台湾式かき氷が作れる「電動ふわふわとろ雪かき氷器」のヒットなどで知られるドウシシャがひそかに力を入れているのが、ステンレスボトルだ。2008年より取り扱いを始め、2016年までの累計販売本数は1,000万本を突破しているという。その中でも特に人気が高いのが、デザイン性の高さが評判の「mosh!」シリーズだ。ここでは、秋にかけて発売予定の「mosh!」の新モデルを紹介する。
ステンレスボトル以外にも、テーブルポットや調理器が発売となる
「mosh!」シリーズは、2015年8月に発売以来、累計80万本以上を販売しているという大ヒットシリーズ。ボトルの肩の部分や底部分の愛らしい丸みにこだわり、11回も型作りを繰り返したというこだわりよう。また、「長く愛用してもらえるように」と、塗装を3回重ねている(一般的なボトルの場合は1回)というからすごい。国内のみならず、シンガポール、韓国、台湾、イスラエルなどでも人気を博しているという。
既存の「mosh!」ミルクシリーズ。昔懐かしい牛乳瓶型もさることながら、カラーが絶妙。かわいいのに子どもっぽい印象はないので、大人でも違和感なく使用できる
この秋は、5つの「mosh!」シリーズが新登場する予定。新製品のデザインキーワードは「ギタイ(擬態)」。最近のステンレスボトルはデザイン性の高いものが好まれる傾向にあり、近年ではヤギの角型のボトルや、電球の形のボトルに入った“電球ソーダ”などが話題になったことから、同社でも擬態の要素を取り入れたという。
森をギタイ!? 「mosh!ボトル ミルク DMMB350/450」
「mosh!」ミルクシリーズに、森をイメージしたというあたたかみのある木目柄の「mosh!ボトル ミルク」が登場。54℃以上の保温と13℃以下の保冷機能が12時間持続するので、朝から夕方まで中の飲み物をおいしい温度に保つことができる。容量は350mlと450mlが用意され、カラーは各3色。ともに2017年8月発売予定となっている。
350mlタイプ。価格は2,500円(税別)
450mlタイプ。価格は2,700円(税別)
アンティークのガラス瓶をギタイ! 「mosh!ボトル コルク DMCB360 」
インテリアでも人気のアンティークのガラス瓶をモチーフにした「mosh!ボトル コルク」は、ボトルの直径が64cmと、シリーズで最もスリムなタイプ。54℃以上の保温と13℃以下の保冷機能が12時間持続する。カラーは全4色。2017年8月発売予定となっている。
容量は360mlで、価格.comは2,500円(税別)
キャップはコルクを模したプリント。遠目にはコルクに見えておしゃれ!
「mosh!卓上ポット タンク」と「mosh!ボトル ヨーグルト」はセット使いが◎
ミルクタンクをモチーフにした「mosh!卓上ポット DMTK1.0」と、ヨーグルト瓶をモチーフにした「mosh!ボトル ヨーグルト DMTY-250」はカラー(ピンク以外)がそろっているので、セット使いもおすすめだという。ともに2017年9月発売予定となっている。
「mosh!卓上ポット」(奥)の価格は3,800円(税別)、「mosh!ボトル ヨーグルト」(手前)の価格は1,800円(税別)
ポットの容量は1L。回転台付きなので、テーブルなどの置いたまま好きな位置に持ち手を回転させられる
「mosh!ボトル ヨーグルト」はセラミック塗装で陶器のような質感を再現。女性の小さな手でも持ちやすい形とサイズ(左)。コースターにもなるシリコン製のふたが付属する(右)
「湯たんぽ」をギタイ! 「mosh!クリアボトル ホットウォーター」
湯たんぽをイメージし、ニットカバーをつけて湯たんぽのように使用できる「mosh!クリアボトル ホットウォーター」は、2017年11月発売予定。価格は2,000円(税別)となる。
カラーは2色。ニット素材のカバーは暑苦しい素材ではないので、湯たんぽ風に使うのはもちろん、冷たい飲み物の水滴防止にもよさそう
ボトル自体には保温・保冷機能はない
ここからは、「mosh!」シリーズ以外の新製品を紹介する。
アンティーク缶のようなディズニーシリーズのステンレスボトル
「Disneyシリーズ アンティーク缶風ボトル WDCN330」は、飲み口が広いタイプのステンレスボトル。コーヒーなどのドリンクを入れるほか、スープジャーとしても使用できる。2017年8月発売予定で、価格は3,000円(税別)となる。
キャラクターものでも、ビンテージ風なカラーで使いやすい
人気のタンブラーから限定カラーが登場!
1シーズンで10万個を売り上げたという人気タンブラーの限定カラー2色が、2017年12月に発売となる。「オンドゾーンフリージングステンレスタンブラー OZFT-260」は、保冷だけでなく冷却も可能なタンブラー。あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいたビールを注ぐと、約1分でビールが氷点下の温度まで冷却され、結露もしないという。価格は3,000円(税別)。
タンブラーの容量は260ml
ドウシシャが独自で開発した真空断熱と保冷剤が一体となった構造
みんな大好き! ラテが簡単に楽しめる「オンドゾーン ホットラテカップ OZHL-180 」
「オンドゾーン ホットラテカップ OZHL-180」は、レンジで加熱できる耐熱ガラスを採用し、ホットラテを簡単に作って飲めるタンブラー。耐熱ガラスのカップにミルクなどを入れてレンジ加熱した後、インスタントコーヒーを入れればラテが完成! カバーをはめておくことであたたかいままドリンクを楽しめるという。カラーは全4色で、価格は2,500円(税別)。2017年9月発売となる。
ガラスカップは斜めにカットされ、飲む際にガラスだけに口が当たる設計になっている
真空断熱カバーでガラスカップを保温・保冷できる(左)。ふたは味や香りをじゃましないトライタン製(右)
あえての低速でしゃきしゃきの野菜ジュースを作るミキサー「野菜ハーフ」
「野菜ハーフ」は、あえての低速回転によって、粗めの野菜ジュースを楽しめるミキサー。専用のレシピで野菜ジュースを作ると、厚生労働省推奨の1日の野菜摂取量である350gも、2杯でクリアできるという。価格は4,980円(税別)で、2017年12月に発売予定となっている。
「野菜ハーフ」で作った野菜ジュースを試食したところ。しゃきしゃきした食感がフレッシュでおいしい。意外とありかも
こびりつかないフライパン「エバークック」から、お皿のように使えるフライパンが登場!
SNSなどで、フライパンひとつで作れて、そのまま食卓でお皿としても演出可能な「ワンパン料理」が人気らしい。「エバークック アルファタブレット EAM」は、そんな「ワンパン料理」が作れるフライパンだ。火にかける以外にも、オーブンでの調理も可能。価格は6,980円(税抜)で、2017年9月発売予定となる。
カラーは2色。薄いため、まな板スタンドに立てて収納しておくことができる
大きすぎず小さすぎないA4サイズで使用しやすい