財布選びは、日常的に持ち歩くものだからこそ妥協したくないもの。レザーブランド、メゾン系、ファッションブランドから、30〜40代の大人にふさわしい名品をセレクトしました。

形・素材・ブランドまでこだわりたい。大人のメンズにふさわしい財布選び

出典：楽天市場

財布はお金やカードを持ち歩くための道具ですが、他人の目に触れる機会が多いだけに意外と持ち主の印象を左右します。もちろん着こなしには直接関係ないアイテムなので、基本的には自分好みの財布を選んでも問題はありませんが、「大人の貫禄を演出したい」「ビジネスシーンにもなじむものが欲しい」と考えているなら、年齢にふさわしいデザインや素材、使い勝手のよい機能などにこだわって選ぶべきでしょう。本記事では30〜40代の大人の男性に向けた財布の選び方から、おすすめのブランド＆アイテムまでご紹介していきます。

ブランド選びの前にここをチェック。自分に合った財布と出会うための3つのポイント

毎日持ち歩く財布は、1度購入したらある程度は長く使い続けたいですよね。それゆえに、ブランド選びの前に形状や素材などをチェックしておきましょう。使い勝手にも影響することなので、自分に合った財布を見極めるヒントになるはずです。

ポイント1：財布の形状は収納量に応じてセレクト

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財布選びで何より重要なのが形状。これは、何を入れて持ち歩きたいかによって選びましょう。たとえば、カード類が多く、領収書なども収納したいなら長財布、収納力に加えて使いやすさも重視するなら二つ折り財布、必要最低限ものをスマートに持ち歩きたいなら三つ折り財布といった具合にです。自分に合った収納力を備えた財布だと、ストレスを感じることなく長く愛用できます。

長財布

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財布をバッグに入れて持ち歩く人におすすめなのが、圧倒的な収納力を誇る長財布。ほかの形状とは一線を画す、大人の貫禄や品格を演出できるのもメリットです。

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二つ折り財布

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シンプルな作りで使い勝手も抜群な二つ折り財布は、メンズ財布の定番。パンツのポケットにすっぽり収まるサイズ感で、バッグに入れてもじゃまになりません。

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三つ折り財布

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コンパクトな三つ折り財布は、必要最低限のものを持ち歩きたい人に最適。ちなみに、キャッシュレス派なら、さらにコンパクトなフラグメントケースやミニ財布がおすすめです。

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ポイント2：大人の財布はレザー製が大前提。その種類も吟味しよう

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長く使えて、大人の品格や貫禄も求めるなら、レザー製の財布がベストな選択です。レザーはきちんと手入れをすれば長く愛用できますし、何より経年変化が楽しめます。レザーもさまざまな種類がありますが、間違いないのがカーフレザーやブライドルレザー、コードバン。下記で特徴を解説するので、あわせてチェックしてみてください。

カーフレザー

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主に生後6か月以内の仔牛から採取したレザーのこと。加工法によって多少異なるものの、繊細で肌触りがやわらかく、表面の表情が美しいところも支持されています。

ブライドルレザー

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表面に白く浮き出た“ブルーム”が特徴のブライドルレザー。牛革に何度もロウを浸透させているので、堅牢さとエイジングを兼ね備えています。

コードバン

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馬の臀部のレザー。深みのある光沢と希少性などから“革のダイヤモンド”とも比喩されます。強度は牛革の3倍と強靭ながらもキメ細かく繊細なのも魅力。

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ポイント3：色はビジネスシーンにもマッチする定番色がベター

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名刺入れ同様、財布も意外と人に見られているもの。着こなしと直接関係ないアイテムですが、ビジネスシーンでも使うことを考えると、あまりにも派手な色はふさわしくありません。人気が高いのはブラックやブラウン、ネイビーといった定番色。どれも飽きのこない色なので、長く愛用できます。

30〜40代のメンズにおすすめしたい財布ブランド30選

続いては、おすすめの財布ブランドをチェックしていきましょう。ここでは革小物に定評のあるレザーブランド、憧れのラグジュアリーブランド、人気のファッションブランドの3つのタイプ別にご紹介。さらに革小物に造詣が深いスタイリストの井上祐介さんがそれぞれについてレビューします。

タイプ1：革小物に定評のあるレザーブランドのメンズ財布

誰もが知っている人気のレザーブランドの財布をピックアップ。使用しているレザーや縫製などのクオリティーの高さはもちろん、長い歴史に裏打ちされた安心感が支持されている理由です。

ブランド1：グレンロイヤル

スコットランド発のグレンロイヤルは、創業100年以上のレザーブランドが多い欧州では新参にあたりますが、レザーにこだわりのある大人からその確かな品質が高い評価を得ているブランド。同ブランドではブライドルレザーを使いながら伝統的な技術を継承しつつ、時代に即した機能を柔軟に取り入れたアイテムが手に入ります。

出典：楽天市場

ラウンドファスナーの長財布は、通帳なども収納できる大容量のサイズ感。カードポケットやフリーポケットが充実しており、マチも十分に取られているので、さまざまなアイテムを収納したい人におすすめです。使用しているレザーは、堅牢性や撥水性にすぐれたブライドルレザー。

井上

グレンロイヤルは、レザーアイテムのバリエーションが豊富なブランドです。財布やカードケースはもちろん、ブックカバーなども作っています。そんな幅広いアイテムが作れるのは、技術力が高いからこそ。財布もクオリティーが高く、メンテナンスしながら長く愛用できます。

ブランド2：ホワイトハウスコックス

高品質な馬具に始まり、洗練されたレザーグッズを発信している1875年創業の老舗。ホワイトハウスコックスと言えば、耐久性にすぐれたブライドルレザーのプロダクトが有名です。創業以来、現在では希少となった英国製の素材にこだわり続けつつ、染色から仕上げまでをタンナーにオリジナルスペックでオーダーしています。

出典：楽天市場

ホワイトハウスコックスの定番であり、その人気を不動のものとした三つ折り財布。半円形フラップがデザインアイコンで、見た目以上に収納力が高く、使い勝手も抜群です。もちろん素材は同ブランドの代名詞であるブライドルレザーが使われており、使うほどに色やツヤが深まる経年変化が楽しめます。

井上

フラップ付きの三つ折り財布は、収納力があり、携帯性も高く、使い勝手抜群です。しかも伝統あるブランドなら品格もアピールできて、ビジネスから休日まで大人にフィットする財布だと思います。お気に入りのカラーが選べる、カラバリの豊富さもよいですね。

ブランド3：エッティンガー

1934年にイギリス・ロンドンで創業し、1996年には英国王室御用達の栄誉を授かったエッティンガー。アイテムに誇らしげに施されている“HAND MADE IN ENGLAND”の刻印は、本国では紳士の証しとして親しまれています。創業当時から変わらない、素材や技術に妥協しないモノ作りによって生み出される、品格漂うレザーグッズの数々は必見。
■人気シリーズ：「スターリングコレクション」「ブライドルハイドコレクション」

出典：楽天市場

エッティンガーの象徴とも言える「スターリングコレクション」の二つ折り財布。端正な見た目とは裏腹に、内側はイギリス紙幣のインクカラーをイメージしたポップな配色が特徴です。なかでもこちらのパープルは、英国王室のテーマカラーで、「ロイヤルコレクション」と呼ばれて高い人気を集めています。

ブランド4：ポーター

吉田カバンの自社ブランドとして1962年に誕生。日本の職人たちの卓越した技術と世界から信頼される高いクオリティー、そしてMADE IN JAPANにこだわったモノ作りで、数々の名品を世に送り出しています。元々レザーバッグからスタートしただけにレザーアイテムにも定評があり、なかでも財布は幅広い世代から支持されている人気アイテムです。
■人気シリーズ：「カレント」「シーン」「ワイズ」

出典：楽天市場

穏やかな波を連想させる美しい型押しが施されたレザーが目を引く、「カレント」シリーズの二つ折り財布です。控えめに配置されたロゴプレートと相まって、大人にふさわしい上品な佇まいに仕上がっています。収納力にもすぐれており、使い勝手もきちんと考えられた設計なのも高ポイント。

井上

「カレント」シリーズの二つ折り財布は、デザインが面白いのが魅力です。特に、カード収納部分。財布自体の大きさは一般的な二つ折りですが、フラップタイプなので収納スペースが多いんです。お札入れ部分も2層なので、機能的で使い勝手もよい財布です。レザーの表面がエンボス加工されていて傷が目立ちにくいのもうれしいポイント。

ブランド5：ヴァレクストラ

イタリア最高峰のレザーブランドと称されるヴァレクストラと言えば、伝統の職人技とミニマルで洗練されたデザインを融合した芸術品のように美しいアイテムの数々。多くのブランドは表面にブランドロゴを施していますが、同ブランドは内側に小さく刻印があるのみです。そんなさりげなさが、セレブを始めとする目の肥えた大人を魅了しています。

出典：楽天市場

端正なルックスの二つ折り財布を開くと、ブランドの象徴とも言えるV字カットが施されたカードスロットがお目見え。これはカードを出し入れしやすいという利点があり、さらに丸みを帯びたフラップ付きのコインポケットとの対比も楽しめます。独自の染料で何層にも塗り重ねて磨き上げた美しいコバにも注目を。

井上

キャッシュレス化が進んでいる近年は、手のひらサイズのミニ財布をよく見かけるようになりました。コンパクトで使いやすいからこそ、一流ブランドで周りと差をつけたいところ。本アイテムは収納力にすぐれていますし、何より手の込んだコバ部分などの美しい作りが目を引きます。

ブランド6：コーチ

老若男女問わず支持される“手の届く高級ブランド”であるコーチは、皮革小物製品工房を起源とするだけに、レザーアイテムのクオリティーの高さは天下一品。さらに、伝統と先進を両立させたデザインも特徴で、感度の高い大人から人気を集めています。財布のラインアップも豊富で、素材の選択肢の幅が広いのも特筆すべき魅力。

出典：楽天市場

端正な二つ折り財布に落ち着いたグリーンが映えるこちら。上質なナチュラルグレインレザーを採用しており、使い始めから表情豊かな風合いと柔らかな質感を楽しめます。ID用インサート付きのカードケースは取り外すことができ、単品使いができるのも見どころ。カードを数枚だけ持って身軽に外出したいときに重宝すること請け合いです。

ブランド7：イルビゾンテ

1970年にイタリア・フィレンツェにて創業したイルビゾンテの代名詞は、経年変化をダイレクトに味わえるナチュラルなレザーです。使い込むほどにやわらかい質感と味わい深い色に変化する、レザーならではの育てる楽しみが味わえるのも醍醐味。そのレザーが最大限に引き立つシンプルなデザインが特徴の財布は、流行に左右されることなく長く愛用できるモデルがラインアップされています。

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両側にフラップが付いたユニークなデザインの財布は、コンパクトなサイズ感ながらも使い心地良好。カードポケットが6つも設置されているほか、コインスペースが独立しているので、収納力にすぐれています。豊富なカラバリも特筆すべきポイントで、なかでも使うほどにアメ色に変化するナチュラルカラーがイチ押し。

井上

ミニ財布ながら両側にフラップが付いているのは、デザイン性はもちろん、収納力や使い勝手も高い証拠と言えるでしょう。ミニマリストの人にはぜひ使ってほしい財布ですね。イルビゾンテはカラバリが充実しており、休日用財布としてもおすすめです。

ブランド8：ガンゾ

深い歴史があるファクトリーブランドとして1999年にデビューしたガンゾ。一切妥協することなく本物を追求し、日本の熟練職人の手によって最高級のレザーアイテムを発信しています。素材へのこだわりも相当なもので、コードバンやブライドルレザーを始めとするレザーのバリエーションがかなり充実。レザーにこだわりを持つ大人におすすめのブランドです。
■人気シリーズ：「コードバン」「ブライドル」

出典：楽天市場

表側に使い込むほどに美しく変化するコードバン、裏側にナチュラルな風合いが魅力のヌメ革を採用。素材のコントラストだけでなく、それぞれのエイジングの違いを楽めます。デザインはベーシックな二つ折りなので、その過程を存分に堪能可能。

井上

コードバンとヌメ革のコンビネーションが、高級感に加えて色っぽさも感じさせる財布です。コードバンは経年変化を楽しめる素材ですが、きちんとメンテナンスをしないとよい風合いには育たないので、愛着を持ってケアしながら使ってください。

ブランド9：土屋鞄製造所

1965年にランドセル作りから歴史が始まった土屋鞄製造所。“時間を超えて愛されるものを”をモットーにしたモノ作りは、もちろん財布にも息づいています。何と言っても、上質なレザーを最大限に生かしつつ、熟練職人が一つひとつていねいな手作業で仕立てたシンプルなデザインが特徴。その仕上がりからはどこか温もりさえも感じられます。

出典：楽天市場

現代のライフスタイルにフィットするコンパクトなサイズ感。内部は3つのスペースと2つのカードポケットを設けており、折りたたんだ紙幣や小銭、カードをすっきりと効率よく収納できます。そして何より英国伝統のブライドルレザーが風格を漂わせているのが見どころ。

井上

ブライドルレザーがなんとも上品。ファスナータイプなので中身がバッグ内などでこぼれ落ちる心配がないですし、コンパクトなので持ち歩きにも便利です。内部が3層構造なので、種類ごとに分けて収納できるのも使いやすくてよいですね。

ブランド10：ファーロ

日本で昔から受け継がれてきた伝統製法から生まれる製品、そして世界に誇れるクオリティーを発信したいという想いからスタート。2020年秋には“LIFE_TANNING”をコンセプトに、さまざまなシーンに寄り添うライフスタイルブランドとして生まれ変わりました。レザーを極限まで薄くする“薄造り”を始めとする職人の巧みな技術により、機能美を追求した大人にふさわしいレザーアイテムを展開しています。

出典：楽天市場

なじみのよさを追求し、見た目にもソフトな質感であることが伝わるこだわりのレザーをセレクト。その質感はそのままに、防水加工を施して実用性を向上させています。カードを6枚収納できる構造にアップデートするなど、シンプルな見た目とは裏腹に使い心地も抜群。

井上

手になじみやすいレザーを使っているだけでもポイントが高いのに、さらに防水加工が施されているなんてうれしい限り。上質なレザーはちょっと濡れると水ジミになってしまうのですが、こちらはそんな心配もないので普段からガシガシ使えるのがよいですね。

タイプ2：使うたびに心が躍る、憧れのラグジュアリーブランド

誰もが知るラグジュアリーブランドの財布は、バッグやポケットから取り出すたびにクラス感を漂わせられます。とはいえ、ロゴの主張が強すぎると使用できるシーンが限られてしまうので注意が必要。レザーや作りの質だけでもクラス感や品格はアピールできるので、シンプルなデザインをセレクトするのがおすすめです。

ブランド11：ルイ・ヴィトン

1854年に旅行バッグのアトリエからスタートした、言わずと知れたフランスのラグジュアリーブランド。ウェアやバッグなどと同様に、革小物のクオリティーも高く、幅広い世代から絶大な支持を得ています。エレガントと機能性を融合した財布は、形や素材のバリエーションが多彩。日々の相棒にふさわしいお気に入りがきっと見つかるでしょう。
■人気シリーズ：「エピ」「タイガ」

出典：楽天市場

アイコニックなエピ・レザーを使用したラウンドファスナー仕様の「ジッピー・ウォレット」は、ルイ・ヴィトンの定番。表情豊かな型押しが美しく、ブランドロゴは控えめながらも大人の風格を醸し出してくれます。それでいて収納力が抜群に高いのも魅力。

井上

ラグジュアリーブランドの財布は、あえて定番アイテムを選ぶとよいでしょう。なぜなら、特別感はそのままに、飽きることなく長く愛用できるからです。上品な見た目のエピ・レザーは流行に左右されませんし、傷が目立ちにくいのもGOODです。

ブランド12：グッチ

1921年、イタリア・フィレンツェにオープンしたレザーグッズ専門店が始まり。伝統を守りながらも革新的なデザインを提案し続け、現在ではウェアからインテリアまで幅広いコレクションを展開しています。なかでも財布は支持率が高く、1960年代半ばに登場した伝説的な二重のGロゴを始め、さまざまなモチーフが採用されているのも特徴。
■人気シリーズ：「GG マーモント」「グッチシグネチャー」　

出典：楽天市場

1970年代に人気を博した「GG マーモット」のシンボル「ダブルG」のミニバージョンがアクセントとしてきいた一品。上質なスムースレザーとのコントラストも印象的で、クラス感を高めるのにもひと役買っています。内部はシンプルな設計なので、使いやすさも実感できるはず。

井上

実は僕も財布はグッチを使っています。大人っぽいデザインが多いので取り入れやすいんですよね。もちろん革の質感や作り、機能性もすぐれていますし、何よりいやらしくないラグジュアリー感が◎。大人の男性にこそフィットするブランドだと思います。

ブランド13：ブルガリ

1884年に高級宝飾店としてイタリア・ローマで創業。ブルガリというと腕時計やジュエリーなどの宝飾品のイメージがありますが、大人を中心に財布も絶大な支持を得ています。また、「ブルガリ・ブルガリ」などのブランドアイコンもいくつかあり、シンプルなデザインにほどよい存在感をプラスしつつ、クラス感も高めてくれます。
■人気シリーズ：「ブルガリ・ブルガリ」「ビー ゼロワン マン」　

出典：楽天市場

ブランドロゴを刻印したサークルモチーフを品よく配した、「ブルガリ・ブルガリ」の二つ折り財布。表面はビジネスシーンにもマッチするシックなネイビーですが、内部は鮮やかなグリーンというカラーコントラストも魅力です。傷などが目立ちにくい型押しレザーなのも優秀。

井上

さりげないブランドアイコンや内側に採用した目を引くカラー使いなど、シンプルながらも秀逸な作りの二つ折り財布です。開いたときにグリーンカラーが周りの目に入り、どこの財布？ と会話のきっかけにもなるはず。

ブランド14：プラダ

ミニマルで洗練されたデザインが世界中で愛されているプラダの始まりは、1913年にイタリア・ミラノに開業した皮革製品店。同ブランドが開発したナイロン素材「ポコノ」のイメージが強いですが、レザーにも並々ならぬこだわりを持っています。また、イタリアの職人技術を駆使して作られたレザーアイテムは、その作りのよさからブルジョワの間で話題となり、イタリア王室の御用達になりました。

出典：楽天市場

プラダの財布といえば、定番であり象徴的な素材「サフィアーノレザー」。この長財布にも採用されており、繊細な型押しが唯一無二の高級感を醸し出します。フロントのコーナー部分に配されたエナメルのトライアングルロゴがスタイリッシュなアクセントに。

井上

ストリート風のウェアも多く、最近は若い人にも人気のブランドです。「サフィアーノレザー」は傷が目立ちにくくて長年愛用できるので、ラグジュアリーブランドの第一歩として購入しようと思っている人にもおすすめです。

ブランド15：バレンシアガ

“クチュール界の建築家”とも称されるクリストバル・バレンシアガ氏がスペインにて創業し、フランス・パリに拠点を移してからは同都市のエレガンスを体現するブランドに成長。2015年にはヴェトモンのデムナ・ヴァザリア氏がアーティスティックデザイナーに就任し、クリエイティブなアプローチも話題になりました。財布においては、コンパクトな三つ折り財布人気の火付け役で、感度の高い男女から絶大な支持を集めています。

出典：楽天市場

バレンシアガの財布と言えば、やっぱり三つ折り財布は外せないですよね。紙幣・コイン・カードが効率よく収納できる設計は使い勝手も抜群。こちらはブランドロゴをフロントに配置。上質なカーフスキンとのカラーコントラストも印象的で、バッグから取り出すたびにスタイリッシュな雰囲気を放ちます。

ブランド16：セリーヌ

1945年に皮革の子ども靴専門店として創業したセリーヌ。2019年春夏からエディ・スリマン氏によるメンズコレクションが本格的にスタートしてからは男性人気も急上昇しています。とりわけ財布は、洗練されたシンプルなデザインとセンスの光る配色が相まって、幅広い世代に支持されています。
■人気シリーズ：「トリオンフ」「エッセンシャルズ」

出典：楽天市場

傷などが目立ちにくいグレインドカーフスキンを使った二つ折り財布。上質な風合いもポイントで、箔押しのブランドロゴと相まって高級感を醸し出してくれます。コインスペースを省いていながら、カードポケットが8つもあるので、基本的にはキャッシュレス派だけどカードは複数枚持ち歩きたいという人におすすめのモデルです。

ブランド17：ボッテガヴェネタ

イタリア・ヴェネト地方の革職人が伝承してきた、クラフトマンシップに深く根ざした最高品質のアイテムを幅広く発信。短冊切りのレザーをていねいに編み込んだ「イントレチャート」はブランドの代名詞であり、財布においても人気のデザインです。ボッテガヴェネタらしい品格や飾らない美しさは唯一無二。
■人気シリーズ：「イントレチャート」「マキシイントレチャート」

出典：楽天市場

ボッテガヴェネタの新たなアイコン「マキシイントレチャート」。ざっくり大胆な編みが目を引く二つ折り財布は、ベーシックなデザインながらどこかモダンな雰囲気を放ちます。コインスペースのないスマートなフォルムでいながら、カードホルダーやマルチポケットを豊富に備えているので使い勝手も◎。

井上

今人気を集めている「マキシイントレチャート」。バッグでも採用されているこの大ぶりの編み込みがモード感たっぷりです。ベーシックカラーからインパクトあるカラーまでカラバリが豊富で、選択肢が広いのもうれしいですよね。

ブランド18：ロエベ

1846年にスペイン・マドリードに工房を開業し、1872年にブランドとして設立。超高品質なレザーを使ったアイテムに定評があり、スペイン王室御用達の称号を得るほどです。2013年に英国人デザイナー、ジョナサン・アンダーソン氏がクリエイティブディレクターに就任してからはファッション性がより高まり、その人気は不動のものになりました。
■人気シリーズ：「パズル」「アナグラム」

出典：楽天市場

ロエベで高い人気を誇る「パズル」シリーズは、幾何学模様にインスパイアを受けたステッチ使いが特徴。男性定番の二つ折り財布もどこかモダンな雰囲気を放ち、周りと一線を画すことができます。素材は見た目にも上質さが伝わるカーフスキン。使い始めから手にしっくりなじみ、その上質さを実感できる二つ折り財布です。

井上

極薄なフラグメントケースは、ジャケットの内ポケットにサッと収納できるのでビジネスパーソンにもおすすめ。キャッシュレス派が多くなった現代らしい財布ですよね。「パズル」は目を引くデザインなので、スタイリッシュさや洒落感を演出したい人に打ってつけです。

ブランド19：ジミーチュウ

ダイアナ元皇太子妃が愛用していたことでも知られるジミーチュウ。靴ブランドとして認識している男性も多いかもしれませんが、遊び心ある革小物も人気を集めています。特に印象的なのが、ブランドアイコンでもある星型のスタッズ。シンプルなデザインもおしゃれに格上げすることができ、取り出すたびに絶妙なアクセントになってくれます。

出典：楽天市場

星型のスタッズと言うと子どもっぽいイメージを持つかもしれませんが、レザーと同系色で施されていたら話は別。控えめに存在感を放ちながら、周りと差がつくスタイリッシュさも手に入れられます。ラウンドファスナータイプの長財布は収納力にもすぐれ、こちらもかなりの大容量。財布はとにかく収納力を重視するという人に刺さること請け合いです。

井上

ジミーチュウらしいスタッズデザインの財布は、ストリートスタイルが好きな若い人から大人まで幅広い世代に支持されています。オールブラックのカラーリングなら、遊びのあるデザインでもどこかシックな印象を与えるので、大人も使いやすいと思いますよ。

ブランド20：ジバンシィ

1952年に弱冠24歳でコレクションを発表した創設者のユベール・ド・ジバンシィ氏は、幼少からファッションに深い興味を持ち“モードの神童”とも呼ばれた人物。オードリー・ヘップバーンやジョン・F・ケネディなど、ジバンシィの顧客はそうそうたる顔ぶれが名を連ねています。コレクション同様、財布もエレガントなデザインが多く、大人の男性に似合うアイテムが揃っています。

出典：楽天市場

お札とカードをスマートに収納できるジバンシィのマネークリップ折財布。カーフスキンはかなり表情が豊かなテクスチャーに仕上げられており、傷や汚れが目立ちにくいなどのメリットもあります。コンパクトではありますが、必要なアイテムを効率的に収納可能。ポケットに入れてもひびきにくいので、手ぶら派の人にもおすすめです。

タイプ3：おしゃれで機能的な人気ファッションブランドの財布

財布というとレザーブランドやハイブランドを選びがちですが、実はファッションブランドの財布も優秀！ おしゃれなデザインであることはもちろん、機能性にもすぐれているので使い勝手も抜群です。ビジネススタイルにもフィットするデザインが豊富に揃っています。

ブランド21：ウォレット コム デ ギャルソン

1969年に川久保怜氏が立ち上げ、アバンギャルドで独特なファッションを発信し続けているコム デ ギャルソン。現在は18ものブランド（ライン）を展開していますが、そのひとつが、ウォレット コム デ ギャルソンです。その名のとおり、財布に特化したブランドで、さまざまなハイブランドと同じスペインの工場で製作。デザイン性と機能性を絶妙に融合した財布は、ファッショニスタのみならず幅広い世代に支持されています。

出典：楽天市場

シンプルで上品な二つ折り財布と思いきや、ファスナーを開けると蛇腹式の豊富なカード収納がお目見え。内部にはコインケースも完備し、折りたたんだお札なども収納できます。風合いのよい上質なレザーとゴールドファスナーのコンビネーションが、クラス感を醸し出してくれます。

井上

見た目は手のひらサイズのシンプルなジップウォレットですが、かなりの枚数のカードを収納できるホルダーがスゴいんです。蛇腹式になっているので、取り出しやすくて視認性が高いのも優秀。お札も折りたたんで収納できるので、キャッシュレス派ではない人にもおすすめです。

ブランド22：マーガレット ハウエル アイデア

1970年にマーガレット・ハウエル氏がメンズのシャツを発表し、その歴史がスタート。上質な素材や着心地、機能性にこだわったシンプルかつ清潔感のあるデザインは、本国のイギリスのみならず日本でも高い支持を獲得しています。マーガレット ハウエル アイデアは、ブランドのDNAを反映させたレザーグッズコレクション。シンプルなデザインに映える、センスのよいカラーバリエーションも魅力です。

出典：楽天市場

ミモザやケブラチョ、チェストナットといった原料樹木のタンニンでなめした「ベジタンレザー」シリーズの長財布。このレザーは環境にやさしい素材で、使うほどに手になじんでいく経年変化も存分に楽しめます。コインスペースを2室設けるなど、収納力が抜群に高く、領収書などもすっきり収納可能。

井上

ラウンドファスナー式の長財布で、小銭入れ部分が2室に分かれているのは珍しい。最近はミニ財布を使っている人が多いですが、収納力で考えるとやはり長財布がよいですよね。環境にやさしい「ベジタンレザー」を使っているのも好印象。

ブランド23：アー・ペー・セー

パリを象徴するブランドとして愛されているアー・ペー・セー。フレンチベーシックと機能的なファッションをベースに、着る人の個性を最大限に引き出すコレクションを展開しています。バッグを始めとするファッション小物を豊富にラインアップしており、実用性を兼備した財布も人気アイテムのひとつ。シンプルながらも洗練された雰囲気を醸し、感度の高い男性から支持されています。

出典：楽天市場

コンパクトなサイズ感の三つ折り財布は、シンプルな見た目でいて使い勝手も考慮した設計になっているのが魅力。コインスペースは背面に設置されているので使いやすく、カードポケットは取り出しやすいように両角を落としたデザインになっています。箔押しのブランドロゴとレザーのコンビネーションも絶妙で、アー･ペー･セーらしい洗練されたムードも満点です。

井上

アー・ペー・セーらしいミニマムなデザイン。小銭入れが背面に独立していると、お札とカードの収納に干渉せず、小銭が取り出しやすくて使い勝手もよいでしょう。

ブランド24：ディーゼル

ディーゼルは、1978年に誕生したイタリアのプレミアムカジュアルブランド。1980年代に巻き起こったデニムブームをけん引し、ブランドの人気を不動のものにしました。2020年には「Y/プロジェクト」を手掛けるグレン・マーティンス氏がクリエイティブディレクターに就任し、近年は注目度がますます高まっています。シンプルかつモダンなルックスの財布は、アイコンのDロゴとレザーのコンビネーションが特徴。

出典：楽天市場

「RAVE」シリーズの二つ折り財布はタイニーロゴがアクセント。繊細なシボのあるレザーもしなやかで、札入れ・カード入れ・コインポケットが備わったシンプルな作りなので、使いやすいと感じられるはずです。カジュアルなブランドではありますが、これならビジネスシーンとのオン/オフ使いもできます。

井上

ちょっと変わったシボを施したレザーの二つ折り財布は、上品な見た目ながら傷が付きにくく長く愛用できるのがよいですね。立体的なブランドロゴも絶妙なアクセントとしてきいています。視認性のよいコインポケットや2室あるお札入れなど、使いやすさも◎

ブランド25：メゾン ミハラヤスヒロ

独学で靴作りを始めた三原康裕氏が自身の名を冠したシューズブランドを1996年に立ち上げ、2016年よりブランド名をメゾン ミハラヤスヒロに変更してリスタート。現在はウェアや小物なども扱っており、デザイン性の高さと素材にこだわったアイテムたちは国内外から高い評価を得ています。財布は個性的な炙り出しレザーが有名ですが、オン・オフともに対応する上品なモデルも豊富。

出典：楽天市場

ライトブルーの発色が美しい三つ折り財布で特筆すべきは、ブランドオリジナルのメダルの装飾。コンチョボタンのようなルックスに仕上げられており、シンプルなデザインとのさりげないミスマッチ感を楽しめます。また、内側に白レザーを採用することで生まれる、爽やかなコントラストにも注目を。

井上

爽やかなカラーリングが目を引くミニ財布。内側はホワイトカラーになったバイカラー仕様で、さらにしゃれた印象を与えられます。コンパクトながらもお札入れ、カード、小銭を効率的に収納できるのも◎。オリジナルのメダルがよいアクセントとしてきいています。

ブランド26：カルバン・クライン

1968年に設立したカルバン・クラインは、クリーンな美学と革新的なデザインを通じて、アメリカンファッションのリーダー的な地位を確立しています。アパレルを中心に、アクセサリーやアンダーウェア、フレグランスといった幅広いアイテムを展開。財布においてはシックなデザインが多く、特に大人の男性におすすめのモデルが充実しています。

出典：楽天市場

シープスキンの型押しとスムースレザーのコンビネーションが印象的。ブランドロゴは、ミニブローチと大きめの素押しの2種類が採用されており、このL字ファスナー長財布を通してMIX感が表現されています。内部収納が充実しているので、財布は大容量が好みという人にも刺さるはず。

井上

表情が異なるレザーを組み合わせることで、デザイン性を高めているのがポイント。同色で入っているブランドロゴは主張しすぎず、このコンビレザーにも合っていてバランスよく仕上がっています。長財布ながらもかさばらない薄型タイプですし、見た目以上に使い勝手にすぐれていると思います。

ブランド27：アニエスベー

ボーダーTシャツをはじめとする数々のヒットアイテムを生み出しているアニエスベーは、フレンチシックの代名詞的存在。1975年の創業以来、サステナビリティーへ高い意識を持ち、継続的な社会貢献活動に積極的に取り組んできたブランドでもあります。ウェア同様にフレンチシックが体現された財布は、使う人を選ばず、それでいて使う人の個性を引き立ててくれます。

出典：楽天市場

アニエスベーの二つ折り財布は、クールでシックなエンボスデザインが特徴。オーソドックスな財布ゆえに、上質なレザーの風合いが引き立ち、どこかクラス感が漂います。飽きのこないデザインゆえに長く愛用できるはず。

ブランド28：ミスターオリーブ

日本発のミスターオリーブのコンセプトは“Created in japan product of japan”。日本のキメ細かさを生かした職人的なモノ作りのもと、洗練されたリアルクロージングを打ち出しています。そのモノ作りはもちろん財布にも反映されており、クラフトマンシップを感じさせる仕上がり。素材へのこだわりも相当なものなので、大人にも刺さること間違いなしです。

出典：楽天市場

アメリカの老舗タンナー、ホーウィン社がワークブーツ用に開発したクロムエクセルレザー製。通常のオイルレザーに比べるとオイル分が多いため柔軟性や耐久性に長けており、さらに味も出やすくエイジングを存分に楽しめます。スタンダードな三つ折り財布なので、長く愛用できるのも◎

井上

ホーウィン社のクロムエクセルレザーが美しく、使い込むほどに味も出てくるので育てる楽しみが味わえます。フロントのスナップボタンが2つ付いているので、収納量にあわせて留められる気のきいた作りに仕上がっています。

ブランド29：ラコステ

伝説のテニスプレイヤー、ルネ・ラコステ氏が1933年に創業。同ブランドといえばポロシャツが有名ですが、時代とともにコレクションの充実を図り、現在はライフスタイルブランドへと進化を遂げています。ウェアからバッグや財布といったレザーアイテムに至るまで、フレンチエレガンスとスポーツを融合した独特なスタイルが特徴。

出典：楽天市場

コンパクトなサイズ感のコインケースですが、内外にポケットを設置しているのでフラグメントケースのように使用可能。上質なイタリアンカウレザーは表情が豊かで、クラス感を高めるのにもひと役買っています。ワニロゴバッジはボディと同色のダークグリーンであしらっているので、悪目立ちすることなくさりげないアクセントに。

井上

ここまで発色が美しいグリーンの財布は珍しいです。シボ感のあるイタリアンレザー製ゆえに高級感があり、同色であしらわれたブランドロゴは主張が控えめなので、これまで定番色の財布しか使ったことがない人でも取り入れやすいはず。ビジネスシーンで使うことに抵抗がある人は、休日用にするのもおすすめですよ。

ブランド30：タケオキクチ

菊池武夫氏が1984年に設立した日本を代表するメンズブランド、タケオキクチ。トラディショナルな英国スタイルをベースに、色気と遊び心、そして時代性を取り入れたコレクションを発信し続けています。スーツを始めとするウェア同様に財布もクオリティーが高く、主にビジネスパーソンから高い人気を集めています。

出典：楽天市場

メッシュ柄をエンボス加工で表現したユニークなレザーは、タケオキクチのオリジナル。内装に用いたブラウンレザーのコントラストも絶妙なスパイスになってくれます。こちらの二つ折り財布は収納力にもすぐれ、4枚のカードホルダーに加えて隠しカードポケットにはなんと6枚のカードを収納可能。さらにコインスペースにも間仕切りがあるので整理もしやすいはずです。

買い替え時や価格帯など。大人の財布事情について知っておこう

意外と知らない財布の買い替え時期や、新調する際に悩ましい財布の価格帯など、財布を選ぶにあたって知っておきたいことをまとめました。

その1：財布の買い替え時期は3年を目安に

レザー製の財布は、経年変化を楽しみながら長く愛用できるのが醍醐味。ただし、何年も使っていると周囲からはみすぼらしく見えることもあります。財布はあくまでも消耗品と割り切って、定期的に買い替えることも必要。ちなみに一般的に財布の寿命は約3年だと言われています。きちんと手入れをしていれば寿命を延ばすこともできますが、風水では3年を過ぎるとお金が出ていきやすくなると言われているのでご注意を。

その2：30〜40代男性が選ぶ財布の価格相場は30,000〜50,000円

気軽に購入しやすい10,000円台のものから100,000円のハイクラスなものまで、財布はブランドやアイテムによって価格の差が大きいアイテム。30〜40代の男性が財布にいくら出しているか気になるところですが、多く選ばれているのは30,000〜50,000円のようです。価格相場を目安にしつつ、自分の懐と相談しながらお気に入りを見つけてください。

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