新製品レポート
欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した実力派!

“カジュアルなボルボ”同社初のコンパクトSUV「XC40」が日本上陸!

ボルボ・カー・ジャパンは、2017年9月21日にイタリアのミラノでワールドプレミアとして登場し、欧米ではすでに発売されているコンパクトSUV「XC40」を、2018年3月28日に日本においても販売開始すると発表した。

東京・青山「ボルボスタジオ青山」にてアンベールされた、ボルボ「XC40」

東京・青山「ボルボスタジオ青山」にてアンベールされた、ボルボ「XC40」

XC40のグレードラインアップと価格については以下の通り。

【ボルボ「XC40」のグレードラインアップと価格】

XC40 T4:3,890,000円
XC40 T4 Momentum:4,390,000円
XC40 T4 AWD Momentum:4,590,000円
XC40 T4 AWD R-Design:4,890,000円
XC40 T4 AWD Inscription:4,990,000円

XC40 T5 AWD R-Design:5,390,000円
XC40 T5 AWD Inscription:5,490,000円

なお、2018年1月26日から300台限定で予約注文受付を開始していた「T5 AWD R-Design 1st Edition」(5,590,000円)については、すでに完売しているという。

現在、ボルボでは「XC90」と「XC60」の2車種のSUVが日本国内で販売されているが、これらはEセグメント、Dセグメントに属する、中〜大型サイズのSUVだ。だが、今回発表されたXC40は、XC60よりも小さい、Cセグメントのボディサイズを持つボルボ初のコンパクトSUVである。

ボルボ・カー・ジャパン株式会社 代表取締役社長の木村隆之氏

ボルボ・カー・ジャパン株式会社 代表取締役社長の木村隆之氏

東京・青山にあるボルボのブランドコンセプトストア「ボルボスタジオ青山」にて開催された、ボルボ XC40の記者発表会。そこへ登壇した、ボルボ・カー・ジャパン株式会社 代表取締役社長の木村隆之氏は、「日本国内において、近い将来、コンパクトSUVが最大のSUVセグメントになると確信している」と話し、満を持してXC40を日本市場へと導入していくと語った。

XC40は、2018年3月6日にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー」においても、BMWやシトロエンなど、他の選考車と圧倒的な大差をつけて「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるほどの実力を備えている。

そんなXC40で注目したいのは、XC90やXC60とは異なる、ポップでカジュアルなデザインが採用されていることだ。

ボルボ「XC40」のフロントイメージ

ボルボ「XC40」のフロントイメージ

ボルボ「XC40」のリアイメージ

ボルボ「XC40」のリアイメージ

ボルボ「XC40」のサイドイメージ

ボルボ「XC40」のサイドイメージ

XC90やXC60は、流れるような優雅なプロポーションが特徴だが、XC40は張り出したフロントグリル、L字型のLEDテールライトやエッジを効かせたリアデザイン、大径ホイールなどによって、力強いエクステリアが与えられているのが特徴的だ。

ボルボ「XC40」の日本国内発表のために来日した、デザイナーのマクシミリアン・ミッソーニ氏

ボルボ「XC40」の日本国内発表のために来日した、デザイナーのマクシミリアン・ミッソーニ氏

XC40のエクステリアデザインを統括したマクシミリアン・ミッソーニ氏は、XC40のデザインを決定するにあたり、男性的で若さを持たなければならなかったが、XC90やXC60の単なる弟といったデザインにはしたくなかった、と語る。

近年のボルボのアイコンである「トールハンマー」をモチーフとしたLEDヘッドライトは、XC40にも採用されている

だが、ボルボを象徴する「トールハンマー」をモチーフとしたLEDヘッドライトや、「L字型テールライト」など、ボルボのアイコンはXC40においても随所にちりばめられており、ひとめでボルボとわかるたたずまいであることも間違いない。

ボルボ「XC40 R-Design(LAVAオレンジカラー)」のインパネ

ボルボ「XC40 R-Design(LAVAオレンジカラー)」のインパネ

グローブボックスに取り付けられている折りたたみ式の「リトラクタブルフック」

グローブボックスに取り付けられている折りたたみ式の「リトラクタブルフック」

ボルボ「XC40」フロントシート下には小物入れが装備されている

ボルボ「XC40」フロントシート下には小物入れが装備されている

センターコンソールにはスマートフォンを置くだけで充電できる「ワイヤレス・スマートフォン・チャージ」を搭載している

また、XC40はエクステリアだけでなく、インテリアも面白い。インパネ全体の雰囲気はXC60をポップにしたような印象を受けるが、ドアスピーカーの位置を移動することでドアポケットの容量を増やしたり、グローブボックスにはショッピングバッグなどを引っかけられる折りたたみ式のフックが内蔵されていたり、フロントシートの下には小物入れが装備されているなど、多くの収納スペースが確保されており、随所にXC40ならではの工夫が凝らされている。

センターコンソールはティッシュボックスがちょうど入る大きさとなっており、手前には小型のダストボックスも用意されている

ボルボの特徴のひとつといえる安全装備については、XC40についても抜かりはない。新型XC60とほぼ同等となる、16種類以上の先進安全技術「インテリセーフ」が搭載されており、130km/h未満で自動運転レベル2を実現する運転支援機能「パイロットアシスト」も装備されている。

ボルボ「XC40」発表会にて

ボルボ「XC40」発表会にて

XC40のボディサイズは、全長4,425mm×全幅1,875mm×全高1,660mm。BMW「X1」(4,455×1,820×1,610mm)や、アウディ「Q3」(4,400×1,830×1,595mm)などのライバル車に近いサイズだ。また、国産車では、全長がスバル「XV」(4,465mm)、全幅と全高はマツダ「CX-5」(1,840×1,690mm)に近いサイズとなっている。

また、ボルボではハッチバックのV40を10mmリフトアップしてクロスオーバー化した「V40 Cross Country」というモデルが存在するが、V40 Cross Countryは4,370×1,800×1,470mmというボディサイズで、XC40のほうがひと回り大きい。

ボルボ「XC40」に搭載されている2リッター直4ターボエンジンは、最高出力185kW(252PS)、最大トルク350Nm(35.7kgm)の「T5」と、140kW(190PS)、300Nm(30.6kgm)の「T4」の2機種。

搭載エンジンは、それぞれ出力の異なる2機種の2リッター直4ターボ「T4」「T5」をラインアップ。トランスミッションは8速ATを搭載している。また、XC40には新たに開発された小型車向けのプラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」が採用されている。このCMAプラットフォームは柔軟なパワートレイン展開が可能なことから、今後はXC40へプラグインハイブリッドやEVモデルも追加される予定だ。

ボルボ「XC40」発表会にて

ボルボ「XC40」発表会にて

ボルボ「XC40」のフロントシート

ボルボ「XC40」のフロントシート

ボルボ「XC40」のリアシート

ボルボ「XC40」のリアシート

ボルボ「XC40」のラゲッジルーム。リアシートを倒せばフラットな空間となる

ボルボ「XC40」のラゲッジルーム。リアシートを倒せばフラットな空間となる

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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