だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!
アスリートの要望に応えた最新防水透湿テクノロジーを搭載

ザ・ノース・フェイスの「最新ハードシェル」は“雨天時に走りたい人”にも最適だった!

今月は、「FL フライトトレイルジャケット(メンズ)」をピックアップ!

今月は、「FL フライトトレイルジャケット(メンズ)」をピックアップ!

「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する連載企画。

第7回は、グローバルアスリートからの要望に応えることで完成した、防水透湿テクノロジー「FUTURELIGHT(フューチャーライト)」を採用する「FL フライトトレイルジャケット」をピックアップ。トレイルランニングやオンロードランニング時に発生する衣服内の蒸れを排出し、衣服内をドライな状態にキープしてくれる、ランナー待望の1着だ。

「FL フライトトレイルジャケット(メンズ)」(品番:NP71970)の公式サイト価格は、38,500円(税込)

「FL フライトトレイルジャケット(メンズ)」(品番:NP71970)の公式サイト価格は、38,500円(税込)

本来、高レベルでの両立が難しい防水透湿性を実現!

すぐれた防水透湿性をうたうアウターは多いが、本当の意味で、ランニングなどの長時間の有酸素運動に対応するプロダクトは少なかった。たとえば、2019年に筆者は、いくつかのレースでゴアテックスの素材「シェイクドライ」を使用したアウターを着用した。これは高い透湿性を提供してくれたものの、表生地を用いてないことから耐摩耗性に難があり、バックパックなどを直接背負えないという問題があった。

ザ・ノース・フェイスは、「衣服内の蒸れを逃がすために、アウターの着脱を何回も行わなくてはならないわずらわしさから解放されたい」というアスリートからの要望に応えるために、これまでにないレベルの防水透湿性を誇るという「FUTURELIGHT」を開発。このテクノロジーは、「ナノスピニング」技術により、ナノレベル(約10億分の1m)の太さのポリウレタン繊維を吹き重ねて成型したメンブレンを、中間層として使用した3層構造。吹き重ねたポリウレタン繊維の間に無数にできた隙間が通気性を生み出し、外気が衣服内を流れることで熱と湿気を放出するのだ。

「FUTURELIGHT」は、ナノレベルの太さのポリウレタン繊維を吹き重ねて成型したメンブレンを、中間層に使用した3層構造

また、繊維の隙間は水の分子よりも小さいために、雨などの外からの水分は通しにくく、防水性と通気性の相反する機能を同時に実現している。

「FUTURELIGHT」のメンブレンの魅力は、それだけにとどまらない。それ自体の薄さと独自の接着技術により、軽くてやわらかいうえにストレッチ性も確保。さらに激しい動きに耐える強度も持つうえに、何と衣擦れの音の軽減にも成功しているという。

表面の生地は、撥水性が高く、雨粒などは瞬時に玉になるため、簡単に落とせる

表面の生地は、撥水性が高く、雨粒などは瞬時に玉になるため、簡単に落とせる

止水タイプのフロントファスナーが、浸水をシャットアウト

止水タイプのフロントファスナーが、浸水をシャットアウト

素材自体の通気性が高いために、ベンチレーションの数も少ない。そのおかげで、軽量性はもちろん、コンパクトにたためるために携行性にもすぐれる。

ちなみに、吹き重ねるポリウレタン繊維の密度を調整することで、防水性と通気性のバランスをカスタマイズすることができるという。登山、ランニング、スノースポーツなど、運動量に応じた通気設計が可能というわけだ。

胸の「THE NORTH FACE」ロゴはリフレクター仕様で、夜間走行時の安全性を高める

胸の「THE NORTH FACE」ロゴはリフレクター仕様で、夜間走行時の安全性を高める

長時間のランニングでも快適な着心地をキープ!

「FL フライトトレイルジャケット」を実際に着て走ってみた。

本モデルを含めた「FUTURELIGHT」採用モデルは、日本サイズではなくUSサイジング。よって、168cm/66sの筆者は、いつものMサイズではなく、Sサイズをセレクトした。

着てみると、同社の日本規格のアウターのMとLの中間くらいの印象で、袖丈や着丈は少し長かったが、身頃のフィット感はちょうどよかった。半袖のランニングトップスの上に着用してみたが、肌触りのよい裏生地は素肌に直接触れても快適。本連載第1回で紹介した「クライムライトジャケット」も、ハードシェルと思えない着心地のよさを提供してくれたが、この「FL フライトトレイルジャケット」も、ハードシェル特有のゴワゴワした着心地とは無縁だった。

アメリカンサイズということもあり、Sでも袖丈は若干長め。日本人としては腕のリーチが長い筆者でも丈が余ったが、走りにくいということはなかった

当日の気温は22℃だったために、走り始めてしばらくすると汗ばみ、衣類内部は蒸れてきた。こればっかりはハードシェルだけに仕方のないことだが、1.9kmほど走り続けると、湿気が排出されて衣類内部が快適になった。

ちなみに、ゴアテックスの「シェイクドライ」採用アウターの場合は、蒸れが解消されて快適性を取り戻すまでに2.8kmほど走った。着用した気象条件が多少異なるものの、この「FUTURELIGHT」というテクノロジーによって、比類なき透湿性を体感することができると言えよう。

この日は日課としている6kmを走り、途中小雨も降ってきたが、高い撥水性、防水性で衣類内部への浸水はまったくなし。先述の透湿性との組み合わせで、一般的なランニング用シェルにはない、とても快適な着用感を提供してくれたのである。

【まとめ】悪天候時でも走りたいランナーに最適な1着!

「FL フライトトレイルジャケット」を何度か使用して感じたのは、「FUTURELIGHT」が高いレベルで防水性と透湿性を両立しているため、長時間の着用でも快適性を失わないということ。つまり下記のようなユーザーにピッタリだということがわかった。

・今までのランニング用アウターの透湿性能に不満がある
・雨の日でも快適に走りたい
・悪天候の日のレースにも対応するジャケットが欲しい
・30kmのL.S.D.(筋持久力と心肺能力をつけるトレーニング)のような長時間トレーニングで着用したい

以上で紹介した高い機能性を考慮すると、38,500円(税込)という価格は決して高くないと思う。

他ブランドとなるが、筆者が4年ほど前にヘビーローテーションで着用していた「GORE-TEX C-KNIT Backer Technology(ゴアテックス シーニット バッカー テクノロジー)」を採用したアークテリクスの「ノーバンジャケット」とコンセプトが似ていると思った。

あえて「FL フライトトレイルジャケット」の難点をあげるとしたら、ポケットが背中側にひとつしかついていないので、ライフスタイルシーンでも使いたいというユーザーにはあまり向いていない。普段着にも使用したいユーザーは、両サイドにポケットのある別のプロダクトをセレクトしたほうがよさそうだ。

背面のポケットは、「iPhone 11 Pro Max」のようなディスプレイサイズ6.5インチの大型スマホも収納可能。しかし、あまり重すぎるモノを入れて走ると、服の揺れが大きくなるので個人的にはオススメしない

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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