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思ってたよりイイぞ! 「PS5 Pro」の美麗&滑らかな映像を堪能してきた

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2024年9月26日〜29日まで開催中の東京ゲームショウ2024にて、SIEから2024年11月7日に発売予定の「PS5 Pro」が出展されています。発表後には、性能よりも119,980円(市場想定価格、税込)という価格が話題になりましたが、実際にプレイしてみると、約12万円でも刺さる人にはむしろお買い得かもと感じました。

SIE「PS5 Pro」、119,800円、2024年11月7日発売

SIE「PS5 Pro」、119,980円、2024年11月7日発売

「PS5 Pro」の実力は?

東京ゲームショウ2024で試遊できたのは、「グランツーリスモ7」と「ファイナルファンタジーVII リバース」の2タイトル。実際のプレイ映像は以下の動画から確認していただきたいですが、「グランツーリスモ7」では強化されたレイトレーシングが、「ファイナルファンタジーVII リバース」では4K/60FPSのゲームプレイが体験できました。

「グランツーリスモ7」は、無印の「PS5」でも最大4K/120FPS(120HzのResolutionモード/可変リフレッシュレート)に対応しており、今回の試遊でも画質やリフレッシュレートの面では「PS5 Pro」と同等レベルに感じました。

「PS5 Pro」のグラフィック性能の高さを感じたのは、レイトレーシングの部分。リアルタイムで光の投射や反射が処理されており、無印よりもリアルさが増しています。クルマの車体やリアガラス、リアバンパーに、ほかのクルマや街灯、ビルなどが映りこんでおり、元々高かった没入感がさらにアップした印象です。

「ファイナルファンタジーVII リバース」は、無印の「PS5」でプレイする際には、フレームレートを落としてグラフィックを向上させる「グラフィックモード」と、フレームレートを上げてグラフィックを落とす「パフォーマンスモード」という2種類の画質モードが用意されていました。

「PS5 Pro」でプレイする「ファイナルファンタジーVII リバース」には、グラフィックもフレームレートも落とさずに最大4K/60FPSをターゲットとする「エンハンスモード」が用意されています。「グラフィックモード」と「パフォーマンスモード」のいいとこ取りというわけです。

実際にプレイしてみると、60FPSで動作しながらも、キャラクターの細かな髪の毛から草木、遠方の建物まで、高精細でシャープな映像美を堪能。スタッフに話を聞いたところ、「エンハンスモード」では、AIが画質をアップスケーリングする技術「PSSR」の効果が発揮されており、「PS5 Pro」でも4Kの画質のままハイフレームレートを狙えるとのことです。

このグラフィックパフォーマンスを実現するゲーミングPCは約12万円では絶対に購入できません。ゲーム専用機としては高すぎると言われる「PS5 Pro」ですが、ゲームを高画質&ハイリフレッシュレートで遊びたいというこだわりを持ったプレイヤーにはむしろお買い得とも言えそうです。

ただし、「PS5 Pro」の性能を引き出すには、ソフトの対応が不可欠な点は忘れずに。「PS5 Pro」の発売時には40〜50本のタイトルが「PS5 Pro」対応になるとされていますが、そこに自分の好きなタイトルが含まれているかはチェックしておきましょう。

水川悠士(編集部)
Writer / Editor
水川悠士(編集部)
デジタル系メディアから価格.comへ。スマホ、スマートウォッチなどのガジェット周り、ゲーム関連を担当。触ってきた製品は数えきれないほど多いです。価格.comマガジンのYouTubeにも出演中。
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