だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!

着る機会が本当に多い! 専門家イチオシの「ザ・ノース・フェイス」新作アウター

本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第52回は、「Free Run Anorak(フリーランアノラック)」をピックアップした。

このプロダクトは、ランニングを始めとしたさまざまなアクティビティーやライフスタイルシーンで活躍する軽量アノラックで、1着あると本当に便利な存在だ。

ザ・ノース・フェイス「フリーランアノラック(Free Run Anorak)」(品番:NP72190)。公式サイト価格は16,500円(税込)。写真のカラーは「ケルプタン」

ザ・ノース・フェイス「フリーランアノラック(Free Run Anorak)」(品番:NP72190)。公式サイト価格は16,500円(税込)。写真のカラーは「ケルプタン」

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薄手の一枚地ながら撥水性と防風性を両立!

「フリーランアノラック」は、植物由来のナイロン素材を使用した、軽量&コンパクト携行が可能なランニング用ウィンドシェル。素材は薄手の一枚地ながら、撥水性と防風性を兼ね備えているほか、肌側に「ドライタッチ3Dビーズ」加工で凹凸を持たせたことで、汗ばんだ肌へのまとわりつきを抑制する。

また、パンツやバックパックのポケットに入れられるコンパクトパッカブル仕様で、着用していないときは、フード裏に配された専用ポケットに収納可能だ。シルエットは、ゆとりあるリラックスフィット。ライフスタイルシーンでも使いやすい、機能性とデザイン性を両立させた軽量なアノラックだ。

頭部へのフィット感にすぐれた、フードとハーフジップの組み合わせ

頭部へのフィット感にすぐれた、フードとハーフジップの組み合わせ

腹部には4つ折りの新聞も入る大容量のジッパー付きポケットを備えており、スマートフォンやパスポートなどを収納できる

腹部には4つ折りの新聞も入る大容量のジッパー付きポケットを備えており、スマートフォンやパスポートなどを収納できる

袖口にはベルクロストラップなどは使用せず、ギャザリングで仕上げている

袖口にはベルクロストラップなどは使用せず、ギャザリングで仕上げている

フード裏のポケットに本体を収納可能。17×13cmほどのコンパクトサイズにまとめられるので、ショーツやバッグのポケットに入れて携行できる

フード裏のポケットに本体を収納可能。17×13cmほどのコンパクトサイズにまとめられるので、ショーツやバッグのポケットに入れて携行できる

大容量のジッパー付きポケットとパッカブル機能が便利!

「フリーランアノラック」を実際に着てみた!

「フリーランアノラック」を実際に着てみた!

ザ・ノース・フェイスの「フリーランコレクション」は、本連載で6月に取り上げた「ショートスリーブフリーランボーダークルー」を始めとして、これまでにいくつかのアイテムを紹介してきたが、ランニングからライフスタイルシーンまで、シームレスに対応する汎用性の高さが魅力のプロダクトが揃っている。

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今回ピックアップした「フリーランアノラック」は、撥水性と防風性を兼ね備えた軽量なアノラックで、どちらかと言うと、カジュアルテイストのデザインおよびカラーリングだ。

実際に手に持ってみると、110g(サイズL)という軽さが実感できる。着てみると、リラックスフィットを採用しているだけに、一般的な同社のランニングカテゴリーのアウターシェルよりも若干ゆとりがある。このゆとりはライフスタイルシーンで着た際に、インナーにネルシャツなどの厚手の衣類を着ても窮屈な感じになることを防いでくれそうだ。

日課としている6kmランのときにも着用したが、夜の冷たい風から身体を守ってくれたいっぽうで、植物由来のナイロン生地は透湿性を備えていないため、ランニングの後半では衣服内部に蒸れが感じられた。当日の気温は15度だったが、もう少し気温が低くなれば、こうした蒸れはあまり気にならなくなるだろう。

便利だと思ったポイントは、お腹部分に容量たっぷりのジッパー付きポケットが付いているのと、フード部分にコンパクトに収納できるということ。17×13cm程度になるので、同社の「フリーランショーツ」や「エンデュリスレーシングショーツ」といったショーツのウエストポケットに入れられる。雨天の日にも着用したが、小雨なら傘をささなくても問題ない程度の撥水性能を備えている点もうれしかった。

【まとめ】着用する機会が本当に多い、汎用性の高い一着

以上のように、ザ・ノース・フェイスの「フリーランアノラック」は、高い機能性とカジュアルテイストのデザイン&カラーリングを巧みに融合しており、これ1着でランニングを始めとしたさまざまなアクティビティーからライフスタイルシーンまで対応してくれる。スポーツウェアの購買決定要素に、「汎用性」をあげるユーザーにとってはうれしいポイントだ。

16,500円という価格設定は決して安くはないが、自分がそうであったように、これは本当に着用する機会が多い。そういったことも考慮すると、この「フリーランアノラック」はコストパフォーマンスにとてもすぐれた一着。なお、フロントの大容量ポケットは海外旅行時のパスポートの収納にもピッタリなので、海外渡航の多いユーザーにもおすすめしたい。

南井正弘
Writer
南井正弘
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年間勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆しており、ランニングギアマガジンやランニング全般のポータルサイト「Runners Pulse」の編集長も務めている。
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