ザ・ノース・フェイスやアディダスなど、人気ブランドのタフで歩けるシューズを6モデル厳選!
新型コロナウイルスの流行により、地域によっては外出を控えなければならない状況が続いている。さらに2021年は例年よりも早めに梅雨入りしたところも多く、毎日家にこもりがちという人も多いはず。しかし、外は徐々に暖かさが増してきており、本格的なアウトドアや外出のシーズンに突入したばかり。外に出かけたい気分も高まってきているところだろう。
そこで今回は、これからの季節に履きたい、街でもアウトドアでも活躍してくれるウォーキングシューズを紹介。アウトドアフィールドでも安心の機能性を持ちつつ、街履きとしても映える注目シューズをピックアップした。
人気アウトドアブランド、ザ・ノース・フェイスの「ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト」は、歩行や走行時のエネルギー効率が追求された「ベクティブ」システム搭載のトレッキングシューズ。
グリップ力が高く、安定性や推進力にもすぐれているため、あらゆる場所で使いやすい
アッパーには、コーデュラのリップストップメッシュにミクロ単位のポリウレタン繊維を吹き重ねた、同社独自の防水透湿素材「フューチャーライト」を採用し、軽量ながら防水性と耐摩耗性にすぐれた作りが特徴。また、さまざまな路面状況でグリップ力を発揮するアウトソールと、「3D TPUプレート」を入れることによって安定性を高めたEVAミッドソールは、ソールユニットとしてロッカー構造(ランニングシューズのように前足部分が浮くような構造)を採用することで、効率的に推進力が生まれるように仕上がっている。
コーデュラメッシュリップストップのアッパーは、防水透湿性と耐摩耗性にすぐれる
ラグ(凹凸)の深さを4mmに設定した、グリップ力にすぐれる同社独自設計のアウトソール
以上のことから、本モデルは、トレッキングシューズとしての高い機能性と、推進力を生み出す高い機動性を兼ね備えるため、ファストパッキングやハイキングはもちろん、ちょっとした遠出などでも使いやすい。
アディダスの「テレックス ボイジャー21 トラベル」は、これからの暑い季節にどこにでも履いていける、快適なトラベルシューズだ。
タフなアウトソールとやわらかいアッパーの組み合わせで、軽く快適な履き心地
トレイルランニングシューズにも使われる頑丈なトラクションアウトソールは、あらゆる地形でグリップ力を発揮。軽量で柔軟性のあるアッパーは、通気性、速乾性、冷却性にすぐれたクーリングテクノロジー「ヒートレディ」を搭載しているため、暑い季節でも快適な履き心地をキープする。
アディダスのアウトドアシューズ「テレックス」シリーズは、タフで機能性の高い作りが特徴
また、伸縮性のあるバンジーシューレースシステムを採用しており、着脱が簡単で、ソックスなしで履くのもOK。カラーバリエーションも豊富で、自分に好みの1足を選べるのも魅力だ。
ワンタッチで着脱できる、バンジーシューレースシステムを採用
ホカ オネオネの「チャレンジャー ATR 6」は、全路面対応のスタンダードモデルを改良して生まれた、汎用性の高い最新モデルだ。
衝撃吸収率の高いEVAミッドソールとグリップ力の高いアウトソールを採用する、汎用性の高いモデル
着地の衝撃を吸収する「コンプレッションEVAフォーム」のミッドソールと、軽量化と耐久性を実現したアウトソールの構造によって、トレイルでは軽く、ロードでは足運びがスムーズになるのが特徴。軽量で疲れにくく、通気性の高いメッシュアッパーを採用しているから長時間履いても蒸れにくい。
間隔が狭いゾーンラグが施されており、路面の変化にもスムーズに適用する独自のアウトソール
機能的なソールユニットと快適なアッパーで、あらゆる路面で歩行や走行をしっかりとサポート
以上のことから、街履きはもちろん、トレイルやロードでのランニングにも対応してくれる1足と言える。なお、本モデルは使用済み廃プラスチックからリサイクルされた再生プラスチック素材「REPREVE」を使用しているのもポイント。
メレルの「モアブ フライト」は、多くのアウトドアファンに支持される名作ハイキングシューズ「モアブ」シリーズのDNAを継承した、幅広いシーンで活躍する軽量で高機能なトレイルランニングシューズ。
名作トレッキングシューズのDNAを継承しつつ、軽量で履きやすいモデルに進化
再利用しやすいTPE素材を使用した「Float Pro」ミッドソールは、軽さと耐久性を両立しているほか、反発弾性にすぐれるタイプ。いっぽう、製造工程で出る廃材を30%配合させた、ビブラム社開発のメレル専用アウトソール「エコデュラ」はバランスの取れたグリップ性や耐久性を誇る。
TPE素材を使ったミッドソール「フロートプロ」は、軽さと耐久性を両立
深さ3mmのラグも搭載されており、すぐれたグリップ力を発揮する高耐久アウトソール
そして、ジャガード織のメッシュアッパーには70%、シューレースには100%リサイクル素材が採用されているなど、高い機能性を持ちながら、地球環境に配慮された作りを実現している。
ドロップ(かかとの高さ−つま先の高さ)は10mmと、大きめの傾斜がついているため前に進みやすいうえに、軽量で疲れにくいので、トレイルランニングやアウトドアフィールドはもちろん、タウンユースでのウォーキングなど、あらゆる場面で活躍してくれる。
日本を代表するスポーツメーカー、ミズノの「ウエーブガゼル2」は、不安定な路面や天候の変化に対応することで、歩く機能性と履き心地が追求されたウォーキングシューズ。
アウトドアフィールドや街中など、アクティブに使える1足
本モデルは、ソール部分に同社ランニングシューズにも使われる波型プレート「ミズノウエーブ」を搭載しており、クッション性と安定性を両立してひざや腰の負担を軽減。また、着地した力をそのまま前に伝えるソール設計により、効率的な足運びが可能だ。
アッパーには、防水性と透湿性にすぐれたゴアテックスの素材を使用しているため、雨の侵入を防ぎ、汗や湿気を逃がしてくれる。さらに、抗菌防臭効果のあるインソールを採用しており、長時間履いても快適さをキープする。
防水透湿性にすぐれたゴアテックスのファブリックを採用し、いつでも快適な履き心地を実現
軽くて歩きやすいので、ハイキングや街歩きにマッチしそうだ。
前後左右にグリップがきくクロス意匠を配置したアウトソールを採用
アメリカのアウトドアブーツブランド、ダナーの「リッジランナー 2.5」は、アウトドアフィールドに対応する機能をしっかりと搭載しつつ、タウンユースでの使用も想定された軽量シューズ。
タフさを誇りながら、街履きも想定された軽量の機能派シューズ
アッパーは、ライニングに同社オリジナルの防水素材「ダナードライ」を使用。内部への水の侵入をしっかりと防ぎつつ、細やかな孔のある多孔構造によって通気性にもすぐれている。
防水素材「ダナードライ」により、悪天候でも水の侵入をしっかり防ぐ
また、アウトソールには、クッション性にすぐれ、濡れた路面でも滑りにくい「ビブラムソール」を使用。かかと部分にセパレート構造を採用しており、下り坂でも安定したクッション性やグリップ力を発揮してくれる。
かかと部分をセパレートしてグリップ力を高めた「ビブラムソール」を採用
さらに本モデルは、着脱や足当たりといった履き心地も追求。シューレースの締め上げがつま先から始まる「レーストゥートゥー」のデザインが採用されており、しっかりと足にフィットするのも魅力だ。
アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。