この春、大学入学が決まった皆さん&その親御さん、おめでとうございます!
進学にあたって必要なものがたくさんあると思いますが、絶対に忘れてはいけないのがノートパソコン。今回は文系学部向けに絞り、なるべく低コストで手に入るノートパソコンを厳選してご紹介します(※各大学、学部から通達されている推奨スペックは必ずご確認ください)。
文系大学生向けのノートパソコンを厳選!
ノートパソコンの購入先として、大学生協で販売されているオリジナルパソコンを選ぶという選択肢もあります。4年間の保証が付いていたり、購入者向けのパソコン教室が開催されていたりと、メリットも多いいっぽうで、ネックなのが値段。安くても15万円以上、高いと20万円を超える製品が掲載されていることもざらです。サポートが手厚いのは安心ですが、ノートパソコンの扱いに不安がないのであれば、市販の製品を選べば金銭的な負担を軽減できます(余談ですが筆者も、大学入学時は市販のノートパソコンを購入しました)。
そこで今回は、10万円以下で、文系大学生向けのノートパソコンを厳選しました。想定している主な用途は、レポートやプレゼン資料の作成、オンライン授業の受講などです。なお、理系や芸術系の学部は、学部によって特殊なソフトウェアを使用することがあり、要求スペックの幅が広いため、今回は文系の学部に進学する大学生向けに絞りました。
選定にあたっての条件は下記のとおり。
OS:Windows 11
CPU:Core i5またはRyzen 5
※CPUの種類に関する詳細な説明は価格.comの選び方ガイドをご確認ください。
メモリー:16GB(オンライン授業を受けながらOfficeを活用するなど、複数の作業を同時にこなせる容量)
ストレージ:SSD/256GB以上(事務作業など一般的な用途であれば問題ない容量)
カメラ:Webカメラ搭載(オンライン授業などに対応)
画面サイズ:14型以下(持ち運びやすいサイズ)
重量:1.6kg以下(比較的持ち運びやすい重量)
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レポートやプレゼン資料の作成に使うWord 、PowerPointなどのOffice各種ソフトは、大学が一括でライセンス契約し、学生が無料で使えるように手配してくれているところが多いです(※進学予定の大学にご確認ください)。Officeなしの場合、Office搭載パソコンよりも数万円は価格が抑えられます。
前述の条件を満たしつつ、Officeなし、そして価格がなるべく安い3製品をピックアップしました。
14.0型、1.39kgと、家でも外でも使えるサイズ。バッテリー駆動時間は最大10時間。45分で50%充電できる「ファストチャージ(急速充電機能)」を備えています。Bluetoothマウスが同梱されているのもうれしいポイントです。
同モデルのOfficeありバージョンはこちら。
14.0型、1.54kgと、やや重いものの家でも外でも使えるサイズ。ディスプレイはアスペクト比16:10で、縦方向に画面が広いのが特徴。バッテリーの駆動時間は非公表ですが、41Whの3セルバッテリーを搭載。また、60分で最大80%の充電が可能な「ExpressCharge」機能に対応しています。なお、Officeの有無は購入時に選択可能です。
13.3型、0.956kgと、軽くて持ち運びやすいサイズなのが魅力。バッテリー駆動時間は約7.0時間。「お急ぎ30分チャージ」により、30分でバッテリーの約40%を充電できます。
同モデルのOfficeありバージョンはこちら(10万円を超えてしまいます)。
繰り返しになりますが、ご自身が進学される大学や学部が推奨しているスペックを確認し、検討しているノートパソコンが要件を満たしているかどうかを必ずチェックしてから購入するようにしましょう。不安な場合は、大学生協でオリジナルパソコンを購入するのが確実です。
なお、もちろん一概には言えませんが、ノートパソコンの購入は入学後でも遅くないと思います。学内には学生が自由に使えるパソコン室が用意されていることが多いため、最初の履修登録などはそこで済ませ、周りの人がどんなノートパソコンを使っているのか、実際の大学生活で自分がノートパソコンをどのように活用しそうかなどを確認してから購入するのも、ミスマッチを防ぐひとつの手です。楽しい大学生活になりますように!