レビュー

右or左はお好みで! ボディバッグの“斜め掛け問題”はアルパカの新作で解決

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いつものショルダーバッグやボディバッグがどうも使いづらい……と感じることはありませんか? 実はそれ、利き手と逆の設計になっていることが原因かもしれません。多くのバッグは、斜め掛けをする際に左の肩から掛ける「左掛け」を前提に作られていますが、合わない人にとっては使いづらいことこの上なし。ポケットやファスナーの位置が理想と逆になっていて、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?

アルパカ「メトロクロスボディ」。写真左は左掛け用の「LEFT」、写真右は右掛け用の「RIGHT」。公式サイト価格は各22,000円(税込)

アルパカ「メトロクロスボディ」。写真左は左掛け用の「LEFT」、写真右は右掛け用の「RIGHT」。公式サイト価格は各22,000円(税込)

今回はそんな悩みを解決してくれる、ALPAKA(アルパカ)の革新的なボディバッグ「METRO CROSSBODY(メトロクロスボディ)」をレビューします。

アルパカ「メトロクロスボディ」

ボディバッグに「利き手」という発想

アルパカは、時短・タイパを追求するオーストラリア発のバッグ&小物ブランド。これまでも、私たちのライフスタイルをスマートに導く独自性のあるアイテムを多数発信してきましたが、なかでもこの「メトロクロスボディ」は、まさに“目からウロコ”の製品。ボディバッグに「利き手」という概念を持ち込んだのです。

なぜ「利き手」にフォーカスしたのか? それは、多くの人が一度は感じるであろう“もどかしさ”を解消するため。ボディバッグを肩掛けするにあたり、右肩に掛けたい人もいれば、左肩に掛けたい人もいる。そんな、いわば当たり前のニーズに対応してくれるボディバッグって案外、これまでほとんどなかったように思います。

その点、本作は、右掛け用のモデルと左掛け用のモデルをラインアップ。左右のデザインを入れ替えた、設計の異なる2モデルを用意することにより、利き手に合わせた最高の使い心地を提供してくれるのです。

右掛け用の「RIGHT」を右肩に掛けるとこんな感じ。体に沿うようにフィットし、スマートな印象を与えます

右掛け用の「RIGHT」を右肩に掛けるとこんな感じ。体に沿うようにフィットし、スマートな印象を与えます

左掛け用の「LEFT」を左肩に掛けるとこんな感じです

左掛け用の「LEFT」を左肩に掛けるとこんな感じです

ちなみに、今回の撮影のために、右掛け用モデルと左掛け用モデルの両方を手元に用意していたので、「これはどっちだっけ……?」という状態になることも。判断基準としてサイドポケットの位置で見分けられることに気づきました(笑)。

アルパカ「メトロクロスボディ」

ビジネスシーンにもハマるスマートなデザイン

全体的にミニマルでスタイリッシュなデザインは、普段のラフな服装だけでなく、ジャケットスタイルのようなビジネスカジュアルやオフィスカジュアルにもマッチします。落ち着いたカラーバリエーション(ブラック、グリーン)も、ビジネスシーンでの使用を意識していると感じます。

シンプルかつスタイリッシュなルックスは、使うシーンを選びません

シンプルかつスタイリッシュなルックスは、使うシーンを選びません

手に取ってみて、いちばん気にいったのは、アルパカが得意とするスリムさ。電車内や街中など、人が多い場所でもじゃまになりません。かといって、収納力が低いわけではない。むしろ、見た目以上の収納力に驚かされます。

見た目以上の収納力! 整理整頓もお手のもの

「メトロクロスボディ」は、サイズが23(幅)×40(高さ)×13(奥行)cmで、容量は10Lです。

10Lあれば、ちょっとしたお出かけに必要な手回り品くらいは余裕で収納できます。何よりうれしいのは、整理整頓のしやすさ! 各所に配された豊富なポケットのおかげで、荷物の仕分けがスムーズ。それぞれのアイテムに最適な収納場所を提供してくれるのはうれしい限り。バッグの中身がゴチャゴチャで探しているものが見つからない……なんていうストレスとは無縁です。

本体のサイズに見合わない広々としたメインコンパートメント。11インチまでのノートPCやタブレットを収納できる専用ポケットも搭載しています

本体のサイズに見合わない広々としたメインコンパートメント。11インチまでのノートPCやタブレットを収納できる専用ポケットも搭載しています

フロントのポケットには、キーテザー付きファスナーポケットが備わっており、鍵をなくす心配もありません

フロントのポケットには、キーテザー付きファスナーポケットが備わっており、鍵をなくす心配もありません

なお本作は、タフで頼れる撥水素材。そのうえ主要なファスナーは止水仕様なので、雨の日でも大切なタブレットや携帯ゲーム機などを安心して運搬できます。しかも、バッグの重さはわずか730g。荷物が多くても、肩への負担を気にせず、軽快に持ち運べます。毎日使う相棒として、これ以上のものはないかもしれません。

アルパカ「メトロクロスボディ」

かゆいところに手が届く、細部へのこだわり

「メトロクロスボディ」を使っていると、よく考えられているな、と感じる点がいくつもあります。たとえば、ショルダーベルト部分のメッシュポケット。これはイヤホンやワイヤレスイヤホンのケースなど、すぐに取り出したい小物を入れるのに便利です。

そして、サイドポケットはファスナー付きで、収納するものの大きさに応じてサイズ調整ができる仕様になっています。同ポケット内部には、タンブラーや折りたたみ傘など、長いものを固定するためのバンドが付属している点も高評価です。

イヤホンや鍵などの小物を収納できるショルダーベルトのメッシュポケット

イヤホンや鍵などの小物を収納できるショルダーベルトのメッシュポケット

タンブラーや折りたたみ傘などを収納できるサイドポケット

タンブラーや折りたたみ傘などを収納できるサイドポケット

背面には、サイド部分にファスナーポケットが設置されていて、貴重品などを安全に収納できます。キャリーケースに取り付け可能なベルトループも付属しているので、旅行や出張の際にも重宝してくれますね。

背面にも使い勝手の向上を図る工夫がしっかり施されています

背面にも使い勝手の向上を図る工夫がしっかり施されています

バッグの安定感を高めるスタビリティストラップも、アルパカならではの細やかな配慮でしょう。ワンタッチで長さ調整が可能で、自転車に乗るときや荷物が重いときにキュッと締めればバッグの揺れを軽減できます。不要なときは取り外しもできるので、街歩きなどで身軽に動きたいときは外してシンプルに使うのもアリ。スタビリティストラップがない場合は、肩に掛けたままバッグを体の前までクルッと回せるため、中の荷物を取り出しやすいという利点があります。

スタビリティストラップがあるのとないのとでは、快適さが段違い! ふいにダッシュせざるを得ない場面でも、荷物を気にせずアクティブに動けます

スタビリティストラップがあるのとないのとでは、快適さが段違い! ふいにダッシュせざるを得ない場面でも、荷物を気にせずアクティブに動けます

これらの機能は、実際に使ってみて初めてその便利さに気づくものばかり。単に荷物を運べればいい、ということでなく、使い勝手をとことん向上させるべく、ユーザーのことを真剣に考えて設計されているんだなぁと感じました。

【まとめ】「メトロクロスボディ」で、毎日をスマートに

アルパカの「メトロクロスボディ」は、利き手に合わせた使い心地の追求、ビジネスシーンにもマッチするデザイン、見た目以上の収納力、水濡れを防いでくれる素材etc.……どれをとっても満足できるクオリティーです。一度手に取れば、もう手放せなくなるかもしれません。

ところで、皆さんはボディバッグを持つときは右肩掛け派ですか? それとも左肩掛け派ですか?

どちらの方でも、「メトロクロスボディ」は日常生活を格段に快適にしてくれるはず。ぜひ、自分にぴったりのモデルをチョイスしてください!

筆者は右利きで、左肩に掛けたい派。なので、右肩に掛けると違和感が結構あります。統計的には、私と同じように右利きで左肩に掛けたい人のほうが多いようです

筆者は右利きで、左肩に掛けたい派。なので、右肩に掛けると違和感が結構あります。統計的には、私と同じように右利きで左肩に掛けたい人のほうが多いようです

アルパカ「メトロクロスボディ」
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竹治昭宏
Writer
竹治昭宏
出版社勤務時代はメンズファッション誌、レディースファッション誌の編集者として奮闘。現在はフリーランスの編集/ライターとして、雑誌やWeb、カタログ制作など幅広く活動中。仕事として最新トレンドを追いかけつつも、プライベートではお気に入りの服や時計をずっと愛用するタイプ。ひと目惚れして新しく仲間入りさせたものがあっても、なぜか古くからあるものを使ってしまいがちです。
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岡田 太(編集部)
Editor
岡田 太(編集部)
雑誌とWebでファッション/ライフスタイル系メディアの編集長を務め、「価格.comマガジン」へ。被服費&趣味関連の散財でクレジットカードを使い倒してきた経験を生かし、現在はクレカを中心としたマネー記事を担当。
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