「G-SHOCK」今月の衝撃!!!

G-SHOCKの大人気フルメタルスクエアシリーズにラギッドな「新ブラック」が登場!

2022年3月11日、G-SHOCKから「GMW-B5000MB-1JF」が発売された。フルメタルシリーズの最新作で、さまざまな仕上げ加工を駆使し、マットな雰囲気のブラックカラーを表現している。

2022年3月11日発売のG-SHOCK「GMW-B5000MB-1JF」

2022年3月11日発売のG-SHOCK「GMW-B5000MB-1JF」

人気のフルメタルシリーズに「新ブラック」が登場!

「GMW-B5000MB-1JF」の公式サイト価格は、77,000円(税込)

「GMW-B5000MB-1JF」の公式サイト価格は、77,000円(税込)

本連載で何度かお伝えしてきたとおり、G-SHOCKのフルメタルモデルは、2018年に登場して以来、絶大な人気を博すシリーズだ。初代スクエアモデルのケースをモチーフに、ケースをフルメタル化したうえ、世界6局の標準電波に対応する「マルチバンド6」や、Bluetooth通信機能を備える高性能なモジュールを搭載したことで、“高級路線のG-SHOCK”というこれまでにないポジションを確立。G-SHOCKファンはもちろん、ファッション感度の高いトレンドセッターや、時計コレクターの興味を引き、ほかのG-SHOCKと比べて高価なプライスゾーンにあるにも関わらず、現在でもトップクラスの売り上げを誇っている。「GMW-B5000MB-1JF」も、そうした勢いに乗るものだ。

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さて、今回登場した「GMW-B5000MB-1JF」は、いわゆる「ブラック」カラーだが、すでにフルメタルシリーズには同じく「ブラック」として認識される「GMW-B5000GD-1JF」が最初期に発売されている。いったい、どのような違いがあるのか? 比較していきたい。

2018年に発売された「GMW-B5000GD-1JF」。公式サイト価格は、74,800円(税込)

2018年に発売された「GMW-B5000GD-1JF」。公式サイト価格は、74,800円(税込)

カシオがこれまで培ってきた多彩な加工&仕上げを採用!

本モデル「GMW-B5000MB-1JF」は、ベゼルとバンドに「ホーニング加工」を施しているのが特徴だ。「ホーニング加工」とは、微細な砥粒(とりゅう)を加工物に噴射して研磨する加工方法のことで、時計においては素材表面に粒子感のある微細な凹凸を設け、マットな質感を生み出すために行われる。「マット仕上げ」や「梨地仕上げ」とも呼ばれるものだ。

「ホーニング加工」を施したベゼル

「ホーニング加工」を施したベゼル

「GMW-B5000MB-1JF」は、G-SHOCK伝統のスクエアケースのディテールそのままに、この「ホーニング加工」を全体に採用。正面やケースサイドには細々とした凹凸部が構成されているが、これらにもしっかり「ホーニング加工」が施されている点に、同社の技術力の高さを感じさせる。

細かな凹凸部にも、「ホーニング加工」がしっかりと施されている

細かな凹凸部にも、「ホーニング加工」がしっかりと施されている

いっぽう、ケースサイドには、筋目のヘアライン仕上げを採用することで質感に変化を生み、存在感を際立たせている。また、プッシュボタンはミラー加工で、これもまた質感の違いを演出している。

ケースサイドはヘアライン、プッシュボタンはブラックIPを採用

ケースサイドはヘアライン、プッシュボタンはブラックIPを採用

ホーニング加工にヘアライン仕上げとミラー仕上げ。そして、最後に全体にブラックIP処理を施し、耐傷性を高めるとともに、引き締まったブラックカラーを表現しているわけだ。事実、本モデルは、「マルチフィニッシュドブラック」がテーマで、多彩な仕上げによる新たな「ブラック」を目指しているという。

多彩な仕上げを組み合わせることで、独特の質感を表現

多彩な仕上げを組み合わせることで、独特の質感を表現

さて、先述した既存のブラックモデル「GMW-B5000GD-1JF」では、ケース全体をていねいに磨いたうえにブラックIP処理を施し、ツヤやかな質感を表現していた。奥深いブラックカラーを表現しつつ、光に照らされると貴金属特有の輝きを放ち、ラグジュアリーな雰囲気をふんだんに漂わせている。

ツヤやかなブラックを見せる既存モデル「GMW-B5000GD-1JF」

ツヤやかなブラックを見せる既存モデル「GMW-B5000GD-1JF」

いっぽう、新モデル「GMW-B5000MB-1JF」のデザインのアクセントとなっているのが、ベゼルだ。ケース全体にブラックIP処理をしたあとに再研磨を実施。下地のステンレススチールをヘアライン仕上げで露出させ、そこに現れたシルバーカラーがコントラストとなっている。また、彫り込まれた文字の刻印部分には、ブラックIPコーティングが残っているのも独創的だ。

再研磨で下地を露出させた「GMW-B5000MB-1JF」のベゼル

再研磨で下地を露出させた「GMW-B5000MB-1JF」のベゼル

なお、既存モデル「GMW-B5000GD-1JF」のベゼルにも、ヘアライン仕上げが施されているが、こちらはブラックIP処理後の再研磨は行われていない。ここにも、両モデルの表現の違いが見て取れる。

ヘアライン仕上げを施した従来モデル「GMW-B5000GD-1JF」のベゼル

ヘアライン仕上げを施した従来モデル「GMW-B5000GD-1JF」のベゼル

以上のことから、既存モデル「GMW-B5000GD-1JF」がメタル感や高級感を強調したモデルであり、今作「GMW-B5000MB-1JF」は力強さやラギッドな味わいを志向したモデルだと感じられた。どちらも、ブラックIP処理を施しているが、今作「GMW-B5000MB-1JF」では1段階明るい色味を採用するなど、色表現も繊細だ。

引き締まったブラックの魅力を引き立てる数々のディテール

今作「GMW-B5000MB-1JF」は、バンドにも「ホーニング加工」+ブラックIP加工を採用。なお、傾斜部のみミラー加工+ブラックIP処理を施すことで、着用した際にはさりげなくメタル感がアピールできる。

「ホーニング加工」を施した「GMW-B5000MB-1JF」のバンド

「ホーニング加工」を施した「GMW-B5000MB-1JF」のバンド

ワンプッシュ3つ折れ式中留にも、「ホーニング加工」を施した

ワンプッシュ3つ折れ式中留にも、「ホーニング加工」を施した

ケースバックには、これまでのシリーズと同様に、DLC(ダイヤモンド ライク カーボン)処理を施したスクリューバックを採用。耐摩耗性を高めるとともに、高級感を醸成する。

DLC処理を施したスクリューバック

DLC処理を施したスクリューバック

肝心のフェイスは、従来のフルメタルスクエアモデルと同じで、G-SHOCKのDNAを感じさせるオーセンティックなデジタルデザイン。なお、既存モデル「GMW-B5000GD-1JF」は完全にモノトーンで配色されていたが、今作「GMW-B5000MB-1JF」では機能表示などの一部にアクセントカラーを加えている。

一部にアクセントカラーを配色したフェイスデザイン

一部にアクセントカラーを配色したフェイスデザイン

【まとめ】多くのファンが待ち望んでいた「新ブラック」だ!

フルメタルのスクエアモデルは、「シルバー」を皮切りに、「ブラック」や「ゴールド」というメタルの定番色を早々にラインアップした。その際、樹脂との質感の違いを引き出すべく、メタル感を強調。価格が高め設定ということもあり、ラグジュアリーな印象も強め、結果、この戦略が成功した。

「ホーニング加工」というマットな仕上げをベースにした今作「GMW-B5000MB-1JF」も、素材の魅力を十二分に引き出しているが、従来モデルと比べると“メタル感”の主張はそこまで強くないと感じる。シリーズの認知度が十分浸透した今だからこそ、開発できたモデルだろう。

何よりこの「新ブラック」は、G-SHOCKらしいタフさを大いに感じさせてくれる。待ち望んでいた人も多いはずで、フルメタルスクエアモデルの次の柱となりそうだ。

ラギッドな印象があり、レザージャケットとの相性もいい

ラギッドな印象があり、レザージャケットとの相性もいい

シンプルな今時の装いにもマッチ

シンプルな今時の装いにもマッチ

「GMW-B5000MB-1JF」
【SPEC】
●ガラス:無機ガラス
●防水性:20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:ステンレススチール
●バンド材質:ステンレススチール
●ケースサイズ:43.2(横)×49.3(縦)×13(厚さ)mm
●重量:167g

横山博之

横山博之

カバン、靴、時計、革小物など、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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