レビュー
50m防水仕様で充電や睡眠モードへの切り替えも不要

半年間つけっぱなしでOKな活動量計「SHINE2」をじっくり試した

身に付けることで運動量や睡眠時間などを記録してくれる活動量計は、体調管理の指針として大いに役立つ。しかし頻繁に充電が必要だったり、入浴時に外さなければならないとなると、「そんなマメさが自分にあるのか」と心配になってくる。ミスフィットの活動量計「SHINE2」は、そんな不安を一掃してくれる1台だ。実際に1か月使ってみた。

専用のアプリと同期することで、収集したデータの詳細を確認することができる

専用のアプリと同期することで、収集したデータの詳細を確認することができる

最大6か月電池交換不要。装着したまま入浴もOK

SHINE2 は内蔵された3軸加速度センサーと3軸デジタルコンパスによって、装着している人の活動量と睡眠の情報を収集する。CR2032 コイン電池を使用しており最大6か月電池交換不要。水深50mまでの防水仕様なので、入浴時はもちろん競技水泳をする時ですら付けたままでOKだ。

本体にはアルミニウムを使用しており、軽くて丈夫。高級感のある見た目で「活動量計付けてます」感が薄いのが◎だ。付属のベルトとクリップを使って手首、足元、衿元などに装着できる。

直径30.5mm、厚さ8mm。重さは8.5gで装着時の負担はほぼ感じない

直径30.5mm、厚さ8mm。重さは8.5gで装着時の負担はほぼ感じない

厚みが少ないためワイシャツを着ていても腕に装着しやすい。スーツスタイルでも違和感はあまりないだろう

厚みが少ないためワイシャツを着ていても腕に装着しやすい。スーツスタイルでも違和感はあまりないだろう

付属のクリップで靴や衿元に装着したり、ポケットに入れてもOK

付属のクリップで靴や衿元に装着したり、ポケットに入れてもOK

活動量は個人の身体データを元にポイント化

SHINE2は「活動量」と「睡眠」のデータを取得することができ、取得したデータは「Misfit」アプリ(無料)で詳細に確認できる。身長や体重、年齢などの個人データを登録しておくことで、データに基づいて活動量をポイントとして算出してくれるのだ。同期はアプリを起動すると自動的に行われ、毎回およそ5秒ほどで完了。活動量や睡眠ともに目標値を設定することができ、活動量の目標達成率はアプリと本体で簡単に確認できるようになっている。アプリは、iOSはBluetooth 4.0搭載のiOS7以降、AndroidはBluetooth 4.0/Bluetooth Smart搭載のAndroid 4.3以降に対応。

活動量が目標を上回ると達成率の円が完成(写真左)。活動量は棒グラフでも確認でき、時間ごとの推移を知ることができる(写真右)。目標値に達していない場合、「あと10分のウォーキングで達成」などと知らせてくれるため、「普段は電車に乗るところを1駅分歩こう」といった調整がしやすい

大まかな達成度は、アプリを開かなくても本体を軽く2回タッチするだけで確認可能。12個のLEDライトの点灯数で達成率を表し、続いて時刻を表示する。時刻は点灯しているLEDが短針、長針の位置でLEDライトが点滅。下の動画は「達成率およそ50%、時刻は午後6時15分前後」となる。

装着位置によって獲得ポイントには多少差が出る

SHINE2は手首、足元、衿元などに装着できるが、付ける位置によって得られるポイント数に違いはあるのか試してみた。200mほどの距離を歩いた場合のポイントは腕24pt、胸元30 pt、ポケット36 pt、靴24 ptという結果に。個人差もあるだろうが筆者の場合、ウォーキング時はポケットに入れておくと活動量にカウントされやすいようだ。

ただ、毎日同じ所に付けたほうが日別の差もわかりやすく有用なデータになりそう。また、腕以外の場所に装着すると着替えや入浴のたびに付け替えるのが面倒。バイブレーション機能(後述)の便利さを享受できない可能性もあるため、筆者は期間中ほぼずっと腕に装着していた。

睡眠モードへの手動切り替えは不要

「睡眠」のデータは、睡眠時間を「浅い眠りの時間」と「深い眠り時間」に区別してそれぞれの長さを教えてくれる。多くの活動量計では手動による設定が必要な「活動モードと睡眠モードの切り替え」が自動で行えるのも、SHINE2の特徴の1つだ。睡眠が開始されるのを体の動きで感知するため、手動切り替えよりも正確な睡眠の時間と質を記録できる。また、うっかり寝る前にモードの変更を忘れてしまう心配もない。「ベッドに入ってもなかなか寝付けない」、「テレビを見ながら寝落ちしてしまう」といったことが頻繁にある人にはありがたい。

7時間の睡眠を目標に設定しているため、円が完成していない(写真左)。棒グラフは薄い色が浅い睡眠、濃い色が深い睡眠を表している

データは週ごと、月ごとのグラフでも確認可能。1か月以上ほぼ肌身離さずSHINE2を付けていたが、そのデータを見て自分の睡眠時間や質の不規則さに不安になった。活動量が多い日でも眠りが浅かったり、長く睡眠を取っても「深い眠りの時間」が短かい日が散見される。「規則正しい生活をしていないため、睡眠時間や質も不規則になってしまうのかもしれない」と日々の生活を見直すきっかけになった。

週ごとや月ごとのグラフでは、活動量と睡眠時間を照らし合わせて確認することができる

週ごとや月ごとのグラフでは活動量と睡眠時間を照らし合わせて確認することができる

起床時間や着信を知らせるバイブレーション機能搭載

SHINE2にはデータの取得だけでなく、バイブレーションで着信や体の状況を通知する機能もある。あらかじめ設定した起床時間をバイブレーションが知らせたり、電話やメールの着信時、一定時間身体を動かしていない場合に本体が振動するのだ。起床時のアラームに関してはバイブレーションがあまり強くないため、これによって起きられたことはあまりないが、それ以外は便利だと感じた。

起床アラーム機能は「リピートなし」か「毎日」の2パターンのみのため、曜日ごとに指定できるようになるとうれしい(写真左)。長時間動きがない場合のアラートは、20〜2時間の間で20分刻みで設定することができる(写真右)

仕事中は携帯電話の着信に気付けないことも多いため、バイブレーションによる着信通知機能は大いに役立った

仕事中は携帯電話の着信に気付けないことも多いため、バイブレーションによる着信通知機能は大いに役立った

「Misfit Link」アプリとの連携は今後に期待

「Misfit Link」アプリと併用することで、自撮りシャッターや音楽再生アプリの操作など、対応するデバイスのコントローラーとしても使用できる。ところが、メーカーに確認したところ現在「Misfit Link」には同社下位モデルの活動量計「FLASH」との連携をメインに開発されているという。そのため現時点(2016年1月)では、SHINE2ではアプリで可能な動作の中でも限られた動作、たとえば音楽再生アプリなら再生と停止のみしか設定ができないのだ。もっと多くのことが行えるよう、今後のアップデートを期待したい。

アプリの設定画面も「Flashの設定」となっている

まとめ

基本的に「付けておくだけ」なので、操作性に特に不満はなし。最大半年も電池交換の必要はなく、風呂やプールにもそのまま入れるとあって面倒くさがり屋にはぴったりだ。筆者はもう、週1回の充電が必須な仕様や睡眠モードへの手動切り替えが必要な活動量計は使えない気がする。アラームを搭載していたり多機能な活動量計は2万円を超えるモデルも多いが、SHINE2は12,000円前後(2016年1月末現在、価格.comにおいて)という価格も魅力。活動量計デビューにも適した1台ではないだろうか。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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