「ソロキャンプに挑戦したい」。
コロナ禍でそんな思いを抱える人は少なくないだろう。でも、まずどんな道具を揃えればいいかわからない、あるいは電車やバスでの移動が前提なので大量の荷物は持ち運べない、そんな理由から二の足を踏んでいる人もいるはずだ。そんなソロキャンプ初心者の“最初の壁”を壊してくれるセットを発見した。ソロキャンプに必要なアイテムをひとつのキャリーバッグにまとめた、コールマンの「ソロキャンプスタートパッケージ」だ。
コールマン「ソロキャンプスタートパッケージ」(品番:2000039143)。メーカー希望小売価格は76,800円(税込)。収納時サイズは約40(幅)×30(奥行)×70(高さ)cmで、重量は約16kg
「ソロキャンプスタートパッケージ」には、ソロキャンプに必要な基本的な同社製品10アイテムがひとつのキャリーバッグに格納されている。10アイテムは以下のとおり。
・テント
・マット
・寝袋
・チェア
・ミニテーブル
・LEDランタン
・クッカーセット
・シングルバーナー
・焚火台
・焚火シート
「ソロキャンプスタートパッケージ」に格納されている10個のアイテム。各アイテムの詳細は下記の動画で紹介!
本セットは宅配便で送れるサイズ(ヤマト運輸の場合、上限サイズは縦・横・高さの合計が200cm以内、かつ重さが30kg以内)。事前に、自宅近くのコンビニからキャンプ場まで発送しちゃえば、“手ぶらでソロキャンプ”さえも実現できてしまうってわけ。
初心者ソロキャンパーにとっては一見、「これこれ、こういうの待ってた!」という感じだが、気になるのはやっぱり実際の使い勝手。そこで今回は、山梨県の山中湖近くにあるキャンプ場「In the mood」で実際に「ソロキャンプスタートパッケージ」を使用レビュー! 動画にまとめたのでチェックしてほしい。
ちなみに、動画内でも触れているが、「ソロキャンプスタートパッケージ」を実際に使ってみて、プラスα持っていったほうがよりスマートにソロキャンプできると思ったアイテムが以下のとおりだ。
・LPガス
→「アウトランダーマイクロストーブ PZ」の使用に必須。現地調達は何気に苦労したので、事前準備はマスト。コールマン製品なら、「純正LPガス燃料230G」がおすすめ。
・ハンマー
→テントのペグを打つために必要。今回は石や枯れ木を代用したが、あったほうが設営が断然楽になるはず。
・軍手
→テント設営時のケガ防止。
・チャッカマンやトーチバーナー
→たき火を起こすためにあったほうが便利。OD缶タイプのトーチバナーなら、LPガスを使い回せる
「ソロキャンプスタートパッケージ」のキャリーバッグは、10アイテム格納してもまだモノを入れる余裕があるので、上の4アイテムくらいは事前に入れておきたい。そうすれば、いざというときの防災用としても活躍しそうだ。
●撮影協力:「In the mood」
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。