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選択肢が増えた次世代タバコ。それぞれどんな人に向いている?

アイコス、グロー、プルーム、パルズ を比較! 加熱式タバコの現状まとめ《2019年最新》

2019年現在、全国展開(予定を含む)されている加熱式タバコは12機種。ユーザーにとっては選択肢が多くうれしい半面、機種選びの難しさは極まっている状況である。そこでここでは、「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」それぞれの特徴と現状を、改めてまとめてみたい。
※記事内の情報はすべて、2019年11月11日時点の情報


燃やさないから煙が出ない。スモークレスが特徴の加熱式タバコ

加熱式タバコは、紙巻きタバコのようにタバコ葉に直接火をつけるのではなく、タバコ葉に熱を加えてニコチンを発生させる。煙が出ない代わりに、タバコ葉に含ませたグリセリン類によって蒸気を発生させて煙の代替とするのが基本だ。これにより、モノを燃やす時に発生するタールの量が9割以上減り、人体への悪影響が低減できると言われている。

なお、加熱式タバコは税金がかかっている立派な「タバコ」であり、日本で流通しているノンニコチン・ノンタールの「電子タバコ(VAPE)」とはまったく別モノであるということは覚えておきたい。

加熱式タバコから発生する蒸気は、紙巻きタバコの煙とは違い刺激臭が比較的少ないうえ、服や髪にニオイがつきにくい(写真はアイコス 3 マルチ)

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加熱式タバコには「高温加熱式」と「低温加熱式」の2種類がある

加熱式タバコは、加熱温度によって大きく2種類に分けられる。ひとつは「アイコス」(約300〜350℃)、「グロー・センス」を除く「グロー」(約240℃※「グロー・プロ」のブーストモードでは約280℃)、「プルーム・エス」(約200℃)のような高温加熱式。もうひとつは、「プルーム・テック」(約30℃)、「プルーム・テック・プラス」(約40℃)、「グロー・センス」(温度非公表)が採用している低温加熱式だ。基本的には高温加熱式のほうが喫味は強くなり、ニオイも強い。低温加熱式は喫味が弱くなる半面、ニオイが限りなく少なくなるというメリットがある。

紙巻きタバコユーザーも不自然さを感じにくい、“タバコ感”最強機種「アイコス」

「アイコス臭」と呼ばれる独特の酸味のある臭気は感じるものの、喫煙者が吸って1番違和感が少ないのが「アイコス(IQOS)」で、喫味の強さはNo.1だ。デバイスの無料レンタルサービスや、月額プランもあるなど、ほかの2社にはないサービスを行っている所も特徴と言えるだろう。

2019年9月に2本連続喫煙が可能な「アイコス 3 デュオ(IQOS 3 DUO)」が発売され、現在はバッテリー一体型で10本連続喫煙可能な「アイコス 3 マルチ(IQOS 3 MULTI)」、従来機「アイコス 2.4 プラス(IQOS 2.4 Plus)」と合わせて3機種展開となっている(「アイコス 3 デュオ」の発売にともない、「アイコス 3」は在庫がなくなり次第終売)。

「アイコス」の喫味が強いのは、本体またはホルダーに内蔵された加熱ブレードに専用の「ヒートスティック」を刺し、内側からタバコ葉を直接加熱する中心加熱方式だからだ。加熱温度も300〜350℃と、全機種中で最高になっている。ただその分、ニオイもきついのが、弱みといえば弱みだろう。

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「アイコス 3」のサイズ、仕様を踏襲しながらも、2本連続使用が可能になった「アイコス 3 デュオ」。ホルダー充電時間も短縮され、1本分なら約1分50秒、2本分なら約5分15秒の充電で使用することができる

「アイコス 3 マルチ」は、バッテリー一体型でコンパクト、さらに10本連続喫煙可能。しかし、満充電からの喫煙可能本数は10本で、「アイコス 3 デュオ」「アイコス 2.4 プラス」(20本)の半分となる

スティックを巻紙の外から温める周辺加熱式の「グロー」「プルーム・エス」と違い、ヒートスティックの中心に加熱ブレードを刺して内側からタバコ葉を直接加熱することで、強い喫味を実現している。ただ構造的に汚れがつきやすく、清掃は少しめんどうだ

アイコスは3種類のデバイスを展開しているが、心臓部(加熱方式)は同じなので、どれも喫味自体は変わらない

ヒートスティックは50円安い「ヒーツ」という選択肢もあり

現在、「アイコス」には2銘柄のヒートスティックが存在する。「マールボロ」と、「アイコス」のために開発された銘柄「ヒーツ」だ。「ヒーツ」は前述のアイコス臭が抑えられているほか、価格は520円(税込)の「マールボロ」より50円安い470円(税込)となっている。

現在全国発売されている「マールボロ」はレギュラー3種、メンソール5種の計8種類。喫味は最強レベルだがニオイも最強。「ヒーツ」は現行6種類

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高温加熱式の「グロー」には、喫味を「ブースト」できるハイエンド機種が登場!

「グロー(glo)」は本体の穴に専用の「ネオスティック」を差し込み、周囲から240℃で加熱する周辺加熱式だ。現在、スタンドダードモデルに位置づけられる「グロー シリーズ2(glo series 2)」を筆頭に4種のデバイスが展開されている。「アイコス」ほどタバコ感は強くないが、普段から「ケント(KENT)」を吸っている人や、軽めのメンソールを好む人に評判がいい。

また、バッテリー一体型で、機種によっては最大約30本分を連続して吸うことができるのが大きなメリットだ。「アイコス」より加熱温度が低い分、多少ニオイは控えめになる。しかしこの傾向は、最新の機種やネオスティックの改良・追加などでいくぶん様相が変わってきた。

高温加熱式「グロー」の現行機種は4種類。左から、「グロー シリーズ2」「グロー シリーズ2 ミニ」「グロー・プロ」「グロー・ナノ」。初代「グロー」は公式サイトから消えた

「アイコス」のようなブレードがない分、手入れが簡単で、この穴に専用ブラシを通すだけだ

「アイコス」のようなブレードがない分、手入れが簡単で、この穴に専用ブラシを通すだけだ

ブーストモードでより強い喫味を味わえる「グロー・プロ」

「喫味の強さならアイコス一択」というイメージをくつがえしたのが、2019年10月に登場した「グロー・プロ(glo pro)」である。IH誘導加熱方式を採用し、より満足感を高めるブーストモードを搭載することで、最速で約10秒というスピーディーな加熱と、より深い味わいを実現した。通常モードでは従来通りの約240℃加熱だが、ブーストモードでは加熱温度が約280℃に。喫煙時間は約3分と短くなるものの、使用するネオスティックによっては、「アイコス」に迫る強い喫味を味わえるようになった。

「グロー シリーズ2」とあまり変わらないサイズ感だが、ハイエンド機種の風格が漂う「グロー・プロ」

「グロー シリーズ2」とあまり変わらないサイズ感だが、ハイエンド機種の風格が漂う「グロー・プロ」

「グロー・プロ」と同時に発売された「グロー・ナノ(glo nano)」にも触れておきたい。「グロー・ナノ」の連続使用本数は約10本と少なめだが、シリーズ史上もっとも軽くコンパクトで、より手軽に使用しやすくなった。胸ポケットでもかさばらないサイズと重量で、従来と同じ喫味を味わえるのはうれしい。ブースト機能はないが、従来機の喫味で満足しており、軽さを重視する人なら待ち望んでいた機種だろう。

細長いフォルムで非常に軽く感じる「グロー・ナノ」

細長いフォルムで非常に軽く感じる「グロー・ナノ」

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「グロー」の強みはフレーバー数の多さとメンソールの豊富さ

「グロー」は、何と言っても選べるフレーバーが多い。ネオスティックのブランドは「ケント」と「ネオ(neo)」の2つで、合わせて23種類もある。しかもそのうち18種類はメンソールなので、メンソール好きでも頭を悩ませてしまうほど。また、フィルター内のカプセルを潰して清涼感をアップさせる「カプセルメンソール」は、加熱式タバコでは「グロー」でしか味わえないので、これが好きな人なら選択の理由になるはず。

特に「ネオ」のレギュラーは、かなり紙巻きタバコに近い味わいだと感じるので、よりタバコ感の強い味わいを求めるならば、「グロー・プロ」(ブーストモード)と「ネオ」(レギュラー)の組み合わせは、一度試してみる価値ありだ。

「ケント」には、喫味を強くした「インパクト」というシリーズ内シリーズをもある

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加熱式タバコのイメージをくつがえす渋みと深みが味わえる「ネオ」

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シリーズ初の低温加熱式「グロ−・センス」も登場

2019年8月には、高温加熱式よりも豊かなフレーバーを楽しめる「グロー・センス(glo sens)」が発売され、低温加熱式にも参入を果たした。「グロー・センス」の加熱温度は公表されていないが、おそらく30℃周辺と思われる軽めの喫味。「アロマを楽しむ」というコンセプトのこのデバイスは、「プルーム・テック」よりはやや喫味が強いが、「プルーム・テック・プラス」よりは弱いという、実に絶妙なところを突いてきた。

「グロー・センス」の見た目はポッド式VAPE。現在は東京都内在住者限定で販売されて、2019年11月にも全国展開が予定されている

「グロー・センス」の専用カートリッジ「ネオ・ポッド」。レギュラーはまさにVAPEのタバコ味で吸いにくいがメンソールは非常に吸いやすい。ただし、喫味は軽い。感覚的にはタール値3mg未満程度か。今後フレーバーは拡充予定

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ニオイの少なさは、高温加熱式になっても変わらない「プルーム」

3メーカーの中で唯一、低温加熱式タバコの「プルーム・テック」を販売して独自路線を歩んでいたJTだが、2019年1月に、「プルーム・テック」よりも吸いごたえを高めた低温加熱式「プルーム・テック・プラス」と高温加熱式の「プルーム・エス」を発売し、低温加熱式タバコ2機種、高温加熱式タバコ1機種という3機種体制になっている。

圧倒的なニオイの少なさだが喫味は軽い「プルーム・テック」

低温加熱式の「プルーム・テック(Ploom TECH)」は、カートリッジ内のグリセリン類を加熱して蒸気を発生させた後、微細に刻まれたタバコ葉入りの「たばこカプセル」に通過させることによってニコチン入りの蒸気を出すという方式である。たばこカプセル以外は、VAPE(電子タバコ)と同じ仕組みだ。しかも、加熱温度は約30℃と低温である。

そのため、「プルーム・テック」はニオイが驚くほど少ない。隣で吸っていても気づかれないこともあるほどなので、ニオイに配慮が必要な環境で使用することが多い喫煙者にとって、救世主のような存在だ。ただし、喫味は非常に軽い。タール値で言えば1〜3mg程度なので、もともと軽いタバコを吸っていた人以外は、物足りなく感じることが多いだろう。

吸えばスイッチがオンになる完全オートスイッチは11機種の中で「プルーム・テック」だけ。2019年10月からは充電時間を30分短縮させ、電池残量を知らせる新LEDを搭載した「Ver.1.5」が販売開始された。カラバリも増加中。旧機種(Ver1.25)の販売は在庫限りで終了となる

「プルーム・テック」の専用リフィルはVAPE風フレーバーが充実

現在「プルーム・テック」の専用リフィルは、「メビウス」「ピアニッシモ」の2銘柄で、計10種類。「グロー・センス」同様、VAPE風のフレーバーが充実しているのが特徴だ。DL方式で一気に吸い込むことで、フレーバーを存分に味わえる。

発売当初より複数回、味のリニューアルが行われて持続感などを強めている

発売当初より複数回、味のリニューアルが行われて持続感などを強めている

低温加熱式の限界まで喫味を強くした「プルーム・テック・プラス」

「プルーム・テックはもっと吸いごたえが欲しい」という声に応えて登場したのが、「プルーム・テック・プラス(Ploom TECH Plus)」だ。「プルーム・テック」の手軽さはほぼそのままに、加熱温度を10℃だけ高い40℃に設定し、たばこカプセルのタバコ葉の量を増やすことで喫味を強くした。スロートキックも強くなり、蒸気にも重みと深みが加わっている。また、カートリッジ内のリキッドをタンク式に変更し、液量もアップ。たっぷりの蒸気で満足感を高めている。それでいてニオイはほぼなしのままなのだから、すごい。低温加熱式でありながら、5〜7mg程度のタール値のタバコを吸っていた人なら満足できるレベルにまで喫味がアップ。低温加熱式とは思えない、しっかりとした深い喫味を実現している。

「プルーム・テック・プラス」は「プルーム・テック」より大型化し、VAPEのような見た目だ

「プルーム・テック・プラス」は「プルーム・テック」より大型化し、VAPEのような見た目だ

専用リフィルは拡充中

「プルーム・テック・プラス」専用のリフィルは、現在全8種類。「アイコス」や「グロー」には及ばないものの、低温加熱式のニオイのなさで強い喫味を味わえ、さまざまな味を楽しめるのは素晴らしい。

ただ喫味によってはクセがあり、レギュラー系では喉がイガイガするという人もたまにいる。その場合は他のフレーバーや「グロー・センス」を試すと大丈夫な場合があるので、試してみてもらいたい。筆者の実感としては、メンソール系のほうがこうした問題は起きにくいようだ。

専用たばこカプセルは、リキッドの入ったカートリッジ1本とたばこカプセル5個がセットになっている。レギュラー3種とメンソール5種の計8種類

「プルーム・テック」(左)と「プルーム・テック・プラス」(右)のたばこカプセルは同サイズだが、両者に互換性はないので注意

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高温加熱式でも絶妙な温度でニオイの少ない「プルーム・エス」

「プルーム・エス(Ploom S)」は、タバコ葉を紙巻きにした専用の「たばこスティック」を使用する高温加熱式タバコだ。「グロー」と同じ周辺加熱式を採用している。

加熱温度は約200℃で、この設定が実に絶妙。というのも、タバコ葉は加熱すると200℃周辺でニコチンを気化させるようになるのだが、それ以上温度が高くなると、ニオイが強くなる。200℃あたりが、高温加熱式特有の紙巻きタバコに近い喫味を実現しつつ、ニオイを最小限に抑えられる温度なのだ。

満充電から、たばこスティック約10本を連続して吸うことができる

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たばこスティックはまだ少ないが、「レギュラー」がうまい

現状、「プルーム・エス」の専用リフィル「たばこスティック」は、わずか4種類という必要最低限のラインアップにとどまっている。「レギュラー」に関して言えば、紙巻きタバコの「メビウス(MEVIUS、旧マイルドセブン)」ファンなら懐かしく感じてしまう味と香りを実現しているのに驚いた。そのため、周囲にニオイをあまり出さずに「メビウス」味を楽しめるという、不思議な感覚を味わうことができる。加熱式タバコ特有のニオイに耐えかねてメンソールを選択していた人も、ここでもう一度「レギュラー」を見直してみてもいいのではないか。クセのない、素直でマイルドな味わいは従来の加熱式タバコとはひと味もふた味も違う。

たばこスティックはレギュラー1種、メンソール3種の計4種類

たばこスティックはレギュラー1種、メンソール3種の計4種類

高温加熱式特有のニオイを軽減した期待の新星「パルズ」

「パルズ(PULSE)」は、2019年5月に福岡県内限定発売され、この10月に全国展開が開始された後発の高温加熱式タバコだ。加熱温度はアイコスに次ぐ高温となる約345℃。約315℃の「エコモード」も選べるので、1台で2種類の味わいが楽しめる。

バッテリー一体型で、コンパクトなサイズながら、フル充電の状態で連続最大20本まで喫煙が可能。また、独自の技術・製法を用いることで、ほかの高温加熱式タバコと比較しても、加熱時に発生する特有のニオイが軽減されているのも特徴だ。

電源を入れて20秒弱というスピーディーな起動。喫煙可能時間はパフ数に関係なく4分間

電源を入れて20秒弱というスピーディーな起動。喫煙可能時間はパフ数に関係なく4分間

中心加熱式だが、加熱ヒーターはアイコスのようなブレード状ではなく、キリのような形状

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「iD・スティック」はミントとメンソールのみ全国展開中

現在、全国展開されている「パルズ」の専用スティック「iD・スティック」は、ミントとメンソールの2種のみ(福岡県内では「レギュラー」も発売されている)。後発機種である「パルズ」が加熱式タバコ市場でどれだけのシェアを獲れるかの勝負は、「レギュラー」の「iD・スティック」が全国展開されてからが本番だろう。

2019年11月現在、レギュラーの全国展開やフレーバーの拡充は検討中とのこと

2019年11月現在、レギュラーの全国展開やフレーバーの拡充は検討中とのこと

まとめ 「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」はそれぞれどんな人に向いているか

加熱式タバコ市場は、かなり混迷の時代を迎えている。この現状において、「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」は、それぞれどんな人に向いているのだろうか。

まず、喫味の強さと1本の喫煙時間の長さを求めるのなら「アイコス」である。これは加熱式タバコブーム当初からずっと変わらない。また、「マールボロ」ブランドの味は、紙巻きタバコからの移行がもっともスムーズな喫味であり、ヒートスティック1本で約6分間味わえるのは、現在国内で流通している加熱式タバコデバイスでは最長だ。

これまで、「グロー」はフレーバーの豊富さが一番の売りという印象だったが、「グロー・プロ」(ブーストモード)×「ネオ」で「アイコス」に迫る喫味の強さを味わえるようになった。ただし喫煙可能時間は約3分と「アイコス」の半分なので、チェーンスモーカー向きだ。また、「シリーズ2」を使えば連続30本使用可能と、バッテリーの持ちはピカイチなので、ひんぱんに充電ができない人にも適しているだろう。コンパクトな新機種「グロー・ナノ」も使い勝手が非常にいい。

低温加熱式「グロー・センス」は、ニオイが気になって「プルーム・テック」シリーズを選んでいた人の選択肢になり得るものだ。今後入手がしやすくなれば、ブレイクする可能性もある。

ニオイが気になるのなら、「プルーム」シリーズだろう。「プルーム・テック」では物足りないが、「プルーム・テック・プラス」なら満足できるという人は多いはずだ。「プルーム・エス」は高温加熱式の中でもっともニオイが少ないので、ニオイを抑えつつ高温加熱式タバコを楽しみたいなら、一度チェックしてみてほしい。

「パルズ」は後発デバイスというだけあり、「本体サイズに対して連続喫煙本数が多い」「加熱温度を選べる」「高温加熱式特有のニオイが低減されている」などの優位性がある。現状はフレーバーの種類が限られているため、ターゲットがメンソール系を好むユーザーに限られるのが惜しいところだが、今後の展開に注目したい。

なお、ランニングコストを重視するなら、1カプセルを断続的に吸える「プルーム・テック」および「プルーム・テック・プラス」、「グロー・センス」が有利となる。高温加熱式タバコは、一度吸い始めたスティックを中断できないので、自然とコストが高くなってしまうのだ。ただし、本数ではなく、喫煙可能時間で考えると、1本を長く吸える「アイコス」のコスパも決して悪くないことを覚えておきたい。

価格.comマガジン編集部

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