選び方・特集

ビーチサンダルを街でも履こう! 大人が選ぶべき18ブランド

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ビーチサンダルは、定番のラバー製から上品なレザー製までラインアップが豊富。タウンユースにも活躍する大人におすすめのビーチサンダルを厳選してご紹介します。

海はもちろんタウンユースもあり。おしゃれなビーチサンダルが欲しい

出典:楽天市場

出典:楽天市場

ビーチサンダル=海用というのは今や昔。シンプルなトングデザインで着こなしに取り入れやすいことから、最近はファッションアイテムとしてタウンユースでも多く見られるようになりました。街着になじむカラーリングやデザインも充実しており、きれいめコーデのハズしとしても活躍。とはいえ、どのビーチサンダルもタウンユースに向いているというわけではありません。大人向きで街履きにも対応する一足を選ぶことがポイントです。

タイプ別に厳選。ビーチサンダルのおすすめブランド

2023年の夏も各ブランドがこぞってビーチサンダルを展開。そこでここでは、定番ブランド、サーフ、アウトドアといったタイプ別に、おすすめブランドを解説しつつ、タウンユースも可能なシックで大人なデザインのモデルを厳選紹介します。

▼タイプ1:ビーチサンダルと言えば、この二大ブランドが定番

まずは、世界的に人気の高いビーチサンダルブランドから。ピックアップしたのは、ブラジルのハワイアナスとイタリアのヘンリー&ヘンリーです。タイプは違うものの、共通しているのがシンプルでファッション性の高いデザインであること。タウンユースでも取り入れやすいはずです。

ブランド1:ハワイアナス

出典:楽天市場

出典:楽天市場

セレブにも愛用者が多く、ビーチサンダルブランドとして世界的に人気のブラジル発、ハワイアナス。シンプルでスタイリッシュなデザインに加え、天然ゴム100%で作られた履き心地のよさにも定評があります。カラーバリエーションも豊富なブランドですが、大人にはストラップもソールもシックな同色で揃えたモデルがおすすめ。

そんなハワイアナスの中でも世界的な定番として人気を博しているのが「トップ」。ストラップに施されたロゴも控えめなので、どんなコーデにも合わせやすいのがポイントです。カラバリが豊富な中で、大人に履いてほしいのがネイビー。足元が悪目立ちすることなく、着こなしの絶妙な抜けとしてきいてくれます。

ハワイアナス「トップ」

ブランド2:ヘンリー&ヘンリー

出典:楽天市場

出典:楽天市場

ハイブランドのサンダルの製造やデザイン企画も請け負っている、イタリア発のヘンリー&ヘンリー。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、ラバー製ながらもエレガントな雰囲気が漂うタウンユースしやすいモデルを提供しています。凹凸のあるソールが抜群のグリップ力を発揮し、プールサイドなどでも滑りにくいのが魅力です。

今回ピックアップした一足は、シップス エニィがヘンリー&ヘンリーのビーチサンダル「ラン」をワントーンカラーで別注したもの。微光沢を放つストラップに対し、フットベッドはマットなラバーを使用しているので、単色使いでも適度に存在感ある仕上がりです。ストラップは接着剤などで固定しているのではなく、はめ込み式の作りなので耐久性にもすぐれています。素材から縫製まで、オールイタリアメイドというのもポイント。

ヘンリー&ヘンリー「シップス エニィ 別注 ラン」

▼タイプ2:上品顔のレザー製ビーチサンダルを探すなら、この3ブランド

ビーチサンダルで最もタウンユースしやすいのがレザー製。ビーチサンダルのリラックス感はそのままに、レザーが使われることで適度な上品さを備えています。これならカジュアルコーデに合わせてもラフになりすぎることなく、街にも対応する大人な着こなしに仕上がります。

ブランド3:アイランドスリッパ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

1946年の創業以来、全工程を現地の職人が手掛けるMADE IN HAWAIIにこだわり続けるリゾートサンダルブランド。同ブランドの魅力は、上質な素材を使っていながら、リラックス感ある履き心地を両立している点です。ふかふかのフットベッドは履くほどに自分の足になじんでいき、吸い付くようなフィッティングが楽しめます。

ベジタブルタンニンレザーを使った「PT202」が人気ですが、筆者のおすすめはスエード製の「PT203」。スエードの独特な質感は肌当たりがよく、アイランドスリッパの心地よい履き心地を存分に楽しめます。グリップ力の高いアウトソールで滑りにくいのも見逃せないポイント。

アイランドスリッパ 「PT203」

ブランド4:レインボーサンダル

出典:楽天市場

出典:楽天市場

コンフォートな履き心地を追求したタフな作りのサンダルを、アメリカ・カリフォルニアから発信しているレインボーサンダル。特許を取得した特殊製法を採用したストラップ部分や、ていねいに手で削って作り上げたアーチサポートなど、とにかくこだわりがてんこ盛りです。それでいて、高級グレインレザーを使用した品のある見た目はまさに大人向き。

厚さ約2.5cmのダブルミッドソールを使用したこちらの一足は、クッション性にすぐれるほか、スタイルアップも狙えます。トングサンダルでいちばん壊れやすいストラップは、特許を取得している高強度の製法で作られているため、レザーの経年変化を楽しみながら長く愛用できるのもうれしい限り。

レインボーサンダル「302ALTS」

ブランド5:アグ

出典:Amazon.co.jp

出典:Amazon.co.jp

1978年にオーストラリア人の若きサーファーが立ち上げたアグ。ブランドの象徴である肌触りのいい上質なシープスキンで作られたブーツがおなじみですが、夏はそれに負けず劣らずビーチサンダルも支持されています。フットベッドにシープスキンを採用したものから、スタイリッシュなオールレザー製まで、大人にぴったりなモデルが充実しています。

「シーサイドフリップタスマニア」は一見、スエード製のシンプルなビーチサンダルですが、注目すべきはストラップ裏部分。なんとアグらしくカーリーシープスキンファー張りで、ほかとは一線を画すやさしい肌当たりが楽しめます。アウトソールをアッパーと同色で仕上げている点もGOOD。

アグ「シーサイドフリップタスマニア」

▼タイプ3:ビーチサンダルに強いのは、やっぱりサーフブランド!

そもそもビーチサンダルは海やプールといった水辺のレジャー用サンダルだけに、サーフブランドでは定番として展開されています。それゆえに、ブランドの世界観を垣間見られるほか、パッと目を引く色柄やデザインが多いのも特徴。ここでは、タウンユースでも活躍するおしゃれな一足を厳選しました。

ブランド6:クイックシルバー

出典:Amazon.co.jp

出典:Amazon.co.jp

1969年にオーストラリア人のサーファーによって立ち上げられ、現在はカリフォルニアに本拠地を構えるクイックシルバー。サーフィン&スノーボードブランドとして多くのプロ選手のスポンサーを務め、アパレルからギアまで幅広いアイテムを展開しています。もちろんビーチサンダルのバリエーションも豊富で、インパクトがある色柄からレザー製までをラインアップ。

サーフブランドだけにラバー製のビーチサンダルが充実していますが、タウンユースにはヌバック製のこちらがおすすめ。厚みのあるアウトソールと幅広のストラップにより、フィット感の高い快適な履き心地が味わえます。ブラックのボディとブラウンのソールのシックなコントラストもさりげないアクセントに。

クイックシルバー「ハレイワプラスヌバック」

ブランド7:ボルコム

出典:楽天市場

出典:楽天市場

ボルコムは、アパレルからアート、音楽まで幅広い分野のアイテムやイベントをプロデュースし、ユースカルチャーのクリエイティブなスピリットを体現するライフスタイルブランド。アパレルのコレクションはストリートウェアが中心で、どれもファッション性と機能が融合し、上質ながらも快適で、さらにはアスレチックパフォーマンスにすぐれているのが特徴です。

そんな同ブランドのビーチサンダルは、ブランドのロゴは一切なく、象徴であるストーンマークのみを配したシンプルなデザイン。そのストーンマークはアウトソールにもモールディングでちりばめられ、砂の上を歩くとそのマークの足跡が付くという遊び心も心憎いポイントです。アウトソールは凹凸感があるため、滑りにくいという利点もあり。

ボルコム「ロッカー2」

ブランド8:ルーカ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

2000年にスタートし、カリフォルニアに拠点を置くルーカ。アメリカのワークウェアをルーツにしながらファッション性を追求し、アクションスポーツの境界を超えた独自のブランドを確立しています。ほかのサーフブランドに比べるとタウンユースを意識したアイテムが多く、さまざまなアーティストとコラボしたアイテムも展開中です。

「トレンチ」はクリーンな配色で構成したカモフラ柄のフットベッドに、ブランドロゴを大胆に配置。リーズナブルなプライスながら、足元まで抜かりないルーカらしいデザイン性の高いビーチサンダルです。シンプルコーデのアクセントとしても打ってつけ。

ルーカ「トレンチ」

▼タイプ4:機能性に富んだビーチサンダルがお好みなら、アウトドアブランドを

アウトドアブランドのサンダルと言えば、山や川などの足元の悪い場所でも快適な履き味を実現するすぐれた機能性が魅力。その機能はビーチサンダルにも反映されているため、タウンユースでも履き心地を重視したいという方には、アウトドアブランドがおすすめです。

ブランド9:チャコ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

最大限の快適性と耐久性を追求し、流行に左右されないシンプルで機能的なフットウェアを提案し続けているチャコ。創業から展開しているストラップサンダルは、ブランドの代名詞です。人間工学に基づいて設計されているチャコのフットベッドは、抜群の履き心地を生み出す特徴のひとつ。長時間履いても疲れにくく、ビーチサンダルとは思えない快適な履き心地を提供してくれます。また、サンダルながらソールの張り替えが可能で、環境に配慮したブランド理念も支持を集めている要因です。

チャコ「メンズ チロス フリップ」

ブランド10:テバ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

昨今のスポーツサンダル人気をけん引しているテバは、世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを開発したことでも知られています。その抜群のフィット感は一度履いたらやめられないと評価されるほど。スタンダードなデザインから存在感ある色柄を採用したデザインまで、バリエーションの豊富さもテバが絶対的な人気を誇っている理由です。

ブランド定番のトングサンダルであり、スポーツサンダルに並ぶ人気を誇る「ボヤフリップ」は、衝撃吸収性にすぐれ、徐々に足裏にフィットしてくれる「Mushソール」のおかげで、スポーツサンダル同様の抜群の履き心地が楽しめます。幅広のストラップには履き心地の安定性を高める効果も。

テバ「ボヤフリップ」

ブランド11:キーン

出典:楽天市場

出典:楽天市場

“サンダルでつま先を守る”をコンセプトに2003年に誕生。ブランドの代名詞である「トゥ・プロテクション(つま先の保護機能)」は、“靴を超えたサンダル”として世界的にヒットしています。そのコンセプトはビーチサンダルにも採用。ほかとは一線を画す独特なデザインで、ビーチサンダルながらもつま先が守られていて高い安心感を得られます。

「ワイメア エイチツー」はオリジナルの「トゥ・プロテクション」を搭載した、キーンならではのユニークなデザインがポイント。足裏の形状に合わせて立体成型した「圧縮EVAフットベッド」が、高いクッション性を発揮してくれます。アウトソールは「ノンマーキングラバーソール」なので、グリップ性にすぐれた安定した履き心地を提供。

キーン「ワイメア エイチツー」

ブランド12:ホカ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

ランニングシューズが大ヒットしているホカは、分厚いミッドソールが特徴のシューズブランド。サンダルも多数ラインアップしており、シューズ同様、足運びがスムーズなゆりかご形状のソールと洗練されたデザインが特徴です。

近年ファッションアイテムとして定着しつつあるリカバリーサンダルは、運動後の足の疲れを回復させることを目的としたアイテムですが、ホカの「オラ リカバリー フリップ」は、履き心地抜群の分厚いミッドソールと洒脱なデザインがデイリー使いにおすすめです。

ホカ「オラ リカバリー フリップ」

ブランド13:シャカ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

1990年代に南アフリカ共和国で誕生したシャカは、2000年代前半に1度は消滅してしまったものの2013年に日本で復活。以降、人気サンダルブランドとしての地位を確立しています。1990年代当時のアーカイブを再現しつつもディテールは現代向けにアップデートされており、アウトドアの厳しい環境にも対応する高機能なアイテムを多数展開中です。

日本の草履の技術を取り入れたこちらの一足は、和テイストかつ涼しげなデザインが特徴的。ワイドな鼻緒は足当たりがよく、素材には「コーデュラナイロン」を採用しているため耐久性も申し分ありません。軽量でクッション性があるミッドソールや、丈夫でグリップ力にすぐれたアウトソールなど、アウトドアでも安心なこだわりのスペックはさすがのひと言。

シャカ「ローン スライド」

ブランド14:ザ・ノース・フェイス

出典:楽天市場

出典:楽天市場

言わずと知れた人気アウトドアブランド、ザ・ノース・フェイス。マウンテンパーカーやダウンジャケットなどのウェアのみならず、バッグやシューズなど小物類にも名品が揃う同ブランドは、サンダルのバリエーションも実に豊富。街にもなじむスタイリッシュなデザインでありながら、アウトドアブランドらしいすぐれた機能性も兼備しています。

ビーチサンダル「フラッフィ フリップ フロップ レペンテ」は、ソール部分の49%以上にさとうきび原料のバイオベース素材を使用。足を固定するウェビングテープもリサイクル素材で作られており、環境に配慮したモノ作りが感じられる一足です。フットベッドはクッション性と汎発性にすぐれたEVA製で履き心地は良好。抗菌防臭加工が施されており、嫌なニオイを軽減してくれるというのもうれしいポイントです。

ザ・ノース・フェイス「フラッフィ フリップ フロップ レペンテ」

▼タイプ5:独断でピックアップ。筆者が気になる日本発ビーチサンダルブランド

最後に、筆者の気になるビーチサンダルブランドをご紹介します。新鋭から老舗まで、今回は日本生まれのブランドを厳選。大人におすすめしたいおしゃれなブランドをピックしたので、選択肢のひとつに入れてみては?

ブランド15:シアーヴォ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

2017年にデビューしたビーチサンダルのブランド。ユナイテッドアローズやナノ・ユニバースなどが別注モデルをオーダーする、注目度も信頼性も高いブランドです。最大の特徴はカラバリの豊富さ。加えて、最高グレードの天然ゴムを使用したソールは適度な硬さと足なじみのよいやわらかさを兼ね備え、履き味にもすぐれています。

こちらはシップス エニィによる別注品。ブラウンのカラーリングが絶妙で、街着ともすんなりなじんでくれます。

シアーヴォ「シップス エニィ別注 ビーチサンダル」

ブランド16:九十九

出典:楽天市場

出典:楽天市場

ビーチサンダルの発祥の地である兵庫県神戸市が誇る、老舗ビーチサンダルメーカー、九十九(つくも)。ビーチサンダルが生まれた1950年代は日本各地に産地がありましたが、現在も常時製造するメーカーはここのみ。今もなお昔ながらの製法で一つひとつていねいに作られた日本製のビーチサンダルを神戸から発信しています。

こちらは走破性にすぐれた「ビブラムソール」仕様のビームスジャパン別注モデル。すべて熟練職人による手作りというのもポイントで、履き心地を第一に考えてていねいに作られています。ちなみに、本別注モデルのアイコンになっている足乗せ部分のビームスジャパンロゴも、職人の手刷りによるものです。

九十九「ビームスジャパン別注 ビブラムソール ビーチサンダル」

ブランド17:ジョジョ

出典:楽天市場

出典:楽天市場

京都・祇園の老舗履物匠「ない藤」の5代目が手掛けている「ジョジョ」。その風貌は、ほかのビーチサンダルとは大きく異なります。美しく放物線を描くストラップ、丸みのある特徴的なソールなど、日本古来の履物である草履をベースに、モダンで機能的、さらには履き心地が快適な新感覚のビーチサンダルを生み出しています。鼻緒部分は、ぴったりとフィットして力が入りやすい構造を採用。ソールには強度や耐摩擦性にすぐれたラバーを使用し、そのなかには反発性が強く、軽量なEVA素材を使うなど、デザインだけでなく、機能性もいいことが「ジョジョ」のビーチサンダルの魅力です。

ジョジョ「ビーチサンダル」

ブランド18:スイコック

出典:楽天市場

出典:楽天市場

2006年にスタートした日本のシューズブランド、スイコック。業界初「ビブラムソール」を採用したスポーツサンダルが有名で、履き心地にすぐれるアイテムをラインアップしています。“流行に左右されず、自分たちが欲しいモノを創り続ける”という潔いブランドコンセプトも、多くのファンに支持される理由のひとつです。

こちらは、オールラバー製でミニマルなデザインの「ザブ」。アッパーに使われているラバーには抗菌加工を施しているので菌が繁殖しにくく、ニオイ対策は万全です。オールブラックモデルはスタイリッシュな足元を演出してくれるので、タウンユースでも重宝すること請け合いです。

スイコック「ザブ」
近間恭子
Writer
近間恭子
ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。メンズ・レディースの雑誌やWEB媒体、カタログなどで活動している。 ビジネスからカジュアルまで、メンズファッション全般を得意としているが、昨今は趣味がこうじて旅企画も担当。
記事一覧へ
金原望弥(編集部)
Editor
金原望弥(編集部)
大学卒業後、出版社にて月刊誌の編集に従事。その後、カカクコムに入社し、ファッションメディア「TASCLAP」を経て、「価格.comマガジン」へ。腕時計やアウトドアを担当するZ世代エディターです。
記事一覧へ
本ページはAmazonアソシエイトプログラムによる収益を得ています
関連記事
SPECIAL
ページトップへ戻る
×