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部屋の空気がきれいになる様子やうるおう様子を目で見て楽しめる“上質な空気のカタチ”

薄くておしゃれな空気清浄機が登場! シャープ「S-styleシリーズ」って?

空気清浄機など、常に部屋に出しておくタイプの電化製品を購入する際に懸念点となることの1つに、「置くスペースがない。あったとしても存在感が強過ぎる」という問題がある。シャープによると、空気清浄機を持っていない人の多くに購入意欲があるにも関わらず、「空気清浄機=大きくてじゃま」というイメージから購入にいたっていないケースも多いという。そこで同社は、コンパクトでおしゃれな空気清浄機であれば、一部の非保有者の需要を喚起できるのではと考えた。そして開発されたのが、今回紹介する「S-styleシリーズ」の空気清浄機「S-style FP-FX2」(以下、FP-FX2)だ。「S-styleシリーズ」のコンセプトは「部屋に飾りたくなるような上質な空気のカタチ」。FP-FX2は空気をきれいにする様子やその効果が見えるデザインとなっており、同社がこれまで発売してきた空気清浄機とは趣の異なるスタイルとなっている。ここでは、発表会で触れてきたFP-FX2の詳細をレポートする。また、同シリーズの加湿機「S-style HV-EX30」(以下、HV-EX30)も同時にお披露目されたので、そちらもあわせて紹介しよう。

「S-styleシリーズ」の空気清浄機FP-FX2(左)と、同シリーズの加湿機HV-EX30(右)

「S-styleシリーズ」の空気清浄機FP-FX2(左)と、同シリーズの加湿機HV-EX30(右)

ファンが見えてきれいな空気を実感できる空気清浄機「FP-FX2」

まずは、プラズマクラスター空気清浄機「FP-FX2」をチェック。一般的な空気清浄機と大きく違うのは、送風ファンの動きが見える透明感のあるデザインだ。ファンの動きを確認することで空気をきれいにしている実感を得られるという。また、奥行98mmというスマートなフォルムもポイント。FP-FX2と同等の6畳用の従来機種の奥行きが約180mmとのことなので、2分の1程度まで抑えられたことになる。これは、トンボの羽の構造を応用することで従来の3分の1程度の薄さになったというシャープ独自の「ネイチャーファン」を採用することで実現したもの。近年では、ヘアドライヤーにはアマツバメの羽の形を、扇風機にはアサギマダラ蝶の羽根の形をそれぞれ応用したファンを採用したりと、自然界の原理を応用した技術はシャープの得意技だ。

見た目に美しいだけでなく、十分な空気浄化性能も装備。加湿機能を持たないシンプルな空気清浄機ではあるが、空気の除菌・消臭効果を期待できる「高濃度プラズマクラスター25000」や、微小な粒子まで検知する「高感度ホコリセンサー」、0.3μmの粒子を99.97%以上捕集するという「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」も搭載している。

円形デザインの一部がシースルーになっていて、ファンが透けて見える。サイズは約430(幅)×98(奥行)×444(高さ)mm。重量も約4.9kgとこれまでの同社の空気清浄機(7kg以上のものがほとんど)と比べ軽量に。最大風量は1.5m3/分、消費電力は最大12Wで、適用床面積の目安は6畳(10m2)となっている

こんなにスリムな空気清浄機なら6畳程度の部屋に置いても圧迫感は感じにくいはず。凹凸がほとんどないフラットなデザインはお手入れもしやすそうだ

奥行き98mmの薄型ボディを実現できたのは、このファンのおかげ。トンボの羽は網の目状の凹凸に覆われており、その凹凸部分に小さな空気の渦が無数に発生。その空気が直接羽に当たらずすべるように流れていくという。その原理を応用した「ネイチャーファン」は薄型にしても風量低下が少なくなるため、厚さを従来のファンのおよそ3分の1に抑えることに成功した

従来のファン(黒)と、「ネイチャーファン」(白)の厚みを比較。従来のファンの厚みが60mmなのに対し、「ネイチャーファン」の厚みは20mm程度

従来のファン(写真右)はなめらかな曲線を描いているが、ネイチャーファン(写真左)には凹凸があるのがわかる。この凹凸部分に空気の渦が無数に発生することで、スリムなファンでも効率よく大量の風を生み出すことができるという

上部の吹き出し口の光の変化で空気の汚れ具合を知らせてくれる。光がグリーンであればきれいな状態だということ。離れた場所からでもひと目で確認できるのが◎だ。インテリアに溶け込むやさしい光がホワイトのボディとあいまっておしゃれな空間を演出。照度センサーを搭載しているので、就寝時などに部屋を暗くすると「きれいモニター」の明るさと運転音を抑えた静音運転となる

本体同様シンプルなデザインを心がけたという操作部。風量を強/弱/自動で調整可能だが、タイマー機能は付いていない。「PM2.5モニター」も搭載されており、「消灯(低い)→橙→赤(高い)」とランプが点灯することでPM2.5の濃度を知らせてくれる

花粉や0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じんし、ニオイもキャッチできる高性能フィルターを搭載。静電気を帯びたフィルター繊維にしっかり吸着するため目詰りもしにくいという。背面のカバーもレースのようなデザインでこだわりが感じられるものとなっている

7色のイルミネーションでうるおいを感じるプラズマクラスター加湿機「HV-EX30」

続いて見ていくのは、FP-FX2と同様のコンセプトで発売されるプラズマクラスター加湿機 HV-EX30。タンクの水量が減っていく様子が見えるデザインや、部屋の湿度などを7色のイルミネーションで表現する仕様だ。

機能面では、「高濃度プラズマクラスター7000」により、部屋の空気にうるおいを与えるだけでなく空気を清潔にする効果も期待できる。温度と湿度のWセンサーを搭載しているので、自動運転でも部屋の温度や湿度を感知して最適な湿度になるよう整えてくれるという。

加湿方式は気化式。前面のつやのある質感と水滴のようにぷっくりと膨らんだデザインは見た目にも“うるうる感”を感じることができる。サイズは345(幅)×207(奥行)×347(高さ)mm、重量は約3.5kg。加湿適用面積はプレハブ洋室で8畳(14m2)、木造和室で5畳(8m2)。「高濃度プラズマクラスター7000」適用面積は約5畳(約8m2)。最大消費電力は8Wで、最大加湿量は300mL/hだ

中央のしずくマークの色がオレンジ(乾燥)→パープル(うるおい)の順で部屋の湿度を表現。幻想的な光はインテリアにもひと役かいそうだ

タンクの水量は正面からでも確認することができるため、水が減った分だけ部屋の空気がうるおっていることを実感できる(写真左)。タンクは中まで手が入って洗える広口タンクで、手入れも簡単だという。容量は2.4L

風量を強/弱/自動で調整可能。FP-FX2同様タイマー機能は搭載していない

風量を強/弱/自動で調整可能。FP-FX2同様タイマー機能は搭載していない

表面と同じぷっくりとした形や、花柄レース風のカバーがかわいらしい印象

表面と同じぷっくりとした形や、花柄レース風のカバーがかわいらしい印象

これまでの空気清浄機や加湿器は、調理家電などと違い「使うことを楽しむ家電」ではなかった。だが「S-styleシリーズ」のように、効果を心地よく体感できるようにすることで、「使うことを楽しむ家電」にもなれるのだなと感じた。それこそが、同社が「S-styleシリーズ」を開発することでユーザーに提供したかった新しい家電のカタチなのかもしない。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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