B-1A4JR」は、「赤備え」をテーマにデザイン。「赤備え」とは、武具を朱塗りに統一した戦国時代の部隊編成のことだが、精鋭部隊を率いる武将が、自軍の武勇を誇示するのに用いられたと言われている。
本モデルでは、古来より強さの象徴とされてきた「赤」を、ベゼルの色埋め部や文字盤の随所に配色。G-SHOCKのブランドカラーである黒と赤のイメージと重ねることで、時代を超えて生き続ける唯一無二の強さを表現している。
機能面では、電波受信機能とBluetooth通信機能によるスマホとの連携に対応し、実用性も兼ね備えているほか、ザラツ研磨や2重の硬化処理、反射防止コーティングサファイアガラスを採用するなど、細部に至るまで強さと上質さにこだわっている。
ベゼルとケース、ケースバックの製作過程。丈夫で軽量なチタンを採用し、フルメタルでありながら軽快な装着感を実現。2重硬化処理「深層硬化処理」によって、純チタンに比べて4〜5倍の高度を実現しながら、さらに表面を「DLC(ダイヤモンド ライク カーボン)処理」でコーティングしている
カラバリとしてほかに、「MRG-B2000B-1A1JR」(上/330,000円)と「MRG-B2000D-1AJR」(下/308,000円)をラインアップ
2021年1月14日に発売された「GBD-H1000BAR-4JR」(右)と「GBD-100BAR-4JR」(左)
スペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」の選手たちの日常に密着したドキュメンタリー番組「FCバルセロナ MATCHDAY」とのコラボモデルが2機種登場。「GBD-H1000BAR-4JR」と「GBD-100BAR-4JR」は、G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」の「GBD-H1000」と「GBD-100」をベースモデルに、「FCバルセロナ」のチームカラーである紺とエンジをボディに採用している。
バンドには、歴代のユニフォームをモチーフにした柄をデザインし、クラブの地元であるカタルーニャの言葉で「Més que un club(クラブ以上の存在)」というチームスローガンをあしらっている
さらに「GBD-H1000BAR-4JR」には、メタルベゼルに優勝杯をイメージした鮮やかなゴールドIPを施しているほか、遊環にはカタルーニャ州旗の特徴である4本縞をレイアウト。チームカラーをデザインした専用パッケージに同梱し、特別なモデルに仕上げている。
機能面では、両モデルともに、歩数や距離が計測できる加速度センサーを搭載。加えて、「GBD-H1000BAR-4JR」には心拍計とGPS機能を備えている。
また、モバイルリンク機能を搭載しており、専用アプリと連携することで、歩数や消費カロリーといったライフログやアクティビティ履歴などが確認できる。
そのほか、視認性にすぐれたMIP液晶や通気性と柔軟性にすぐれたソフトウレタンバンドを採用し、普段使いからワークアウトシーンまで快適に使用できる。
2022年1月上旬に発売される「GWG-2000TLC-1AJR」(110,000円)
「世界一過酷なラリー」と言われる「ダカールラリー」に参戦し続けるトヨタ車体「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」とのコラボモデル「GWG-2000TLC-1AJR」が2022年1月上旬に発売。レース中の激しい走行で車体に飛び散った泥や砂をモチーフにした“スプラッターパターン”を、バンドやベゼル、美錠に描いている。
チームカラーのブルー、ホワイト、レッドを差し色にし、バンドと裏ブタにはチームロゴを施すなど、コラボモデルならではのスペシャルな仕様に
本モデルのベースには、瓦礫や土砂が山積・散乱するようなハードな環境での使用を想定した「マッドマスター」シリーズの「GWG-2000」を採用。新開発の「フォージドカーボンベゼル」と、「カーボンコアガード構造」のケースを採用することで、小型化を実現しているほか、ステンレス製ボタンパイプとシリコーン製緩衝素材を組み合わせた新開発の「マッドレジストボタン」により、薄型化も実現している。
ちなみに、「フォージドカーボンベゼル」は、樹脂の中に細かく砕いたカーボン繊維を練り込み、金型で熱プレスし、固めて成形。入り組んだ形状もカーボン化することが可能なため、本モデルの複雑な形状のベゼルも、カーボンで強化することができたという。
機能面では、電波受信機能による正確な時刻表示に加え、トリプルセンサーを搭載することで方位、気圧・高度、温度情報を素早く取得できる。
「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」は、トヨタグループのミニバンや商用車、SUV領域の完成車両メーカーであるトヨタ車体の自社チーム。1995年から「ランドクルーザー」で世界一過酷なラリーと言われる「ダカールラリー」に連続参戦している
2022年1月発売予定の「DW-5600CA-2JF」(左/12,100円)と、「DW-5600CA-8JF」(中央/12,100円)、「GA-2100CA-8AJF」(右/14,850円)
「DialCamo Utility」シリーズから、3モデルリリース。ベースモデルは、定番のスクエアケースモデル「DW-5600」と、薄型八角形で人気を博す「GA-2100」の2機種を採用している。
文字盤には、人気のカモフラージュ柄を採用し、スタイリッシュに仕上げており、アウトドアやスポーツシーンだけでなく、ストリートファッションにも最適なカジュアルでスタイリングしやすいデザインに仕上がっている。
なお、「GA-2100CA-8AJF」は、「GA-2100」シリーズとしては初のカモフラージュ柄となる。
「GAE-2100RC-1AJR」(20,900円)
1980年代に世界的なブームを巻き起こしたパズル「ルービックキューブ」とのコラボモデル。ベースモデルには、オクタゴンベゼルが人気の「GAE-2100」をセレクト。カラーリングは、ホワイトを基調とし、文字盤や遊環、美錠には、「ルービックキューブ」の6面体に使用される色をアクセントに用いて、遊び心のあるモデルに仕上げている。なお、ブラックの交換用ベゼルが同梱。
新たなフィールドや世界にチャレンジする人々に向けた人気のシリーズ「ファイアー・パッケージ」の2022年モデルが4機種登場。今回のモデルは、メタルと樹脂の異素材を融合した「G-STEEL」より「GST-B400FP」と「GST-W300FP」、アナログ針とデジタル表示のコンビネーションモデルの「AWG-M100SF」、デジタル表示のモデルには「GW-2320SF」をラインアップする。
【写真上】「G-STEEL」から「GST-B400FP-1A2JR」(左/54,450円)(税込)と、「GST-W300FP-1A2JR」(40,150円) 【写真下】アナログ針とデジタル表示のコンビネーションモデル「AWG-M100SF-1A5JR」(左/26,400円)と、デジタル表示モデル「GW-2320SF-1B5JR」(右/23,100円)
アクセントカラーとしては、発色のよいブルーや、落ち着いたローズゴールドを配色し、新たなフィールドへ立ち向かう希望に満ちた心境を、知的かつ落ち着きや信頼性を意味するカラーに重ねて表現している。
左から「GA-2100-1A3JF」、「GA-2100-1A2JF」、「GA-2100-1A4JF」で、価格は各14,850円
ブラックを基調に、ネオンカラーをアクセントに採用した「NEON ACCENT」シリーズ。オクタゴンベゼルで人気の「GA-2100」のカラーバリエーションで、ブラックをベースに、ネオンカラーのブルー、グリーン、オレンジを、文字盤の随所に使用し、視認性を高めている。
カラースケルトンのケースを採用した「Sound Wave」シリーズ。ベースモデルに、無骨なビッグケースの「GA-900」と、薄型でスポーティーなアナログ針とデジタル表示の「GA-2200」を採用し、ダンスホールに降り注ぐ音をカラーリングで表現している。
左から、「GA-900SKL-7AJF」、「GA-2200SKL-4AJF」、「GA-2200SKL-8AJF」で、価格は各17,600円
「MIDNIGHT FOG(真夜中の霧)」をテーマにしたカラーモデル5機種が登場。ベースモデルは、メタルカバードでスクエアケースの「GM-5600」と「GM-S5600」、薄型八角形の「GM-2100」と「GM-S2100」、そして無骨で堅牢なフォルムの「GM-110」を採用している。
同シリーズは、新色のブラウンを含むカラーIPのホーニング加工が施されたメタルベゼルに、マットな質感のスケルトンバンドを採用し、静けさのある霧がかかった都会の街をイメージしたクールなデザインに仕上がっている。
【写真上】「GM-5600MF-2JF」(左/27,500円)と「GM-S5600MF-6JF」(右/26,400円) 【写真中央】「GM-2100MF-5AJF」(左/29,700円)と「GM-S2100MF-1AJF」(右/27,500円) 【写真下】「GM-110MF-1AJF」(29,700円)
通常のG-SHOCKよりもひと回り小さいミッドサイズモデルから、スケルトンカラーがリリース。ベースモデルは、人気のデジタル・アナログコンビモデル「GA-110」と「GA-120」をミッドサイズ化した「GMA-S110」と「GMA-S120」だ。
バンドには、グリーンとグレーのスケルトン素材のものを使用し、ダイアルにはパーツごとに質感の異なるゴールドとシルバーの2トーンでデザイン。メタリックの質感に違いがあることで、スケルトンのケースにバランスよくなじんでおり、カジュアルでジェンダーレスな印象に仕上がっている。
【写真上】「GMA-S110GS-8AJF」と「GMA-S110GS-3AJF」 【写真下】「GMA-S120GS-8AJF」と「GMA-S120GS-3AJF」。価格は各18,700円
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。