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《2018年》炊飯器おすすめ7選! 実食で選んだ美味しく炊けるIH炊飯器

ちょっと奮発して高めのお米を購入し、おいしいごはんを食べようと思っている方! 実はいいお米を用意しても、炊飯器によっては米本来の味が出し切れていないこともあるのです。価格.comマガジン編集部では何度か炊飯器の炊き比べを行っていますが、「2万円台の炊飯器+高めの米」よりも「上位クラスの炊飯器+安い米」のほうがおいしいという結果が出たほど。米と水だけで炊くごはんは、水量、温度、タイミングなどが少し違うだけでも大きな差となります。今回は、お米のパフォーマンスを最大限生かせるであろう5合炊き炊飯器を厳選して紹介しましょう。

目次
炊飯器のトレンドと選びのポイント
・IH炊飯器のトレンドをチェック!
・上位モデルと下位モデルの差とは?
・こんなところもチェックしておこう
おすすめIH炊飯器7製品を厳選ピックアップ
1.象印「極め炊き NW-AT10」
2.東芝「RC-10ZWL」
3.三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW108」
4.タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」
5.パナソニック「Wおどり炊き SR-SPX107」
6.日立「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」
7.愛知ドビー「VERMICULAR RICE POT RP23A」

IH炊飯器のトレンドをチェック!

内釜の底面をヒーターで熱する「マイコン式」よりも、電磁誘導によって内釜全体を発熱させる「IH式」のほうが火力が大きく、熱がムラなく伝わるため、ごはんがおいしく炊けることは今や周知の事実。ごはんの味にこだわる人はIH炊飯器を選ぶのが当たり前になってきています。しかし、ひと口にIH炊飯器と言っても製品によって炊き上がりはそれぞれ。内釜の素材、炊飯方法などが異なるため、炊き上がったごはんの味も製品ごとに違ってくるのです。特に食感や味が変わってくるのが、圧力調理の有無。水の沸点は100℃ですが、加圧することにより沸点は100℃以上になるという原理を利用した圧力IH炊飯器は、高火力で一気に炊くことで米の「α化」(米のでんぷん質が水と熱の力でやわらかく粘りのある状態に変化すること)を促進し、甘みと粘りのあるごはんに炊き上げます。ただ、水加減などによっては少しやわらかめの食感になることがあり、硬めで甘さはほどよい程度がいいという人には非圧力式の炊飯器が人気。とはいえ、現在、主要メーカーの高級炊飯器は9割が圧力IH方式を採用しています。非圧力式の炊飯方法がウリだったパナソニックも、旧三洋電機の技術「可変圧力」を2013年に取り入れ、圧力IH方式となりました。現時点で、従来から炊飯器を作り続けているメーカーで非圧力式をフラッグシップモデルに掲げているのは三菱電機のみとなっています。

非圧力の高級炊飯器は選択肢が少ない状況ですが、この数年で圧力式/非圧力式の炊飯器で炊いたごはんの食感差はずいぶん小さくなりました。少し前は、「圧力IH式はごはんの味が濃く、やわらかめ」と評価されることが多かったのですが、ここ最近は米自体の味も変わってきているのか、それほど味が濃いとは感じなくなった印象。ただ、粒のふくらみ、もちもちとした食感は圧力IH炊飯器のほうがあります

圧力をかけるかかけないかの炊飯方法の違いはあるものの、基本的に各メーカーの炊飯器は、理想の炊き上がりとして“かまどごはん”を目指しています。「吹きこぼれを気にせず沸騰させ続けられない炊飯器で、どのように連続沸騰を維持するか」、「小さい筐体に蓄熱性を持たせるためには、どうするか」といったように、かまどでの炊き方を再現しようとしているのです。内釜の形やIHコイルの通電方法など手法はさまざまですが、ひと昔前に勃発した素材や厚みを競っていた“内釜戦争”の頃とは比べ物にならないほど最近の炊飯器は繊細な進化を続けており、10年近く各メーカーのIH炊飯器を見て試食してきた価格.comマガジン編集部スタッフによると、いずれも格段においしくなっているとのこと。壊れていなくても、6年ほど前の製品であれば買い替えれば大きな感動が得られるはずです。近年は、硬さや粘りを調整できる「炊き分け」機能や米の銘柄ごとに最適な炊飯が行える炊飯モードも搭載され、個々の好みやお米本来の味を楽しめるようになっているので、好みの変化にもあわせやすく、より長く満足できるごはんが食せるのではないでしょうか。また、健康志向の高まりをうけ、玄米や麦めしなどの炊飯にチカラを入れるメーカーも続々。玄米が苦手な人にもおいしく食べてもらえるように、白米と混合して炊く炊飯モードを搭載した東芝「RC-10ZWL」のようなモデルもあるので、こうした炊飯モードに着目して選ぶのもいいかもしれません。

三菱電機「本炭釜 KAMADO」には大きな液晶が搭載されており、選んだ食感に合うメニューも教えてくれます
※写真は2015年発売「本炭釜 KAMADO NJ-AW106」の操作部ですが、最新モデルでも仕様は同じ

米は銘柄ごとに含水率が異なるため、それぞれの米が最適に炊き上がる炊飯プログラムを用意したのが「炊き分け」機能です。水加減を気にしなくていいのでラク! 一般的に白米、無洗米(白米)の銘柄が選べるようになっているモデルが多く、搭載される対象銘柄も年々増えています

上位モデルと下位モデルの差とは?

炊飯器選びでやっかいなのが、ひとつのメーカーに複数のラインアップがあることでしょう。フラッグシップモデル、ハイエンドモデル、ミドルエンドモデル、エントリーモデルといったように4段階くらいに分かれているのが一般的。内釜の素材や形、搭載されている炊飯モードが異なるだけのように見えますが、熱伝導や蓄熱性能、炊飯プログラムが別物なので、味にも違いが出ます。正直なところ、メーカーが一番力を入れて開発している上位機種なら、どれもおいしいごはんが炊けるのは間違いありませんが、価格は8万円〜10万円となかなか高価。そこまで高い炊飯器を買わなくても、2万円台の炊飯器で十分、という声もよく聞きます。確かに、2万円程度の炊飯器で炊いたごはんの味に不満はまったくなかったのですが、過去にお米マイスターと一緒にフラッグシップモデル(10万円程度)、ハイエンドモデル(5万円程度)、ミドルエンドモデル(3万円程度)の炊飯器で炊き比べしてみたところ、ミドルエンドモデルで炊いたごはんはやはりワンランク下という印象を受けました。ただ、最上位シリーズの上位モデル、下位モデルであれば、明確にわかるほどの味の差は感じなかったので、手ごろな価格でおいしいごはんが炊ける炊飯器を購入するなら、上から2番目くらいのモデルを選んでもいいように思います。とはいえ、明らかに内釜の形状や炊飯方法が違う場合、上位モデルとは味は異なることは忘れずに。

最上位モデルは液晶モニターにバックライトを搭載し、見やすくなっているものが大半。タッチパネルやモーションセンサーなど、高級感を持たせる仕様となっていることもあります。ただ、現状、同シリーズの上位、下位モデルでは1万円程度しか価格が違わないものもあり、その程度の差なら上位モデルを購入してもいいような気も……

こんなところもチェックしておこう

おいしいごはんが炊けることは炊飯器においてとても重要なことですが、毎日使うものだけに使い勝手は必ずチェックしておいてください。特に、内釜の重さ、炊飯のたびに洗わなければならないパーツ、かまど部分の拭きやすさなどは忘れずに確かめておきましょう。

内釜は米と水を入れた重さも考慮しましょう。洗米の際に持ち上げたり、シンクから炊飯器の場所まで持ち運ぶ時に苦労しない重さがベストです

内ブタや蒸気を確保するカートリッジなどは、どれだけ分解しなければならないのか、また、分解したパーツの凸凹具合などもチェックしておきましょう

内釜の水位目盛りも各メーカーでそれぞれ。目盛りが0.5合ごとに小刻みになっていると、少量炊きの時などに便利です

おすすめIH炊飯器7製品を厳選ピックアップ

各メーカーで味の傾向はあるものの、毎年行われるチューンナップで仕上がりは変わってきます。そのため、昨年はいまいちと思っていたメーカーが今年はいい出来になることも。そこで、ここでは価格.comマガジン編集部員が実際に試食し、今年はアタリ! と思ったIH炊飯器(5.5合炊き)を厳選して7製品紹介します。

1.象印「極め炊き NW-AT10」
1.5気圧の追い加圧で米の甘みをギュッと閉じ込める

今でこそ、かまどで使われている羽釜を模した形状の内釜がいくつかの高級炊飯器で採用されていますが、その流れを作ったのは象印。2010年に羽釜形状の内釜を開発し、翌年には「南部鉄器」を素材に用いることで、より発熱効率や蓄熱性を高めました。ヒーターは底、フタ、側面(羽部分に密着した「かまどヒーター」と、羽の上部に配置された「胴ヒーター」の2つ)に装備されており、すべてのヒーターが水・米に近くなるように、一般的な炊飯器の内釜よりも広くて浅い形状としています。さらに、内釜の羽がかまど上部にかかり、内釜が本体内で浮いたような状態となるのもポイント。内釜とかまどの間に生まれた断熱空間で、かまどヒーターからの熱が対流し、熱ムラが抑制されるのです。このような構造なため、少々本体サイズは大きく、内釜も重め。内釜だけで2kg弱あるので、米を研いで水を入れ、運ぶ作業に苦労しないかを考慮しておくほうがいいでしょう。ただ、この内釜を採用した上位モデルならではの粘りと弾力のある炊き上がりは、この数年、安定している印象。最大1,450Wの大火力で米の甘み成分を引き出し、沸騰維持の段階で1.5気圧の加圧をかけて、その甘み成分を米の内部に染み込ませる炊飯フローが効いているのかもしれません。

「NW-AT10」には食べたごはんの食感や粘りの感想を入力すると、次回、炊き方をその感想に合わせて調整してくれる「わが家炊き」機能が搭載されているので、使えば使うほどに自分好みのごはんが炊き上げられます。また、ボタンを押すだけでフタが自動で閉まる「スマートクローズ」機能も装備。「スマートクローズ」機能はなくてもいい人は、ひとつ下位の「NW-AB10」を選ぶという手もあります(内釜の素材は南部鉄器ではなく、鉄コーティングとなります)

●「極め炊き NW-AT10」のスペック
・サイズ:305(幅)×245(高さ)×400(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,450W
・圧力:○(1.5気圧)
・炊飯時間(ふつう):53〜59分
・炊き分け機能:○(7通り)
・最大保温時間(白米):40時間

<関連記事>「極め炊き NW-AT10」で炊いたごはんを食べてきた!

2.東芝「RC-10ZWL」
真空技術+浸水で玄米と白米の混合米も炊ける!

象印と同じく、羽釜を採用しているのが東芝「RC-10ZWL」。「RC-10ZWL」の内釜は60°の丸みを帯びた底形状により、大きな熱対流を生み出すのが特徴です。さらに、羽より上の部分に高さを設けることで吹きこぼれを抑制し、連続沸騰を可能としました。しかし、東芝の炊飯器を選ぶ人の多くは同社独自の真空技術が目的でしょう。真空技術とは、内釜内の空気をポンプで抜き、0.6気圧の真空状態にするというもので、浸水工程や保温に利用されます。たとえば、浸水時には、浸し工程の前に内釜内を真空状態にして米の中の空気を抜き、米の芯まで水が含まれるようにすることで、早い段階から米の芯まで熱がしっかり届くのがポイント。一般的なIH炊飯器は炊飯プログラムに浸し工程も含まれており、白米の場合、自然吸水なら2時間ほど浸さねばならないところを、水を加熱することでトータル1時間程度で炊き上げてくれますが、この方法では米の表面しかα化しない状況になりやすく、食感がやわらかくなりすぎることがあります。そんな事態が「真空ひたし」なら回避でき、ふっくらと弾力のある炊き上がりが望めるといいます。しかも、「真空ひたし」により、吸水時間が大きく異なる玄米と白米の混合炊きも可能に! 玄米を食べたいけれど、食感が苦手という人にもうってつけでしょう。

「RC-10ZWL」は11通りの食感に炊き分けでき、かつ、「しゃっきり」から「もちもち」までの幅が他メーカーよりも広いのもウリとなっています

●「RC-10ZWL」のスペック
・サイズ:245(幅)×228(高さ)×328(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,420W
・圧力:○(1.2気圧)
・炊飯時間(かまど名人 おすすめ):55〜60分
・炊き分け機能:○(11通り)
・最大保温時間(白米):40時間

<関連記事>「RC-10ZWL」の炊き分けの広さを実感した試食レポート!

3.三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW108」
しっかり粒感を感じる非圧力IH炊飯器なら、これ!

純度99.9%の炭素材を内釜に採用し、本体価格が10万円を超える「本炭釜」を2006年に打ち出して高級炊飯器市場を確立するきっかけとなった三菱電機の最上位モデルは、本炭釜の発売10周年に誕生した「本炭釜 KAMADO」です。このシリーズも炭が素材の内釜であることは変わりませんが、形状が羽釜となりました。本体に内釜をセットするとかまどから羽より上の部分がはみ出すのですが、このはみ出た部分と羽より下の加熱空間に温度差をつけることで沸騰時に発生する泡を抑制。火力を弱めることなく大火力で沸騰し続けることが可能となり、粒立ちのよいふっくらごはんが炊き上がるといいます。さらに、最新モデル「NJ-AW108」はフタに密封弁を装備。沸騰時には密封弁を開いて連続沸騰を維持し、蒸らし時には閉じて蒸気を逃がさないことで、粒立ちのよさとみずみずしさが向上しました。なお、三菱電機の炊飯器は最近ではめずらしく、圧力をかけずに炊くのもポイントです。一般的に圧力IH炊飯器のほうがやわらかめの食感になる傾向があるため、しっかりとした弾力のごはんが好みなら非圧力式の本製品のほうがいいかもしれません。

米の銘柄に最適な炊飯を行う「銘柄芳潤炊き」モードや、硬さや粘りを細かく設定できる「炊き分け名人」モードなども搭載

●「本炭釜 KAMADO NJ-AW108」のスペック
・サイズ:285(幅)×249(高さ)×320(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,380W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(ふつう):45〜55分
・炊き分け機能:○(15通り)
・最大保温時間(白米):24時間

4.タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」
新素材の内釜で米の甘みや香りを引き出す

三菱電機と同じく、内釜の素材に強いこだわりを持つタイガーの炊飯器は、2006年の発売からずっと土鍋を採用しています。これまでも改良は行われてきましたが、2017年モデル「JPG-X100」は土鍋の素材を見直し、「炭化ケイ素」を配合。蓄熱性の高い土鍋に熱伝導のよい炭化ケイ素が加わることで、熱伝導率は従来の約2.5倍になり、米の甘みや香りが増幅したといいます。また、内釜の口部分を絞った「口絞り構造」により、内釜内で発生した蒸気がフタのような役割を果たし、熱をキープ。内釜をおおう「遠赤特大土かまど」の表面積も従来より約11.4%アップし、高火力での炊飯を実現しました。さらに、炊き上げ時には1.25気圧をかけて粘りと弾力を引き出し、炊き上げ直後に1.05気圧まで減圧するとともに約280℃の高温で炊き上げることで、ごはんのベタつきを抑え、1粒ひと粒が弾力のある仕上がりになるようにしているのだそう。なお、「JPG-X100」は炊飯後に保温するかしないかを選ぶことが可能。内釜には同素材のフタが付属しており、おひつとしても利用できます。

人が近づくと操作ボタンが表示される「モーションセンサー」を搭載するなど、見た目も高級仕様。そこまでの機能はいらないけれど、土鍋圧力IH炊飯器に興味があるならひとつ下のモデル「JPH-A100」を検討してもいいかもしれません。「JPH-A100」にも炭化ケイ素が採用され、基本的な炊き方は最上位モデルと同じなので上々の炊き上がりが望めるそうです

●「THE 炊きたて JPG-X100」のスペック
・サイズ:261(幅)×220(高さ)×325(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,180W
・圧力:○(1.25気圧)
・炊飯時間(火加減「中」):49〜62分
・炊き分け機能:○(5通り)
・最大保温時間(白米):24時間

5.パナソニック「Wおどり炊き SR-SPX107」
これぞ“銀シャリ”と言えるツヤやかで白い炊き上がり

タイガー同様に可変圧力を採用しているパナソニックですが、加圧・減圧の使い方がまったく別物。パナソニックは、炊飯中に加圧(1.2気圧/105℃)と減圧(1気圧/100℃)を繰り返すことで激しい対流を起こし、米を“おどらせ”ます。さらに、IHコイルの通電を細かく切り替え、泡の発生を内向き、外向きと変えて対流を生み出すことで、その“おどり”はより激しく! この仕組みにより、ひと粒ひと粒にムラなく熱と水分が行き渡り、ふっくらと甘みのあるごはんが炊き上がるといいます。さらに、仕上げのタイミングで220℃の過熱水蒸気を噴射。旨みをコーティングし、ハリやツヤのあるごはんに仕上げてくれます。このスチーム(過熱水蒸気)を噴射させるために、炊飯のたびに専用容器に水を入れなければなりませんが、白くてキラキラとした“銀シャリ”は見事。保温時にもスチームが投入されるので、乾燥も低減されます。また、新モデル「SR-SPX107」では、蒸らし工程の手前で1.15気圧(103℃)の加圧追い炊きを行うことで、従来モデルよりもごはんお甘みが10%、もちもち感が約9%アップしたそうです。

ひとつ下のモデル「SR-SPA107」は内釜の素材が一部違いますが、内釜を包むように搭載されたIHコイルや220℃のスチームなど、上位モデル「SR-SPX107」と同じ機能を搭載しているので、15,000円ほど安く“銀シャリ”ごはんが食べたい人はSR-SPA107をセレクトしてもいいかも

●「Wおどり炊き SR-SPX107」のスペック
・サイズ:266(幅)×233(高さ)×338(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,120W
・圧力:○(1.15気圧)
・炊飯時間(銀シャリ「ふつう」):48分
・炊き分け機能:○(10通り)
・最大保温時間(白米):24時間

<関連記事>「Wおどり炊き SR-SPX107」のごはんの味が知りたい人はこちら!

6.日立「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」
蒸らし段階まで高温をキープする圧力×スチーム炊き

圧力とスチームを用いる炊飯器は、日立にもあります。ただし、パナソニックの「Wおどり炊き」ように、水を入れる専用容器は不要。内ブタ部分に蒸気を溜める機構とヒーターがあり、そこで加熱し、スチームにして噴射します。さらに、「Wおどり炊き」と異なる点は、1.2気圧(105℃)で炊飯し、そのまま減圧することなく蒸らし工程でも高温をキープしたままスチームを投入すること。最後まで高温をキープするこの炊飯方式により、ふっくらと甘く、ツヤやかなごはんが炊き上がるといいます。また、日立は使いやすさにもこだわりを見せており、蒸気がほとんど出ない蒸気カット機構を採用するほか、内釜を軽量化。「RZ-AW3000M」の内釜の重さはわずか約720gなので、米3合(450g)と水(600ml)を入れても約1.7kg程度となり、持ち運びに苦労することはないでしょう。内釜を薄くした分、蓄熱性は内釜を包む本体全体でカバー。側面に断熱材を装備するとともに、ふたの中に空気断熱層を設けることで熱を逃がさないようにしています。

1ランク下のモデル「RZ-AV100M」は、内釜の素材が最上位モデル「RZ-AW3000M」と同じ。ただ、側面ヒーターが最上位モデルの半分35Wなので、炊き上がりには若干差が出そうです

●「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」のスペック
・サイズ:268(幅)×237(高さ)×352(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,400W
・圧力:○(1.2気圧)
・炊飯時間(極上「ふつう」):40〜57分
・炊き分け機能:○(3通り)
・最大保温時間(白米):40時間

<関連記事>「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」のごはんを試食してきた!

7.愛知ドビー「VERMICULAR RICE POT(バーミキュラ ライスポット)RP23A」
炊飯だけじゃない! 鋳物ホーロー鍋で炊く超人気の炊飯器

もともと鋳物ホーロー鍋で人気なメーカーだけに、IH炊飯器といっても一般的な炊飯器とは別物。ざっくり説明すると「鍋+卓上IHコンロ」といった構造で、専用のIHコンロに、熱をキープするための「断熱カバー」と鋳物ホーロー鍋を載せて炊飯します。高い機密性や熱伝導性、蓄熱性を有する鋳物ホーロー鍋の特徴を最大限に生かせるように、フタに吹きこぼれ抑制の機構を設け、高火力を維持。さらに、加熱部分と鍋上部の温度差を大きくすることで激しい対流を起こし、米をムラなく炊き上げます。炊飯モードは「普通」と「おこげ」のみとシンプルですが(白米と玄米で選択可能)、試食した価格.com編集部員や家電ライターが「弾力が強く、食べ応えがあり、とにかくおいしい」と絶賛するほど。10万円近い高価格帯の製品でありながら、一時は注文が殺到し、入荷待ちの状態にまでなりました。そんな「バーミキュラ ライスポット」に新色(トリュフグレー、シーソルトホワイト)が追加され、3ラインアップに。現在「在庫あり」の状態になっているので、今が手に入れるチャンスかもしれません。

IHコンロにある調理モード(中火、弱火、極弱火、保温)を利用すれば、料理を作ることもできます

IHコンロにある調理モード(中火、弱火、極弱火、保温)を利用すれば、料理を作ることもできます

●「バーミキュラ ライスポット」のスペック
・サイズ(IHコンロに載せた状態):311(幅)×208(高さ)×296(奥行)mm
・最大炊飯容量:5合
・消費電力:1,300W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(白米「普通」):60分
・炊き分け機能:なし
・最大保温時間:保温機能なし

<関連記事>家電ライターが絶賛する「バーミキュラ ライスポット」の味とは?

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

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