今年の冬も寒いですね。こんな時期、足元を冷やさないためには、ムートンブーツが最適。筆者も何足も持っています。
数多あるムートンブーツの中でも、特に有名なのはUGG。ほかのムートンといったいどこが違うの? 値段だけなんじゃないの? と思われたあなた、一緒にチェックしていきましょう。
もともとUGGは、牧羊が盛んなオーストラリアでサーファーたちのフットウェアとして誕生。サーファーたちが海に入って冷えた足を暖め、乾燥させるためのフットウェアとしてシープスキンを使ったのがUGGの始まりと言われています。そう、暖かいのに、湿気がこもりにくいというのが、UGGの特徴なのです。
それは、現在UGGが使用している素材にも受け継がれています。ひとつはシープスキン。UGGが使用しているのは、グレードAと呼ばれる最高品質のツインフェースシープスキンです。しかも、わずかな傷でも製品には使わないというこだわりを持って素材の段階で吟味されるそう。1足のブーツを作るには、結構なサイズの革が必要なため、お値段が張ってしまうのも納得です。そして、何より足を入れた時の羊毛感が半端ない!もっこもこで本当に気持ちがいいんです。さすがグレードA。クッション性も抜群なので、まるでコンフォートシューズのよう。
![]() |
もこもこのファーで足元は極楽気分 |
こんなにもこもこだと、足がムレて臭くなるんじゃないの? と心配になりますが、天然のシープスキンは湿気がこもりにくいため、脱いだ後の足のニオイも気になりません。(とはいえ、ストッキングやタイツなどの合成繊維を履いた足でUGGを着用した場合のニオイは、保証しかねますが…。)
ぜひ、あなたの足で極楽気分を体感してみてください。
(回遊舎/番場由紀江)