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モトローラ、高コスパな「moto g7」発表。上位機種は光学式手ブレ補正搭載のデュアルカメラ

モトローラ・モビリティ・ジャパンは2019年5月30日、スマートフォンの新モデルとして、「moto g7 plus」「moto g7」「moto g7 power」の3モデルを6月7日に発売すると発表した。「moto gファミリー」はローエンドからミドルクラスに位置づけられるシリーズで、同社の主力モデルだ。第7世代となる新モデルがどう進化したのかチェックしていこう。

光学式手ブレ補正付きのデュアルカメラを搭載した「moto g7 Plus」

3モデルの中で最も高性能なモデル。縦横比が19:9の6.24型(2270×1080、403ppi)のIPS液晶を備える。従来モデルの「moto G6 plus」は18:9の5.9型のディスプレイだったので、より縦長のディスプレイとなっている。ボディは3Dガラスを使った高級感のある仕上がり。カラーバリエーションは、moto gファミリーとしては珍しい「ビバレッド」と、moto gファミリーらしい「ディープインディゴ」の2色が用意される。

6.24型の縦長ディスプレイを搭載するmoto g7 plus。インカメラは、いわゆる”滴型“のコンパクトなノッチに収められている。ドルビーオーディオ対応で、スピーカーの音質にもこだわっている

ビバレッドとディープインディゴの2色を用意。モトローラロゴが指紋認証センサーとなっている

ビバレッドとディープインディゴの2色を用意。モトローラロゴが指紋認証センサーとなっている

カメラは光学式手ブレ補正搭載の1600万画素(F1.7)+500万画素(深度計測用)のデュアルカメラ。背景をぼかして人物を際立たせる「ポートレートモード」、RAW撮影、「AIフレーミング」など多彩な機能を備える。インカメラも1200万画素(F2.0)と高画素で、「ビューティーモード」などを搭載する。

主なスペックは、プロセッサーがオクタコアの「Snapdragon 636」(1.8GHz×8)、メモリーが4GB、ストレージが64GB。性能はmoto g史上最速だという。microSDメモリーカードスロットも備える(最大512GB)。SIMカードのタイプはnanoSIMで、スロット数は2。4Gと3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応する。

対応バンドは、4GがB1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41、3GがB1/2/5/8/19(B6含む)、2Gが850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、NFCなどに対応する。OSは「Android 9.0」。

外部インターフェイスはUSB Type-C、音声入出力端子などを備える。本体サイズは約75.3(幅)×157(高さ)×8.27(最薄部)mm、重量が約172g。価格はオープン。直販サイト「Motoストア」での価格は38,800円(税別)

約3万円の高コスパモデル「moto g7」

6.24型(2270×1080、403ppi)の液晶ディスプレイを搭載するスタンダードモデル。見た目はmoto g7 plusとほぼ同じだが、カメラの光学式手ブレ補正を省くなど、コストダウンを図ったモデルだ。

moto g7

moto g7

カメラは1200万画素(F1.8)+500万画素のデュアルカメラ。デジタルズームよりもクリアな写真を撮影できる4倍ハイレゾ・ズームを搭載。前モデルにもあった「シネマグラフ」(連写した静止画の一部をぱらぱら漫画のようにアニメーションで表現する機能)も備える。インカメラは800万画素(F2.0)。

カラーバリエーションは「セラミックブラック」と「クリアホワイト」の2色。指紋認証センサーはモトローラのロゴ部分に備える

主なスペックは、プロセッサーがオクタコアの「Snapdragon 632」(1.8GHz×8)、メモリーが4GB、ストレージが64GB。microSDメモリーカードスロットも備える(最大512GB)。SIMカードのタイプはnanoSIMで、スロット数は2。4Gと3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応する。

対応バンドは、4GがB1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41、3GがB1/2/5/8/19(B6含む)、2Gが850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのネットワークに対応する。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)準拠の無線LAN、Bluetooth 4.2、NFCなどを搭載する。外部インターフェイスはUSB Type-C、音声入出力などを備える。本体サイズは約75.3(幅)×157(高さ)×7.92(最薄部)、重量は約174g。OSは「Android 9.0」。

価格はオープン。Motoストアでの価格は30,800円(税別)。

大容量バッテリー搭載で25,800円の低価格モデル「moto g7 power」

5000mAhの大容量バッテリーを搭載するのが特徴の「moto g7 power」。大容量バッテリーを搭載しつつも、ほかの2モデルに近いサイズ感と重量を実現しているのがポイントだ。スペックはほかの2モデルよりも控えめで、6.2型のディスプレイの解像度は1520×720、271ppiのHD+、アウトカメラは1200万画素(F2.0)の単眼となる。

moto g7 power

moto g7 power

主なスペックは、プロセッサーがオクタコアの「Snapdragon 632」(1.8GHz×8)、メモリーが4GB、ストレージが64GB。microSDメモリーカードスロットも備える(最大512GB)。SIMカードのタイプはnanoSIMで、スロット数は2。4Gと3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応する。

対応バンドは、4GがB1/2/3/4/5/7/8/19/20/28/38/40/41、3GがB1/2/5/8/19(B6含む)、2Gが850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz。NTTドコモとソフトバンクのネットワークに対応する。そのほか、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)準拠の無線LAN、Bluetooth 4.2、NFCなどを搭載する。外部インターフェイスにはUSB Type-Cや音声入出力などを備える。OSは「Android 9.0」。

価格はオープン。Motoストアでの価格は25,800円(税別)。

【変更履歴】
モトローラ・モビリティ・ジャパンより、「moto g7 power」のリリース情報に一部誤りがあり、無線LANのスペックの訂正がありました。 該当箇所は修正済みです。
誤:IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
正:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
(2019年6月11日 16:35)

moto g7 powerの本体サイズは約75.3(幅)×157(高さ)×7.92(最薄部)mm、重量は約174g。左がmoto g7 plus、右がmoto g7 power。少し厚みはあるが、比べないとわからないレベルだ

3モデルのカメラ機能の違い

3モデルのカメラ機能の違い

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!

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