踏力に合わせて電力供給が変化する「スマート」モードを搭載

自動的にアシスト量を変える街乗りの決定版! 「BESV」の新電動アシスト自転車を体験してきた

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電動アシスト自転車専門店「Motovelo」を運営するモトベロが、ヨーロッパで人気の電動アシスト自転車「BESV(べスビー)」の新モデルを2台発表。2017年3月7日に開催された新モデル発売記念イベントで、短時間だがエントリーモデル「PSA1」に試乗してきたのでそのレビューをお届けする。

BESVのアンバサダーを務める女優、のんさんが、実際に試乗して新モデル「PSA1」をアピール。自転車で行ってみたい場所について、自身が声優を務めた劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」の舞台であり、急な坂道が多いという広島・呉市をあげた

最大90kmの航続が可能な「PSA1」

「PSA1」は、2014年度「グッドデザイン賞グッドデザイン・ベスト100」を受賞した人気モデル「PS1」のエントリータイプ。「PS1」のスタイリッシュなデザインはそのままに、10.5Ahの高性能バッテリーを搭載し、フル充電で最大90kmの航続ができる。また、軽量アルミフレームとデュアルショックサスペンションを採用し、快適な走行を実現した。3月15日発売(予約受付中)で、価格は199,800円(税込)。

見た目は、カーボンフレームを採用する「PS1」(298,080円)とほぼ同じ。しかし、「PSA1」はLGエレクトロニクス製の高密度セルを採用してバッテリー容量を増やしたことで、最大走行可能距離が「PS1」よりも30km延びた

大きめの液晶パネルが、ハンドル中央に装備されている。左上の数字がアシストモードの表示。サポート力が異なる1〜3の3段階と、自動調整の「スマート」の4種類から選べる。中央に表示された走行距離や下部のスピードなども含め、文字は大きく視認性は高い

左のハンドルにはアシストモードの変更や液晶パネルのバックライトを点けるボタンを搭載

左のハンドルにはアシストモードの変更や液晶パネルのバックライトを点けるボタンを搭載

自動的にアシスト量を変える「スマート」モードが便利だった!

手始めに、踏力をサポートするアシストモードを、「スマート」に設定して試乗してみた。「スマート」モードは乗る人のペダリングパワーを感知し、最も快適と感じる踏力で走行できるように自動で出力レベルを調整する機能。つまり、登り坂では強めに、スピードが出ているときは軽めにペダリングをサポートしてくれるのだ。実際、ゆっくり走行時からスピードを出そうとしてペダルに力を加えると、グッとアシストの出力レベルが上がったように感じ、スピードが出ているときにはアシスト感をあまり感じなかった。これであれば、勾配が多い道程でもあまり踏力を変えずに一定のスピードで走れるはずだ。

発表会会場近くの駐車場で試乗。本機は車体はすっきりとしたフォルムでタイヤも小径だが、全長154cm、高さ97cmとフレームが大きめのため、写真のように身体が大きい著者(身長約180cm)が乗っても小さすぎる印象はない

アシストモードやギアの操作性も快適で街乗りにもってこい

アシストモードの変更ボタンは左ハンドルそばに、7段階の変速ギアは右ハンドルのそばに搭載されている。最初はボタンやギアを目視しながら変えていたが、ハンドルを握りながらでも両方とも親指が届くので、しばらく乗っていると手元を見ずに直感的に変えることができた。アシストモードと変速ギアの組み合わせは28パターンもあるので、マスターするには少し慣れが必要そうだ。

1点気になったのは、サドルの硬さ。一般的なロードバイク並みに硬い。道路の多少の段差であれば吸収してくれそうなサスペンションが両輪に付いており、クッション性は高いものの、数十km走った場合はお尻が痛くなりそうな印象だった。遠出用というよりは、家の近くで使い倒すタウンユースが最適であろう。

変速ギアは、現在の段階が色付けされていて見やすい。液晶パネルは、昼間の太陽の光の下でも視認性は高かった

ハンドルは、先端に向かって広がる特殊な形状をしており、握った時に手のひらが安定する。長時間の走行でも、腕が疲れにくそうだ

バッテリーは、装備したままでも写真のように外してでも充電が可能。フル充電までの時間は、4.5時間だ

バッテリーは、装備したままでも写真のように外してでも充電が可能。フル充電までの時間は、4.5時間だ

「PSA1」のカラーバリエーションは、4種類。写真のレッド、グレイ、ホワイトのほか、イエローを用意する

「PSA1」のカラーバリエーションは、4種類。写真のレッド、グレイ、ホワイトのほか、イエローを用意する

走行性と安全性が両立した「CF1 LENA」

「PSA1」と一緒に発表されたのが、ヨーロッパで人気のシティモデル「CF1」を、日本仕様にダウンサイジングした「CF1 LENA」。街乗りに最適な内装変速ギア(3段階)や、安全性の高いエレクトリックブレーキを採用し、走行性と安全性を両立する。後部には、チャイルドシートの装着も可能。最大走行可能距離は75km。4月中旬発売(予約受付中)で、価格は168,000円(税込)。

女性も乗り降りしやすいL字型フレームを採用。フロントライトやリアブレーキランプも搭載する

女性も乗り降りしやすいL字型フレームを採用。フロントライトやリアブレーキランプも搭載する

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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2017.3.23 更新
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