だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!
「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー」を試着レビュー!

「ザ・ノース・フェイス」の長袖トップスは、昼夜の気温変化が大きい秋季にピッタリ!

「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する連載企画。第19回は、「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー」をピックアップした。

本モデルは、気温の変化が激しい長時間のトレイルランニングにもマッチする、高い汗処理能力と適度な保温性や防風性を兼ね備えたロングスリーブのクルーネックシャツで、これからのシーズンに1着あると重宝する存在だ。

ザ・ノース・フェイス「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー(L/S Hybrid Enduro Crew)」(品番:NT61973)の「ミックスブルー」(色の詳細は後述)。公式サイト価格は、8,690円(税込)

ザ・ノース・フェイス「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー(L/S Hybrid Enduro Crew)」(品番:NT61973)の「ミックスブルー」(色の詳細は後述)。公式サイト価格は、8,690円(税込)

ダブルフェイス構造の「フラッシュドライ3D」がトレランを快適に

トレイルランニングを楽しんでいてよくあるのが、しばらく走っていて、身体が温まり、それまで着ていたアウターやトップスを脱ぐ機会。反対に、太陽が沈んだり、標高が高くなったりすることによって急に気温が下がり、再びアウターを羽織るということも珍しくない。

一般的に、トレイルランニングのほうがオンロードランニングよりも活動時間は長いので、こうした衣類による温度調節は、より一層重要になってくる。特に秋は、昼と夜の寒暖差が大きいので、このことを痛感したトレイルランナーは少なくないだろう。

このような状況でユーザーに大きなメリットを提供してくれそうなのが、ザ・ノース・フェイスの「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー」である。この長袖シャツは、メイン生地に水分を保持しないポリプロピレンの点接触肌面と、吸汗速乾性と耐摩耗性にすぐれるポリエステルニットの表面で構成したダブルフェイス構造の「フラッシュドライ3D」を採用。かいた汗を素早く吸い上げて拡散し、ドライな着心地をキープしながら、不快な汗冷えを軽減する。

前身以外の部分は、写真のように肌に触れる面の生地が平面でなく凸凹の点で接触する「フラッシュドライ3D」を使用。吸汗速乾性を高レベルで確保しているので、長時間のランニングでも快適な着心地を失わない

前身以外の部分は、写真のように肌に触れる面の生地が平面でなく凸凹の点で接触する「フラッシュドライ3D」を使用。吸汗速乾性を高レベルで確保しているので、長時間のランニングでも快適な着心地を失わない

また、腹部に軽量な防風素材「Pertex Quantum」を配したことで、気温変化への対応力が向上している。

前身には、軽量性にもすぐれた防風素材「Pertex Quantum」を使用。急に冷たい風が吹くようなシチュエーションでも、ランナーの上半身を寒さから守ってくれる

前身には、軽量性にもすぐれた防風素材「Pertex Quantum」を使用。急に冷たい風が吹くようなシチュエーションでも、ランナーの上半身を寒さから守ってくれる

袖口はサムホール仕様で、気温が低くなった時には手の甲を寒さから守ることができる。

「気温が急に下がったが、手袋は持っていない……」。そんな状況にありがたいのが、サムホール仕様の袖口。手の甲を寒さから守ってくれる

「気温が急に下がったが、手袋は持っていない……」。そんな状況にありがたいのが、サムホール仕様の袖口。手の甲を寒さから守ってくれる

さらに、静電気の発生を抑える静電ケア設計や、銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮するポリジン加工も施すなど、快適な着心地も追求しており、気温が低い夜間のレースやトレーニング、大きな気温変化がともなうロングレースなどに最適なスペックを結集している。

左肩には、ザ・ノース・フェイスの「FLIGHT SERIES」に分類されることを誇示するロゴがプリントされている。「FLIGHT SERIES」とは、「FAST」「LIGHT」「COMPACT」をテーマに、余分な機能や装飾を削ぎ落としたウェア&イクイップメントコレクションで、フィールドでの安全性と快適性、そして行動の自由度を訴求している。最先端テクノロジーとアイデアによって、ミニマリストの要求に高次元で応えてくれるコレクションだ

左肩には、ザ・ノース・フェイスの「FLIGHT SERIES」に分類されることを誇示するロゴがプリントされている。「FLIGHT SERIES」とは、「FAST」「LIGHT」「COMPACT」をテーマに、余分な機能や装飾を削ぎ落としたウェア&イクイップメントコレクションで、フィールドでの安全性と快適性、そして行動の自由度を訴求している。最先端テクノロジーとアイデアによって、ミニマリストの要求に高次元で応えてくれるコレクションだ

試走レビュー!

実際に着て、オンロードとトレイルで走ってみた

実際に着て、オンロードとトレイルで走ってみた

実際に着て感じたのは、全体のフィット感が日本人の一般的な体型にマッチしていること。海外ブランドの場合、着丈や袖の長さが日本人には長過ぎることも珍しくないが、本モデルは日本人アスリートに向けて日本国内で企画デザインされているため、その心配は無用だった。

全体にピッタリとフィットするシルエットだが、窮屈さはまったくない。走り始めて身体が温まり、うっすらと汗をかいた状態となった時、肌に触れる面の生地が平面でなく、凸凹の点で接触する「フラッシュドライ3D」を採用しているので、ベトつき感がほとんどないのはありがたかったし、吸収した汗が発散するスピードも速かった。

いっぽうで、前身部分は軽量な防風素材「Pertex Quantum」を配していることで、風の強い日でも腹部を始めとした上半身を冷やすことはなく、長時間のランニングにおいても走ることに集中できそうだった。反対に、秋季の気温であれば、さほど防風性を必要としない袖や背中部分は「Pertex Quantum」を使用せず、吸汗速乾性に注力することで、効率的に発汗に対応してくれるので、衣類内部の蒸れもない。

1度目は6kmをオンロードで、2度目は7kmを青梅のトレイルで走ったが、本モデルの着心地は快適そのものだった。トレイルで走った時は夕方だったため、後半気温が下がり、風も冷たく感じられたが、前身に防風素材を使用した設計のおかげで上半身が冷えることもなく、適度な保温性能を有することも確認できた。

これまでであれば、パタゴニアの「フーディニ・ベスト」のような薄手のシェル素材のベストが活躍するシチュエーションだが、本モデルがあれば、1着で2着分の働きをしてくれるので、本当に便利だと思えた。

ちなみに、今回筆者が購入したのは、「ミックスブルー(ZB)」で、前シーズンのカラーリング。現在は、それよりも若干色の薄い「クリアレイクブルー(CB)」と、黒を前身に配した「ミックスチャコール(ZC)」の2色が、2020FWのラインアップとして展開されている。

左が「クリアレイクブルー(CB)」で、右が「ミックスチャコール(ZC)」

左が「クリアレイクブルー(CB)」で、右が「ミックスチャコール(ZC)」

【まとめ】夏季以外の長いシーズンで活躍!

以上のように、「ロングスリーブハイブリッドエンデューロクルー」は、すぐれた吸汗速乾性に、防風性と適度な保温性もプラスした長袖トップスであり、春や秋にはこれ1枚で、冬にはアウターシェルと組み合わせることで、夏季以外の長いシーズンで活躍してくれるはずだ。

1着のウェアがさまざまな温度状況に対応してくれるので、できる限り荷物は減らしたいという場合にも重宝する。

いっぽうで、デザインはハイテク感があり、カジュアル要素も少ないので、普段着としての着用にはあまり向いていない。パフォーマンスシーンとカジュアルシーンの両方で着たい場合は、2020年1月に本連載で紹介した「ロングスリーブフライトエンジニアードジップアップ」のようなカジュアルテイストも強調したタイプのほうがいいだろう。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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