そろそろ年末の足音が。忘年会、クリスマス、新年会…などなど、人が集まるシーズン到来ですね。この時期の飲み会になると、座敷で鍋というシチュエーションに遭遇することが増えます。そんな時、足の蒸れ、気になりませんか?
意外に思うかもしれませんが、足の裏は実はすごく汗っかき。足裏には汗腺が発達しており、汗を出す能力を持った「能動汗腺」の密集度は、ワキや額を上回り、体の中で一番ともいわれています。その汗の量はなんと、両足で1日にコップ1杯分というから驚き。一日中靴を履いたままだと、あなたの足は蒸れに蒸れまくっていること間違いなしです。
単に蒸れるだけならいいのですが、汗は雑菌の繁殖を呼び、ひいては足のニオイにつながります。靴の中に汗を溜めこんで、くっさ〜い足になってしまっては、あまりよくありませんよね。
そんな悩みをスパッと解決してくれる(かもしれない)こんな靴、ご存知でしょうか?
このGEOX、「呼吸する靴」として特許登録されている「ジェオックス・システム」をつかったシューズブランド。
靴をひっくり返してみると、靴底に穴が開いているのがはっきりと見えます。このアウトソールの内側には、オリジナルの技術であるメンブレン(保護膜)があり、ミクロサイズの穴から汗を外へ排出し、靴内をドライで快適に保ってくれるそう。ちなみにこのメンブレン、水蒸気は通すけれど水は通さないため、外部からの水の侵入を防ぎつつ、靴内部の水蒸気だけを外へ逃がしてくれます。
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靴底に穴が開いていますが、ここから水が入ってくることはありません |
確かに暖房の効いた室内で一日中履いていても、足先が蒸れたような感じはありません。これ、かなり快適です。ちなみに、普通の革靴タイプ以外に、スニーカーやブーツなども揃っているので、ON、OFFどちらにも対応できるタイプが見つかりそう。
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こんなタイプもあります |
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もちろん靴底には穴が開いています |
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見えにくいですが、つま先の方に穴があるのが分かりますか?この穴から靴の外へ湿気を逃がしてくれているというわけなのです |
ちなみにキッズ用もあるので、運動量の多いお子さんの足汗対策にもいいですね。
写真のような穴の開いた「ラバーソールタイプ」以外に、表からは穴が見えない「レザーソールタイプ」もあるそうです。そちらももちろんメンブレンを搭載し、「呼吸するレザーソール」を実現しているとか。そろそろ呼吸できる靴で、あなたの足を息苦しさから解放してあげてみては?
(回遊舎/番場由紀江)