交換レンズ図鑑
【連載】交換レンズ図鑑 第4回

ナチュラルな色描写やボケ味を楽しめるカールツァイス新レンズ「Loxia 2/35」

カールツァイス「ZEISS Loxia(ロキシア)」シリーズは、ソニーα7シリーズのフルサイズEマウントに対応するマニュアルフォーカスレンズ。同シリーズの第1弾製品としてLoxia 2/50が2014年10月24日に発売されているが、今回紹介するのは、その第2弾となるLoxia 2/35だ。発売前にこのレンズを試すことができたので、実写作例を交えながらレビューしたい。

ZEISS Loxiaシリーズの第2弾レンズ、Loxia 2/35

対称型のレンズ構成(Biogon)を採用する35mm単焦点レンズ

Loxia 2/35は、Loxia 2/50と同様、α7シリーズ向けの光学設計を取り入れた焦点距離35mm/開放F2の単焦点レンズ。レンズ構成に、ほぼ対称型となる6群9枚のBiogon(ビオゴン)を採用するのがポイントだ(非球面レンズは未使用)。歪曲収差や色収差を抑えた、すぐれた描写を期待できる高性能な広角レンズとなっている。さらに、レンズの透過率を上げ、内面反射を抑える独自の多層膜コーディングで、カールツァイスとして総合的な光学性能を保証する証でもある「T*(ティースター)コーディング」も採用している。

フルサイズ対応の開放F2・広角35mmレンズながらコンパクトにまとまっているのも特徴で、サイズは66.0(全長)×62.1(最大径)mm、重量は約340g。66.2(全長)×62.1(最大径)mmで重量約320gのLoxia 2/50とほぼ同じサイズ・重量に仕上がっている。ZEISS Loxiaシリーズとしてデザインの統一性が図られており、見た目もLoxia 2/50と変わらない。鏡筒だけでなく、フォーカスリング、絞りリング、マウントのすべてが金属製という高品位な作りだ。絞り羽根は10枚で、対応する絞り値はF2〜F22。最短撮影距離は0.30m。フィルター径は52mm。

6群9枚のBiogonタイプの構成を採用。ほぼ対称型のレンズ構成により、歪曲収差を抑えた描写が期待できる

サイズは66.0(全長)×62.1(最大径)mmで、重量は約340g。金属製で高品位なレンズに仕上がっている

Loxia 2/50と同様、フォーカスリングの回転角は180度で、回転角の多くは近距離に割り当てられている

左がLoxia 2/35で、右がLoxia 2/50。高さが0.2mm異なるものの、最大径は62.1mmで同じ

機能面では、Loxia 2/50と同じく、マウントに電子接点を搭載しており、絞り値を撮影時にモニター/ファインダー内で確認したり、Exifに記録することが可能。α7シリーズのMFアシスト機能の利用にも対応している。動画撮影をサポートする機能として、絞りリングのクリック感を外す「DeClick(デクリック)」も搭載。同梱の専用ツールを使ってバヨネット面の調整ねじを回すことで、クリック感の有無を切り替えられるようになっている。

金属製マウントに電子接点を装備。マウント部は、保護用の青色のゴムリング付きだ。また、同梱の専用ツールでバヨネット面の調整ねじを回すことで、絞りリングのクリック感の有無を切り替えられる。絞りリングを無段階かつスムーズに動かせるので、動画撮影時に、絞り操作によるチラつきを抑え、露出感を一定に保った動画を撮影できる。絞りの動く音も拾わない

内側に内面反射を抑える植毛加工が施された金属製フードが同梱。フードを装着してレンズキャップを付けることもできる

パッケージは、Loxia 2/50やTouitシリーズと同じデザインを採用

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