さまざまな不便や不快を解消する便利グッズが大集合!
デイキャンプやBBQをするときに思いつく必需品と言えば、テーブルや椅子、調理器具、コンロなどがあげられるでしょう。しかしこれら以外にも、持っていくと便利なアイテムはたくさんあります。どれも導入してみると、「何でもっと早く使わなかったんだろう!」と思うようなものばかり。準備から撤収まで、さまざまな不便や不快を解消し、快適に楽しむことができるようになるアイテムを10種類紹介します。
「取っ手付FDコンテナ<L>」のメーカー希望小売価格は3,240円(税込)
「取っ手付FDコンテナ<L>」は、道具をまとめて収納できる取っ手付きのコンテナ。使わないときには折りたたんでおくことができます。キャンプの道具は、食器や調理器具、カセットガスなど、細々とした小物が大量にあります。バッグなどに入れておいてもいいのですが、すると中身がわかりにくいですし、出し入れも面倒……。
そうした道具を「取っ手付FDコンテナ<L>」にまとめておけば、入っているものがひと目でわかりますし、素早く出し入れできるのです。また、クルマのトランク内で道具が散らばることもなくなりますし、複数を積み重ねて収納できる点も便利。そのまま自宅で、キャンプ道具をまとめておく収納としても使えます。
本製品に道具を詰め込んだシーン。耐荷重8kgなので、重い鍋や魔法瓶なども余裕で入れられます
折りたたむと、65mmという薄さに! クルマのトランクに予備を忍ばせておけば、薪集めするときなどにも役立ちます
【SPEC】
・容量:約26L
・耐荷重:8kg
・組立サイズ:約450(幅)×255(高さ)×315(奥行)mm
・収納サイズ:約450(幅)×65(高さ)×315(奥行)mm
・重量:約920g
・カラーバリエーション:グリーン(写真)、ブラック、ピンク、ミントグリーン
「XPヘキサタープ/S」の公式オンラインショップ価格は13,824円(税込)
タープとは、頭上に広げる「日よけ」のこと。デイキャンプやBBQといえば、まず椅子とテーブルは用意するかと思いますが、加えて必須とも言えるのがタープです。
「XPヘキサタープ/S」は、2本のポールとロープだけで設営できるタープ。支柱が少ないので見晴らしがよく、出入りも楽チン。2本のポールはX型のクロスポールになっており、角度を変えることで無段階に高さが調整できます。
張り方の多様さも特徴のひとつ。タープの角度を垂直に近づければ風や視線を防ぐことができ、逆に別売のポールを使って水平に近づければ、視界を広くすることも可能です。2面の角度を別々にセッティングできるため、景色のよい側は視界を広げ、他人が多い側は視線を遮る、というような張り方もできるわけです。
さらに、UVカットや約1500mmの耐水圧性能も備えています。強い日差しを直接浴びながらのBBQは辛いものですし、食材も傷みやすくなります。また、大人数で予定を合わせて予約したキャンプは、雨の日でも決行したくなるなるもの。そのような状況でも快適にキャンプができるアイテムが「XPヘキサタープ/S」なのです。
【SPEC】
・耐水圧:約1500mm
・組立サイズ:約420(幅)×230(高さ)×420(奥行)cm
・収納サイズ:約17(直径)×74(高さ)cm
・重量:約5.9kg
・付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
「ウォータータンク WAT-20L」の公式オンラインショップ価格は717円(税込)
キャンプ場では、料理や食事をするサイトと、水道のある水場が離れていることがほとんどです。その場合、手を洗ったり調理用の水をくんだりするたびに、水場まで往復しなければなりません。その手間をなくしてくれるのが、水を貯めておける「ウォータータンク」や「ウォータージャグ」という製品です。
「ウォータータンク WAT-20L」は、20Lという大容量がウリ。4人くらいでのキャンプなら、1日分の使用量をまかなえてしまうほどです。コックがついているため、まるで蛇口のように快適に使えます。調理をしているテーブルのすぐ脇で水が出るのは、本当に便利なものです。
コックをひねれば水が出ます。かなり勢いよく出るので、手洗いなどもしやすくなっています
大容量のタンクは、当然ながら容積も大きくなってしまうもの。しかし「ウォータータンク WAT-20L」はペチャンコに折りたためるので、水を入れておく必要のない水キャンプ場への行き帰りや水場へ行く際は、ほとんど場所を取りません。容量と携帯性を両立させたウォータータンクと言えるでしょう。
キャンプ場で、空いていたり静かだったりするサイトは、水場から遠いことが多いもの。ウォータータンクがあれば、そのようなサイトでも快適に使えます。また、キャンプの許された場所ですが水場のない場所でも、キャンプを存分に楽しめます。
なお、キャンプをしないときにも水を入れてベランダなどに置いておけば、災害時の生活用水を確保することもできます。
【SPEC】
・使用可能温度:-20〜80℃
・組立サイズ:約29(幅)×33.5(高さ)×29(奥行)cm
・収納サイズ:約26(幅)×7(高さ)×24(奥行)cm
・重量:約280g
「蚊に効く おそとでノーマット200時間 シルバー」の公式オンラインショップ価格は905円(税込)
夏のキャンプの悩みといえば、何と言っても「蚊」。対策としては蚊取り線香などがポピュラーですが、その周辺でしか効果がないため、動き回って活動することの多いデイキャンプでは十分な効果が得られないこともあります。
そのような場合に使いたいのが、蚊成虫を駆除・忌避できる「アース ノーマット」の携帯モデル「蚊に効く おそとでノーマット200時間 シルバー」。使い方は、本体を腰のベルト付近に装着して電源をオンにするだけ。強力なファンによる上下のワイド気流で、有効成分がユーザーの頭から足先までをしっかり包みます。
効きめは約200時間。1日3時間使って約66日間、1日に12時間使っても約16日間使用可能と長持ちです。効果が切れた場合には、別売のカートリッジで詰め替えできます。
デイキャンプだけでなく、散歩や草むしりなど、幅広いシーンで活躍してくれることでしょう。
【SPEC】
・有効成分:メトフルトリン(ピレスロイド系)
・効果・効能:蚊成虫の駆除及び忌避
・効果持続期間:延べ約200時間(カートリッジ1枚)
・電源:単3形乾電池×2
・サイズ:125(幅)×215(高さ)×45(奥行)mm
「コンビニハンガー」の公式オンラインショップ価格は1,058円(税込)
「コンビニハンガー」は、椅子やテーブルの脚や、タープなどのポールに取り付けられるフック。レジ袋をかけてゴミ袋にしたり、ランタンを提げたりすることができます。1個に2つのフックが付いているため、2つの袋を取り付けて「普通ゴミ」と「缶」のように分別できます。また、1セットに2個入っているので、合計4つのフックを使えることになります。
他にも、エコバッグを提げて調味料をまとめて入れておいたり、サングラスやスマホなどの小物入れにしたりと、用途はさまざま。本当に便利なので、いくつか持っていってあちこちに取り付けたくなるアイテムです。
テーブルの脚に取り付けたシーン。2つのフックがついているので、ゴミの分別にも便利です
【SPEC】
・耐荷重:約1kg
・対応ポールサイズ:約直径20〜25mm
・サイズ:約8.5(幅)×4.8(高さ)×10(奥行)cm
・重量:約40g
「ダブルウォールマグ(L)」の公式オンラインショップ価格は1,512円(税込)
「ダブルウォールマグ(L)」は、保冷・保温効果のあるマグカップ。冷たいモノは冷たいまま、温かいモノは温かいまま保つことができます。内部の温度が外部に伝わりにくい2重構造なので、熱い飲み物を入れても外側が熱くなりにくく、逆に冷たい飲み物を入れたときには、手の温度でぬるくなってしまうのを防ぎます。特に冷たいモノを飲むと、口当たりがひんやりして心地よく感じます。暑いときにも寒いときにも活躍してくれるマグカップです。
「ダブルウォールマグ(L)」は、取っ手が折りたためるフォールディングタイプ。複数持っていてもスッキリ収納できます
【SPEC】
・容量:320ml
・材質:ステンレス
・サイズ:77(直径)×98(高さ)mm
・重量:約120g
「ハントマン」の公式オンラインショップ価格は5,011円(税込)
デイキャンプやバーベキューで、「忘れがちだが、ないと非常に困る」アイテムの代表格といえば、コルク抜きとせん抜き。行きがけに張り切ってワインを買い込んだものの、「誰かコルク抜き持ってきてる?」となった経験のある人は多いのではないでしょうか。また、瓶入り地ビールなどは、せん抜きの必要な王冠が使われていることが少なくありません。
15種類のツールを装備した多機能ナイフ「ハントマン」は、コルク抜きとせん抜きを両方装備しています。また、なかでも意外に便利なのが、はさみ。袋を開けたり、ヒモを切ったりという作業は、ナイフよりはさみのほうが断然楽です。
コルク抜き/せん抜き/はさみの3つを装備しているという点では、同社のマルチツール「コンパクト」(4,579円/税込)でもいいのですが、「ハントマン」は重さも価格もそれほど変わらずに、のこぎりが付いている点が便利。のこぎりがあれば、小枝を切断して「たきつけ」(たき火や炭火をおこすための燃えやすいもの)が作れますし、薪からじゃまな枝を切り取ったり、ロープを切ったりするのにも便利です。
こうした多機能ナイフは、廉価な製品も多数存在していますが、ツールをうまく引き出せなかったり、ツールに力をかけると曲がってしまったりするモデルもあります。その点、「ハントマン」に代表される同社のマルチツールは、それぞれのツールがなめらかに回転して引き出すことができ、しかも高い剛性を持っているので安心して使えます。ひとつ持っておけば、さまざまな局面で「あってよかった!」と思えることでしょう。
【SPEC】
・サイズ:91(長さ)×21(厚さ)mm
・重量:97g
・主なツール:ラージブレード、スモールブレード、缶切り、マイナスドライバー(3mm/6mm)、せん抜き、ワイヤーストリッパー、コルクせん抜き、はさみ、のこぎり、マルチフック、リーマー(穴あけ/千枚通し)、つまようじ、ピンセット、キーリング
「LOGOS 焼きそばシート」の公式オンラインショップ価格は896円(税込)
「LOGOS 焼きそばシート」は、焼網に巻きつけることで、鉄板のように使えるようになるアルミシート。写真から「アルミホイル」のようなものを想像するかもしれませんが、一般的な家庭用アルミホイルの厚さが12〜25μmなのに対し、同製品は40μmと厚めです。実際、引き出してみると「箔」というよりは「薄い板」のような感触。破れにくく、そしてBBQの火力でも燃えにくくなっています。
焼きそばはもちろんのこと、目玉焼きやお好み焼き、豆腐ステーキなど、焼き網では難しい料理を鉄板なしで作れます。焼網の半分だけに巻き付ければ、網焼きと鉄板焼きを同時に楽しむことも可能。料理の幅が広がります。なお、Mサイズの焼網(幅45cm)に使った場合、約10回の使用が可能です。
もうひとつのメリットは、片付けが楽になるということ。鉄板は重くて大きいので使用後に洗うのは大変ですが、同製品を使っていれば剥がして丸めるだけで片付け完了。
ちょっと便利な使い方として、小型BBQコンロに使う方法もあります。小型BBQコンロは“ソロキャンパー”には便利なアイテムですが、そのサイズにぴったり合う鉄板はなかなか見つからなかったりします。また、荷物を軽くしたくて小型コンロを使うのに、重い鉄板は増やしたくないものです。そのような場合にも、同製品さえあれば、自分の持っている小さなBBQコンロでも鉄板料理ができるというわけです。
円形の小型BBQコンロで「LOGOS 焼きそばシート」を使用。円形の鉄板は特に種類が少ないため、このように焼き網を「鉄板化」できるのはありがたいものです
【SPEC】
・シートサイズ:約30cm(幅)×6m(長さ)
・シート厚:約0.04mm(40μm)
・総重量:約300g
「ドライバスケット」のメーカー希望小売価格は1,944円(税込)
デイキャンプやBBQでは、最後に大量の洗い物が必要になります。困るのは、洗ったあとの置き場所。テーブルに並べておくとテーブルを片付けられませんし、テーブルに接している面はなかなか乾きません。
そのような場合に便利なアイテムが、吊り下げタイプの網かご「ドライバスケット」。使い方は、洗った食器や調理器具を網の中に入れ、風通しのよい場所に吊り下げておくだけ。場所をとることもなく、食器類を素早く乾かせます。
食器を干しているシーン。食器に虫がたかるのも防げます
自宅では、干し野菜や肉の風乾にも使えます。干した野菜や肉は、旨みが凝縮しておいしいですよ。
【SPEC】
サイズ:約350(幅)×500(高さ)×350(奥行)mm
「レスト 鉄板焼器・アミ用ブラシ(ブラック)」のメーカー希望小売価格は388円(税込)
撤収時の洗い物で1番面倒なのが、鉄板や焼網ではないでしょうか。どちらも食材やコゲがこびりついていて、鉄板は重く、焼網は汚れが網に入り込んでしまっていて、とにかく面倒!
「レスト 鉄板焼器・アミ用ブラシ(ブラック)」は、鉄板の汚れを落とすヘラと、焼網掃除用のブラシが一体になった製品。ヘラはステンレス鋼で、たわむことなく鉄板をこすることができ、真鍮ブラシは非常に硬く、網の汚れを削ぎ落としてくれます。また、柄も頑丈なので、力を入れてガシガシと洗えます。スポンジで洗ったときに比べ、驚くほど簡単に鉄板や焼網をキレイにできるのです。
食材やコゲが鉄板や焼網に残ってしまうのは、衛生的にも外観的にもよくありません。同製品で汚れをスッキリと落としてしまいましょう。
サイズ:約73(幅)×200(長さ)mm
PCとAVのライター。趣味は旅行と焚火とスキンダイビング。時間のない時はC級映画にツッコミを入れながら観ること。仕事場のLAN内にPCが増えすぎて、名付けに苦労している。