選び方・特集

《2022年》使えば快適、間違いなし! おすすめ空気清浄機17選

花粉などのアレル物質や、タバコやペットのニオイ対策の心強い味方となってくれる空気清浄機。近年は基本性能を高めるだけでなく、“空気の見える化”などで効果を実感できるようにしているモデルが多くなってきました。とはいえ、重要なのは空気をキレイにする性能。この特集では空気清浄機選びの基本をチェックするとともに、高い集じん性能を持つ17モデルをセレクトしてみました。

空気の汚れ除去はフィルターでキャッチが基本!

日本国内では、2009年のパンデミックをきっかけにイオンなどの除菌技術が注目を集めましたが、空気清浄機の基本となる清浄方法はフィルターによる「ろ過」。効率よく空気を吸い込み、ホコリや花粉をしっかり集じんフィルターで捕集することが重要です。つまり、集じんフィルターの性能が空気清浄機の性能を大きく左右するといっても過言ではありません。

たとえば、スギ花粉は直径30〜40μm(マイクロメートル)、ハウスダストは10〜40μm、黄砂は4μm、PM2.5 は2.5μm、ウイルスは500nm(ナノメートル)以下と浮遊物の大きさは異なり、これらを逃がさず捕集するためには、浮遊物よりも細かい目のフィルターが必要です。そのような点で信頼できるのが「HEPAフィルター」。HEPAフィルターは、JIS規格で「定格流量で粒径が0.3μmの 粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の 性能を持つエアフィルター」と定義されています。なお、国内メーカー空気清浄機の場合、静電気を利用し、よりフィルターに吸着しやすくした「静電HEPAフィルター」を搭載しているのが一般的。さらに、2017年には静電HEPAフィルターと同じ集じん能力を有しながら、集じん能力の低下を抑えた「TAFU(タフ)フィルター」を採用した空気清浄機がダイキンから登場しました。日本電機工業会の規格にもとづき行われた試験によると、使用開始から10年後の集じん性能はHEPAフィルターが50%なのに対し、TAFUフィルターは72%と、TAFUフィルターは長期間集じん性能を維持できるといいます。なお、TAFUフィルターはHEPAフィルターの1種。HEPAフィルターをより高性能にしたものを、ダイキンではTAFUフィルターと称しています。

HEPAフィルターとTAFUフィルター

右のHEPAフィルター(静電式)と左のTAFUフィルター(静電式)は見た目には相違がほぼなく、どちらも0.3μmの 粒子を99.97%以上キャッチする性能を保持

HEPAフィルターとTAFUフィルター

HEPAフィルター(左)とTAFUフィルター(右)の違いは撥水・撥油性能です。HEPAフィルター(静電)は帯電したフィルターに汚れが吸着されますが、汚れが徐々に広がってしまうため、静電力が低下するとともに集じん性能もダウン。いっぽう、TAFUフィルターは撥水・撥油の加工が施されているので汚れが広がりにくく、静電力がキープでき、性能が低下しにくいといいます

なお、最近では「集じんフィルター10年間交換不要」をうたう製品が多くなっていますが、日本電機工業会規格で脱臭や集じんの除去性能が初期値の半分になったタイミングが「交換の目安」とされるため、初期の集じん性能が10年間保たれるわけではありません。3年後には80%までダウンするという試験結果もあるので(日本電気工業会の規格にもとづく)、2〜3年に1度は交換したほうが安心です。

加湿機能は必要?

加湿器と空気清浄機をそれぞれ用意するよりも省スペースで済むこともあり、日本国内では加湿も同時に行える加湿空気清浄機の人気が圧倒的。ただ、加湿機能をオンにすると加湿フィルターを通過する際に風力が落ち、空気清浄能力が低下してしまったり、吹出口から出る風が冷たくなるといった課題があります。加湿性能を重視するなら、加湿器と空気清浄機は別々に設置したほうがいいかもしれません。

加湿フィルター

加湿空気清浄機は手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖し、浄化したはずの空気とともに放出されてしまうおそれがあります。キレイな空気環境を作るには、こまめな手入れを惜しまないようにしましょう。加湿フィルターが常時水に浸らないようになっているタイプを選ぶのも◎

近年のトレンド

近年、増えてきているのが、スマートフォンやスマートスピーカーとの連携機能です。空気の状態をセンサーで感知し、PM2.5やVOC(揮発性有機化合物)などの含有率を専用アプリや音声で確認したり、離れた場所や外出先から運転を切り替えることが可能。さらに、人工知能(AI)やクラウドを利用し、ユーザーの使い方や住居にあわせた運転を学習して自動で運転をコントロールしたり、同社のエアコンと連動させ、エアコンと空気清浄機の運転をあわせてベストな状態に調整してくれる機能を搭載したモデルもラインアップしています。

スマートフォンとの連携機能

スマートフォンで空気をモニタリングできるモデルは、室内だけでなく、自宅周囲の空気の汚れを知ることができるものが大半

また、エアコンのフィルター自動お掃除機能のような機構を採用した製品もあります。通常、数週間に1度はプレフィルターを掃除機で吸うなどしてお手入れしなければなりませんが、自動お掃除機能があれば、プレフィルターに付着した汚れを自動で取り除いてくれるので1年に1度のごみ捨て作業でOK。とはいえ、この機能を搭載している製品は少ないので、トレンドと呼ぶほどには普及していない状況です。

プレフィルターの自動お掃除機能

写真はシャープ「KI-HX75」。一定の運転時間を過ぎるとプレフィルターを自動で掃除する機能が搭載されています

空気清浄機選びでチェックすべきポイント

以上の基本をふまえ、空気清浄機を選ぶうえで確認しておくべきポイントを3つ紹介します。

【チェック1】適用床面積

もっとも重要なのは、部屋のサイズに適した浄化能力を備えたものを選ぶということ。エアコンを選ぶのと同じように、「適用床面積」をチェックしてください。適用床面積とは日本電機工業会で定められた、日本国内における空気清浄機の性能を表す指標で、たばこ5本分の煙に含まれる粒子やガスを30分で浄化できる部屋の広さを表したものです。空気清浄機においては “大は小を兼ねる”が適応するので、すばやく空気をキレイにしたいなら適用床面積が大きいモデルを選ぶほうがいいでしょう。なお、加湿空気清浄機の場合、「空気清浄」時と「加湿+空気清浄」時で適用床面積が異なることが多いので注意してください。

適用床面積

フィルターの性能が年々落ちていくことを考慮すると、設置する部屋の2倍程度の適用床面積(空気清浄時)のモデルを選んでおくと安心です

【チェック2】使い勝手

空気清浄機は、自動運転で24時間365日稼働させておく使い方が推奨されています。そのため一度スイッチを押せば放置しておけばいいように思われますが、加湿機能搭載モデルの場合、給水は手動。給水タンクの着脱・持ち運びのしやすさ、シンクに対応する高さや形状などを確認しておきましょう。

給水タンク

給水タンクの容量が大きければ長時間連続加湿できますが、給水場所が限られたり、運ぶのに苦労することも

【チェック3】お手入れ

フィルターで空気の汚れを集じんすることが清浄方法の基本だからこそ、フィルターのメンテナンスは欠かせません。プレフィルターの掃除のしやすさをチェックするとともに、集じんフィルターの交換時期の目安と価格を確認しておきましょう。また、加湿空気清浄機の場合は給水タンクや水トレー、加湿フィルターの構造が凸凹が多く、洗いにくくないかどうかも確かめておくとベターです。

水トレー

加湿フィルターの手入れもだが、その下の水トレーも2週間〜1か月に1度程度の洗浄が推奨されています。もっとも複雑な形をした部分なので、お手入れのしやすさを確認しておけるとのちに助かるはず

スマートフォンで消耗品の状況を確認

スマートフォンと連携する製品の中には、フィルターなど消耗品の現在の状況が確認できるものもあります。実際に汚れ具合を検知しているのではなく、運転時間から見積もった概算ですが、結構役立ちそう

潤いもプラス! 加湿空気清浄機をセレクト

1.シャープ「KI-PX75」

3方向に気流を制御することにより、大きな粒子も微小な粒子も効率よくキャッチする基本的な空気清浄の仕組みは変わりませんが、新モデルには、従来の気流に比べ約2倍のウイルス飛沫粒子を捕集する「飛沫粒子モード」が搭載されました。「プラズマクラスターNEXT」も搭載されており、付着臭の消臭や静電気の除去に効果を発揮。静電気を除去することで、家具などに付着したホコリなどを空気清浄機で吸じんしやすくなるというメリットもあります。加湿に関しては、2層構造の加湿フィルターと、加湿のオン/オフで風路を切り替える独自の構造を採用しており、大容量かつ素早い加湿を実現。また、加湿フィルターの洗浄回数を減らせる「使い捨て加湿プレフィルター」が同梱されるほか、プレフィルターの自動お掃除機能も装備されているので、お手入れの手間は少なくて済みそう。同社AIoT対応エアコンと連携させて運転する機能も完備されています。

「KI-PXシリーズ」にはKI-PX75のほか、脱臭フィルターに有害ガス成分を低減する「ガスもと〜る脱臭フィルター」を採用した「KI-PX100」(空気清浄時の適用床面積〜46畳)と、プレフィルターの自動掃除機能が非搭載で「使い捨て加湿プレフィルター」も同梱されない「KI-PX70」(空気清浄時の適用床面積〜31畳)もラインアップされています

「KI-PXシリーズ」にはKI-PX75のほか、脱臭フィルターに有害ガス成分を低減する「ガスもと〜る脱臭フィルター」を採用した「KI-PX100」(空気清浄時の適用床面積〜46畳)と、プレフィルターの自動掃除機能が非搭載で「使い捨て加湿プレフィルター」も同梱されない「KI-PX70」(空気清浄時の適用床面積〜31畳)もラインアップされています

●「KI-PX75」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜34畳/〜27畳(プレハブ洋室)
・サイズ:395(幅)×305(奥行)×650(高さ)mm
・給水タンク容量:約3.2L
・主なフィルター:静電HEPAフィルター
・除菌技術:プラズマクラスターNEXT
・運転音(最小/最大):20dB/52dB

<関連記事>「KI-PXシリーズ」の詳細は発表会レポートでチェック!

2.パナソニック「F-VXU90」

約0.3μmの微粒子まで検知できる高感度のセンサーを本体下部に搭載し、下からの吸引をパワフルにすることにより、粒子が大きく落下速度の速い花粉もしっかりキャッチ。さらに、送風とともに放出されるイオンテクノロジーが、高濃度の「ナノイーX 4.8兆」に進化したことで、花粉を99%以上抑制するスピードが従来の4倍になりました。もちろん、花粉に強いだけでなく、空気の汚れの種類にあわせてルーバー角度や前面パネルの開き方を自動で切り替えて対応。人感センサーで人を検知し、人が動いてハウスダストなどが舞い上がる前に先回りしてキレイにする機能も用意されています。

連携させたスマートフォンのアプリ(無料)を使えば、リモート操作したり、空気の汚れ具合をチェックできるだけでなく、自分好みの運転を設定することも可能。また、対応のエアコンと連携させておくと、エアコンの暖房運転を始めるとF-VXU90が加湿モードで作動し、乾燥を防いでくれます

連携させたスマートフォンのアプリ(無料)を使えば、リモート操作したり、空気の汚れ具合をチェックできるだけでなく、自分好みの運転を設定することも可能。また、対応のエアコンと連携させておくと、エアコンの暖房運転を始めるとF-VXU90が加湿モードで作動し、乾燥を防いでくれます

●「F-VXU90」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜40畳/〜35畳(プレハブ洋室)
・サイズ:398(幅)×287(奥行)×640(高さ)mm
・給水タンク容量:約4L
・主なフィルター:清潔HEPAフィルター
・除菌技術:ナノイーX 4.8兆
・運転音(最小/最大):18dB/55dB

3.ダイキン「MCK70Y」

HEPAフィルター同様に0.3μmの 粒子を99.97%以上捕集する性能を有しながら、HEPAフィルターよりも集じん性能の低下が少ない「TAFUフィルター」を搭載し、フィルターでキャッチした汚れには非常に強い酸化分解力を持つストリーマを照射して分解。ストリーマは花粉の芯や、花粉に付着するとよりアレル物質としてひどい症状を起きこすといわれている大気汚染物質(アジュバンド)も分解することができます。そして、新モデルは5年ぶりにフルモデルチェンジし、パワフルな風量を保持したまま、スリムなタワー型フォルムに刷新。ファンと吹出口の間に配置されているフィルターが防音効果を発揮し、人が感じる運転音が前モデルと比べ約30%低減(ターボ運転時)されました。さらに、給水タンクを取り外して水を入れる通常の方法に加え、本体上部から直接給水もできるようになり、使いやすさも向上。このほか、同社の対応エアコンと連動させたり、スマートフォンやスマートスピーカー(Amazon Echo、Google Home)との連携機能も搭載されています。

衛生的な加湿運転が行えるように、加湿フィルターや水トレーにもストリーマを照射し、雑菌の繁殖を抑制。加湿フィルターの細菌の繁殖を抑える「抗菌加湿フィルター」も装備されています

衛生的な加湿運転が行えるように、加湿フィルターや水トレーにもストリーマを照射し、雑菌の繁殖を抑制。加湿フィルターの細菌の繁殖を抑える「抗菌加湿フィルター」も装備されています

●「MCK70Y」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜31畳/〜31畳
・サイズ:315(幅)×315(奥行)×760(高さ)mm
・給水タンク容量:約3.4L
・主なフィルター:TAFUフィルター
・除菌技術:ストリーマ、アクティブプラズマイオン
・運転音(最小/最大):18dB/54dB

<関連記事>「MCK70Y」の詳細は説明会レポートでチェック!

4.シャープ「KI-PS50」

背面から吸気する構造はそのままに、奥行230mmの薄型化を実現。上位モデル同様に、加湿フィルターを2層にした構造なので、従来よりも加湿量は多く、それでいて最大運転音は低減されています。給水タンクに装着することでニオイの原因となる菌を抑制する「Ag+イオンカートリッジ」が標準装備されているほか、加湿運転を行わない時には加湿フィルターが水につからない位置で停止するようになっているので、清潔性も高い印象。手ごろで、壁際にスッキリ設置できるシャープの加湿空気清浄機が欲しいなら本製品がうってつけでしょう。

プラズマクラスターは「プラズマクラスター25000」となりますが、静電気を除去してホコリなどを効率よく集じんしてくれます

プラズマクラスターは「プラズマクラスター25000」となりますが、静電気を除去してホコリなどを効率よく集じんしてくれます

●「KI-PS50」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜23畳/〜16畳(プレハブ洋室)
・サイズ:384(幅)×230(奥行)×619(高さ)mm
・給水タンク容量:約2.7L
・主なフィルター:静電HEPAフィルター
・除菌技術:プラズマクラスター25000
・運転音(最小/最大):17dB/51dB

5.パナソニック「F-VXU40」

子ども部屋で使用することを想定して開発されたモデルで、勉強や読書を運転音で妨げない「勉強モード」を搭載しているのが特徴。勉強モードに切り替えると、空気清浄を行いながらも34dB以下の静音で運転します。本体下部に吸込口と約0.5μmの微細な粒子まで感知する高感度センサーを完備しており、床上30cmに溜まりやすい汚れも素早く集じん。衣類についたニオイを取り除く「衣類脱臭運転」も用意されています。

スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサの花粉に効果を発揮する「ナノイー」も完備

スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサの花粉に効果を発揮する「ナノイー」も完備

●「F-VXT40」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜18畳/〜17畳(プレハブ洋室)
・サイズ:330(幅)×250(奥行)×590(高さ)mm
・給水タンク容量:約1.6L
・主なフィルター:静電HEPAフィルター
・除菌技術:ナノイー
・運転音(最小/最大):23dB/49dB

6.ダイソン「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」

加湿の衛生面にもこだわっており、タンクからくみ上げた水をUV-Cライトで照射して除菌し、キレイな水にしてから抗菌作用を持つ加湿フィルターを通過させるという仕組みを採用しています。また、加湿機能搭載モデルの場合、清潔に使い続けるためにはお手入れが欠かせませんが、手間がかかるため、ついお手入れをサボりがち。そんな手間を軽減できるよう、本製品は加湿フィルターをタンクに入れて自動洗浄できる便利な機能が完備されています。清浄性能に関しては、吸気口すべてをおおうように円柱形状のHEPAフィルターと活性炭フィルターが装備されているので、PM0.1レベルの微細な粒子もしっかりキャッチし、有害なガスなども除去可能。新モデルは、0.1μm粒子の500分の1という大きさの有害物質「ホルムアルデヒド」も分解・除去できるようになりました。

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」と基本構造は同じで、ホルムアルデヒドを分解・除去する酸化分解触媒フィルターや、固体ホルムアルデヒドセンサーを搭載しない「Dyson Purifier Humidify+Cool」もラインアップされています

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」と基本構造は同じで、ホルムアルデヒドを分解・除去する酸化分解触媒フィルターや、固体ホルムアルデヒドセンサーを搭載しない「Dyson Purifier Humidify+Cool」もラインアップされています

●「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜12畳(30分)、36畳(60分)/〜10畳(プレハブ洋室)
・サイズ:312(幅)×312(奥行)×923(高さ)mm
・給水タンク容量:約5L
・主なフィルター:グラスHEPAフィルター
・除菌技術:−
・加湿モード時運転音(最小/最大):24.2dB/48.1dB

<関連記事>「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」の詳細は体験会レポートでチェック!

加湿機能はなし! 空気清浄機をセレクト

7.ブルーエア「Blueair Classic 490i」

室内の空気を吸引し、フィルターでろ過して空気に含まれる汚れを除去するというとてもシンプルな清浄方法ですが、目の粗さが異なる3層のフィルターで目詰まりを防いで風量を保持するとともに、吸引した空気に含まれる汚染物質をマイナスに帯電した後、プラスに帯電したフィルターに吸着させる「HEPASlientテクノロジー」を採用することで、0.1μm以上の微粒子を99.97%除去。内蔵されるフィルターはココナッツカーボンを使用した「デュアルプロテクションフィルター」。ダストフィルターとニオイフィルターをひとつにまとめたようなもので、これだけで高い清浄性能と除臭性能を発揮します。半年ごとにフィルターの交換が必要なためランニングコストは高めですが、性能を重視した質実剛健なシリーズなので安心して使えるでしょう。

ブルーエア「Blueair Classic 490i」

Wi-Fi機能も備えているので、スマートフォンでリモート操作したり、室内の空気の状態を確認することも可能。適用床面積〜75畳の「Blueair Classic 690i」と〜25畳の「Blueair Classic 290i」もラインアップ

●「Blueair Classic 490i」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜33畳
・サイズ:500(幅)×275(奥行)×590(高さ)mm
・主なフィルター:デュアルプロテクションフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):32dB/52dB

<関連記事>「Blueair Classic 490i」の詳細は発表会レポートでチェック!

8.ブルーエア「Blueair Protect」

デザインを一新し、前述の「Blueair Classic」に代わるフラッグシップモデルとして2020年に登場した「Blueair Protect 」シリーズ。適用床面積〜70畳の「7700」シリーズ(7770i/7740i/7710i)と〜40畳の「7400」シリーズ(7470i/7440i/7410i)に加え、新たに〜55畳の「7500」シリーズ(7540i/7510i)と〜29畳の「7300」シリーズ(7340i/7310i)が追加されました。構造は従来と異なりますが、もちろん、ブルーエア独自の「HEPASlientテクノロジー」は完備。しかも、Blueair Protect シリーズはパーツの配置を見直したことにより「HEPASilent Ultraテクノロジー」に進化し、0.03μmというウイルスレベルのナノ粒子まで99%以上除去できるようなりました。そして、フィルターを通過してキレイになった空気は、本体サイドから背面までぐるりと配置された供給口から放出。あらゆる方面に同時に空気を放出することができるため、より遠くに向けた循環気流が作り出され、部屋の隅々まで素早く清浄できるといいます。

フィルターにRFIDチップを内蔵することで、実際のフィルターの使用状況や本体の稼働状況などの情報からユーザーそれぞれのフィルター交換のタイミングを算出することが可能に。これにより、フィルターの寿命は最大1年長くなったそうです

フィルターにRFIDチップを内蔵することで、実際のフィルターの使用状況や本体の稼働状況などの情報からユーザーそれぞれのフィルター交換のタイミングを算出することが可能に。これにより、フィルターの寿命は最大1年長くなったそうです

●「Blueair Protect 7410i」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜40畳
・サイズ:300(幅)×300(奥行)×690(高さ)mm
・主なフィルター:スマートフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):25dB/45dB

<関連記事>「Blueair Protect 」シリーズの詳細は発表会レポートでチェック!

9.エレクトロラックス「Pure A9.2」

ファブリック素材を採用した5角形の筐体にレザー調のハンドルを備えた「Pure A9.2」はインテリア性が高く、リビングなど目に付くところに違和感なく設置できそう。もちろん、デザインだけでなく、清浄性能も上々。本体内に吸い込んだ空気をメッシュフィルターとHEPA13フィルター、活性炭フィルターでろ過し、キレイな空気にして放出します。その放出された空気はスパイラル状の気流となるよう設計されているので、部屋全体の空気を効率よく循環させることができるのだそう。さらに、HEPA13フィルターには浮遊最近や浮遊カビ、浮遊ウイルスなどを99.99%抑制する抗菌剤を施し、イオンを発生させて空気中の汚れの粒子を結合させ、大きな塊にすることで集じん性能を高める機能も搭載しています。

「Pure A9.2」には、適用床面積43畳の「EP71-56」と58畳の「EP71-76」がラインアップ(EP71-76はグレーの1色のみ)。なお、キャスターをウッドレッグ(別売)に交換することもできます

「Pure A9.2」には、適用床面積43畳の「EP71-56」と58畳の「EP71-76」がラインアップ(EP71-76はグレーの1色のみ)。なお、キャスターをウッドレッグ(別売)に交換することもできます

●「Pure A9.2」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(EP71-56/EP71-76):〜43畳/〜58畳
・サイズ(EP71-56/EP71-76):315(幅)×315(奥行)×590(高さ)mm/315(幅)×315(奥行)×750(高さ)mm
・主なフィルター:HEPA13フィルター
・除菌技術:−
・運転音(EP71-56/EP71-76):最小17dB、最大51.4dB/最小18dB、最大54.4dB

10.ブルーエア「Blueair DustMagnet」

インテリア性の高い空気清浄機を、もうひとつ紹介。「Blueair DustMagnet」は家具としても使えるユニークな機構を採用ており、本体天面のテーブルトップに書籍などを置いてサイドテーブルとしても使うことができます。家具の脚のようなレッグパーツが付いているのも、空気清浄機としてはめずらしい仕様。このようにデザイン性にこだわったモデルですが、ブルーエアの特徴である、空気に含まれる汚染物質をマイナス帯電させ、プラス帯電させたフィルターで捕集する「HEPASilentテクノロジー」はもちろん搭載されています。さらに本製品は、より効率よくハウスダストをキャッチするため、プレフィルターもプラス帯電させる機構を追加。本体上部と真下から吸引された空気をフィルターでろ過し、キレイになった空気を側面2か所から前方/後方に放出し、スパイラル状の気流で室内の空気を循環させます。

「Blueair DustMagnet」には、適用床面積18畳の「5240i(グレー)/5210i(ホワイト)」と34畳の「5440i(グレー)/5410i(ホワイト)」がラインアップ

「Blueair DustMagnet」には、適用床面積18畳の「5240i(グレー)/5210i(ホワイト)」と34畳の「5440i(グレー)/5410i(ホワイト)」がラインアップ

●「Blueair DustMagnet」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(5240i&5210i/5440i&5410i):〜18畳/〜34畳
・サイズ(5240i&5210i/5440i&5410i):230(幅)×230(奥行)×520(高さ)mm/290(幅)×290(奥行)×650(高さ)mm
・主なフィルター:コンボフィルター
・除菌技術:−
・運転音(5240i&5210i/5440i&5410i):最小22dB、最大45dB/最小30dB、最大50dB

<関連記事>「Blueair DustMagnet」の詳細は発表会レポートでチェック!

11.コーウェイ「NOBLE」

本体に吸い込んだ室内の空気を、プレフィルターと独自抗菌の「GreenHEPAフィルター」、活性炭脱臭フィルターでキレイな空気にして放出します。0.01μmの 粒子を99.999%除去するだけでなく、捕集したウイルスや有害菌の活動を99.9%以上抑制できるとのこと。さらに、「黄砂フィルター」「新築フィルター」「ダブル脱臭フィルター」「ダストフィルター」「ペットフィルター」「アレルギーフィルター」というカスタムフィルター(別売)が用意されており、追加することで、使用環境に合わせた空気対策が行えます。また、「NOBLE」もデザインにこだわりアリ。建造物からインスパイアされたフォルムに大理石のようなテクスチャーの天面を備え、空気清浄機を置いてある空間まで上質に見せるようにデザインしたのだそう。さらに、天面パネルはルーバーの役割も兼ねており、気流制御のために可動します。

Wi-Fi機能も完備。犬や猫の毛やフケを効率よく集じんする運転モードも搭載されています

Wi-Fi機能も完備。犬や猫の毛やフケを効率よく集じんする運転モードも搭載されています

●「NOBLE」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜40畳
・サイズ:320(幅)×320(奥行)×805(高さ)mm
・主なフィルター:MAX2 Greenフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最大):53dB

<関連記事><関連記事>「NOBLE」の詳細は発表会レポートでチェック!

12.エレクトロラックス「Well A7」

空気清浄機に見えないデザインの「Well A7」も、インテリア性にこだわるなら注目したいモデル。床に設置するだけでなく、壁にかけて使うこともできます。空気清浄は、本体内に吸い込んだ空気をメッシュフィルター→HEPA13フィルター→活性炭フィルターでろ過する仕組み。HEPA13フィルターには細菌の能力を99.99%抑える抗菌剤が施され、空気中の粒子をイオンで結合し、大きな塊にしてキャッチしやすくするためのイオナイザーも搭載しています。

前面パネルやハドル、脚を交換できる「Decor Kit」も別売されています

前面パネルやハドル、脚を交換できる「Decor Kit」も別売されています

●「Well A7」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜25畳(プレハブ洋室)
・サイズ:480(幅)×213(奥行)×579(高さ)mm
・主なフィルター:HEPA13フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):16dB/48dB

<関連記事>「Well A7」の詳細は発表会レポートでチェック!

13.バルミューダ「BALMUDA The Pure」

スリムなタワー型の空気清浄機の先駆けとなった「JetClean」をバルミューダが発売したのは2012年のこと。本体下部から吸引した室内の空気の汚れをフィルターでろ過し、キレイな空気を上部から放出する基本構造はそのままに進化を続け、2019年に新モデル「The Pure」が誕生しました。従来モデルとThe Pureの大きな違いは、フィルターとファン。より高性能な「TrueHEPAフィルター」を採用することで0.3μmの微粒子を99.97%捕らえます。また、吸気口から送風口まで空気をロスなく遅れるようにフィルターの形状を円柱形から箱形に変更。空気の流れを整える「整流翼」もファンの上に配置され、これまでよりも効率的に大容量の空気を循環させられるようになりました。

運転中には吸気口部にあるLEDライトが点灯。光センサーを備えているので、部屋を暗くすると自動で光量がダウンします

運転中には吸気口部にあるLEDライトが点灯。光センサーを備えているので、部屋を暗くすると自動で光量がダウンします

●「BALMUDA The Pure」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜36畳
・サイズ:260(幅)×260(奥行)×7500(高さ)mm
・主なフィルター:TrueHEPAフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):19dB/64dB

<関連記事>「BALMUDA The Pure」の詳細は発表会レポートでチェック!

14.ダイキン「MC55Y」

フィルターを手前から奥(もしくは奥から手前)に何層も配置し、その先に加湿ユニットや送風ファンを装備しているのが一般的な空気清浄機の構造ですが、ダイキンのタワー型モデルは下から積み重ねていく縦配列を採用することで設置面積を大幅に縮小しました。幅、奥行きは27cm、高さは50cmとコンパクトなので、棚の上に置くことも可能。また、この縦配列の構造はフィルターの下にファンが配置されるため、フィルターが運転音をさえぎる防音壁の役割も発揮し、音の感じ方が静かになるのも特徴です。

「MC55Y」と同じ構造で加湿機能を搭載した「MCK55Y」(空気清浄時の適用床面積:〜25畳)もラインアップ。なお、加湿空気清浄機「MCK55Y」と基本構造は同じでフィルターが異なる「HEPAフィルター」を採用した「MCK50Y」も用意されています

「MC55Y」と同じ構造で加湿機能を搭載した「MCK55Y」(空気清浄時の適用床面積:〜25畳)もラインアップ。なお、加湿空気清浄機「MCK55Y」と基本構造は同じでフィルターが異なる「HEPAフィルター」を採用した「MCK50Y」も用意されています

●「MC55Y」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜25畳
・サイズ:270(幅)×270(奥行)mm×500(高さ)
・主なフィルター:TAFUフィルター
・除菌技術:ストリーマ、アクティブプラズマイオン
・運転音(最小/最大):19dB/53dB

15.パナソニック「F-PXU60」

花粉やハウスダストの対策に注力したシンプルなモデル。前面下部に吸込口を備えており、床上に溜まりやすいホコリも室内上部にただよいがちなニオイや煙も最適な運転で効率よく吸引してくれます。空気の汚れ具合を表示するランプを消灯し、風量を控えめに自動運転する「おやすみ運転」も完備。

「F-PXU60」に搭載される除菌技術は「ナノイー」となっています

「F-PXU60」に搭載される除菌技術は「ナノイー」となっています

●「F-PXU60」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜27畳(プレハブ洋室)
・サイズ:340(幅)×208(奥行)×550(高さ)mm
・主なフィルター:清潔HEPAフィルター
・除菌技術:ナノイー
・運転音(最小/最大):18dB/52dB

16.象印「PU-AA50」

航空機や船舶で使われている二重反転プロペラファンを搭載。2つのファンが逆方向に回転することにより、直進性の高い強い風を生み出し、室内の空気を効率よく循環させます。フィルターは、除菌フィルターと脱臭フィルター、高性能静電フィルターが一体化した3層構造。0.1〜2.5µmの粒子を99%キャッチします。さらに、DCモーターを採用することで、最大風量で運転しても10Wという低消費電力を実現しました。

センサーで空気の汚れを検知し、風量を切り替える自動モードは「おまかせ」と「花粉」が用意されています

センサーで空気の汚れを検知し、風量を切り替える自動モードは「おまかせ」と「花粉」が用意されています

●「PU-AA50」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜24畳(プレハブ洋室)
・サイズ:295(幅)×295(奥行)×725(高さ)mm
・主なフィルター:高性能静電フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):19dB/39dB

17.シャープ「FU-PC01」

円柱フォルムを採用し、本体下部にぐるりと吸込口を配置。360°から室内の空気を吸い込み、プレフィルター→集じんフィルター→脱臭フィルターを通過し、キレイな空気となって放出されます。風量を3段階で切り替えるボタンと、ライトのオン/オフボタンしか装備されていないシンプルなモデルですが、コンパクトデザインなので寝室などの小部屋で使いやすそう。

「プラズマクラスター7000」も搭載されており、キレイな空気とともに室内に放出されます

「プラズマクラスター7000」も搭載されており、キレイな空気とともに室内に放出されます

●「FU-PC01」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜6畳(プレハブ洋室)
・サイズ:190(直径)×330(高さ)mm
・主なフィルター:集じん・脱臭一体型フィルター
・除菌技術:プラズマクラスター7000
・運転音(最小/最大):22dB/48dB

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価格.comマガジン編集部

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